カテゴリー別アーカイブ: 入門編

MVNOという言葉の説明から、初めての人にもわかりやすいように格安SIMの基本を解説します。

大手キャリアから格安SIMへの移行法 その3 迷ったら月額2千円前後のプラン

大手キャリアが解約金なしで移転可能な更新月が来て端末も決まったら、あとはどういったプランを選ぶかということになります。格安SIMと呼ばれるものは全キャリアの回線を使えるものが出ていて、さらにその内容といったらとてもここだけでは紹介できないだけの多くの業者がプランを出しています。

そんな中、選ぶプランについて、内容はともかくとにかく安いものにするのか、大手キャリアで使っていたものと同じ程度のものにするのか、大手キャリアの標準プランより高速データ通信が使えるものにするのかによって選び方も変わってきます。

それまでの大手キャリアで、月あたり1GBから3GBくらいの高速データ通信プランを使っていて全く使い切れず、そもそもデータ通信自体はメールやSNSくらいしかしないという方でしたら、ある意味最安と言える、高速クーポンが0から1GBあたりのデータ通信に通話プランを付けられる安いプランを探すということになるでしょう。具体的には、通話について5分定額のオプションも付けず、待ち受け専用でもいいのなら、以上のようなプランがあります(価格は全て税抜価格です)。

1.ロケットモバイル 月額948円から
2.FREETEL SIM 月額最低999円からの運用可(高速100MB以内に低速切り替え必要)
3.DMM mobile ライトプラン 月額1,140円から(高速クーポンなし)通話アプリ有り
4.イオンモバイル 月額1,130円からで高速クーポン500MB付
5.ワイヤレスゲート 月額1,204円からでWi-Fi付 低速250kbps
6.楽天モバイル 月額1,250円から(高速クーポンなし)通話アプリ有り

この中では「FREETEL」「DMM mobile」「イオンモバイル」「楽天モバイル」を選べば通話に5分定額のオプションを月800円前後で付けられるので、こうしたオプションを付けても2,000円前後で契約を維持できます。ただし、上記プランの内容はほとんど低速専用か、高速クーポンが少ないものですので、それなりにウェブなどでネットを使う場合には、もう少し予算を出して月間3GB前後のプランにすることも考えられます。

さらにここでは、最安にはこだわらず、月間3GB程度の高速クーポンが付き、通話定額5分ないし10分の利用が可能なプランについて紹介しましょう。この種のプランは数が多いこともあり、幾分恣意的になってしまう点はありますがご了承下さい。

1.mineo

ドコモプラン3GB(1,600円)、auプラン3GB(1,510円)と、二つの回線別の2つの料金プランがあり、これに5分かけ放題サービスの850円をプラスすると料金的には2,500円弱で利用できます。なお、定額サービスは専用アプリからの発信になります。auプランが安いので、auの端末で通話定額を利用したい場合は特におすすめです。

2.OCN モバイル ONE

回線はドコモですが、一日ごとに高速クーポンがリセットされる110MB/1日プラン(1,600円)と、一月3GBプラン(1,800円)と、2つのパターンからデータの使い方によって選べます。さらに、専用アプリ利用限定での通話定額は他社と比べると倍の10分間で、料金は5分定額並みの月額850円なので、一日110MBプランを選べるなら魅力的です。

3.DTI SIM

DTM SIMの場合は5分定額のオプションは780円と安いだけでなく、専用のアプリからでなく、番号を直接ダイヤルしても5分定額の対象になります。しかし、他社の場合はアプリから電話を掛ける場合の料金は常に30秒10円と通常の半額になるので、5分超過した分の通話料に差が出ますのでご注意下さい。ただしこの方式だといちいち専用アプリから発信したかどうか確認しなくても、通話時間だけで電話料金を考えればいい分、よりキャリアの通話定額に近いものだと言えるでしょう。このオプションに付ける基本契約は、高速クーポン1GB1,200円、3GB1,490円あたりがバランスがいいと思われます。

こうしてみると、大体高いところでも月額2,500円以内に収まるプランで満足できるならば、格安のメリットも受けた上でそれほどキャリアで使っていた時とは変わらない形で使えるようになるのではないかと思います。もしこれらのプランでも高速クーポンが足りないということならば、高速クーポンが20GB以上あるプランを選ぶこともできますが、それは実際にスマホを使ってみて高速クーポンが足りなくなるのかどうかを使いながら判断してからでも遅くはありません。

ここまで、簡単にとは言いながらかなり長い文章て説明させていただきましたが、少なくともこのくらいは事前に検討した上て格安SIMや格安スマホを購入するようにしないと、元々加入していた大手キャリアと比べてみて、こんなはずではなかったと後悔する事も出てきてしまうように思います。ここまで読んでいただいて自分で申し込めそうだと思われた方は、このブログで各MVNO事業者ごとに紹介している記事の方も参考になさって、ここでは紹介しきれなかった新たなプランなどを見付けて、自分の使い方に合ったものを契約するように考えてみられてはいかがでしょう。


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大手キャリアから格安SIMへの移行法 その2 端末選び

前回の内容で、大手キャリアに加入していた方が更新月と端末代金の残債について確認をし、いよいよ更新月を待って格安SIMを扱うMVNOに移行する体勢が整ったことを前提に、具体的な内容に踏み込んで行きたいと思います。

まず、何をおいても大切なのは格安SIMを使うためのスマホ・タブレットなどの端末選びになります。ここでは事前に大手キャリアの電話を含む回線を格安SIMに変更する手続きを想定していますので、大型のタブレットやモバイルルーターにデータ通信専用のSIMを入れて使うようなケースは想定していませんので、ここはあえてスマートフォンを使うと仮定して購入案内をしていきたいと思います。

