月別アーカイブ: 2017年3月

ソフトバンク回線を使った日本通信の「b-mobile S 開幕SIM」の概要

2017年3月22日から提供が開始されるとしながらもなかなかその内容が発表されなかったソフトバンク回線を利用したプラン「b-mobile S 開幕SIM」の概要がようやく発表されました。ここでは、その内容をここで紹介します。(これから紹介するプランは、U-mobileの「U-mobile S」およびヤマダ電機の「ヤマダファミリーモバイル」が提供するソフトバンク回線のパッケージと同じものであると思われます)

まず、大切な事ですが今回発売されるSIMはiPhone専用のデータ通信SIMで、Android機やその他のハードには対応しないということです。この点はソフトバンクがiPhoneとその他のハードでSIMの内容を変えているということがあるので、あくまでソフトバンクのiPhoneを使っていた方がSIMロックを外さずに格安SIMで運用できるものとして評価すべきだろうと思います。ちなみに利用可能なハードは以下の通りです。

・iPhone 5以降、
・iPad Pro、iPad Air以降、
・iPad mini以降、iPad、iPad 2、iPad(第3世代)、iPad(第4世代)

次に、月間の高速クーポン量の違いによるプランは以下の通りとなっています。

・1GB/880円(税抜価格 以下同じ)
・3GB/1580円
・7GB/2980円
・30GB/4980円

データ利用における規制については3日300万パケット(360MB相当)の制限はあるようです。その場合と高速クーポンを使い切った場合に最大200kbpsに制限されるようになるそうです。

販売は税抜き3,000円のパッケージになり、利用するハードによってnanoSIMとmicroSIMがありますので、SIMの大きさを間違えて発注しないように気を付けて下さい。また、iPhone用のSIMとiPad用のSIMを入れ替えて使うことはできないようです。

なお、この内容は日本通信の発表および各種ネットニュースをニュースソースで書いていますが、そのどこを探してもSMSオプションについての表記はないため、このSIM自体にSMS機能が付いていないようですのでSMS利用を考えている方はご注意下さい。当然音声通話もできませんので、今のところは古いソフトバンクのiPhoneやiPadを有効活用するために出されたものであると現状では理解しています。ただその際、iPhoneやiPadでのテザリングはできないようですので、あくまで単体での利用に限られることになると思われます。

今後は他2社に比べると安いソフトバンク販売の白ロムの販売価格が高くなる傾向が出てくるかも知れませんので、とにかくiPhoneやiPadを安く使いたいと思っている方は、まずは通信パッケージよりもハードの方を先に購入することをおすすめしておきます。

(2017年3月22日 追記)

販売サイトで具体的にSMSオプションは提供されないとの確認が取れましたので、その点も明らかにするとともに、日本通信と同じサービスを提供するU-mobileとヤマダ電機の「ヤマダファミリーモバイル」の名前についても記載しました。以上3社の他に「スマモバ」もソフトバンク回線のMVNOを行なうという発表がありましたが、サービス開始時にいたってもウェブページの更新が見られないので、確認ができ次第ここか新たに項目を設けて解説をする予定にしています。

b-mobile


LINEモバイルの利用料を銀行口座から引き落とす方法

大手キャリアでないMVNOの泣き所の一つとして、支払い方法に銀行口座からの引き落としが使えないということがあります。普通にクレジットカードを使っている人にとってみるとどうでもいい事かも知れませんが、世の中にはどうしてもクレジットカードを持ちたくないが格安SIMを使いたいという方もいるかも知れません。

そして当然ですがクレジットカードを持てない年齢層もおり、自分で毎月の利用料は払えるのに本人名義のクレジットカードが作れないのでMVNOの契約を諦めている人もいるかも知れません。
さらに、世の中どんな曲がり角があるかわからないところもあります。現在は生活に全く不安がない人であっても他人の借金の保証人になったことで自己破産にまで追い込まれたとしたら、確実にクレジットカードは使えなくなります。

そんな人たちのために銀行口座からの引き落としが可能なMVNOというのは数が限られます。今回はその中でもSMSの付かない最安プランながらLINEの利用が高速で可能な「LINEフリープラン」なら月額500円(税抜価格 以下同じ)で利用可能なLINEモバイルについて、口座引き落としをする方法について紹介していきましょう。

今回紹介する口座引き落としの方法は、LINEが運営するプリペイドカード「LINE Pay カード」を利用する方法です。その方法とは、チャージ(入金)したお金を使い切ってしまった場合に自動的に銀行口座から自分で設定した金額がチャージされる「オートチャージ」の仕組みを利用します。ですから、「LINE Pay カード」でオートチャージが使える銀行口座が利用できるかがまずはハードルとなるでしょう。ちなみに、2017年3月現在でオートチャージ可能な銀行は以下の通りです。

