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ソフトバンク版iPhone用格安SIMの上限が15GBまでに

ここまで紹介してきました日本通信のソフトバンク回線用SIMで、iPhoneに入れるSIMの通信プランについて、改定が発表されたのを機会に改めてまとめて紹介しようかと「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」と前回紹介した「b-mobile S スマホ電話SIM」の内容変更について紹介させていただこうかと思います。まず、このブログでは初めての紹介になる「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」は全くデータ通信を使わず、電話は待ち受けだけなら月額990円(税抜価格 以下の表記も同じ)から使える安さが魅力です。

基本的にデータ通信だけでなく電話題号を大手キャリアから引き継げる電話サービスが付いていて安いというのがポイントですが、利用するデータ量によって毎月の料金は変わってきます。

その前に、通話に関するサービスとオプションについて先に説明しておきますと、そのまま発信すると30秒20円になりますが、日本通信が提供する専用アプリ「b-mobile電話」から発信をすることで半額の30秒10円で通話することができます。さらにオプション料金を月額500円払うことによって、同じくアプリを使っての発信であれば5分までの通話についてオプション料金だけで済ますことができます(超過時間によって30秒10円の通話料金がかかります)。具体的な料金については以下の通りで、別に通話料がプラスされるようになっています。

1GBまで 990円
2GBまで 1,490円
3GBまで 1,990円
4GBまで 2,490円
5GBまで 2,990円
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6GBまで 3,490円
7GBまで 3,990円
8GBまで 4,490円
9GBまで 4,990円
10GBまで 5,490円
11GBまで 5,840円
12GBまで 6,190円
13GBまで 6,540円
14GBまで 6,890円
15GBまで 7,240円

「5GB」と「6GB」の間に線を入れていますが、これは初期設定で最大のデータ使用量を5GB~15GBの間で自由に上限の設定をすることができるということで、とにかく安く使う中で最大利用料が高速クーポン5GBをまるまる使い切ったところで月末まで制限がかかるようにして利用料を最大2,990円に抑えることができるというわけです。

この利用上限はMy b-mobileから変更可能なので、5GB使い切った後に、どうしても高速通信をしたいような場合に上限を切り替えることで高速で使える容量が増える(その分料金も増えますが)ようにもできるわけです。

次に「b-mobile S スマホ電話SIM」ですが、「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」の場合にはオプション扱いだった5分までの「b-mobile電話」アプリから掛けられる通話定額のサービスが最初から付いているプランと考えていただければいいでしょう。詳しい料金は以下の通りです。

1GBまで 2,450円
2GBまで 2,800円
3GBまで 3,150円
4GBまで 3,500円
5GBまで 3,850円
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6GBまで 4,200円
7GBまで 4,550円
8GBまで 4,900円
9GBまで 5,250円
10GBまで 5,600円
11GBまで 5,950円
12GBまで 6,300円
13GBまで 6,650円
14GBまで 7,000円
15GBまで 7,350円

こちらでも同じく5GB~15GBの間で月間の高速クーポンの上限を決めることができるので、一番少ない5GBの所で直線を引いてみました。二つのプランの差は5分定額を付けるか付けないかということですが、あえて「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」に通話5分まで定額オプションを付けた方が「b-mobile S スマホ電話SIM」より安く使えるケースがありますが、うまくそのデータ量で月ごとの利用を終われない可能性もあるので、どちらに加入するか悩むところでしょう。

基本的には必要なものは後付け可能で使わない場合の基本料金が安い「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」か、最初から5分以内の通話定額が必要な場合の「b-mobile S スマホ電話SIM」ということになるかも知れませんが、今から入るならプランを自由に設計していざという時には「寝かし」の待ち受け利用も可能な「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」の方をおすすめしておきます。

b-mobile


LINE モバイル その6 MNP可能なMVNOが拡大

最近の「UQ mobile」のテレビコマーシャルを見ていると、ちょっと見てあの会社がMVNOとはわからないような状況になっています。他大手の「OCN モバイル ONE」や「mineo」などもテレビコマーシャルを打っていたりしますし、今後は大手キャリアから移ってくるユーザーだけでなく、MVNOから移動するユーザーをいかに取り込むかという事が大事になってくるような気もします。

そんな中、LINEモバイルに関する新たなニュースが入ってきました。今までもMVNOからのMNP転入は受け付けていたようですが、転入できなかったMVNOもあったとのことです。それが、2017年11月14日から今までできなかったMNPでの転入に対応するMVNOにも対応することになるようで、以下のMVNOに音声付き通話SIMを利用している方は、過去に転入を断わられていた場合でも電話番号をそのままでLINEモバイルに移ることができるようになるということです。

・「OCNモバイルONE」
・「Master’sONE」
・「ぷららモバイル」
・「NifMo」
・「GTN MOBILE」
・「Sun-Netモバイル」
・「ANSIM(アンシム)」
・「Musashi Mobile」
・「J mobile」
・「ハルモバイル」
・「坊っちゃん電力のSIMカード」
・「大一でんわ」
・「やまとモバイル」
・「カシモ」
・「J1mobile」
・「@Sモバイル」