まず、今まで大手キャリアのスマホを使っていてそのスマホを格安SIMでも引き続いて使いたいと思っている場合です。これについては大手キャリアによってその扱いは違ってきます。

・ソフトバンク(Y!mobileも含む)

まだMVNO自体が始まって間もないこともあり、様々な制限があります。具体的かつはっきり言うと、iPhone5以降のiPhoneを使っていないとソフトバンク回線のMVNOは使えません。ちなみに、業者もb-mobile(日本通信)、ヤマダファミリーモバイル(ヤマダ電機)、U-mobile S(U-mobile)の3社で、内容は全て同じものです。さらにこの契約はデータ通信専用契約であり、音声通話サービスも使えませんので前回紹介した番号ポータビリティも使えません。あくまでソフトバンクのiPhoneやiPadを使っていた人が、SIMロック解除なしでも安くデータ専用端末として使えるためのものだということで、元々ソフトバンクやY!mobileを使っていた方が電話番号を引き継いで格安SIMを使いたい場合には、auかドコモの回線を使っているMVNO業者に変更することを考えるべきでしょう。

・au

auの場合はiPhoneを含め、端末によってはそのまま格安SIMを使うことができます。ただMVNOが提供するSIMは4G(LTE)のSIMになりますので、通話を含むサービスを格安SIMで利用するためには古い3Gしか使えない端末には入れて利用できなくなります。具体的に使えるauの端末については、auのSIMカードを取り扱っているmineo・UQmobile・IIJmioのホームページに記載があると思いますので、自分の持っているスマホの型番を調べ、利用可能な端末の中にあるかをまずは確認しましょう。もしない場合には電話でもメールでも、具体的な型番を書いて使えるかどうか確認してもらうことをおすすめします。

・ドコモ

ドコモもauに準じるような形になりますが、何より扱っている格安SIMはそのほとんどがドコモを扱っており、auとは違って古い端末である3G(mova)端末でも動く格安SIMもあります。そんな中、LINEモバイルやWonderlinkのように、3G専用端末では使えないLTE専用機でしか使えないSIMを提供しているところもありますので、持っている端末がLTE対応のスマホであるのかそうでないかも含めて、加入したいMVNOに直接聞くのが一番いいと思います。

このように、直接MVNOに問い合わせをした場合、自分の使っているスマホに入れるSIMのサイズについても相談しておいた方がいいでしょう。スマホと中に入るSIMとの関係は時間を遡るにしたがって「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」とどんどん小さくなっていっています。一番小さい「nanoSIM」にアダプターを付けて古いスマホに入れることはできますが、その逆はSIMカードを切るしかなくなります。ただ、初心者についてはアダプターを付けて利用するのもハードルが高いと思いますので、今持っているスマホに合ったSIMカードの大きさを十分に把握した上で注文することが必要になってくるのです。

古いスマホを流用せず、格安SIMに変えるのを機に、新しいスマホにする場合は、端末との同時購入がまずはおすすめになります。同時購入の場合は保証の手続きも加入と同時にできるので、落としたりして壊した経験がある方は保証に入る前提で考えた方がいいと思います。お金の節約のため、保証に入るべきか否かという風に考えた時、もし利用するスマホ以外にSIMを差し替えて使える使っていないスマホが別にあるなら、いざという時にはその古いスマホで利用を続け、改めて新品のスマホ本体だけを購入するという風に考えるなら入らなくてもいいと思います。前のキャリアの関係で差し替えて使えなかったり、ガラケーから初めてスマホを購入するなど、スマホは購入した一台しかないような場合は保証サービスへの加入を考えるべきでしょう。

また、ドコモやauの対象端末からMVNOに移るような場合は新しいスマホをセット購入した場合でも旧スマホは売らずに保管しておき、いざという時に代替機として使うようにするのも一つの方法です。その際、機種を選ぶ場合は前使っていたSIMカードと大きさが同じものでないと入れ替えて使うことはできませんので、特にmicroSIM対応のスマホを過去に使っていた場合には新しいスマホ購入には注意して下さい。どうしても新たに購入候補に入っているスマホがnanoSIM対応機しかない場合、最後の非常手段としてスマホアダプタを付けて旧機種を使うという方法もありますが、それで通信できなかったりSIMカードが抜けなくなったとしても自己責任となってしまいますのでその辺の事を十分ご理解の上でお試し下さい。

過去端末の流用でもなく、SIMとセットでの購入でもない場合、自分で端末を用意することになるのですが、これについては新品か中古かでも変わってきますが、ドコモやauの格安SIMを使おうと思っている場合、新品より中古の方がリーズナブルに手に入る可能性があるので、できるだけ安くスマホを買いたいとか、代替機として急に必要になったという場合には安く買える中古品を物色するのがおすすめな場合もあります。なお、中古品における価格について、最新のnanoSIM対応でないので安くなっている場合もあります。基本的には新品でも中古でもnanoSIMを採用しているスマホを購入するのが差し替えて使うことを考えるとおすすめです。実際に店頭で購入できる場合は、自分の使っているSIMかーどの大きさをお店の人に教えた上で対象のスマホを出してもらった中から選ぶべきでしょうし、通販の場合は検索の条件としてSIMカードの大きさを入力してから品定めをすることがまずは大事です。