・ゆうちょ銀行
・みずほ銀行
・三井住友銀行
・三菱東京UFJ銀行
・りそな銀行
・埼玉りそな銀行
・横浜銀行
・伊予銀行
・滋賀銀行
・百五銀行
・福岡銀行
・親和銀行
・秋田銀行
・十六銀行
・熊本銀行
・千葉銀行
・北洋銀行
・八十二銀行
・鳥取銀行
・北海道銀行
・足利銀行
・常陽銀行
・北陸銀行
・静岡銀行
・百十四銀行
・愛媛銀行

主要な都市銀行だけでなく地方銀行の数も増え、全国共通で使えるゆうちょ銀行をカバーしたことにより上記銀行でない銀行をメインバンクにしている場合は新たに口座を開く必要はあるものの、まずLINE Pay カード利用には問題はないでしょう。

すでにLINEモバイルを利用していてクレジットカードから決済している場合はマイページから支払い方法の変更を行ない、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、スリーエフ、そしてポプラというコンビニ店頭で購入できるLINE Pay カードを手に入れ、登録をし、さらにオートチャージに使う銀行口座を登録したのち、LINE Pay カードを使えるように設定します。

その際、「クレジットカード/LINE Payカード」および「LINE Pay カード」という2つの選択肢が出てきて戸惑うことになるかも知れませんが、ここではカード番号だけではなく有効期限や裏面の数字3ケタのセキュリティコードまで入力する「クレジットカード/LINE Payカード」を選んで必要事項を入力して下さい。その際、名前をローマ字で入力する画面がありますが、LINE Pay カードではその部分が「LINE MEMBER」となっています。ただ、カードを登録する際は自分の名前をサインして使うことになるので、ご自分の名前をローマ字表記にして記入すればいいと思います。

新たにLINEモバイルと契約する時も、支払い方法で選ぶカードを「クレジットカード/LINE Payカード」にします。そのまま手続きをしてSIMカードの到着を待つことになるのですが、その前に事務手数料として支払う料金が不足にならないように特に注意して下さい。

ちなみにLINEモバイルの初期費用は登録事務手数料3,000円(税抜)とSIMカード発行手数料400円(税抜)で、携末を別途購入した場合はその料金になります。毎月の利用料は初月は無料ですので、携末購入をされない場合は3,400円+消費税になりますので、利用開始月の翌月5日(5日が土日休日の場合は翌営業日)までにカードの残高がこの金額より少なくならないように初回だけは注意しましょう。

その後は毎月の請求になるのですが、データ通信を追加して使ったり、通話料金がかさむなど毎月の利用額に変動がある場合も注意が必要です。オートチャージはカードの残額が一定以下になった時に、いくらを自動でチャージするか決めることができるのですが、千円以上の変動が毎月ある場合は、常にカード残高を気にすることになってしまうのであまりおすすめすることはできません。できれば、一定額が安定して請求されるようなプランで利用するのが理想的ではないかと思います。

データ通信専用で最安の「LINEフリープラン」の場合、SMS付きで月額620円(税抜)SMSが付かないと最安の月額500円となり、千円を下回ります。LINEだけでなくtwitterやfacebook、Instagramなども高速で利用できる「コミュニケーションフリープラン」の場合、SMSが付いて月額3GBまでの高速クーポン利用可の場合は月額1,110円と月額千円を超えてしまいます。

プラン選択は個人の自由ですが、銀行から少ない金額でオートチャージを利用しようと思う場合には、「LINEフリープラン」で加入しておけば、オートチャージの設定を「残高が1,000円を下回る場合」にし、その際のオートチャージ金額を最低の1,000円に設定しておけば、通常の買い物で残高が少なくなっても常にカード内の残高は千円以上をキープしていますので毎月の料金支払いも安心です。もしデータ専用の「コミュニケーションフリープラン」以上のものか、通話付きプランにする場合は、毎月の利用金額に余裕を持たす形での設定が必要になりますので、月初のカード残高には十分に注意しながら設定を行なって下さい。

単純な口座引き落とし手続きとは違って、LINE Pay カードによる決済を使うと100円につき2ポイントいう2%のポイント還元があります。お使いのクレジットカードでの還元率とも比較してみる必要があるかも知れませんが、LINEモバイルの支払いだけでなく日々の買い物の支払いにもこのカードを利用することによって、実質的なLINEモバイルの利用料を0円にするだけのポイントを貯めるような利用方法も見えてきます。普通の家庭の食料品や日用品の支出をこのカードで必要な分だけ手動で入金していくようにするだけでも、最安の540~669ポイント/月(SMSなしとSMS付きの8%税込み価格の場合です)という条件はクリアできる可能性は高いのではないでしょうか。