大手としては「OCNモバイルONE」「ぷららモバイル」「NifMo」あたりが大手で、残りは地方の通信業者でNTTコミュニケーションズの回線を使っていたところなのだろうと思います。というのもこの内容を投稿したLINE公式ブログでは次のように書いてあります。

(ここから引用)

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LINEモバイルと同じMVNE(格安SIM事業者に対して支援サービスを提供する会社)を利用しているため、MNPができませんでした。
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(引用ここまで)

ともあれ、MNPに対しての一つの不具合が解消されたわけで、上記に限らず現在使っているMVNOに不満を感じている場合には選択肢が増えたと言えるでしょう。個人的には通信内容だけでなく、LINE Payを使ってクレジットカードを使わずに決済できるというのは大きなポイントだと思います。最近になって今までLINE Payカードのチャージが唯一できなかったコンビニのセブン-イレブンでも、セブン銀行ATMを使って機械から直接チャージできるようになったことで、クレジット決済だけでなく銀行引落としも使わずに利用料を決済することも容易になったこともポイントが高いと思われます。

特にMVNOの場合は音声通話契約についての乗り換えのハードルは大手キャリアに対して、端末の同時購入をしなければ結構ゆるいので、気楽に変えてみるのも面白いのではないかと思います。

LINEモバイル


BIGLOBE SIM その9 au回線の使える「タイプA」取扱い開始

今まではMVNOで扱える回線と言えば、NTTdocomoの回線というのがほとんどでしたが、最近ではau回線を使えるところも増えてきました。ソフトバンクについてはまだ制限がありますが、auの4G端末ならSIMロックを外さなくてもそのまま差し替えて使えるため、au回線からとりあえず安いMVNOに移りたい場合、今使っているスマホやタブレットをそのまま使うことができるということで、乗り替えにおける費用が少なくて済むau回線の扱えるMVNOには一定のニーズが有ると言えるでしょう。

今回、新たにBIGLOBE SIMが「タイプA」としてau回線を利用できるようになりました。基本的にはau回線には最初からSMSが利用できるようになっているので、データ通信のみの場合は今までのドコモ回線の「タイプD」の中でもSMS付プランの料金と同じで、音声通話付プランについては料金は変わりません。

BIGLOBEがau回線の使える「タイプA」を用意したことは、今まで他社でau回線とauの端末を使っていた人にとって、今使っている端末を変えることなく「エンタメフリーオプション」を使えるようになるという点で画期的だと言えるでしょう。数あるMVNOの中でもサービスの数が限定されているとは言え、数々の動画サービスを端末でフリーに利用できる「エンタメフリーオプション」というのは、外でも自由に動画を見たいという方にとっては今のところ唯一無二のサービスであるので、今までは契約をBIGLOBEに変えるだけでなく回線までドコモに変えなければなりませんでしたが、これからは端末はそのままで契約だけをBIGLOBEに変えればいいわけです。

今後、他のMVNOに真似出来ないサービスを行なっているところを中心に、利用回線のマルチ化というものが起こってくるのかも知れません。端末にドコモもauも両方使えるSIMフリーのものを使っている方は関係ありませんが、まだ多くの方がau限定でしか使えない端末を使っているケースが少なくないと思います。今後を見すえて、BIGLOBEもキャリアが変わるのでサービス自体も乗り替えという風にしなくても対応可能になったので、今後のユーザーの動向にも注目が集まります。

これから中古でiPhoneの白ロムを購入しようと思っている場合、目あてが「エンタメフリーオプション」であってもこれからはソフトバンク以外の2つのキャリアのものを狙えるので、あくまで中古価格を気にしてiPhoneを手に入れたいという方は参考になさってみて下さい。

BIGLOBEモバイル


キャリア契約の不利さ加減 その2 そもそも高速データ通信の単価は?

大手キャリアとMVNOのデータ通信料金の内容を比べた時、決定的に違うことがあるのにお気付きでしょうか。MVNOの契約の中には料金を節約しつつも最低限のことは行なえるような形で、高速クーポンを付けないプランというものが存在するのに対し、高速クーポンが一番少ないパターンでも1GB/月の高速クーポンが付き、さらにその料金がMVNOに比べて高いという傾向があります。

大手キャリアとしては、当然自回線をMVNOに貸し出しているという立場なので、災害時なども安心して優先的に利用できるようなメリットを含んでの提供なのかも知れませんが、それにしてもMVNOでいう「低速」がおおよそ200kbps以下のスピードを言うのに対し、大手キャリアの「低速」は128kbpsとMVNOに対して若干遅いというのも、特に低速を有効利用して様々なサービスを利用しようと思っている場合は、MVNOを選ぶということにもなってしまいます。

また、データ通信の安さをうたった大手キャリアのコマーシャルも目にしますが、あるキャリアの場合は家族での契約がないと適用されなかったり、シニア世代でないと契約できなかったりすることもあります。本来比較をするということは基本的にだれでも契約できる一般的な契約同士でするべきで、大手キャリアの特別な場合での料金の安さだけを紹介しても無理がある場合があります。

