月別アーカイブ: 2017年6月

イオンモバイル その3 通話定額が5分から10分へ 夏のキャンペーンも

前回紹介した「イオンでんわ5分かけ放題」について、他社がかけ放題の時間制限を5分から10分に伸ばすに従って、ついにイオンモバイルも7月1日から対応することになりました。一回の通話による制限時間は従来の5分から10分以内になり、オプション契約の料金は月額850円(税抜価格 以下の表記も同じ)と据え置かれます。

こうした多くのMVNOの動向により、大手キャリアとMVNOとの差が徐々に出つつあります。MVNOの通話定額プランというのは、借りた回線を使うものの音声通話用の回線は使わず、MVNOが独自で用意するか大手MVNOが仕組みを作った電話回線を使っての発信となるので専用アプリを常に起動させておき、発信はスマホに元から入っている電話機能からではなく専用のアプリを介して行なうことになるのは今まで通りです。アプリではその際に自動的に目的の電話番号の前に特定の番号を付ける仕組みになっているので、ガラケーにSIMを入れてもこのサービスを使うことはできます。

ただし、その場合はイオンでんわ利用のための特定番号である「0037-691」を付けてからダイヤルすればオプション契約したSIMであれば定額での利用ができます。もしイオンモバイルでも販売しているガラホSH-N01で利用するのであれば、[電話機能]-[通話設定]-[プレフィックス設定]と進んだところで「0037-691」を登録し、[プレフィックス設定]の設定の一覧画面にある「発信時にプレフィックスを利用する」というところにチェックを入れれば一発発信ができるようになります。

従来のガラケーや大手キャリアの出しているガラホの場合は発信する前にオプションでプレフィックス番号を使うかを選んでから発信するという風に少し手間がかかりますので、ガラホでこの10分定額を使いたいと思う場合は、契約と同時にSH-01Nを手に入れて、細かい設定を店頭でやってもらってから使うのもいいかも知れません。

また、新オプション開始の7月1日からは別のキャンペーンも開催されるようです。2017年9月4日までに新規契約をした場合、通常3,000円かかるSIM代金が1枚1円になります。さらに、上記「10分かけ放題」と従来からある「050かけ放題」(データプラン契約だけで利用可能なIP電話の通話無制限サービスのオプションで月額1,500円)を契約した場合、3か月間オプション料金が半額になる優遇措置が受けられます。

・イオンモバイル
http://aeonmobile.jp/


U-mobile その7 「Super」「PREMIUM」のネット取扱い中止について

U-mobileのプランは早くからデータ通信無制限のプランを出したり、いち早くソフトバンクモバイル回線を出したりと様々な試行を重ねながら推移してきたように感じています。ただ、そうした多くのプランはユーザーにとってもわかりずらいものですし、今後の事を考えると「無制限」に使えないのに「無制限」をうたうこと自体が業界内ではあまり推奨されてはいないようにも思えます。

それでなくとも総務省が携帯大手3キャリアに意見を述べるなど、ユーザーにとってわかりずらい説明やプランの仕組みはMVNOであってもできるだけなくなって欲しいと思っています。そんな中でU-mobileは一部のプランのWebでの受け付けを2017年6月30日をもって終了するというアナウンスがされました。実店鋪ではこれから紹介するプランは販売を継続するということですが、直接ユーザーに説明しないともし後から何かクレームが来たら困るということなのだろうと思います。

まず一つ目のプランは、「U-mobile Super」というプランなのですが、このプランははっきり言うとY!mobileの基本プランと全く同じものと言った方が早いかも知れません。ソフトバンクモバイルの回線を利用し、10分以内の通話は無制限に行なえ、データ通信は2GB・6GB・12GBの3つに分けられていて、24ヶ月継続利用が前提のプランになっています。

すでにソフトバンクのMVNOとしては日本通信が独自のプランを出していますし、このプランに入りたいならY!mobileで入った方が実店舗もありますし、あえてU-mobileで入る意味を見出せないというのが状況の変化によって顕著になってきたのが今回の発表の元にあると言えるのではないでしょうか。

次に同じく6月30日でWeb受付を終了するのが「U-mobile PREMIUM」です。このプランはいわゆる高速データ通信の「無制限プラン」で、すでにぷららLTEがMVNOから撤退を発表しているように、無制限と言いながら時間や場所によっては制限があるプランになっていることから、これ以上新規ユーザーを募集するといざクレームが出たら恐いと当然会社の方は思っているでしょう。