新品についてもSIMカードの大きさで選ぶなら、最新スマホが多く採用しているので差し替えて使いやすいnanoSIM対応のものを購入すべきでしょう。こうしてみると、初心者にとってはSIMカードとスマホとの別々買いというのはかなりハードルが高いと思われるかも知れませんが、スマホ本体はいわゆる家電と同じく一括購入なので、端末の割賦契約が発生しません。当然MVNOの提供する端末でも一括で購入できる価格があると思うのですが、その価格よりかなり安く買える状況も存在します。さらに、端末補償についてもショップによっては他の家電と同じように複数年保証のサービスが有料で付くことも多いので、そうした保証付きでもMVNOの価格より安ければ、あえて単発買いも視野に入れるべきかも知れません。そうでもないなら初心者の方にとっては、端末の同時購入の方が楽ですぐに始められ、なおかつSIMカードがスマホに入らないというトラブルとも無縁だろうと思うのでおすすめと言えるかも知れません。

そしてもう一つ、スマホの型番を決める際に大切になるのは、海外メーカーにするか国産メーカーにするかという選択です。あくまで一般的な話ですが、海外メーカーのものは世界標準の機能は充実しているものの、日本固有のサービスや機能が付いていなかったりすることも多いので、ここで気にする点は「防水は必要か?」「おサイフケータイ機能は必要か?」「ワンセグは必要か?」の3点が主になるでしょう。こうした機能が必要なら、現在SIMフリーでauでもドコモでも使えるスマホを富士通が、ドコモのみでもいいならシャープ製のSIMフリースマホには防水もおサイフケータイ機能も付いているものがあるので、そちらのモデルを選ぶのが無難です。あと、iPhoneについては最新のiPhone7以降のモデルでないと防水もApple Payも使えないので、現在安くセットでMVNOでも売られているiPhoneSEを選んだ場合は上記3点は全てカバーしないものになりますので、その点も十分考慮の上、選ばれるべきでしょう。

しかしiPhoneにはiPhoneの良さがありますし、海外メーカーの出したアンドロイドスマホでも、iPhone7のようにカメラレンズを2つ搭載して相当に写りのいい内蔵カメラを持つ中国のメーカーHuaweiのようなものもありますので、逆におサイフケータイ機能は使わないし、防水機能もそう必要ないと感じるなら高いものから激安なものまで海外メーカーのスマホは実に色々な機能を持つものがありますので、その中で好みのものを見付け出すのもいいかも知れません。

さらに、いわゆる「タブレット」の範疇に入る製品の中には通話も可能な7インチタブレットもありますので、片手で持てるならば多少の大きさは気にしないというなら、そうした端末をメインにしたり、いざという時の代替機候補として持っておくというのも手です。具体的な機種名を挙げると情報が古くなった時に使いものになりませんので(^^;)、気になるMVNOでおすすめのスマホが、別にセールで安くなっているものがあったらまだ格安SIMに変わる前でも購入しておき、その端末に合うSIMを後で購入するという技も使えます。ともかく、格安SIMの世界では自由に携末を利用でき、さらに後で問題になりそうな保証でも、SIM申込時に端末を購入することで同時購入と同様の保証が利用できるところもありますので、まずは気になる業者のホームページを見て、どの端末がどのくらいの価格になっていて、さらに何が人気になっているのかを事前に十分にリサーチして更新月には一気に動けるように準備しておくのがいいと思います。


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大手キャリアから格安SIMへの移行法 その1 事前準備

国民生活センターに寄せられる相談のうち、日本の大手キャリアから格安SIMを提供するMVNOに変更した人が、格安スマホや格安SIMに関する相談をした件数が前年度比の2.8倍に達したことがニュースになっています。クレームの件数は加入者数に応じて多くなりますので、それだけ大手キャリアからMVNOに乗り換える人が多いということになるのでしょうが、同じクレームでも明らかにMVNO業者に非があるのか、実際のところそうでもないのかは、もう少し詳しくニュースを読むとわかってきます。

というのも、ニュースの中で「これまで通りのサービスを安く受けられると思っていたのに実際は違っていた」という相談が多いとのことで、まずは大手キャリアと格安SIMとの間にはどんな違いがあり、格安SIMや格安スマホに変更するとどう変わるのかについて説明しましょう。まずは加入時や端末修理時の対応についてです。

・有人店舗を設置している所は少ない
・基本的にインターネットでの取引きになる
・必然的にサポートは電話および宅配での対応になる
・修理中の代替機は基本的に支給されない

こうした対応に納得できない場合は、素直に大手キャリアとの契約を続けるべきです。格安SIMの会社によっては有人店舗があったり、端末と同時に購入がなくても加入時の保証プランに入ることにより、修理対応や代替機の提供が受けられる場合もありますが、代替機と使っているSIMカードとの間に互換性がない場合はせっかく代替機の提供を受けても利用することはできませんので、予備機として今使っているSIMを入れて使える安いスマホを持っておくことも格安SIMを使う場合の考え方の一つとなります。現在の主流といえるSIMカードのサイズは一番小さいサイズの「nanoSIM」なので、加入する際のSIMサイズはこのサイズにしておいた方が後々の事を考えると便利です。

次に、具体的なサービスの有無について紹介します。

・今まで使っていた「docomo」「ezweb」「softbank」の付いたメールは使えなくなる
・通話5分定額のサービスを利用する際、専用アプリからの発信でないと通話料金が5分以内でも20円/30秒の青天井になる
・大手キャリア専用のアプリやサービスが使えなくなる(ポイントサービスも)
・キャリアのスマホを流用する場合テザリングができなくなる端末がある

大手キャリアから格安SIMに移る場合、番号ポータビリティという仕組みを使えば今まで使っていた電話番号を格安SIMでも利用し続けることは可能ですが、そのためには事前の手続きが必要になります。有人の窓口があるところならその手続きを先方でやってもらえる可能性はありますが、全て自分でやりネットで切り替えるような場合、一連の手続きの全てを自分でやらなくてはなりません。そうした手続きをする自信がない人は極力有人店舗か家電量販店のような場所で販売を行なっている格安SIMの業者を通じて頼んでみることをおすすめします。そうすればキャリアメールこそ使えなくはなりますが、電話番号に直接メールを送る形で以前からの知り合いにも連絡を取ることはできますので、できれば以前の番号を引き継ぐ形で格安SIMに移ることをおすすめします。

