MVNOでも通話定額 その2 IP電話による通話定額 Viberの国内固定電話無料キャンペーン

携帯電話からの通話と一口に言うとどれも同じように感じられる方もいると思いますが、これから紹介していく中でも、恐らくスマホからの最高品質であると思われるドコモが提供している3Gの通話でも品質が悪いと思われる方もいます。今後、LTEを使ったVoLTEが普及すれば品質向上が見込めますが、今の段階では携帯電話会社をまたいで高品質な通話はできないということもあり、現状ではどのくらいの通話品質で納得できるのかという事に尽きると思います。

まず、Wi-Fiやデータ通信におけるインターネット接続を利用した電話サービスについて紹介しましょう。有名なところではSkypeやLINE電話がありますが、基本的にはIDを取得して直接通話をする形なら無料で使えるものの、一般回線への通話は別料金になります。ただ、友人同士との連絡だけならこうしたメジャーなアプリを導入して使う方が、すでに使っている方も多いでしょうしすぐに無料通話のネットワークが組めます。

ただ、今回紹介したいのは同じようにアプリを導入して仲間うちとの無料通話ができるということではSkypeやLINEと同じですが、さらに別料金を払えば一般回線とも通話できるのも同じViberというアプリについてです。このアプリ自体は昔からあるアプリですが、少し前に日本の楽天が買収したということで御存知の方もいるかも知れません。

現在楽天では終了時期未定のキャンペーンとして、アプリのViberからViber Outで発信した国内固定電話への通話を無料で行なえるようになっています。今のところキャンペーンの終了日についてのアナウンスはありませんので、ここで限定的な一般回線への通話定額サービスとして紹介させていただきます。

Viberをスマホで使う場合、認証に関してSMSを使うためデータ通信SIMを使っている場合、SMSオプションを付けておく方がスムーズにできます。同様の認証はLINEのアカウントを取得する時にもありますので、このようなアプリを使う場合にはSMSオプションを付けておいた方が設定はスムーズにいきます。もちろん、なくても何とかする方法はあるわけですが、通話系のアプリを使う場合はSMSによる認証が多いので、使えればSMSが使えるデータSIMか音声通話SIMを利用するのもいいでしょう。

アプリをダウンロードすると設定に入ります。SMSの受けられる電話番号を入力し、SMSで送られてくるアクティベーションコードを入力すると使えるようになりますが、SMSが来ない場合には電話にてコードを自動音声が伝えてくれるようになっています。となると、もしSMSが来ない場合は電話の繋がる番号で登録する必要が出てきます。また、IDが電話番号となるため、自分の電話帳に入っている人でViberを使っている人の名前が、設定が完了すると表示されるようになってしまいます。これは自分に対しても言えるわけで、電話帳には入れているもののあまり親しくない友人にViberを使っていることが知られてしまう事もあるわけです。このように、自分が今どのようなネット上のコミュニケーションツールを使っているか知られたくなかったり、データが外に漏れてしまわないかというような事が心配な方は、アプリの設定で出さないようにすることもできますが、「只より高いものはない」ということわざもあります。自分の情報が流出してしまうのではないかと不安になった場合は、この時点でViberの利用は控えた方がいいでしょう。

その際、単にアプリをアンインストールしただけでは情報は完全に消えません。アプリの「設定」→「プライバシー」と進んだ中にある「アカウントを無効にする」をタップしてそれまで登録したアカウントを消去したことを確認し、再度アプリを起動した際にまた電話番号の登録から始まることを確認してから(つまり、アプリの中にアカウント情報が入っていないということになります)アプリをアンインストールしましょう。

こうして使えば、国内の固定回線のみという限定はあるものの、キャンペーン期間が終了するまではインターネット接続ができてさえいれば無料で固定電話への発信が使えるわけです。あえてLINE電話のように直接電話できる友人を増やさなくても、固定電話のみに使うことでも十分に使えるアプリになります。

利用可能な速度については、低速と言われる最大200kbpsのスピードでも電波状況のいいところでスピードも100kbps以上出ている状況であれば、多少の遅延が出るのは仕方ないでしょうが、Viberでの通話も何とかできるくらいのクオリティは出ると思います(LINE電話などでも同様のスペックが要求されると思います)。自宅に固定電話があるなら家との連絡用にViberをスマホに入れ、家族同士の通話はアプリを介して、家との連絡は固定電話へという風に使うのもいいでしょう。

キャンペーンの恩恵を受ける形にはなりますが、この方法が一番安く通話定額サービスを使うプランだと言えるかも知れません。今後紹介していく予定の5分以内の通話なら定額というプランに入っている方が、固定回線のあるお店や、サポートサービスの問い合わせをする場合、5分以上時間がかかりそうだと思ったらViberから掛け分けるという裏技も今なら可能です。

こう書くと神アプリ神サービスであるような気になるViberですが、品質の面はやはり劣りますし、情報漏れの心配もしなければなりません。IP電話共通の問題としても、ここまで紹介したインターネット回線を使った電話サービスというのは時間や場所だけでなく、MVNOのプランによっても回線が不安定になったりするかも知れません。そうなると通話自体も不安定になり、着信や発信ができなくなる可能性もありますので、この点を十分にご理解の上利用されるのがいいでしょう。

(2016.8.8追記)

新たなViberアプリからの通話についてのトライアルサービスが発表されました。このエントリーで紹介させていただいた固定電話のみの無料サービスから国内の固定電話および携帯電話にも無料で電話できるというトライアルサービスです。

ただ、通話時間が10分間で、10分経過した場合は電話が切れる仕様になっているので、その点には注意しながら使えば、一日に使う回数には制限がないので便利に使うことができるでしょう。

なお、あくまでトライアルサービスですので、いつ終了するかはわかりません。その点を理解した上で利用されるようお願いします。


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