MVNOでも通話定額 その10 まとめと今後への展望

ここまで、MVNOのデータプランでない通話定額のサービスを行なっているものについて一通り見てきました。そんな中、「2016年3月における格安SIMサービスの利用意向調査」における「音声通話プラン利用者における格安SIMサービス」、「スマートフォン利用者における格安SIMサービス」において、シェア1位を獲得したのが「楽天モバイル」だという情報が入ってきました。

他のMVNOと比べてもCMキャラクターにサッカー日本代表の本田圭佑選手を採用し、MVNOでも通話定額とデータ定額ができることを広く告知したことで、今までは我慢して高い通信通話料を払っていた人を引き付けたであろうということは容易に想像できます。

やはり、通話定額というのは5分以内の通話に限るとは言ってもかなりのインパクトがあったということでしょう。今後MVNOが業績を伸ばしていくためには、データ通信サービス一辺倒ではだめで、通話も携帯大手会社なみにできるようになることをユーザーが求めているということも言えるのかも知れません。

ここまで紹介したMVNOの中では「もしもシークス」と「Nifmo」でかけ放題プランがあり、5分以内定額では「楽天モバイル」「FREETEL」「DTI SIM」がサービスを展開しています。こうした流れを受けて、今までデータ通信専用の中でシェアを伸ばしてきた老舗である「IIJmio」や「OCNモバイルONE」は、この状況をどう考えているのか、そして5分以内の定額でなく24時間通しての定額をドコモ回線のままでもプレフィックスサービスがらみでもやるところは今後出てくるのかが今後MVNOがさらに一般化するかどうかという点では大事になってくるのではないでしょうか。

今後のMVNOがどこを目指し、どこへ向かうのか展望は色々ありますが、データ通信が無制限プランを出し、帯域による制限はたとえ有線であっても避けられない中では、やはり通話サービスをおろそかにしてはユーザーの支持は得られないのではないかと思われます。MVNOの側からしても音声通話付きのSIMを契約してもらえば最低でも1年間はそのままユーザーに使ってもらえ、極端にデータ通信で不満がなければ解約する理由はありませんので長期のユーザー確保にもつながります。

先日、ドコモの社長がライトユーザーの利用料金について更に下げる可能性についての発言がありました。今後ドコモの通話定額の付いたライトプランとMVNOの音声通話付プランとの料金の差が縮まってくるようなら、ユーザーは改めて携帯大手に戻る可能性もあります。今後もこのサイトではあらゆる可能性を考えながら通話定額プランの動向についても追って行こうと思っています。


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