また、そもそも格安SIMに移行するのに最適な時期というものが存在することも忘れないで下さい。大手キャリアの場合2年ないし3年間の継続契約を前提に料金を安く利用できているところがあるので、そのまま新たにまた2年ないし3年更新を選ぶのか、それとも別の会社に移るのか自分で決めることができる「更新月」というものが存在します。更新月の通知は郵送で送られたり端末に直接メールによって来るようになっていて、いつからいつまでに番号移管の手続きをすれば多額の解約金がかからないのかわかります。なお、前回の更新時に端末を買い替えている場合、いつ解約すれば端末購入時の残債がかからないのかについては、直接大手キャリアのセンターに電話して聞くのが確実です。

そうして、いつからいつまでの間なら解約金がかからずにスムーズに格安SIMに変更できるのかを理解した上で行動を起こすのが基本になります。思い立ったらすぐにショップへ行って解約の手続きをするのではなく、まずは「更新月」および加入元への端末の残債はないのか確認をするというのが基本中の基本だとまずは考えて下さい。その際、今までたまっていた大手キャリアのポイントがある場合は何かの買い物に使ったり電子マネーに換えたりするなど、きちんとポイントの整理をしてから移行するようにしましょう。解約してからポイントの残りに気付いてもどうにもなりません。そんな事にも注意しながらまずはいつ行動を起こすか計画を立てることからまずは始めてください。


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MVNOの新期登録費用を安く抑える方法について

このブログも例外ではありませんが、携帯大手3社以外に安くデータ通信および電話を提供するMVNOを紹介するについて、どうしても毎月の料金や主なサービスの内容だけに留まってしまっているということがありました。

今までは普通に大手と契約すると、端末を安く購入するための2年縛りがあるため、2年以上の長期契約するのが当り前で、そこまで毎月の料金を気にしない方なら、いったん契約してしまえば数年は同じ内容で続ける方が多くいたと思います。

しかし、MVNOの場合はデータ通信での契約の場合は即解約になってしまっても解約金を請求されないところがほとんどで、現状よりいい条件のMVNOが出てきたらとっとと今までの契約を解約して新しいものに乗り換えることも普通です。そうして何回も契約と解約を繰り返すケースもあるので、新しいMVNOに変更するたびに登録手数料がかかるというのはいくら安く毎月使えるといっても金銭的に痛かったり、トータルの費用で比べるとそれほどのお得感がないということも起こりかねません。

基本的に、携帯大手もMVNOも現状では3,000円+税という金額になっていますので、年に3回乗り換えたら1万円に達し、期間的な縛りがある場合の契約解除料と変わらなくなります。さらに、MVNOの場合は回線を借りている関係から、SIMカード自体のコストを元回線会社から増額して請求された場合、ユーザーに転嫁するところももしかしたら出てくるかも知れません。契約を解約した時にSIMカードの返却を求められるのはこうした事情もあるので、今まではSIMカードを返さなくても料金の請求がなかったようなケースでも、今後は厳密に料金を請求される可能性は出てきます。毎月の安さというものは重要ではあるものの、こうした事務手数料をいかに減らすかという事も、多くのMVNOを渡り歩くような方には必要になってくる知識ではないでしょうか。

しかし、物理的には大手を含めMVNOでもほぼ同額の請求がされるわけで、それを安くというのは銀行の窓口で手数料を値切るようなもので(^^;)、通常の手続きの中で初期登録手数料をまけてもらうことは不可能と言っていいでしょう。しかし、MVNOが契約を募集するにあたってその手続きを簡単にするために売り出しているパッケージを安く入手することで、手数料を安くすることはできます。

具体的にはネット通販の中でも大手であるAmazonにはそのカテゴリーの中で「SIMカード」という売り場があります。ここには多くのMVNOが出している初期登録手数料込みのパッケージが売られています。この文章を書いている現在で確認できているパッケージの中では、以下のMVNOのものが売られています。なお、海外用とプリペイドタイプのものは除いてあります。

・mineo
・DMM mobile
・OCNモバイルone
・IIJmio
・FREETEL
・biglobe
・UQ mobile
・U-mobile
・Nifmo
・b-mobile
・@モバイルくん。

こうしたパッケージにはすでにSIMカードが入っているものと入っていないものがあります。入っていないものは、MVNOのホームページにアクセスして利用するSIMカードとプランを申し込めば通常の申込みと同じようにSIMカードが送られてきて開通となりますが、その場合の初期登録手数料はパッケージを入手した際の料金以外には徴収されないようになっています。

そして、最初からSIMカードが入っているパッケージについては注意が必要です。というのも、SIMカードにも標準・micro・nanoの三種類ありますし、それにSMSオプションを付けるのか、音声通話を付けるのかで購入するパッケージが変わってきてしまうからです。カードの形状と付いているプランによってはかなり価格がディスカウントされているものもありますが、そのパッケージが自分が使っている端末に入れて使えないのでは意味がありません。多くのMVNOでは間違えて購入したことを訴えても、SIMカードの変更については普通に手数料を請求されますので、くれぐれもネットで選ぶ場合はSIMカードの大きさと付いているオプションについて確認することをお忘れなきよう。

さらに、こうしたパッケージの売り方として、モバイルルーターやスマホ・タブレット端末を購入する際に、特定のMVNOの端末に合った大きさのSIMカードがセットになって販売されているケースがあります。この場合、全くどこと契約するか決めていない場合には初期登録手数料もかからずに品物が届いたらすぐに手続きすれば使えるのでメリットも大きいですが、すでに別の端末で使っているSIMカードを入れ替えて使う場合には使わないパッケージが余ってしまうことにもなります。

