月別アーカイブ: 2017年4月

楽天モバイル その6 ついにMVNOで初登場の「楽天でんわかけ放題」

相手の番号をダイヤルする前に、特定の番号を付けることでNTTdocomoやau、Softbankなど既存の回線を使わず独自の回線を利用できるというのが「プレフィックス電話」を使ったサービスです。そのプレフィックス電話の「楽天でんわ」を使うことで、国内通話5分間の通話定額サービスを初めて開始したのが楽天モバイルでしたが、その後10分定額を出したMVNO界の大手、OCN モバイル ONEやIIJmioの状況を横目で見ながら10分定額の衝撃を超える無制限定額のプランをついに楽天モバイルが出してきました。

ここで改めてMVNOでの通話定額の料金大系について説明しておきますと、各種通話定額は基本料金ではなくオプション料金2,380円の組み合わせにて提供されます。ですから通話定額を実現するためには音声+データ通信がセットになった基本料にオプションを付けるという形になるため、MVNOの場合は通話だけというかけ放題プランの提供はありません。具体的に楽天モバイルで「楽天でんわかけ放題」を付けたプランはどうなるのか、その料金とともにまずは紹介しましょう(以下の料金は全て税抜価格です)。

・ベーシックプラン(低速固定) 3,630円
・3.1GBプラン 3,980円
・5GBプラン 4,530円
・10GBプラン 5,340円
・20GBプラン 7,130円
・30GBプラン 8,530円

大手キャリアの場合、ガラケー専用のかけ放題は各キャリアとも基本料金で2,200円で提供されていて、明らかに楽天モバイルの料金より安いですが、この料金というのはあくまでガラケーか4Gガラホで利用することが必要になっており、もし面白半分に同じ会社のスマホやシムフリーの端末に入れて通信をすると「デバイス外通信」と判断され、その月の料金は2,700円と、ガラケー専用と比べると500円高い料金が請求されることになります。

これは、安く契約し、ガラケーを使わないでスマホの2枚同時利用ができる端末で使われることに対策をしたということですが、今回の楽天モバイルの料金設定は、その2,700円というスマホ用かけ放題の基本料金に930円をプラスすることで、速さこそ最大200kbpsと抑えられますがデータ通信も同時に可能になると考えるとなかなか面白いものがあります。

ただ、楽天モバイルでは3.1GBプランでも税抜4千円以下と安く維持できるので、このプランとシニア向けスマホでのセット売りをやればかなり売れそうな気がします。ユーザーの中にはあえて20GB以上の高速クーポンの量が多いプランに加入し、端末自体の通信よりもテザリングを主にする方もいるかも知れないので、楽天でんわのアプリがプリインストールされて普通にダイヤルしただけで楽天でんわを使うことが可能なSIMフリーのガラホが出たら、それはそれで面白そうでもあります。

ただ、プレフィックス電話だと従来のガラホではプレフィックス番号の設定をして発信する必要があるのでスマホのようにスムーズに電話を掛けられないケースもあり、その点を考えれば通話だけの人が大手キャリアのかけ放題を使うことはまだ廃れないと思います。しかし、今まで通話無制限の問題があるのでMVNOに移行できなかった人達も、真剣に格安SIMをSIMフリーのスマホで使うことも考えられるようになりました。この発表を受けて他の大手MVNOが静観するのか動いてくるのかという事も含めて注目して見ていきたいと思います。




「IIJmio」その9 通話定額オプションが最大5分から10分へ

MVNO各社の通話定額のデフォルトは、楽天モバイルが最初に開始した時の5分間までの通話でしたが、MVNOの雄であるOCN モバイル ONEが10分までの定額を本サービスとして行なっていて他に追随する所はなかったのですが、MVNOのもう一つの雄「IIJmio」がついに動きました。

この変更は2017年5月1日から改定され、利用が可能になります。今回の改定でよりメリットを受けるのは、IIJmioが用意しているプランの中でもauの回線を利用している「タイプA」のプランの方でしょう。他に同様のプランを用意しているmineoの場合は5分間までの通話定額プランしかありませんから、10分間の定額をau回線のスマホで実現したい場合は便利なサービスになりますので、今後かなり注目されるプランになるのではないかと思います。