私自身も「無制限」と言われて入ったものの時間によっては低速並みに遅い状況があったとしたら、お金を一部返して欲しいと言いたくなるかも知れないので、逆にこのU-mobileの判断というのは賢明な事なのかも知れません。現状で「U-mobile PREMIUM」に変わるプランと言うと、前回このブログで紹介させていただいた「U-mobile MAX25GB」という高速クーポンを月に25GBまで使えるプランで、「U-mobile PREMIUM」よりも月額100円安く提供されています(Lデータ専用:2,380円/月 L通話プラス:2,880円/月 全て税抜価格)。

この高速クーポンが大容量で安いプランというのはU-mobieが先陣を切ったようなところがありますので、今後U-mobileが今までのプランを整理してどう進化していくかというところも今後は注目されるところです。今後はさらに格安SIMといわれるMVNO間の競争が激しくなると思いますが、U-mobileにもそうした競争の中に入っていただいて、ユーザーにとって十分に使えるサービスを出していって欲しいものであります。




LINE モバイル その4 通話料半額のプレフィックス電話&10分通話定額OP

MVNOによる格安SIMを使う場合、データ通信専用にするか、通話もデータ通信も両方使いたいと思うかで選ぶ会社が違ってくることがあります。私の場合は通話とデータ通信を分けて使っているのですが、その方式だと必ず2台持ち以上になってしまうので全ての事を一台のスマホにまとめることに憧れるところもあります。

基本的にMVNOの方で通話に関するサービスと言えば、目的の番号の前に特定番号を付けるアプリをスマホに入れることによって通常は30秒20円かかる通話料を半額の30秒10円にし、さらに有料オプションで一回の通話時間が5分ないし10分、さらには時間無制限という通話定額のサービスを提供している所が多くあります。これに安いデータ通信プランを組み合わせることによって通話もデータ通信も一つのスマホで満足にこなすことができるようになります。

特に大手3社の携帯電話会社から移行して安く使いたいということになると、通話もデータ通信も両方使えるタイプのものが揃っているMVNOの方をおすすめしやすくなります。ただ今まで、肝心の通話プランが他社と比べると貧弱のためおすすめに躊躇していたのが「LINEモバイル」です。

LINEモバイルは他のMVNOと違って大手3社と同じように18才以上ならLINEの年齢認証ができるようになっているので、特にIDを使って友だち登録をしようと思っても他のMVNOのように面倒くさい手間を必要としません。ほとんど家族としかLINEの友だち登録をしない人はいいでしょうが、学生などで常に多くの人と友だちになってつながろうと思う場合、やはり年齢認証ができてIDによる検索をして友だち登録ができるというのはLINEのヘビーユーザーにとっては有難い仕様です。

今回はそれに加えて、いよいよLINEモバイルが通話アプリの提供と10分定額の有料オプションを始めることになりました。2017年6月20日から使えるようになっていますので、今まで通話用SIMを使っている方はアプリの「いつでも電話」をインストールすれば、このアプリからの発信については通話料が半額で利用できるようになりました。

さらに、同じく「いつでも電話」からの発信において、オプションの月額880円(税抜価格)の「10分電話かけ放題オプション」を契約すると、一般電話・携帯電話への通話が10分以内ならオプション料金以外のお金はかからないようになります。なお、2017年6月および7月にオプションに入られた方にはオプション料金を適用しないというキャンペーンも同時発表されていますので、試してみるのもいいでしょう。

5分定額でなく10分定額にしたということで、他社と比較しても十分競争力がありますし、通話プランの「LINEフリープラン」なら通話定額オプションを付けても2,080円(税別)で10分定額通話にLINE使い放題と1GBの高速オプションを使うことができるようになります。

人気の「コミュニケーションフリープラン」に通話定額オプションを付けても、2,570円(税抜価格)で3GBまでの高速クーポンを付けてLINE、twitter、facebook、Instagramは別枠で使い放題なので、友人関係だけならSNSのみで何とかなっても仕事などでどうしても普通の電話でも定額を付けたいと思われる人にとって加入しやすくなったと言えるでしょう。