このパッケージはいつでも使いたい時に使えるわけではありませんが、パッケージにはいつまで登録が可能かという期限が示されていますので、もしその期限のうちに使おうと考えた場合は、実質的に無料で乗り換えができてしまうわけです。もし個人的に気になっているMVNOのSIMがおまけに付いているハードの販売があった場合には、とりあえず購入してパッケージだけはいつでも乗り換えられるように取っておくというのも賢くMVNOの乗り換えを行なう方法の一つです。

最後に、こうしたパッケージを使わなくても初期登録手数料を安くする方法について紹介しておきます。このブログでも「キャンペーン情報」というカテゴリで紹介していますが、新しいサービスが出てきた時などに合わせ、「初期登録手数料無料」というキャンペーンを行なったり、3ヶ月から6ヶ月、すごいところでは条件付ながら1年や2年という長期間に毎月の利用料を割引くキャンペーンを行なっているMVNOがあります。そういう所からならたとえ初期登録手数料を支払ったとしてもその分を毎月の料金を割引かれることで回収できるわけで、MVNOの乗り換えを画策している場合は、こうしたキャンペーンの情報を入手することも大事です。

現在は行なっていないキャンペーンでも、過去のキャンペーンの内容をそのまま再開するMVNOもありますので、どのMVNOでどんなキャンペーンがあるのかということはまめに調べておいた方が幸せになれるでしょう。こちらのブログでもそうした画期的なキャンペーンがあればできるだけ早く紹介するつもりで運営しております。また過去のキャンペーン情報も紹介しておりますので、よろしければ他のページの方もご覧いただければと思います。


MVNO各社の通信制限のルールを知る 

日本では携帯電話の事業を行なう大きな事業者はおおまかに言って3つ(Y!mobileを入れると4つですが)あり、MVNOは大手事業者から回線を借りているという立場です。当然ながら限られた回線の中で多くの加入者が使う通信をコントロールしなければならないわけですが、ほとんどがドコモ回線、そして2つの業者がauを使っているのは御存知の通りです。

 

そんな中、各MVNOでは様々なプランによる区別の他に、インターネットのスピードについて規制するパターンに違いがあるケースがあります。特徴的なプランは魅力的なので店頭やネット上でも大きな文字で書かれますが、規制についての情報というのは注記の下に小さな文字で書いてあることが多いので、見逃しやすくなります。ここでは改めて、どんな時に規制されてスピードが落とされるのかまとめてみます。

1.月単位で高速クーポンがある契約の場合

こうした内容の契約は、多くのMVNOでは安さを前面に出すパターンが多く、だいたい3GBで千円くらいの価格で提供されているので、一番加入している人が多いプランではないかと思われます。こうしたプランの内容では、高速クーポンを使い切った場合に低速に制限されることがほとんどです。その場合の速度は最大200kbpsというのが一般的です。携帯大手三社が同様なケースでかける規制速度が最大128kbpsであることと比べても、MVNOの方が低速では優遇されているとも言えます。

 

さらに、MVNOによっては効率的に高速クーポンを使うために、Webからだったり専用アプリがあったりするのですが、ユーザーが手動で高速と低速を切り替えられるところもあります。また、専用アプリでなくMVNOのウェブサイトから切り替えができるところもあるので、頻繁に高速と低速を切り換えて効率的に使いたい方は専用アプリのあるMVNOを選ぶのがおすすめです。

 

ただ、頻繁に高速と低速を切り替えているつもりでも、低速での使い勝手に慣れるに従って、せっかくの高速クーポンを余らせてしまうケースもあるので、あえて切り替えアプリのないMVNOで契約をして高速クーポンを使い切るようにする使い方もありでしょう。その時に不安になる点は、一体規制された200kbpsというスピードはどのくらいのものなのかという事です。その確認方法の一つとしてあるのが、Androidスマホ限定ですが「速度制限ブラウザ ノロマー」という無料で使用できるアプリがありますので、それで試してみて低速でも案外使えると思えば、200kbps規制も怖くなくなります。

2.3日間の通信量が規定を超えると規制がかかるパターン

1の規制というのは、高速クーポンを使えるMVNOではほぼ例外なくかかってくるものですが、これから説明する2の規制は、全てのMVNOで適用されるものではありません。この規制があるから悪くて、ないから良いMVNOだとも言い切れないところがあるのがこの3日間のデータ量による規制です。

 

こんな規制を行なう目的は、短い期間に大量のデータ通信をするヘビーユーザーの存在によって他のユーザーが影響を受けることが少しでもなくなるようにということもあるので、MVNO別の規制情報をしっかり把握して、普段使いの中で十分に利用できるかということを考えて契約すれば、後でこの規制があることがわかって愕然とすることもなくなるでしょう。

 

ただここで注意したいのは、一口に3日間のデータ量の制限と言っても、規制する条件に違いがあります。一番厳しいと感じるのは、高速クーポンを使っている時でも、低速を使っている時でも一緒の条件で規制をするケースです。こうした規制は割と良く使う人にとってはすぐに規制されることで敬遠しがちになりますが、その分ヘビーユーザーの流入を抑える効果があります。

 