また、これでMVNOの通話定額は5分から10分がデフォルトになるのではないかというような流れになるのかなという点にも興味が出てきます。MVNOの大手2社が値上げをしないで通話時間を5分から倍の10分に増やしたということの意味は大きいのではないかと私は思います。この流れに他社が追随するか、電話サービス自体を自社でやらないでOCN モバイル ONEやIIJmioの電話サービスを使って行なうようになっていくのかという点も今後のMVNOの勢力図を見ていく中でどうなっていくのかという見方も出てくるでしょう。

ただ、MVNOが通話定額の時間を倍にしたと言っても、こみあった話になってしまったら5分でも10分でも収まるわけはなく、30分くらいの電話になってしまうこともあります。そう考えると、家族同士の通話に限り30分までの定額を実現しているIIJmioは家族みんなで入る場合にはより便利に使える可能性があります。できるだけオプション料金より高い通話料を払いたくないと思っている方は、指定の時間を経過すると自動的に通話が切れる仕組みを持つアプリもありますので、急に切れても失礼にならない方との電話がほとんどだったら、事前にアプリをインストールして併用するような事を考えてもいいのではないでしょうか。


大手キャリアから格安SIMへの移行法 その3 迷ったら月額2千円前後のプラン

大手キャリアが解約金なしで移転可能な更新月が来て端末も決まったら、あとはどういったプランを選ぶかということになります。格安SIMと呼ばれるものは全キャリアの回線を使えるものが出ていて、さらにその内容といったらとてもここだけでは紹介できないだけの多くの業者がプランを出しています。

そんな中、選ぶプランについて、内容はともかくとにかく安いものにするのか、大手キャリアで使っていたものと同じ程度のものにするのか、大手キャリアの標準プランより高速データ通信が使えるものにするのかによって選び方も変わってきます。

それまでの大手キャリアで、月あたり1GBから3GBくらいの高速データ通信プランを使っていて全く使い切れず、そもそもデータ通信自体はメールやSNSくらいしかしないという方でしたら、ある意味最安と言える、高速クーポンが0から1GBあたりのデータ通信に通話プランを付けられる安いプランを探すということになるでしょう。具体的には、通話について5分定額のオプションも付けず、待ち受け専用でもいいのなら、以上のようなプランがあります(価格は全て税抜価格です)。

1.ロケットモバイル 月額948円から
2.FREETEL SIM 月額最低999円からの運用可(高速100MB以内に低速切り替え必要)
3.DMM mobile ライトプラン 月額1,140円から(高速クーポンなし)通話アプリ有り
4.イオンモバイル 月額1,130円からで高速クーポン500MB付
5.ワイヤレスゲート 月額1,204円からでWi-Fi付 低速250kbps
6.楽天モバイル 月額1,250円から(高速クーポンなし)通話アプリ有り

この中では「FREETEL」「DMM mobile」「イオンモバイル」「楽天モバイル」を選べば通話に5分定額のオプションを月800円前後で付けられるので、こうしたオプションを付けても2,000円前後で契約を維持できます。ただし、上記プランの内容はほとんど低速専用か、高速クーポンが少ないものですので、それなりにウェブなどでネットを使う場合には、もう少し予算を出して月間3GB前後のプランにすることも考えられます。

さらにここでは、最安にはこだわらず、月間3GB程度の高速クーポンが付き、通話定額5分ないし10分の利用が可能なプランについて紹介しましょう。この種のプランは数が多いこともあり、幾分恣意的になってしまう点はありますがご了承下さい。

1.mineo

ドコモプラン3GB(1,600円)、auプラン3GB(1,510円)と、二つの回線別の2つの料金プランがあり、これに5分かけ放題サービスの850円をプラスすると料金的には2,500円弱で利用できます。なお、定額サービスは専用アプリからの発信になります。auプランが安いので、auの端末で通話定額を利用したい場合は特におすすめです。

2.OCN モバイル ONE

回線はドコモですが、一日ごとに高速クーポンがリセットされる110MB/1日プラン(1,600円)と、一月3GBプラン(1,800円)と、2つのパターンからデータの使い方によって選べます。さらに、専用アプリ利用限定での通話定額は他社と比べると倍の10分間で、料金は5分定額並みの月額850円なので、一日110MBプランを選べるなら魅力的です。