もちろん通話定額を付けなくても、カードに割りふられている電話番号は「いつでも電話」のアプリから電話した時でも相手に通知されますので、今までそこそこの通話料金を払っていた方でも単純に通話料が半額になるメリットを受けることができるでしょう。毎月払っている通話料だけに注目し、その金額が880円を毎月越えている場合はすぐにオプションに加入した方が毎月の通話料を安くできますので、自分にあてはまると思ったらすぐに加入するのがいいだろうと思います。

また、他社のMVNOで5分・10分定額の通話利用が当り前だったためLINEモバイルへの移行をためらっておられた方は、待ちに待ったサービス開始だろうと思います。データ通信プランの安さや、何と言ってもクレジットカードがなくても、先にコンビニでLINE Payカードを購入して初期手数料をチャージすればカード無しでも契約できてしまうという大きなメリットがLINEモバイルにはあるので、そうしたメリットを享受したいと思われる方は本格的にLINEモバイルへの移行を考えてみられてはいかがでしょうか。

LINEモバイル


動画・音楽利用は「エンタメフリー」か「大容量高速クーポン」か

ぷららの無制限LTEのプランが終了するという中で、スマホやタブレットで動画や音楽を心ゆくまで楽しむためには30GB以上の高速クーポンの多いプランを契約するというのが、普通に考えればセオリーかと思います。ただ、今現在かなり注目されているのが、特定のサービスを利用する場合に高速クーポンが減らない(高速クーポンを使い切っていても高速で使える)オプションの付いたBIGLOBE LTEの「エンタメフリーオプション」です。ここでは改めてこうした2つのプランを比べてみて、どちらを選んだらいいのかというのを考えてみたいと思います。

まず、スマホやタブレットで動画を見るということは、どのくらい見るとデータをどのくらい使うのかということを調べてみました。まず、ネット放送局として多くの人に見られていると思われるAbemaTVです。画質は5段階で選べ、データ消費も画質によって変わってきます。自宅の回線で見るなら最高画質でも大丈夫ですが、外で見るならできるだけ低画質で行ないたいものです。Abemaテレビのサイトやアプリの設定画面で記載のあった、データ容量と視聴時間との関係は以下のようになっています。

・最低画質 1GBあたり約5時間
・低画質 1GBあたり約4時間
・中画質 1GBあたり約3時間
・高画質 1GBあたり約1.5時間
・最高画質 1GBあたり約1時間

こうしてみると、一日あたり5時間毎日見るようなケースでも最低画質にしておけば月30GBの契約でも可能だということです。ただしそこまで使わず、1日3時間くらい動画を見る程度だったら中画質くらいに上げても月30GBくらいのクーポンで十分なのかも知れません。

次に、YouTubeについて検証したいと思うのですが、その際、BIGLOBE LTEのエンタメフリーオプションでYouTubeを見る場合の画質については360p(普通画質・スマホの画面できれいに見えるくらい)くらいと言われていることに注目します。YouTubeの画質設定はAbemaTVより多く6段階ありますが、実際にスマホやタブレットで見る場合にはせいぜいが高画質までだと思いますのでその数値も紹介しておきます。

・最低画質(144p) 1GB 12.6時間
・低画質(240p) 1GBで8.4時間
・普通画質(360p) 1GBで4.3時間
・高画質(480p) 1GBで2.8時間

この2つのサービスの数値を比較すると、前述のエンタメフリーオプションを付けてストレスなく見られるAbemaTVの画質は、低画質から中画質くらいのクオリティであることが想像されます。ただ、この仕様は途中で止まらずにそこそこの画質で見られるという点において、大容量高速クーポンが付いた格安SIMでも同じくらいの画質で楽しむことを前提にするのがおすすめでしょう。

また、AbemaTVやYouTubeの他にBIGLOBE LTEのエンタメフリーオプションに加入すれば自由に見たり聞いたりできるサービスについては2017年6月現在では以下のサービスが対象になっています。

Google Play Music・Apple Music・Spotify・AWA・radiko.jp
今のところ動画サービスについてはAbemaTVとYouTubeのみで、後は音楽ストリーミングサービスやインターネットラジオという、もし低速でも200kbpsが安定して出るSIMカードなら、何のオプションを付けなくても普通に聴けてしまうレベルのサービスだけです。