ただ、こうして抽象的に書いていても仕方がないので、具体的な大手キャリアとMVNOのプランについて、どちらも誰でも加入できるプランで比較してみることにしましょう。今回比較したいと思うのは、ドコモの最安プランです。2017年2月から5分間の通話定額である「カケホーダイライトプラン」と、データ通信の中でも最小値である「データSパック(2GB)」を組み合わせて契約することが可能になりました(以前はカケホーダイライトプランでは2GBのデータプランは選択できませんでした)。通話時間が全て定額で収まる前提で毎月の通信費を合計しますと、以下のようになります(金額表示は全て税抜価格 以下も同様)。

・通話基本料(カケホーダイライトプラン)1,700円
・SPモード利用料 300円
・データSパック(2GB) 3,500円
合計5,500円から

この金額を高いと思うか安いと思うかは、それまで毎月の通信費にいくら払っていたかにもよるかも知れませんが、ドコモの規約改定前には最安でも6,500円から(この場合は通話定額は無制限となるので、通話料の追加は考えなくていいことになります)になっていたことから、通話が全て5分以内で収まる方なら安くなったと感じることになるでしょう。

このプランに対し、できるだけ同じ条件で比較するために、通話定額のオプションがあり、さらに毎月のデータ通信プランに2GB/月のプランのあるDMM mobileのプランを見ていきたいと思います。

・通話基本料(推定ですが通話SIMとデータ専用SIMの差額)700円
・通話定額料(10分かけ放題・利用には専用アプリが必要)850円
・データ通信(2GB/月・通話SIM2GB料金-推定基本料700円)680円
・ネット利用料 0円
合計2,230円から

まずは以上の内容を「通話基本料+通話定額料」で比べてみるとドコモの1,700円と比べて定額になる時間が倍に増えても1,550円と150円安くなっていると言えるかも知れませんが、DMM mobileをはじめMVNOの通話定額サービスは電話番号の前に特定の番号を入れて掛ける「プレフィックス方式」であり、専用アプリからの利用でないと定額にならないだけでなく、110番や119番などの緊急番号にはかからないので、利便性の面では大手キャリアの定額の方に分がある点もあるので、多少の料金が前後するのは仕方ないところもあります。

2つの通信会社で契約する場合、なぜこれだけ料金が変わるのかというのは、通話を除いたネット利用料が違いすぎるということはさすがに誰でもおわかりになるでしょう。大手キャリアでインターネットを使う場合に必ず300円のプロバイダー代(キャリアメールの利用料も含む)がかかるのは前回の説明の通りでしたが、同じ2GB/月を使うにしては3,000円弱も通信料が高いのは何故なのか、単に回線の維持管理料としてというにはあまりに高すぎると思いますし、明確な料金差の説明を個人的には聞きたいくらいです。

ただし、そんな中でもわかっているのは連続して高速クーポンを消費するヘビーユーザーに対するペナルティもMVNOによって違い、高速クーポンを使い切るまでは無制限に使えるとうたっているところもあれば、特定の量を短期間に利用した場合に低速・超低速に制限されることもあります。また、多くの通信の集中する昼や夜間については極端にスピードが落ちるという評判の悪いMVNOもあるにはありますので、単純な比較というのは危険なのかも知れません。

しかし最近では大手MVNOを中心にして、広告などでうたっているスピードと実際に出ているスピードに極端な差が出ないように回線の増強やシステムの変更を行なって改善を目指しているところも少なからずあります。月間2GBしか使わないならそう無理な使い方をすることは考えられないということもありますので、ネットで一応の評判を調べて大手キャリアからMVNOに乗り換えた方が通信料が安くなって、使い勝手もそれほど変わらない方も少なくないのではないでしょうか。

ですから、大手キャリアのあまりのデータ通信料金の高さに何とかならないかと思っている方は、自分の使い方でほとんどデータ通信を使わないならできるだけ安いところを選べばいいでしょうし、それなりに使いたいならネットを使って各MVNOの評判を調べた上で選べばいいと思います。


キャリア契約の不利さ加減 その1 キャリアメールとiモード

基本このブログでは格安SIMを提供するサービスの内容や、通信事業全般について紹介していますが、これからの世の中はMVNOのユーザーといえどもあまり消費者にとってメリットがあるとは言えない内容の契約を続ける中であまりに料金に対してのサービスを受け取っていないと思われることがあった場合に更新することを基本にします。

まず最初に、大手キャリア3社がどのような形でデータ通信料金を作って提供してきたかという事についてその歴史からひもといてみることにしましょう。

日本の携帯電話で本格的にインターネットのサービスが実施されたのは、NTTdocomoのいわゆる「iモード」が最初で、すぐに他社が追随しました。それ以来、今でも脈々と続く月額300円(税抜価格 以下の表記も同様)のプロバイダ料金払ったユーザーにはキャリアメールというSMSより長い文章が送れるメールアドレスが支給され、ウェブサイトへの接続も端末の画面で可能になりました。また通信料金については送受信したパケット数により計算されるようになります。こうした仕組みができたことで、携帯本体で撮影した写真を添付したいわゆる「写メール」もできるようになりました。ただし、メールで文字だけ送っている分にはいいのですが、写真が大きくなったり動画を送ったりする中でユーザーには今後紹介していくパケット利用料の負担が増えるようになっていきます。