3.DTI SIM

DTM SIMの場合は5分定額のオプションは780円と安いだけでなく、専用のアプリからでなく、番号を直接ダイヤルしても5分定額の対象になります。しかし、他社の場合はアプリから電話を掛ける場合の料金は常に30秒10円と通常の半額になるので、5分超過した分の通話料に差が出ますのでご注意下さい。ただしこの方式だといちいち専用アプリから発信したかどうか確認しなくても、通話時間だけで電話料金を考えればいい分、よりキャリアの通話定額に近いものだと言えるでしょう。このオプションに付ける基本契約は、高速クーポン1GB1,200円、3GB1,490円あたりがバランスがいいと思われます。

こうしてみると、大体高いところでも月額2,500円以内に収まるプランで満足できるならば、格安のメリットも受けた上でそれほどキャリアで使っていた時とは変わらない形で使えるようになるのではないかと思います。もしこれらのプランでも高速クーポンが足りないということならば、高速クーポンが20GB以上あるプランを選ぶこともできますが、それは実際にスマホを使ってみて高速クーポンが足りなくなるのかどうかを使いながら判断してからでも遅くはありません。

ここまで、簡単にとは言いながらかなり長い文章て説明させていただきましたが、少なくともこのくらいは事前に検討した上て格安SIMや格安スマホを購入するようにしないと、元々加入していた大手キャリアと比べてみて、こんなはずではなかったと後悔する事も出てきてしまうように思います。ここまで読んでいただいて自分で申し込めそうだと思われた方は、このブログで各MVNO事業者ごとに紹介している記事の方も参考になさって、ここでは紹介しきれなかった新たなプランなどを見付けて、自分の使い方に合ったものを契約するように考えてみられてはいかがでしょう。


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大手キャリアから格安SIMへの移行法 その2 端末選び

前回の内容で、大手キャリアに加入していた方が更新月と端末代金の残債について確認をし、いよいよ更新月を待って格安SIMを扱うMVNOに移行する体勢が整ったことを前提に、具体的な内容に踏み込んで行きたいと思います。

まず、何をおいても大切なのは格安SIMを使うためのスマホ・タブレットなどの端末選びになります。ここでは事前に大手キャリアの電話を含む回線を格安SIMに変更する手続きを想定していますので、大型のタブレットやモバイルルーターにデータ通信専用のSIMを入れて使うようなケースは想定していませんので、ここはあえてスマートフォンを使うと仮定して購入案内をしていきたいと思います。

まず、今まで大手キャリアのスマホを使っていてそのスマホを格安SIMでも引き続いて使いたいと思っている場合です。これについては大手キャリアによってその扱いは違ってきます。

・ソフトバンク(Y!mobileも含む)

まだMVNO自体が始まって間もないこともあり、様々な制限があります。具体的かつはっきり言うと、iPhone5以降のiPhoneを使っていないとソフトバンク回線のMVNOは使えません。ちなみに、業者もb-mobile(日本通信)、ヤマダファミリーモバイル(ヤマダ電機)、U-mobile S(U-mobile)の3社で、内容は全て同じものです。さらにこの契約はデータ通信専用契約であり、音声通話サービスも使えませんので前回紹介した番号ポータビリティも使えません。あくまでソフトバンクのiPhoneやiPadを使っていた人が、SIMロック解除なしでも安くデータ専用端末として使えるためのものだということで、元々ソフトバンクやY!mobileを使っていた方が電話番号を引き継いで格安SIMを使いたい場合には、auかドコモの回線を使っているMVNO業者に変更することを考えるべきでしょう。

・au

auの場合はiPhoneを含め、端末によってはそのまま格安SIMを使うことができます。ただMVNOが提供するSIMは4G(LTE)のSIMになりますので、通話を含むサービスを格安SIMで利用するためには古い3Gしか使えない端末には入れて利用できなくなります。具体的に使えるauの端末については、auのSIMカードを取り扱っているmineo・UQmobile・IIJmioのホームページに記載があると思いますので、自分の持っているスマホの型番を調べ、利用可能な端末の中にあるかをまずは確認しましょう。もしない場合には電話でもメールでも、具体的な型番を書いて使えるかどうか確認してもらうことをおすすめします。

・ドコモ

ドコモもauに準じるような形になりますが、何より扱っている格安SIMはそのほとんどがドコモを扱っており、auとは違って古い端末である3G(mova)端末でも動く格安SIMもあります。そんな中、LINEモバイルやWonderlinkのように、3G専用端末では使えないLTE専用機でしか使えないSIMを提供しているところもありますので、持っている端末がLTE対応のスマホであるのかそうでないかも含めて、加入したいMVNOに直接聞くのが一番いいと思います。