次に、一番多いのが、高速クーポンを使っている時には規制を行なわず、低速で接続している場合のみに3日間の通信量で制限を行なうケースです。どのMVNOでも最大200kbpsで接続する中ですので、そこまで通信量が多くなることはないと思いますが、3日で366MBという規制が行なわれた場合、一日における通信量の目安は122MBとなるので、IP電話で長電話を繰り返したり、インターネットラジオを流し続けるようなことをすると規制にかかる可能性が出てきます。低速での利用でさらに規制が行なわれれば、その際の速度はさらに下がるので明らかに通常のスマホ使用に影響が出てくることが予想されます。特に低速になってもスマホを使いまくりたい方の場合は、この3日間の規制があるMVNOは避けた方が無難かも知れません。

 

ただ、ここまで厳しい規制を掛ける裏には、それだけ一人のユーザーでも低速で繋ぎっぱなしにするようなユーザーがいるということに他なりません。IP電話もネットラジオも、さらに低速でのアプリダウンロードやウィンドウズのアップデートなどを時間を掛けて行なうヘビーユーザーでもなければ規制される可能性は少ないでしょう。一部のMVNOでは3日間の規制を掛ける代わりに、安定した高速通信を提供しているところもあります。大量のデータを扱わなければ十分に実用的に使えるMVNOもありますので、自分の使い方によってはあえて3日間制限のある所を選んだ方がいいという事もあります。どのMVNOを選ぶかを迷った時は、このような規制に関する情報も事前によく調べる事も忘れないで下さい。


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データ通信専用SIMの「SMSオプション」とは?

ドコモ回線を利用しているMVNOを使おうと思っている場合、どの業者を選ぶか決まった後で必要な選択は、SIMカードの大きさを確認することがあるというのは以前このカテゴリーで紹介した通りです。これから使おうと思っている端末に入るSIMが「標準SIM」なのか、「microSIM」「nanoSIM」を使っているのかを確認しなければなりません。お店でSIMカードと同時に購入する時にはその端末に合ったSIMカードを間違いなく勧めてくれますが、すでに持っている端末用に合ったSIMカードを購入する場合や、端末とSIMカードを別々に買うような場合はまず使われるSIMの大きさを確認しましょう。

 

これだけで済めば楽なのですが、MVNOで売られているSIMカードには大まかに言って3種類のものがあります。すでにスマホやガラケーを使っている人がMVNOに移って電話番号を引き継ぐ場合は、音声通話付プランのSIMを使うことになります。これはガラケーやスマホに入っているSIMと同じなのでそう難しく考える必要はないのですが、問題になるのが「データ通信専用」のSIMです。

 

このデータ通信用のSIMには2つの種類がありますので、用途によって使い分ける必要が出てきます。まず、モバイルルータに入れて使うことが想定されている場合、何もオプションのない通信専用SIMを選んで大丈夫です。通信専用でオプションの付かないSIMカードについては、各社のプランの中で一番安い事が多いので、このSIMで利用することが可能ならあらゆるSIMカードの中で最安の運用が可能になります。

 

もう一つ、通信専用SIMの中には「SMSオプション付き」というものがあります。全てのSIMには電話番号が振り分けられていて、通話ができないデータ通信専用のものでも090・080・070から始まる番号が割り当てられています。もちろん実際にデータ通信用のSIMに割り当てられている番号に電話を掛けてもつながらないのですが、電話番号を使った通信方法はもう一つあるのをご存知でしょうか。

 

それは、メールアドレスのあるネット経由で届く電子メールではなく、通話をする際の回線にそのまま乗せて直接文字によるやり取りをすることができる「ショートメッセージサービス」というものです。この頭文字を取ったものが「SMS」という言葉で、本来は「ショートメッセージサービスオプション」ということになります。インターネット回線を通さずに直接送ることができるため、送信者がメールが届いたかどうかの確認ができたりする反面、受信は無料ですが送信するには一通ごとに料金がかかります(国内の場合は一通3円)。

 

このSMSはどんなケースで使うのかというのは、単純にインターネットを使わないでメールのやり取りを直接したいという場合だけでなく、スマホアプリで端末の確認を行なうためにこのSMSを使ってメールを送信し、認証を行なうこともあります。さらに、スマートフォンの中にはSMSが使えないと電池が急激に減る「セルスタンバイ問題」が起こる端末と起こらない端末があることが知られています。
今お持ちのスマートフォンやタブレット端末に、新たにMVNOで契約したSIMカードを入れて使おうと思っている場合、まずその端末で「セルスタンバイ問題」が起きるか起きないかどうかを確認することがまずは大切です。具体的にどうすればわかるかというと、インターネットで、

 

「○○○(スマホ・タブレットの機種名) セルスタンバイ」

 

というような複合キーワードで検索すると、公式な情報だったり、あくまでネット上の口コミに過ぎない場合であってもセルスタンバイ問題に対する影響が出る端末であるのかそうではないかということがわかるようになります。また、利用されるMVNOのホームベージに記載があるかも知れません。それでもわからなければ、契約前に直接MVNOのユーザーサポートで質問してみるというのも手です。そうして、今使っている(これから使おうと思っている)端末にセルスタンバイ問題が出ないことがわかったら普通のデータ通信専用端末を購入して大丈夫ですが、調べたものの分からなかった場合や、今後どんなスマートフォンを使うかわからない場合は「SMSオプション付き」のデータ通信専用のSIMカードを選んでおいた方が無難です。

 