ただし人によっては、カードの使用自体に慣れていなかったり、オートチャージできるということでついつい現金だけで決済している時よりお金をカード払いで使い過ぎてしまうという事もあるかも知れません。しかしカードの使い過ぎが心配な場合は日々持ち歩かないようにしてカードはLINEモバイルの支払い専用にするような方法も取れますし、いざという時のために、クレジットカード以外の支払い方法もキープしておきたかったり、高校生が自分で通信料を自分の口座から払いたいというような場合はこのLINEモバイル+LINE Pay カードとの組み合わせはいろいろおすすめです。

LINEモバイルの場合、データ専用のプランであっても広告を見ることによって無料で一般電話・携帯電話に掛けられる「LINE OUT FREE」という機能があり、LINE専用ということだけでないポテンシャルがあるので、学生が自分の力だけで持つSIMとしても(単体でこれしか使わない場合はSMSオプションは付けた方がいいかも知れません)大いにおすすめしておきます。

LINEモバイル


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ピクセラモバイル その1 LTE携末と同時購入で月額が安くなる?

主にテレビなどの映像関連の周辺機器で私も便利に今回紹介するピクセラの製品を使っているのですが、そのピクセラが新たにMVNO「ピクセラモバイル」を立ち上げました。今回はまずそのプランや仕組みについて紹介します。

基本的なプランは一つで、データ通信専用に限られ、SIMカードのサイズもmicroSIMおよびnanoSIMしかありません。つまり、音声通話や同じデータ通信でもSMSオプションが必要な場合には使えない分安くなっていると言えるかも知れません。

ピクセラモバイルには2つのプランがありますが、実は内容については同じです。違いはSIMを単体で契約するか、パソコンのUSB端子に接続して使うモバイルルーターと同時購入して使うかによって月額に違いがあります。そのプランの料金は以下の通りです。

・高速定額SIM 1,980円/月(税抜価格)
・端末同時申込 ずっと割 1,480円(税抜価格)

なお、「ずっと割」対応で同時購入すると月額が安くなるLTE端末のPIX-MT100が、オープニングキャンペーンとして定価の14,980円から割引きで購入できるキャンペーンがあります。申込日と端末料金の変動は以下の通りになっています(期間は全て2017年当時のものです)。この端末が面白いのは、パソコンに繋いでUSBモデムのようにも使えるのですが、モバイルバッテリーやACアダプタに直結すればモバイルルーターのように単体でも動作することです。もちろんSIMフリーになっています(対応LTEバンドはB1/B3/B19・SIMサイズはmicroSIM)。

・3月1日(水)~3月5日(日)9,980円(税込)
・3月6日(月)~3月12日(日)10,980円(税込)
・3月13日(月)~3月21日(火)11,980円(税込)

同じ内容で月額料金だけが違うので、長く使えば使うほど端末との同時購入のメリットがあるわけですが、実際このピクセラモバイルのデータ通信の決まりについて紹介していくことにしましょう。

SIMカードはドコモ回線からのMVNOで、速度は下り最大262.5Mbps・上り最大50Mbpsとなります。このスピードで利用するための条件というのは、「3日間・3GB以内」ということだけです。判定が下るのは毎日の午前1時で、その時に3日間さかのぼったデータ通信量が3GBを超えたと判定された場合、午前1時から24時間200kbpsの低速に制限されるわけです。ヘビーユーザーの場合、1日でも3GBを超えてしまったら翌日は低速になってしまいますので注意する必要はあります。

ご自身のモバイルでのデータ使用頻度をしっかり確認する必要はありますが、1日のデータ通信量は1GBも使わないというのなら、最安で月額1,480円というピクセラモバイルのデータ通信プランはうまく使えば月30GBに迫るくらいの高速通信を使える可能性があるということになります。ただし、データ通信量をホームページで確認することはできませんので、自分でしっかりと使用量を管理する必要は出てきます。

あと、注意しておきたいのが最低利用期間がデータ通信専用SIMにも関わらず存在するということです。ピクセラモバイルの場合は6ヶ月となっていまして、その前に解約しても契約月から6ヶ月分の通信料を払わなければいけないので、途中でSIMを返すことはあまり得策ではありません。とにかく6ヶ月使ってみて、その後で契約をどうするかということを判断すればいいのではないでしょうか。

このように、いろいろと癖のありそうなピクセラモバイルではありますが、以上のような事を十分に理解した上で使えば、かなり使えるのではないかと思われる方も少なくないのではないでしょうか。トータルで安く利用したい場合には、LTE端末が安く購入できるキャンペーンをうまく使われるのがいいと思います。

・ピクセラモバイル
http://www.pixela.co.jp/products/network/pixelamobile/


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MILEAGE SIM 申込時の初期事務手数料・SIMカード準備料が3月末日まで無料