このように、直接MVNOに問い合わせをした場合、自分の使っているスマホに入れるSIMのサイズについても相談しておいた方がいいでしょう。スマホと中に入るSIMとの関係は時間を遡るにしたがって「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」とどんどん小さくなっていっています。一番小さい「nanoSIM」にアダプターを付けて古いスマホに入れることはできますが、その逆はSIMカードを切るしかなくなります。ただ、初心者についてはアダプターを付けて利用するのもハードルが高いと思いますので、今持っているスマホに合ったSIMカードの大きさを十分に把握した上で注文することが必要になってくるのです。

古いスマホを流用せず、格安SIMに変えるのを機に、新しいスマホにする場合は、端末との同時購入がまずはおすすめになります。同時購入の場合は保証の手続きも加入と同時にできるので、落としたりして壊した経験がある方は保証に入る前提で考えた方がいいと思います。お金の節約のため、保証に入るべきか否かという風に考えた時、もし利用するスマホ以外にSIMを差し替えて使える使っていないスマホが別にあるなら、いざという時にはその古いスマホで利用を続け、改めて新品のスマホ本体だけを購入するという風に考えるなら入らなくてもいいと思います。前のキャリアの関係で差し替えて使えなかったり、ガラケーから初めてスマホを購入するなど、スマホは購入した一台しかないような場合は保証サービスへの加入を考えるべきでしょう。

また、ドコモやauの対象端末からMVNOに移るような場合は新しいスマホをセット購入した場合でも旧スマホは売らずに保管しておき、いざという時に代替機として使うようにするのも一つの方法です。その際、機種を選ぶ場合は前使っていたSIMカードと大きさが同じものでないと入れ替えて使うことはできませんので、特にmicroSIM対応のスマホを過去に使っていた場合には新しいスマホ購入には注意して下さい。どうしても新たに購入候補に入っているスマホがnanoSIM対応機しかない場合、最後の非常手段としてスマホアダプタを付けて旧機種を使うという方法もありますが、それで通信できなかったりSIMカードが抜けなくなったとしても自己責任となってしまいますのでその辺の事を十分ご理解の上でお試し下さい。

過去端末の流用でもなく、SIMとセットでの購入でもない場合、自分で端末を用意することになるのですが、これについては新品か中古かでも変わってきますが、ドコモやauの格安SIMを使おうと思っている場合、新品より中古の方がリーズナブルに手に入る可能性があるので、できるだけ安くスマホを買いたいとか、代替機として急に必要になったという場合には安く買える中古品を物色するのがおすすめな場合もあります。なお、中古品における価格について、最新のnanoSIM対応でないので安くなっている場合もあります。基本的には新品でも中古でもnanoSIMを採用しているスマホを購入するのが差し替えて使うことを考えるとおすすめです。実際に店頭で購入できる場合は、自分の使っているSIMかーどの大きさをお店の人に教えた上で対象のスマホを出してもらった中から選ぶべきでしょうし、通販の場合は検索の条件としてSIMカードの大きさを入力してから品定めをすることがまずは大事です。

新品についてもSIMカードの大きさで選ぶなら、最新スマホが多く採用しているので差し替えて使いやすいnanoSIM対応のものを購入すべきでしょう。こうしてみると、初心者にとってはSIMカードとスマホとの別々買いというのはかなりハードルが高いと思われるかも知れませんが、スマホ本体はいわゆる家電と同じく一括購入なので、端末の割賦契約が発生しません。当然MVNOの提供する端末でも一括で購入できる価格があると思うのですが、その価格よりかなり安く買える状況も存在します。さらに、端末補償についてもショップによっては他の家電と同じように複数年保証のサービスが有料で付くことも多いので、そうした保証付きでもMVNOの価格より安ければ、あえて単発買いも視野に入れるべきかも知れません。そうでもないなら初心者の方にとっては、端末の同時購入の方が楽ですぐに始められ、なおかつSIMカードがスマホに入らないというトラブルとも無縁だろうと思うのでおすすめと言えるかも知れません。