ただそんな中にも、当時の大手キャリア3社の中では、J-PHONE→Vodafone→ソフトバンクモバイルと変わっていったキャリアのメールサービスに面白い機能がありました。キャリアメールのアドレスにメールが到着した場合、最初に着信通知としてメールの題名と書き出しの部分を合わせて全角64文字分を無料で見ることができました(その場合、キャリアメールの取得が条件だったのでプロバイダ料の月額300円はかかりました)。

ただし全文を改めて再受信しなければそれ以上の受信料はかからなかったので、私の場合はすでに利用していたパソコンでメイン利用していたアドレスからキャリアメールに転送をかけることで、友人からのメールは全てパソコンのメールに統一していたことから、外でパソコンのメールアドレス宛に届いたメールのダイジェストを読み、すぐに返さなくてもいいメールは自宅に帰ってからパソコン上で返信をしていました。当時はまだポケットベルのサービスが有りましたが、特定のアドレスにメールを送るだけで常に持っていて通話もできるガラケーでパソコンで使っているメールが自由に読めるわけですから、かなり重宝しました。ただ、メールアドレスは携帯電話のアドレス自体は単に転送先のアドレスにしているだけで、人に知らせることもありませんでした。したがってスマホの時代になってから問題なくキャリアメールを捨てることができ、私自身はスムーズにMVNOに移行することができたわけです。

携帯電話以外にメールを利用する手段がなかった方は、電話番号に直接メッセージを送るSMSを使うか、大手キャリアから与えられたキャリアメールを仕事でもプライベートでも利用し、名刺に携帯のキャリアメールを印刷して利用していたように思います。

私の場合、さらにキャリアに影響されないようなメールへの転換を進めてメール利用のためにドメインを取得し「mail@○○○.com」とか、「mail@○○○.net」のような形でドメインメールを取得しました。こうしてドメインを維持していればプロバイダーの変更がいくらあってもメールアドレスのために特定の業者と契約を続けなければならないというしがらみとは皆無でした。もちろん、その代わりドメイン利用料はかかるわけですが、上記のようなメールアドレスを持つ場合のドメイン維持費は年間で1,200円くらいです。

今ではあえてドメインを登録しなくても、Googleが全て無料で提供している「Gmail」のメールアドレスを窓口にして連絡用に使い、相手との付き合い方に応じてLINEを使うのかフェイスプックにするのかという風にしていけば、あえてキャリアメールに固執することはありません。しかし、何もわからないまま、インターネットが携帯電話の小さな画面の中でしか存在しないと思っていた人は、そうした時代の雰囲気に流されるまま大手キャリアから提供されたメールアドレスを使い続けることで、自由にキャリアの変更をするにも躊躇するような状況に陥ってしまったようなところがあります。

そして、携帯電話のインターネットにハマっていくに従って,さらなる通信費も発生することになります。メールの送受信にかかるパケット料金だけでなく、ネット利用の際のパケット利用料もかかるのですが、iモードの特徴というのは、さらに利用するサイトによって「情報料」というものがかかる「iモードサイト」がネット通信をするのに必要なものだと誤解したかも知れない人たちが、相当多くの通信料に加えて情報料をあまり考えずに払っていたのではないかと今となっては思ったりします。

改めて最近のインターネット事情について考えてみると、そんなに大した情報でもないのにたとえ月に数百円の情報料を払ってネットを利用しなくても、インターネット上には無料でさまざまな知識が漂っているということは誰でもおわかりのことと思います。

たまたま手元に、3大キャリアの中の一つ「NTT docomo」の昔のパンフレットがありますが、その中を見ると様々なiモードサイトとその情報料の紹介が掲載されています。着メロや待ち受け画面を入手するのに金銭が発生するのは当時の状況を考えるとさもありなんと思いますが、大手ニュースサイトのニュースや天気予報を見るだけで月額300円掛かる場合もあった状況を見ていると、NTT docomoとともにiモードサイトを運営する企業は当時はかなり儲かっただろうと思います。

そんなわけで、今の大手キャリアやネット関連企業が伸びてきた背景には、携帯によるメールやインターネットを端末内で完結させ、プロバイダ接続料金もかからない別の安いネット接続があることをあえてユーザには積極的に認識させることなく、携帯でネットを使うとこんなもんだという風に様々なサービスを有料で行なわれていることを宣伝しながら、今の基準で考えるとぼったくりではないか? と思えるようなサービスを有料で提供するような営業をし続けていたということがあったわけです。そこにはユーザーの事を考えて料金プランを作ることで業績を上げようとしたMVNOの立ち上げとはかなりの違いがあることがおわかりになるのではないでしょうか。

