「b-mobile 日本通信」その1 日本でのMVNOの草分けとして

「b-mobile」としてブランド展開を行なう日本通信という会社は、以前から通信会社のインフラを利用して自社名義で売る事業を行なっていて、今はソフトバンク系列のY!mobileの中の一つになっているPHSによるデータ通信を時間単位で利用できる製品を出していることでも知られていました。

そんな「b-mobile」が日本で初めて行なったのが、NTTdocomoの回線を借り、SIMカードのみのパッケージと、小型のAndroid端末「IDEOS」とのセット販売でした。これが日本における格安SIMおよび格安スマホと言われるものの最初だったように思えます。その時のSIMの内容は200日間の有効期限があるパッケージ自体に値を付け、スピードは下りが最大300kbpsといった形でした。

期間限定の価格を月額に換算すると月2,300円前後といったところで、今買える格安SIMだと月額500円以下のSIMと同等くらいなのですが、当時からテザリングが問題なく使えるなど、出た当時はそれでも大きなインパクトが有りました。

その後、同じ「b-mobile」のSIMカードでスピードこそ下り最大100kbpsに抑えられていたものの、魅力的なパッケージを出してきました。さらに販売についてはネット通販ではなく、一般客も訪れる可能性のあるイオングループの店舗にある携帯電話売り場に限定し、月額980円という当時としては衝撃的なデータ通信用SIMを出したのも「b-mobile」でした。

この製品のおかげで、他社も月額千円前後のデータ通信用SIMカードを出さざるを得なくなり、その値段とともに店頭で直接買えるということになったことで、MVNOの注目度は一気に上がったと言えるでしょう。

こうした歴史を知らない方にとっては「b-mobile」も多くのMVNOの一つでしかないという印象しかないかも知れませんが、今後の事を考えた時、また業界全体をあっと言わせるようなプランを出してくるのではないかという期待は少なくありません。

さらに、他社が行なっていないサービスとして紹介しておきたいのが、いらなくなったガラケーに差して音声通話専用として使える「携帯電話SIM」の存在です。現状では、同社の音声スマホプランを含め、ことごとく無料通話なしの30秒20円(税抜き)という料金ですが、「携帯電話SIM」はくりこしこそありませんが毎月の無料通話・SMS利用料の付いた3つのプランが用意されています。

このような他社にないプランもある「b-mobile」日本通信のデータプランについては、他社のいいところを取りながら独自のサービスもあるので、その特徴をつかんでおけばご自身の利用形態に応じたプランとして合えば、使ってみる価値も出てくるかも知れません。



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