そしてもう一つ、スマホの型番を決める際に大切になるのは、海外メーカーにするか国産メーカーにするかという選択です。あくまで一般的な話ですが、海外メーカーのものは世界標準の機能は充実しているものの、日本固有のサービスや機能が付いていなかったりすることも多いので、ここで気にする点は「防水は必要か?」「おサイフケータイ機能は必要か?」「ワンセグは必要か?」の3点が主になるでしょう。こうした機能が必要なら、現在SIMフリーでauでもドコモでも使えるスマホを富士通が、ドコモのみでもいいならシャープ製のSIMフリースマホには防水もおサイフケータイ機能も付いているものがあるので、そちらのモデルを選ぶのが無難です。あと、iPhoneについては最新のiPhone7以降のモデルでないと防水もApple Payも使えないので、現在安くセットでMVNOでも売られているiPhoneSEを選んだ場合は上記3点は全てカバーしないものになりますので、その点も十分考慮の上、選ばれるべきでしょう。

しかしiPhoneにはiPhoneの良さがありますし、海外メーカーの出したアンドロイドスマホでも、iPhone7のようにカメラレンズを2つ搭載して相当に写りのいい内蔵カメラを持つ中国のメーカーHuaweiのようなものもありますので、逆におサイフケータイ機能は使わないし、防水機能もそう必要ないと感じるなら高いものから激安なものまで海外メーカーのスマホは実に色々な機能を持つものがありますので、その中で好みのものを見付け出すのもいいかも知れません。

さらに、いわゆる「タブレット」の範疇に入る製品の中には通話も可能な7インチタブレットもありますので、片手で持てるならば多少の大きさは気にしないというなら、そうした端末をメインにしたり、いざという時の代替機候補として持っておくというのも手です。具体的な機種名を挙げると情報が古くなった時に使いものになりませんので(^^;)、気になるMVNOでおすすめのスマホが、別にセールで安くなっているものがあったらまだ格安SIMに変わる前でも購入しておき、その端末に合うSIMを後で購入するという技も使えます。ともかく、格安SIMの世界では自由に携末を利用でき、さらに後で問題になりそうな保証でも、SIM申込時に端末を購入することで同時購入と同様の保証が利用できるところもありますので、まずは気になる業者のホームページを見て、どの端末がどのくらいの価格になっていて、さらに何が人気になっているのかを事前に十分にリサーチして更新月には一気に動けるように準備しておくのがいいと思います。


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大手キャリアから格安SIMへの移行法 その1 事前準備

国民生活センターに寄せられる相談のうち、日本の大手キャリアから格安SIMを提供するMVNOに変更した人が、格安スマホや格安SIMに関する相談をした件数が前年度比の2.8倍に達したことがニュースになっています。クレームの件数は加入者数に応じて多くなりますので、それだけ大手キャリアからMVNOに乗り換える人が多いということになるのでしょうが、同じクレームでも明らかにMVNO業者に非があるのか、実際のところそうでもないのかは、もう少し詳しくニュースを読むとわかってきます。

というのも、ニュースの中で「これまで通りのサービスを安く受けられると思っていたのに実際は違っていた」という相談が多いとのことで、まずは大手キャリアと格安SIMとの間にはどんな違いがあり、格安SIMや格安スマホに変更するとどう変わるのかについて説明しましょう。まずは加入時や端末修理時の対応についてです。

・有人店舗を設置している所は少ない
・基本的にインターネットでの取引きになる
・必然的にサポートは電話および宅配での対応になる
・修理中の代替機は基本的に支給されない

こうした対応に納得できない場合は、素直に大手キャリアとの契約を続けるべきです。格安SIMの会社によっては有人店舗があったり、端末と同時に購入がなくても加入時の保証プランに入ることにより、修理対応や代替機の提供が受けられる場合もありますが、代替機と使っているSIMカードとの間に互換性がない場合はせっかく代替機の提供を受けても利用することはできませんので、予備機として今使っているSIMを入れて使える安いスマホを持っておくことも格安SIMを使う場合の考え方の一つとなります。現在の主流といえるSIMカードのサイズは一番小さいサイズの「nanoSIM」なので、加入する際のSIMサイズはこのサイズにしておいた方が後々の事を考えると便利です。

次に、具体的なサービスの有無について紹介します。

・今まで使っていた「docomo」「ezweb」「softbank」の付いたメールは使えなくなる
・通話5分定額のサービスを利用する際、専用アプリからの発信でないと通話料金が5分以内でも20円/30秒の青天井になる
・大手キャリア専用のアプリやサービスが使えなくなる(ポイントサービスも)
・キャリアのスマホを流用する場合テザリングができなくなる端末がある