今回はこのくらいにしておきますが、こうした流れのもと、大手キャリアのあり方に一石を投ずるような形でMVNOが出てきたわけで、大手キャリアとMVNOの差というものは過去の歴史についても知っておくことが大切だと思います。とりあえず大手キャリアとMVNOの間の違いについて、こちらで感じていることをまずここでは一通り紹介するように書いていこうと思います。


FREETEL SIM その5 FREETELのMVNO事業は楽天モバイルへ

このブログでMVNO業者の終了というものを伝えるのは「ぷららLTE」以来となりますが、今回のFREETELについては、2017年11月1日付けでMVNO事業を楽天モバイルが買収し、楽天モバイルが業界第3位の規模になるそうです。

ただここで、「MVNO事業」という風に限定した書き方になっていますが、FREETELは国内のメーカーとして極めてユニークなスマホのハードメーカーとしての面も持っています。今回の買収では楽天モバイルが買うのが「MVNO事業」だけということなので、今までFREETELブランドで販売されてきたスマホなどのハードについては今までと同じように売られることになると思います。

今後は通信事業を行わなくなることで、さらにユニークなスマホが出てくるような事業形態になってくれば面白いですが、このカテゴリーではFREETEL名義でのハードを今後は紹介していくことになると思います。

さらに、今回の買収の結果によって特にFREETELの格安SIMに満足して使っていた方はどうなるかという点については、具体的な話については「楽天モバイル」のカテゴリーの方で紹介させていただくようになるかと思います。

こうした流れになっているのは、やはりMVNO事業というもので他の業者と差別化をしていくためには多くの契約者を確保する必要があるのかなという気もしますが、ここで紹介している各MVNO事業者がどのようなことになっていくかというのも、今後格安SIMを使い続けるうちには避けて通ることのできない情報になっていくのではないかと思います。

ともあれ、現在FREETELに契約されている方を除き、新たにFREETELに入ろうかなと思っていた方にとっては、ここ数日で状況が一気に変わってくる可能性もありますので、常に最新の情報を確認して駆け込みで加入されるのか待つのかをよーく判断してみて下さい。

freetel


DMM mobile その7 通話定額オプション料金据え置きで10分に拡大

DMMモバイルの特徴として、頻繁に内容変更を繰り返しながら他社にならうところはならい、独自のプランも出してみたりして、プランが多いというものがあります。

こういったMVNOというものは、たとえ他社で魅力的なプランが出たとしても近い将時にはその流れを追う可能性が高いとみて、特に1年間の解約金がある音声通話SIMとのセットで利用するにはおすすめの点があるMVNOだと思っているのですが、肝心の音声通話オプションについては他社が10分までの定額が当り前になっている現在、この文章を書いている現在ではまだプレフィックス方式の定額電話サービスは5分までの通話のみをカバーするだけでした。

それが、とうとうと言いますか「5分かけ放題」を「10分かけ放題」に拡大し、さらにオプション料金は据え置きになる新たなサービスを2017年10月1日から開始するというニュースが入ってきました。

こういう流れを大手MVNOが行なってくれると、逆に今の大手キャリアの通話定額は「無制限」か「5分以内」しかありません。さらにスマホに2年縛りを付けても音声通話のセット料金(データ料金は別)で1,700円(税別価格 以下の表記も同様)とそれほどの安さを感じませんので、さらに大手キャリアからMVNOへの流出が止まらなくなってしまうのではないかという気もします。

それだけに、既存のMVNOも早いうちに5分以内ではなく、10分以内にまで定額通話の時間を拡大したオプションを持っている方が、ユーザーに選ばれやすいということは言えるでしょう。

また、今回のDMMモバイルの発表に合わせて、単なる10分定額がメリットでなくなってきていることも確かです。こちらの記憶では最初に10分定額を導入したOCN モバイル ONEでは既に10分定額に加えて全ての通話番号のうちのトップ3の通話料をオプション料金を出すことで定額にする新たな通話オプションを出しています。今後は、ユーザーの動向を探りつついかに効果的で魅力的なプランを出してくるMVNOが出るかということも注目されます。DMMモバイルも、今後は音声通話SIMを使うユーザーに合わせた、さらなるユニークなオプションを今回の発表を機に出して行って欲しいですね。

DMMモバイル


DTI SIM その9 10分以内定額の「おとくコール10」はプレフィックス方式

MVNOにおける通話定額のスタンダードは、それまでの5分以内から10分以内へとシフトしつつあります。多くのMVNOが他社との比較で負けないように、10分以内の通話なら定額の新プランを出してきつつあり、今回紹介するDTI SIMについても例外ではなかったようです。

DTI SIMの新通話オプションは「おとくコール10」という名前で、相手の電話番号の前に「0063」を付けて掛けるプレフィックス方式の電話サービスになります。スマホ用に自動的に4ケタの番号を付けてくれる専用アプリ「おとくコール アプリ」も用意され、月額無料でこのアプリを使って電話をした場合、電話料金がNTT回線で掛ける時の半分という30秒10円で利用できるようになっています。