低速でも安定して200kbps付近が出るMVNOとしては一つにはデータ専用なら千円を切る価格のOCN モバイル ONEの1日110MBプランがあります。このプランなら、YouTubeも最低画質の144pならば、何とか連続して動画を見られるくらいのクオリティがありますので、エンタメフリーオプションよりも安く利用できるというの点では意外と盲点になるかも知れません。

ここまでの内容を簡単にまとめると以下のようになるでしょう。

・30GB以上の高容量プラン

動画を見る時間によって容量を決める。音楽やラジオについては、高速と低速を切り替えられるスイッチの付いたMVNOを選び、音楽は極力低速の状態で利用すれば動画を見られる時間は増える。エンタメフリープランの使えないニコニコ動画やDAZNなども利用する場合に選ぶのが良い。

・BIGLOBE LTE エンタメフリープラン

とにかくYouTubeとAbemaTVをよく見る人にはおすすめのプラン。radikoや各種音楽ストリーミングサービスも、対応しているサービスを使っているなら利用もあり。ただし対応外のサービスを使うと高速クーポンが減るので、その使い方によって3GBプランにするのか6GBや12GBのプランにするのかを選ぶ必要があり。なお、高速と低速を切り替えることはできません。

・OCN モバイル ONE 1日110MBプラン

低速中心に使う場合、動画でもYouTubeの最低画質(144p)なら何とか止まらずに見られるので、音楽・ラジオなどのストリーミングサービスおよびYouTubeだけを見るならこのプランの利用もあり。なお、このプランには無料のWi-Fi利用が可能なので、コンビニなどで利用可能なスポットがあれば、自由にどんな動画も利用可能。

あと、その隙間を埋めるようなプランとしてUQモバイルの最大500kbps「データ無制限プラン」(3日で6GBを超えると制限される場合あり)や、WonderLinkの最大700kbpsのプラン(1日1GBで制限される場合あり)も考える余地はありそうです。しかし、このどちらのプランもいわゆる高速通信はできないので、購入した後で悔やまないためにも、十分に考えた上で選ばれるのがいいでしょう。このブログでは各社のプランについてカテゴリー別に紹介しておりますので、もう少し細かいプランについての内容をお知りになりたい場合にはカテゴリ別の内容からどうかご確認下さい。


LINEモバイル利用料をコンビニ払いにする

クレジットカードを使わないで格安SIMを使う方法の1つとして、Line mobileの利用料をLine Payカードで支払うことで、銀行口座からLine Payカードに自動チャージを行なうことで変則的ながら支払う方法を先日お知らせしました。

今回はあえて銀行から自動チャージの設定にしておきながら、Line Payの残高をスマホで確認しながら、自ら毎月あるいは隔月に銀行から自動チャージされる前に自分でコンビニに出向きチャージすることで銀行からも利用料金を落とさないようにするという試みです。

まず、LINE mobileの料金の仕組みとして、初回の利用料金は無料で、初月にかかる費用は初期契約事務手数料の3,000円および、SIM発行手数料が400円かかります。もちろん消費税分もかかりますので余裕を持って申込み前にローソンなどのコンビニで5,000円くらいをチャージしてLine Payカードを購入した後にLINEモバイルに申し込めば銀行口座へチャージされることはとりあえずありません。

その後、毎月の利用料のかかる4日より前の段階で、スマホからLine Payの残高を確認し、利用料が引き落とされた後で常にLine Pay内に千円以上残るようにして毎月のLINEモバイル利用料の百円単位を切り上げて千円単位でチャージを繰り返すようにすれば、クレジットも銀行口座も使わないでLINEモバイルの利用料をコンビニ支払いできるというわけです。

個人的におすすめなのは、プランを一番安い「LINEフリープラン」にしておくことです。そうすれば、毎月の支払いは500円から600円台(SMSオプション追加の場合)で済みますので、Line Payの口座が二千円以上あれば、とりあえず翌月はチャージをしなくても大丈夫です。残高が1,500円台から1,600円台の時には、以下数十円の残高によっては千円分のチャージが必要な場合があります。チャージをコンビニで行なう場合は(セブンイレブンではできないので注意)、専用端末からチケットを打ち出して支払うコンビニよりも、レジにお金を出せばその場ですぐチャージしてくれるローソンがおすすめですが、旅先などでどうしてもローソンが見付からないような場合に備えて、専用端末を使ったチャージの方法も覚えておきましょう。公式ブログに記載がありますので、その内容をリンクしておきます。