ANAのマイルを貯めている人にとっては使わなければ使わないほどANAのマイルが貯まるというMILEAGE SIMですが、新年度を迎えるにあたりこちらのホームページ限定のキャンペーンの案内が来ましたので紹介します。

このページからの申し込みに限定されてしまうのですが、新規契約の場合の初期費用が2017年3月31日まで、0円というキャンペーンです。このホームページでは書いたことがあったかも知れませんが、NTTdocomoがMVNOに対してSIM発行のための手数料を徴収することになったことで、今までのつもりでいたところ約400円ではありますが余分に費用がかかることに憤る声もあるかも知れません。

こうした支払いをできるだけ安く上げるには、今回のようなキャンペーンをうまく利用するのが賢いやり方です。特に新年度から飛行機に乗る機会が増えることが予想される方については、飛行機に搭乗しただけでは少し足りないマイルを補填したり使わない分を別のポイントにしたりと活用法はいくらでも出てきます。

特定の目的がないとメリットがないということもあり、年中注目されているわけではありませんが、今まで3GB前後の高速クーポンでも翌々月には使わずに失効するような格安SIMの使い方をされている方で旅行や仕事で飛行機によく搭乗されるという方なら、今なら移転のための費用がかからない分入りやすくなっている時こそ入会のチャンスでしょう。興味がある方はぜひその概要を確かめてみてください。


FREETEL SIM その4 どの回線でも利用可能な「だれでもカケホーダイ」

MVNOの中でも通信料の「安さ」を売りにしたり、自社のブレンド名が刻印されたスマートフォンを出しているFREETELが、電話の定額通話プランについても新たなプランを打ち出してきました。

先日紹介したOCN モバイル ONEは、自社が提供する通話定額の仕組みを他のMVNOに売り込むことで自社サービスを広げようとしていましたが、FREETELの場合は同じ通話定額の仕組みをアプリをダウンロードした上で個別にユーザーが申し込むことで、MVNOや通信会社によらず、ユーザーの方で通話定額の契約を選ぶことができるようになりました。つまりFREETELのSIMを持っていない人でも通話定額がすぐに使えるようになるということです。具体的な料金については以下の通りです。(料金は全て税抜価格)

・1分かけ放題 299円/月
・5分かけ放題 840円/月
・10分かけ放題 1,499円/月

他社のかけ放題の中心が5分定額プランであり、FREETELの料金設定での5分定額は他社のプランとほとんど同じなので、5分定額などの通話定額プランがないMVNOを使っているユーザーでかけ放題が欲しい場合には、わざわざFREETELにSIMごと乗り換えないでもいい分お手軽です。また、1分ないし10分定額のないMVNOで通話定額を行なっていて、通話時間が多すぎると感じていれば1分定額を、5分ではとても足りないと思うならば10分定額を考えてみる余地は出てきます。

今回出たFREETELの「だれでもカケホーダイ」に入ると便利に使えるケースを考えてみますと、先に説明した格安SIM会社の中で「通話定額」のサービスを行なっていないためなかなか電話を掛けられなかったというケースの他に、大手キャリアに入っている人の電話についてのニーズを掘り起こすケースが有るかと思います。

ソフトバンクから出てきた「ホワイトプラン」は、同じグループ内での電話をかけ放題にしますが、午後9時から翌午前1時まではかけ放題にならず、さらに一般電話や他社携帯への発信も別料金になります。そうしたかけ放題にならないケースをこのプランで補うようにすれば、1分定額の月々299円の契約でも、一旦電話して長くなりそうだったら折り返し掛けてくれるように頼むという技も使えます。

ドコモやauでもホワイトプランと同じようなプランがあり、家族同士の通話に必要だからと契約を続けているような場合、緊急に例外的に掛ける際の通話料金を定額にするという目的で加入するというのも有りでしょう。また、どの会社の回線を使っているかわからない相手に掛ける場合は、定額になるプレフィックス番号を付けるアプリからまず電話してみて、もし自分の回線と同じだとわかれば、普通にかけ放題になる時間の中で連絡を済ますようにもできるでしょう。

実際に加入する前に、まずは自分の通話料が毎月どのくらいの金額で推移しているか把握するというのも大切です。規定の通話定額時間を越えた場合には、他のサービスと同じようにNTTから請求される料金の半額である30秒10円で計算されます。定量制の契約で通話をしている場合、おおよそ半額の金額を越えないような形で通話定額のオプションを付ける方がいいですが、オプションを付けることで新たに電話する機会も出てくる場合もあるので、その辺も考慮しつつ考えていくのがいいのではないでしょうか。

FREETEL
https://www.freetel.jp/


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