なぜなら、MVNO各社がSIMの大きさだけでなく「SMSオプション」や「音声通話付プラン」の付いたプランに変更する場合はいったんSIMカードを返却した上で、新たに発行手数料がかかる新たなSIM申し込みの手続きをしなければならないからです。SIM交換には一枚だいたい2,000円から3,000円くらいの負担になります。データ通信専用から音声通話プランに変更するなら仕方ないところがあるものの、用途は変わらず単なるハードの切り替えだけでSIMカードの交換をするのでは、安く契約する意味も薄れてしまう可能性もあるので、ヘビーに様々な端末にSIMカードを入れ替えて使う場合は「音声通話付プラン」か「SMSオプション付きデータ通信ブラン」を選び、更に言うなら自己責任にはなりますが、SIMカードの大きさはSIM変換アダプターを使って変えることも可能なので、一番小さい「nanoSIM」を選んでおいた方がいいでしょう。
ただし、SIM変換アダプタを使ったはいいものの、中途半端な知識で使用したために、肝心のスマホやタプレット端末を壊してしまったというケースもあります。最後のSIMカードの大きさ云々に関する事については、あくまで自己責任の範囲内で使うことになる点は十分にご注意下さい。

 

最後になりますが、ここまで解説してきたドコモ回線でないau回線でのMVNOを選ばれる場合は「SMSオプション」に関するここまでの話は聞き流していただいて大丈夫です。というのも、auのMVNOなら無料でどのデータSIMにも「SMSオプション」を付けることができるからです。そしてスマホを使う際の「セルスタンバイ問題」はないと言われています。ただ自動的にSMSが付けられない場合があったら困るので、契約をされる際には一応確認をした上で利用されるのがいいかと思います。


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通信カードと利用端末を別々に入手する場合、SIMカードの大きさに注意

通信カードとスマートフォンのセット販売の場合、自由にスマートフォンを選べないというのが人によっては残念かも知れません。いろいろ内容を調べながら通信カードにもスマートフォンの機能にもこだわりたい場合、セット販売ではなく、通信カードとスマートフォンなどの端末を別々に買った方がいい場合もあります。ただ、そこには一つの問題がありますので、今回はそのお話をしていきましょう。

いわゆる通信カードというのは、スマートフォンだけでなく携帯電話の中にも入っていますが、スマートフォンが小さくなるにつれ、中に入るカードの大きさもいろいろ変わっています。

これらは、私が持っている様々な通信カードです。右から「標準SIMカード」「microSIMカード」「nanoSIMカード」で、だんだん小さくなっています。問題なのは、今日本で売られている様々なガラケー、スマートフォン、タブレット端末がこれらのうちのどれかが入るようになっているのですが、使うものによってどのカードが入るかはいちいち確認しないとなりません。

違うサイズの通信カードを先に買ってしまい、後から買った端末にカードを入れようとしても入らないとなると先に買ったカードの代金が無駄になってしまいます。一応、iPhoneやiPadは一番小さなnanoSIMが採用されていることだけは確かですが、最近ではガラケーでも小さいSIMカードを使っていることがありますので、端末を選ぶ場合にはまずその端末はどの種類のカードを使っているのかということをまずは確認することを忘れないでください。

というわけで、ここまで長い前置きにおつき合いいただいてありがとうございました。格安SIMを販売するMVNOは多くありますが、これ以降はできるだけ多くの業者を紹介していきたいと思っています。格安SIMに興味を持たれている方は、ぜひこの続きの商品紹介をごらんになり、ご自身に合った一枚を捜してみて下さい。


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MVNOって、何を買えばいいの?

実際にお店へ行ったり、インターネットのショッピングサイトで様々なMVNOの販売するデータカードや端末を前にして思うのは、果たして何を買ったらいいかということでしょう(^^;)。ここでは、簡単に何があればはじめられるかということについて紹介します。

まず、ガラケーは持っていてもその他のものは全く持っていない場合ですが、これだとカードだけ買っても当然使えません。どうしても、カードを挿入して使うスマートフォンなりタブレット端末といったインターネットを楽しむための端末を追加して買わなければいけません。

お店ではそうしたニーズを見越して、カードとスマートフォンがセットになっているものを売っている場合があります。この場合、通信設定もやってくれると思うので、初心者の方には難しいことを考えずとも使える状態で端末をすぐ使える状態にしてもらえるのは有難いものです。ただ問題は一部の端末を除くと、MVNO用にと作られた端末の価格は結構するということです。安いが画面小さい機能も少ないものなら1万円前後で、高性能なものになると3万前後といったところです。

ショップでは、実はもう一つのMVNO活用のための機材をセット販売している場合があります。スマートフォンよりも小さく、それ自体でインターネットにつなぐことができる「モバイルルーター」というものです。これは、自宅にインターネットを引いている方ならわかるかも知れませんが、スマートフォンでもタブレット端末でも、はたまたノートパソコンや携帯ゲーム機であっても、Wi-Fiを使ってインターネットに接続できるものであれば、家の中と同じように外でもインターネットに接続することが可能になるものです。

電池内蔵なので常にスイッチを入れておけば、モバイルルーターの近くで様々な通信端末がインターネットに繋がります。スマートフォンの場合はどの機種でもカードを入れる端子がありますが、安いタブレット端末やバソコンを持ち運んでインターネットを使いたい場合には、モバイルルーターと通信カードのセットの方がスマートフォンを追加するよりもいい場合があります。Wi-Fi通信のみでしか使えないタブレット端末やパソコン、携帯ゲーム機が家にあるような方は、簡単にネット接続はできますので、こちらのセットの方を選ばれるのがいいでしょう。もし新たにスマートフォンを買い足すような事があっても、モバイルルーターに入ったカードを入れ替えて使うこともできなくはありません。

ここまで説明させていただいて、いくら安くても通信カードだけを買っても何もならず、カードを入れてインターネットに繋ぐスマートフォン・タブレット端末かモバイルルーターを用意しなければならないことはお分かりいただけたと思います。全く何も持っていなくて、店頭で簡単に使いたいなら、まずは格安のスマートフォンとのセットを販売しているものを購入するのが無難かなとは思いますが、まずはお近くのイオンや家電量販店で格安スマートフォンと通信カードのセットが売っているかが問題になります。