ここまで書くと他社と同水準にDTI SIMもなったかという感じがしますが、以前のDTI SIMが行なっていた電話かけ放題には大きな特徴がありました。「DTI SIM 電話かけ放題」は5分以内の通話をオプションの定額料金のみで利用できたのですが、その通話時間は5分でした。これだけだと他社と同じですが、この「DTI SIM 電話かけ放題」での通話定額はプレフィックス方式ではなく、専用アプリやプレフィックス番号を相手の番号の前に付けなくても5分以内定額で掛けられたので、それなりにニーズはあったと思います。

ただ残念ですが、この「DTI SIM 電話かけ放題」の新規申込については停止されているとのことです。通話時間は5分以内でも十分なので、ガラケーやガラホにDTM SIMのSIMカードを入れて主に通話用として使いたいと思っていた人にとっては、新たに契約できなくなっているというのは残念です。すでに「DTI SIM 電話かけ放題」を契約して使っている人が、新たに「おとくコール10」や「おとくコール アプリ」を使ったプレフィックス方式の電話サービスを従来のサービスと併用するのは可能なようですが、しばらく併用して、専用アプリからの発信に問題がないようなら、DTI SIMとしては「おとくコール10」の方に移ってほしいというのが本音ではないでしょうか。

今回のDTI SIMの発表で、MVNO全体において通話定額を実現するためには、番号の前に特定の番号を入力してから電話番号を入力する、プレフィックス方式の電話サービスが必須になったということが言えるでしょう。もしガラケー・ガラホなどで専用アプリのインストールが難しく、ハードの設定でいちいちプレフィックス番号を呼び出してから電話するのが手間が掛かって良くないと思う場合は、大手キャリアに移る必要が出てきます。ただ、スマホでアプリからの発信ならば、一度設定をして電話を掛ける前に必ず専用アプリから掛けることが徹底できれば、安くいろんなオプションのプランを選ぶことができます。

実際問題として、DTI SIMではさすがに5分以内の通話定額だけで良ければそのままプレフィックス方式ではないやり方でも提供が可能だと思っていたのかも知れませんが、10分定額を行なうMVNOが増え、楽天モバイルで無制限のオプションが出たり、OCN モバイル ONEで通話料金のトップ3番号への課金を0円にする新たなオプションが出たということで、今後同じようなサービスを提供する場合にはプレフィックス方式を採用しないと無理だと思ったのかも知れません。

すでにプレフィックス方式でない5分定額を楽しんでいる皆さんは、安易に「おとくコール10」に移行する手もありますが、あえて今までのプレフィックス方式でない定額プランを使い続けるという手も有りだと個人的には思います。

今回のDTI SIMの通話オプションのプレフィックス方式化というのは、これからの大手キャリアとMVNOとの間でどんな競争が行なわれてくるのかということも含め、選ぶ方としてはわかりやすくなったということが言えるでしょう。昔のガラケーにSIMを入れて通話専用にするなら大手キャリアの通話定額プランの方が簡単に扱えていいでしょうし、ずっとスマホを使う中で定額が使えればいいと思うなら、結局のところどのアプリから発信するかで変わるだけですので、安くて自分にあったプランのあるMVNOの方が使いやすいと思う方もいるでしょう。

今後はこのページでそうした新プランの共演をMVNO別に紹介することができるようになればうれしいです。

DTI SIM

(追記)

現在DTI SIMの「DTI SIMでんわかけ放題」「でんわ定額」(プレフィックス電話でない5分以内定額オプション)を契約している場合、とりあえずはそのまま使えるのですが、今回新しい情報として入ってきたものがあるのでここで紹介します。

上記のサービスはずっと続くのではなく、2018年8月末でサービスを終了し、以降は通話定額オプションが自動的に解約になるということです。おそらく、DTI SIMの方で負担する通話料が結構な金額になっていたのかもしれません。

契約中のユーザーにとってはまさに寝耳に水という話ではありますが、急にサービス内容が変更されるというのはよくあることなので、納得が行かないなら解約する他ありませんが、もし新しい「おとくコール10」にオプションの変更を希望するなら、それなりにお得なキャンペーンが既契約者対象で行われるようです。

2017年10月25日までに「おとくコール10」に乗り換え申し込みをして乗り換えをすると、オプション料金がDTI SIMを解約するまでずっと税抜500円で利用できるようになるということです。

既存のユーザーはぎりぎりまで今のプレフィックスでない通話オプションを続けるか、早めに他社並の10分以内定額を格安でできるように変更するか考えどころでしょう。


「OCN モバイル ONE」その11 新しい通話定額の形?「トップ3かけ放題」

MVNOが大手キャリアから選んでもらうために、以前はとにかく「安く」というキーワードで宣伝していたように思いますが、時間帯によってほとんどスピードが出なくなったりすることで、一部のMVNOでは「安かろう悪かろう」という評判が立ち、それが最近出てきた大手キャリアや準キャリアの格安プランのヒットを生み出したということもあるかも知れず、MVNO各社は「次の手」をいろいろ考えて商品開発をしているのが現在の状況ではないかという気がします。

そんな中で、多くのMVNOが行なっているのが品質の差がほとんど出ないと思われる音声通話に関する様々なオプションサービスを充実させることで、基本的に5分以内定額か24時間フル定額を選ぶことになる大手キャリアとの差別化をはかっています。