http://official-blog.line.me/ja/archives/58557321.html

毎月振替で様々な料金を払っている方には面倒くさい方法に思えるかも知れませんが、今の時代でも現金をお店に出して決済できるというのはいざという時には心強いものです。もし大きな災害が起き、銀行口座の現金を当座の生活資金に使っているうちに残高が足りなくなったような場合、通信費以外にも様々な費用が引き落としになっていると、どの費用が落ちてどれが落ちないかは運もありますが、それによりLINEが出来なくなってしまうと困るケースもあるでしょう。しかし、この方式なら銀行口座からのチャージができない場合でも直接コンビニから入金してLINEモバイルだけのためにお金を使うことができます。

そういう意味では災害が長期化した場合のために、あえてLINEモバイルの支払いをLine Payにしておくのもいいですし、クレジットカードが作れない学生が自分のおこずかいのみで利用するために使ったり、年配の方でクレジットカードをあえて持ちたくないと思っている人にとってもこうした支払い方があるということはもっと多くの人に知っておいてもらいたいと思います。

LINEモバイル


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「IIJmio」その10 大容量が欲しい人に嬉しいオプションプラン

IIJmioは日本でも老舗のネット接続業者を母体にしているMVNOですが、今まで一つ弱い点というと、20GB/月以上の大容量プランがないことでした。他社では特定のサービスのみをカウントフリーで提供するプランもありますが、それでは全てのサービスを網羅することはできないため、大容量プランへの加入もユーザーのニーズとしてはかなり期待されている中での登場です。

IIJmioの独特な点は、20GB・30GB/月の2つのコースが設定されているのですが、これらは基本プランの一つではなく、基本プランに付けられるオプションであるということです。IIJmioには以下のような基本プランがあります。

・ミニマムスタートプラン(3GB)
・ライトスタートプラン(6GB)
・ファミリーシェアプラン(10GB)

大容量オプションはこれらのプランに付けるので、例えば20GBのオプションを付けると、実際に毎月使える高速オプションの総量は23GB・26GB・30GBが基本プラン+3,100円(30GBなら月額5,000円 金額は全て税抜価格)で付けられるということになります。さらに、一つのオプションだけでは足りないくらい利用する場合には、何と20GBと30GBのオプションを2つ同時に付けることも可能になっているので、実質的には20GB・30GB・50GBという3つの高容量オプションが新たにできたということが言えるでしょう。ただし同じ容量のプラン2つを組み合わせて加入することはできませんので、月40GBや60GBを使いたいという場合には基本プランを月10GBのファミリーシェアプランにしてオプションで組み合わせましょう。

月の途中で加入する場合は、オプションの料金・容量とも日割りが適用されます。月半ばで加入した場合は料金は半額になりますが使える高速クーポンも半額になるわけです。申し込めば即日利用可能になりますが、最低利用期間は翌月末までとなりますのでその点は注意が必要です。

そして、気になるのがこのオプション容量を使い切れなかった場合にどうなるのかということがありますが、こちらの容量についても基本容量と同じで翌月末までの繰り越しが可能です。ただ、大容量を大量に余らせるような使い方をするとオプション料金を無駄にしてしまう可能性もあるので、今回のIIJmioの発表を機に、基本プランの見直しに着手してみるのもいいかも知れません。

例えば、今までライトスタートプランの6GB/月で加入していて、あまり使わずに翌月くりこしをしていた分と合わせて10GBくらいになっていたものを使わないまま終わることが多かったような方なら、ミニマムスタートプランにプラン変更し、くりこし分と合わせて足りなくなりそうな時にオプションプランの追加でまかなうようにするのも手です。基本料金の安いプランに変更すれば毎月の通信費用も抑えられますし、来月は旅行でモバイル通信を使いそうだなと思ったら、前の月の月末にオプションに入っておけば、翌月末のお好きな日(日割でデータ量と料金が決まるので翌月の利用量を考えて追加日を決めるのがおすすめ)にオプションを外すつもりで加入し、翌月まで1ヶ月と少しだけ大容量を使うようにもできます。

