動画・音楽利用は「エンタメフリー」か「大容量高速クーポン」か

ぷららの無制限LTEのプランが終了するという中で、スマホやタブレットで動画や音楽を心ゆくまで楽しむためには30GB以上の高速クーポンの多いプランを契約するというのが、普通に考えればセオリーかと思います。ただ、今現在かなり注目されているのが、特定のサービスを利用する場合に高速クーポンが減らない(高速クーポンを使い切っていても高速で使える)オプションの付いたBIGLOBE LTEの「エンタメフリーオプション」です。ここでは改めてこうした2つのプランを比べてみて、どちらを選んだらいいのかというのを考えてみたいと思います。

まず、スマホやタブレットで動画を見るということは、どのくらい見るとデータをどのくらい使うのかということを調べてみました。まず、ネット放送局として多くの人に見られていると思われるAbemaTVです。画質は5段階で選べ、データ消費も画質によって変わってきます。自宅の回線で見るなら最高画質でも大丈夫ですが、外で見るならできるだけ低画質で行ないたいものです。Abemaテレビのサイトやアプリの設定画面で記載のあった、データ容量と視聴時間との関係は以下のようになっています。

・最低画質 1GBあたり約5時間
・低画質 1GBあたり約4時間
・中画質 1GBあたり約3時間
・高画質 1GBあたり約1.5時間
・最高画質 1GBあたり約1時間

こうしてみると、一日あたり5時間毎日見るようなケースでも最低画質にしておけば月30GBの契約でも可能だということです。ただしそこまで使わず、1日3時間くらい動画を見る程度だったら中画質くらいに上げても月30GBくらいのクーポンで十分なのかも知れません。

次に、YouTubeについて検証したいと思うのですが、その際、BIGLOBE LTEのエンタメフリーオプションでYouTubeを見る場合の画質については360p(普通画質・スマホの画面できれいに見えるくらい)くらいと言われていることに注目します。YouTubeの画質設定はAbemaTVより多く6段階ありますが、実際にスマホやタブレットで見る場合にはせいぜいが高画質までだと思いますのでその数値も紹介しておきます。

・最低画質(144p) 1GB 12.6時間
・低画質(240p) 1GBで8.4時間
・普通画質(360p) 1GBで4.3時間
・高画質(480p) 1GBで2.8時間

この2つのサービスの数値を比較すると、前述のエンタメフリーオプションを付けてストレスなく見られるAbemaTVの画質は、低画質から中画質くらいのクオリティであることが想像されます。ただ、この仕様は途中で止まらずにそこそこの画質で見られるという点において、大容量高速クーポンが付いた格安SIMでも同じくらいの画質で楽しむことを前提にするのがおすすめでしょう。

また、AbemaTVやYouTubeの他にBIGLOBE LTEのエンタメフリーオプションに加入すれば自由に見たり聞いたりできるサービスについては2017年6月現在では以下のサービスが対象になっています。

Google Play Music・Apple Music・Spotify・AWA・radiko.jp
今のところ動画サービスについてはAbemaTVとYouTubeのみで、後は音楽ストリーミングサービスやインターネットラジオという、もし低速でも200kbpsが安定して出るSIMカードなら、何のオプションを付けなくても普通に聴けてしまうレベルのサービスだけです。

低速でも安定して200kbps付近が出るMVNOとしては一つにはデータ専用なら千円を切る価格のOCN モバイル ONEの1日110MBプランがあります。このプランなら、YouTubeも最低画質の144pならば、何とか連続して動画を見られるくらいのクオリティがありますので、エンタメフリーオプションよりも安く利用できるというの点では意外と盲点になるかも知れません。

ここまでの内容を簡単にまとめると以下のようになるでしょう。

・30GB以上の高容量プラン

動画を見る時間によって容量を決める。音楽やラジオについては、高速と低速を切り替えられるスイッチの付いたMVNOを選び、音楽は極力低速の状態で利用すれば動画を見られる時間は増える。エンタメフリープランの使えないニコニコ動画やDAZNなども利用する場合に選ぶのが良い。

・BIGLOBE LTE エンタメフリープラン

とにかくYouTubeとAbemaTVをよく見る人にはおすすめのプラン。radikoや各種音楽ストリーミングサービスも、対応しているサービスを使っているなら利用もあり。ただし対応外のサービスを使うと高速クーポンが減るので、その使い方によって3GBプランにするのか6GBや12GBのプランにするのかを選ぶ必要があり。なお、高速と低速を切り替えることはできません。

・OCN モバイル ONE 1日110MBプラン

低速中心に使う場合、動画でもYouTubeの最低画質(144p)なら何とか止まらずに見られるので、音楽・ラジオなどのストリーミングサービスおよびYouTubeだけを見るならこのプランの利用もあり。なお、このプランには無料のWi-Fi利用が可能なので、コンビニなどで利用可能なスポットがあれば、自由にどんな動画も利用可能。

あと、その隙間を埋めるようなプランとしてUQモバイルの最大500kbps「データ無制限プラン」(3日で6GBを超えると制限される場合あり)や、WonderLinkの最大700kbpsのプラン(1日1GBで制限される場合あり)も考える余地はありそうです。しかし、このどちらのプランもいわゆる高速通信はできないので、購入した後で悔やまないためにも、十分に考えた上で選ばれるのがいいでしょう。このブログでは各社のプランについてカテゴリー別に紹介しておりますので、もう少し細かいプランについての内容をお知りになりたい場合にはカテゴリ別の内容からどうかご確認下さい。


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