そんな中、新たな通話定額として通話オプションを出してきたのが「OCN モバイル ONE」です。この系列の「OCNでんわ」においては、先日「OCNでんわキャリアフリー」という、旧イーモバイルで音声通話を使っている方以外なら、大手キャリアでもMVNOでも月額千円(税抜価格 以下の表示も同じ)で10分定額を付けられるサービスを開始したばかりですが、そうしたサービスとは差別化をはかるためか、「OCN モバイル ONE」のユーザー向けに9月2つの通話オプションを出してきました。

まず一つ目は、「トップ3かけ放題」と言いまして、月額850円を払うと当月「OCNでんわ」アプリから掛けた全ての電話の中で通話料が多かった電話番号あての通話料が3番目まで無料になるというものです。この「トップ3」については事前に申告する必要はなく、前月の締めの段階で計算して、通話料の多かった(つまり、話した時間が長かった)上位3番号に掛けた分の通話料を無料にし、四位以下の通話料だけを請求するというものです。

仕事で幅広く多くの番号に10分以上の電話をする人には向きませんが、友人や恋人、家族など長電話する相手が決まっていて、さらにそれが3人以内であるなら、このオプションを付ける意味が出てきます。

また、「トップ3かけ放題」と「10分以内定額」の両方が使えるようになり、4位以下の相手でも通話時間が10分以内だったら無料、10分を超える通話については30秒ごとに10円が加算される「かけ放題ダブル」は月額1,300円で提供されます(キャンペーン価格で11月末までは1,000円)。

MVNOの中で今まで時間無制限のかけ放題のサービスを行なっているのは楽天モバイルだけで、こちらは「楽天でんわ」アプリからの通話が時間に関わらず全て定額となる「かけ放題」が月額2,380円というものです。OCN モバイル ONEの「かけ放題ダブル」と比べると約1,000円高となりますが、どんな相手でも無制限に掛けられるというメリットはあります。ここではOCN モバイル ONEと楽天モバイルについて、利用シーンごとのベストな通話オプションを考えてみます。

・全ての電話が10分以内で済みそう…OCN モバイル ONE「10分かけ放題」

・10分以上頻繁に掛ける相手がいる…OCN モバイル ONE「トップ3かけ放題」

・「トップ3かけ放題」で通話料が450円以上…「かけ放題ダブル」

・「かけ放題ダブル」で通話料が1,080円以上…楽天モバイル「かけ放題」

ここでは毎月の通話に関する料金で比べてみましたが、他に比べる場合は大手キャリアでケータイ専用の「かけ放題」サービスをネット無しで2,200円出して利用している方についても、2台持ちでなくスマホに一本化したいと思うなら、紹介したMVNOの電話かけ放題のサービスを検討してみると恐らく金額的にはMVNOのかけ放題にした方が安くなる場合が多いと思います。様々な理由で2台に分けて使いたいとか、キャリアの契約を失くしたくないとか思っている方には余計なお世話としか言えない話ではありますが、このようなMVNOの新しい通話プランの登場というのは、完全に大手キャリアのしがらみから解き放たれる可能性を今後感じるものなので、今後も音声に関するMVNOが出してくるであろう新たなプランについては注目していきたいと思っています。

BIGLOBE SIM/スマホ

楽天モバイル


楽天モバイル その7 新料金プランは低速1Mbpsという「スーパーホーダイ」

今までは主にプレフィックス番号を電話番号の前に付けて通話するタイプの「楽天でんわ」で5分定額や時間無制限定額という他のMVNOに先んじて出してきたのが「楽天モバイル」という印象があります。その楽天もばいるで、かなり思い切った新プラン「スーパーホーダイ」の運用が2017年9月1日から始まるというプレスリリースがありました。そこで、ここではその内容について詳しく見ていくことにします。

このプランの特徴は、他のMVNOでも行なっているように、データ通信だけで契約できるのではなく、音声通話とのセット契約が基本で、さらに通常の楽天モバイルの契約では必要な人がオプション料金を払って加入していた「楽天でんわ」通話5分以内無料という内容が最初から付いています。ですから、データだけの契約でいい人や、こちらからほとんど掛けることがないので無料通話はいらないという方にとっては余分なオプションが付くということになりますのでご注意下さい。

この「スーパーホーダイ」には3つのプランがあり、毎月の料金の違いはそのまま高速料金の容量の違いとなっています。具体的に言うと以下の3つのプランです。

・プランS(高速クーポン2GB)2,980円/月

・プランM(高速クーポン6GB)3,980円/月

・プランL(高速クーポン14GB)5,980円/月

ただし、加入してから12ヶ月間1,000円割引になる条件として楽天会員に加入することがあり、楽天への加入は無料でできますので、楽天モバイル自体は12ヶ月間は最安1,980円ということをクローズアップするかも知れませんが、基本料金はあくまで上記の価格になります。