IIJmioは高速クーポンをあえて切って使わないようにしておくこともできますので、かなりきめ細かく高速クーポンを使用することもできるようになっています。またIIJmioの通信の安定性が気に入っている方であれば、例えば自宅のインターネットが使用できなくなった場合の緊急避難としてこのオプションを使うこともいざという時には考えることができますので、そういったもしもの時も考えている方にとっては今回の高容量オプションというのは興味を引かれる方も多いのではないでしょうか。


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BIGLOBE SIM その7「3GBプラン」でもエンタメフリー・シェアSIM可能に

先日、DTI SIMが「エンタメフリーオプション」に対抗したプランを発表したばかりですが、2017年6月1日からBiglobeでは「エンタメフリーオプション」や、SIMを同契約で最大4枚まで増やせる「シェアSIM」が付けられるプランを、今までの「6GBプラン」からより安い「3GBプラン」から付けられるように変更しました。

このオプション自体、スマホを持てばとにかくYouTubeを見なければ気の済まないお子さんがいるご家庭にはおすすめなものでした。例えば、本契約を親がして子供用にシェアSIMを使ってプランの高速クーポンをシェアしつつ、エンタメを楽しみたいSIMごとにエンタメフリーオプションを付ければ、動画を見る人見ない人でうまく複数入手したSIMを使い分けることができます。

今までは最低が6GBだったのでほとんど動画しか見ないという場合には高速クーポンが毎月余るような使い方をしている人にとっては実質的な値下げになるということで、興味を持たれる方も多いのではないかと思います。ただし、Biglobeのもう一つの6GBプランのメリットであった「Biglobe Wi-Fi」のライセンスは3GBプランには付きませんので、今までWi-Fiを使って外でのネット接続を楽しんできた人には微妙かも知れません。

それでは、具体的に料金についてみていきましょう(価格は全て税枝です)。

・3GBプラン
データSIMのみ 900円/月
SMS付1,020円/月
音声通話1,600円/月

・6GBプラン
データSIMのみ1,450円/月
SMS付1,570円/月
音声通話2,150円/月

2つのプランの差額は550円ですが、Biglobe Wi-Fiの1ライセンスが250円/月ですので、Wi-Fiをよく利用される方はこの点も考慮に入れるべきではあります。

次に、シェアSIMについてですが、1枚増やすごとに手数料の3,000円とSIMカード準備料の394円がかかります。その上での毎月の利用料金は

・データ通信のみSIMカード 200円/月
・SMSオプション付     320円/月
・音声通話付       900円/月

となっています。なお、「音声通話付き」のSIMを増やす場合には、親回線も音声通話付きの契約でなければなりません。その点に気を付けると、例えば親はメールとLINE、そしてニュースをウェブで見るくらいで、とにかく子供が動画を見まくるので安いプランを探しているような場合は、あえて音声通話を使わず、動画閲覧のみを主目的にしたタブレットに入れるSIMとして考えた場合、タブレットならSMSオプションもいらないと思いますので、増やした分の毎月の利用料は200円+980円=1,180円と他社の月3GBコースに加入するくらいの費用でエンタメフリーなタブレットを活用できることになります。

さらに今回エンタメフリーオプションが3GBからになったことで、親回線もデータ通信のみのプランで運用すれば、2回線合わせても900円+1,180円となり2,080円で利用できます。3GBプランに単体でエンタメフリーオプションに加入する場合の最安値が1,880円なので、SIM追加にかかる手数料はかかるものの、個人の所有でもあえて2回線契約し、普段持ちのスマホでは最低限の事しかせず、エンタメ系は全て2台持ちのタブレットで行なうという方法も考えられます。

その際、親回線を音声通話プランにした場合は、エンタメフリーオプションはデータ専用SIMより安い480円/月で付けられますので、3GBプランでSIMを増やすことで2枚のSIMともにエンタメフリーオプションを付けてもそれほど負担は増えないというメリットもあります。

こうなると、今後Biglobeの方でエンタメフリーオプションの対象となるサービスが更に増えてきた場合には、料金からするとかなりお得な状況が見えてきます。もちろんまだ対応していないエンタメサービスも多くあるので、他の選択肢も多いとは思いますが、特に今後子供に外でもYouTubeが見たいと泣きつかれたらどうしようと思われているお父さんお母さんは、今使っているメインのスマホの契約からBiglobe LTE 3GBへの変更を考えてみてもいいのではないでしょうか。