大手キャリアから格安SIMに移る場合、番号ポータビリティという仕組みを使えば今まで使っていた電話番号を格安SIMでも利用し続けることは可能ですが、そのためには事前の手続きが必要になります。有人の窓口があるところならその手続きを先方でやってもらえる可能性はありますが、全て自分でやりネットで切り替えるような場合、一連の手続きの全てを自分でやらなくてはなりません。そうした手続きをする自信がない人は極力有人店舗か家電量販店のような場所で販売を行なっている格安SIMの業者を通じて頼んでみることをおすすめします。そうすればキャリアメールこそ使えなくはなりますが、電話番号に直接メールを送る形で以前からの知り合いにも連絡を取ることはできますので、できれば以前の番号を引き継ぐ形で格安SIMに移ることをおすすめします。

また、そもそも格安SIMに移行するのに最適な時期というものが存在することも忘れないで下さい。大手キャリアの場合2年ないし3年間の継続契約を前提に料金を安く利用できているところがあるので、そのまま新たにまた2年ないし3年更新を選ぶのか、それとも別の会社に移るのか自分で決めることができる「更新月」というものが存在します。更新月の通知は郵送で送られたり端末に直接メールによって来るようになっていて、いつからいつまでに番号移管の手続きをすれば多額の解約金がかからないのかわかります。なお、前回の更新時に端末を買い替えている場合、いつ解約すれば端末購入時の残債がかからないのかについては、直接大手キャリアのセンターに電話して聞くのが確実です。

そうして、いつからいつまでの間なら解約金がかからずにスムーズに格安SIMに変更できるのかを理解した上で行動を起こすのが基本になります。思い立ったらすぐにショップへ行って解約の手続きをするのではなく、まずは「更新月」および加入元への端末の残債はないのか確認をするというのが基本中の基本だとまずは考えて下さい。その際、今までたまっていた大手キャリアのポイントがある場合は何かの買い物に使ったり電子マネーに換えたりするなど、きちんとポイントの整理をしてから移行するようにしましょう。解約してからポイントの残りに気付いてもどうにもなりません。そんな事にも注意しながらまずはいつ行動を起こすか計画を立てることからまずは始めてください。


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エキサイトモバイル その4 新生活応援キャンペーンと新料金

エキサイトモバイルでは2017年4月17日(月)12時から2017年5月31日(水)11時59分までの約1ヶ月半「新生活応援キャンペーン」として、新規契約手数料3,000円(税抜価格 以下の表示も同様)を0円にするキャンペーンを行ないます。さらに、高速クーポンが20GB以上のプランにおける値下げも発表しました。具体的な金額については以下の内容をごらん下さい。なお、4月分の料金は改定後の料金が適用になるそうです。

過去にも書かせていただきましたが、エキサイトモバイルは他の事業者と比べても早くからSIM3枚コースの提供を行なっていたこともあり、新規の契約手数料は1枚でも3枚でも変わらずに3,000円なので、今回のキャンペーンを利用すれば0円の契約手数料で3枚のSIMを手に入れ使い回すこともできるようになります。スマホだけでなくモバイルルーターやタブレット端末でもそれぞれLTE通信がしたい場合にはコストを少なく始めるにはいい機会ではあるでしょう。

・定額プラン1枚コース
20GB 4,750円から3,980円(770円の値下げ)
30GB 6,980円から5,980円(1,000円の値下げ)
40GB 9,980円から7,980円(2,000円の値下げ)
50GB 13,800円から10,180円(3,620円の値下げ)

・定額プラン3枚コース
20GB 5,180円から4,480円(700円の値下げ)
30GB 7,480円から6,580円(900円の値下げ)
40GB 10,280円から8,580円(1,700円の値下げ)
50GB 14,180円から10,680円(3,500円の値下げ)

以上の料金はデータ通信専用のものです。これにSMSを付けると一枚につき140円、音声通話を付けると同じく一枚につき700円のプラスになります。データSIMの定額プラン1枚コースで多くのプランが有るイオンモバイルと比べると、40GBでは少し高く、50GBでは少し安く、20GB 30GBでは同じです。

また、端末と回線を同時に購入する場合に特定の端末をキャンペーン期間内に購入すると割引価格で購入できます。ASUSのZenFone3(割引後35,980円)および、HUAWEのP9lite(割引後23,600円)と発表されていますので、当該機種を安く探している方で高速クーポンを増やした契約に切り替えたい方がいらしたら、この機会をどうぞうまく使ってみてください。