また、高速クーポンについては当月に全て使い切れなかった場合には翌月までの繰り越しが可能です。どのプランがいいのか考える場合には毎月どのくらいデータ通信を使うかによって変わってくると思いますが、楽天モバイルの「スーパーホーダイ」ではそれなりにデータ通信を使う方が高速クーポンが一番少ない「プランS」を選択したとしてもそれなりに十分使えるものになる可能性があります。それが、高速クーポンを使い切った後でも「通信速度最大1Mbps使い放題」という謳い文句なのです。

普通、高速クーポンを使い切った場合、低速と言われる速度制限が行なわれ、その通信速度は最大で200kbpsになってしまうことがほとんどです。大手キャリアの低速制限は128kbpsと言われていますのでそれよりは速いですがそれほどの違いはなく、高速クーポンを使って動画や写真、地図などを使っていた時と比べると表示が待たされたり動画などは全く見られなくなったりします。

ただし、画面を小さくしたり画質を落としたりすれば、YouTubeの動画なら最大200kbpsの低速でも何とか見られたりすることはありますが、当然画質は荒くなります。他のMVNOの中で様々な動画サービスも実用的に使えると評判のBiglobeの「エンタメフリーオプション」で対応するサービスを利用する際のスピードは公式サイトにタブレット端末ではうまく再生されない可能性があると書かれていることから、スマホに最適な360p~480p(普通画質)が問題なく見られるスピードが出ていると考えられます。このスピードが楽天モバイルが低速制限時の最大としている「1Mbps」だというのです。

さらに、上記「エンタメフリーオプション」には対応していない動画サービスもありますが、楽天モバイルはどのインターネットサービスを使ってもスピードは変わりませんし、テザリングでも普通に使えるようになると思うので応用範囲は広いと言えます。
ただ、こういった「高速通信を安く使える」という謳い文句にユーザーは何回も騙されてきたということも忘れてはいけません。まず公式ページの低速制限についての注釈として、このように書かれていますので、その内容をまずは確認しましょう。

(ここから引用)

通信が混み合う時間帯(12:00~13:00、18:00~19:00)は最大300kbpsとなります。通信速度はベストエフォート(規格上の最大速度)であり、実行速度として保証するものではありません。通信環境や混雑状況により通信速度が変化する可能性があります。

(引用ここまで)

お昼と夕方には1Mbpsから7割スピードがダウンする最大300kbpsに制限されるということなので、この時間によくデータ通信を使うという方は注意が必要です。それだけでなく、上記内容には、他のユーザーが集中して使う他の時間であっても電波の状態や混雑具合によって一気にスピードが落ちる可能性についても書いています。

この点については、実際のところサービスが始まって数ヶ月観察してみて、1Mbpsとまでは行かないものの常に500kbps以上を指定時間以外にはキープできるのか、そうでなく場所や時間によっては一気にスピードの低下が起こるのかという事については実際に加入して使ってみないとわかりません。

一時期にはモバイル通信でも実用的なスピードで無制限に高速通信を使えるとうたっていたMVNOの「無制限高速プラン」がのきなみその限界を早い時期に露呈したことは記憶に新しいので、こういった事情を十分理解した上で加入するのをおすすめします。さらに、その辺の事情ともからんできますが、加入時にもらえるポイント目当てに長期契約をするかしないかというのも問題になってくるでしょう。

基本は楽天会員だと千円引きで使える1年契約がいいでしょうが、楽天モバイルでは2年契約だと1万円割引、3年契約なら2万円割引と楽天モバイルが用意した端末が実質無料でもらえてしまうことをクローズアップしています。もちろん、低速時のスピードが2年・3年後も変わらないならこうした長期契約もいいのですが、実際のスピードが思ったほどではなく、他のMVNOのプランの方がかえってスピードが出るような状況になった場合、契約解除料を払ってまで解約するかということも考えなければなりません。ちなみに、契約内容別の解除料は以下の通りになっています。

・最低利用期間12ヶ月の場合 12ヶ月まで9,800円 それ以降0円

・最低利用期間24ヶ月の場合 12ヶ月まで19,800円 24ヶ月まで9,800円 それ以降0円

・最低利用期間36ヶ月の場合 12ヶ月まで29,800円 24ヶ月まで19,800円 36ヶ月まで9,800円

もし時間帯や場所(大都市など)での速度低化も止むなしと思っているなら3年契約もありでしょうが、基本的にはポイント付与などはなくなりますが、12ヶ月使ってみてその後で他にめぼしいプランが出ていなければそのまま続けるという感じで加入するのがいいのではないでしょうか。

また、楽天モバイルに加入するタイミングとして、サービス開始の9月1日にこだわらなければ、端末との同時購入で2年や3年契約をしなくても端末代がディスカウントされるキャンペーンが行なわれる可能性があります。楽天モバイルの端末購入というのが、他のキャリアで同じ端末を購入するよりも更に安く購入できる場合がありますので、ここをお読みの皆さんには、まずは自分が欲しいと思っているスマホの端末がキャンペーンで安くなる時期まで待ち、その間に「スーパーホーダイ」の低速時のスピードで安定して動画視聴やアプリダウンロードができるかどうか、サービス開始後の口コミや状況を見ながら決めるのが個人的なおすすめになるかと思います。