まずはお店へ出掛けてみて、安いセット販売があるのか聞いてみるのがいいでしょう。そうして使ってみて、もう少しいい端末が欲しいとか、ネットがサクサク動くようにしたいとか、いろんな不満が出てきた場合に買い替えようと思って使えば、最初のスマートフォンは一番安いものでもいいでしょう。そうして購入する場合、店頭で必ず確認して欲しいことがあります。スマートフォン自体を分割で購入すると支払いが終わるまで契約した会社との関係が続いてしまうので、いつでも解約というのができなくなります。

また、光インターネットや固定電話とのセット契約を持ちかけられた場合、こちらの方もセット契約をやめるには一定の期間が必要な場合が多いので、安くなるとかいろいろ甘い言葉をささやかれても(^^;)、端末は一活でデータ通信を普通の縛り無しの契約で加入することが大事です。そうすれば、購入したスマートフォンは別の会社の通信カードでも使えますから、MVNOの利便性をすぐに実感することができるでしょう。


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MVNOって、どこで売ってるの?

私が最初にMVNOの出したデータ通信カードを買おうと思った時、普通に店頭では買えませんでした。インターネットにアクセスして通販で買いました。当時は大手家電量販店の店員さんも、何それという感じの知識しかなかったと思いますが、今ではだいぶ状況が変わってきています。

私が最初に買ったのはMVNO業者の中でも老舗の日本通信というところですが、当時販売網はそれほどなく、ドコモ回線を使ったデータカードを出す前は、PHSのデータ通信を売っていたこともあったのですが、いわゆるパソコン専門店の片隅にひっそりと置いてあるイメージで、売っている所を探すよりもインターネット通販で買った方が早いという感じでした。

それが全国的に入手しやすくなったのは、同じく日本通信が大手スーパーのイオンのみで取り扱う月980円のSIMカードをイオンに入っている携帯電話販売コーナーで売ったことがきっかけだったと思います。イオンの携帯電話コーナーでは、その後に様々なところから出てきたMVNOの販売に手を広げ、今では格安スマホやモバイルルーターとのセット販売も手広く行なっています。お住まいの場所の近くにイオンスーバーがある方は、ぜひ出掛けてみてMVNOの取り扱いがあれば、店員さんに詳しく聞いてみるのがいいかと思います。

また最近では、大手の家電量販店の中にもMVNOの格安スマホを扱うコーナーがあります。MVNOの中でもお店自体がデータカードのパッケージを売っていたりもするので、自社のパッケージを中心に販売することも多くなりました。昔のように、近くのお店には全く売っていないということはもはやないと思います。直接店頭で買えるということは、わからない事があれば質問して、十分納得した上で購入できるということです。

マイナーなところが出しているものは店頭では入手しずらいかとは思いますが、初心者が使う分には店頭で売られているものでも十分使えると思いますし、そうでなかったら逆に大変ですので(^^;)、興味のある方はまずは実際に店舗へ出掛けてみて、どんな感じなのか雰囲気だけでもまずは感じられればいいのではないでしょうか。ただ、ここまで読んであわてて買わない方がいいと思います(^^;)。もう少しこの後のエントリーも読んでからでも遅くはありません。


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既存契約とMVNOとの関係

実際にMVNOについて興味を持った場合、恐らく大半の方がスマートフォンを安く使いたいと思っているこのではないでしょうか。スマートフォンに憧れるということは、その時に使っているのはガラケーということで、たまにメールやウェブを見るくらいはするといった感じでしょうか。すでにスマートフォンに機種変している場合は、今使っているスマートフォンがMVNOの通信カードでそのまま使える可能性があります。今使っている電話番号そのままにMVNOに移行できるプランもありますが、この話はまた別にさせていただきます。まずは今、ガラケーを使っていてスマートフォンにあこがれているというケースを想定して書かせていただきたいと思います。

まず、とりあえず興味がある程度なら、今のガラケーの契約を止めてMVNOにすぐに乗り換えるというのはおすすめできません。それは、現在加入している携帯電話のプランに関係があります。これを書いている2015年になって変わってくる可能性はありますが、現在ほとんどの携帯・スマートフォンの契約は2年契約の自動更新で、24ヶ月のうち1ヶ月しかない更新月以外に解約および乗り換えをしようとすると、事務手数料とは別に1万円近い契約解除料金を請求されることになります。

2015年の時点で提供されているMVNOのサービスでは、このような契約縛りがないのが普通です。電話番号が付く契約や、端末を分割購入したり、別のサービスとのセット契約の場合は縛りが付く場合がありますが、この事についてはまた後で説明します。とりあえずはちょっと使って気に入らなければすぐ止めても別に解除料金を請求されることはないものを選んで入ることができるというのがMVNOの魅力の一つです。利用料金については、安いものでは月額500円を切るサービスもありますので、思い立って今ある契約を急に解約するよりも、今の契約は維持しながら月額費用の安いMVNOを別に契約した方がコスト的にも安上がりになるということがおわかりになるかと思います。

既存契約と併用する場合、MVNOの提供するプランのうち、データ通信専用のプランを使われるのがいいと思います。MVNOでスマートフォンを持つ場合、メールについては「@」以降に携帯電話会社の名前が入ったキャリアメールは使えませんが、Androidのスマートフォンの場合、スマートフォン自体を使うために新たに登録しなければならないGoogleが提供するGmailというスマートフォンでもパソコンでも一緒に利用できるメールアドレスを取得できます(iPhoneでもGmailが使えるアプリがありますので利用可能です)。

さらに、すでに多くの人が使っていて今やこのアプリがあればメールは使わなくなったという人がいるほどのコミュニケーションアプリのLINEもアプリを導入すれば使えるようになります。新たにMVNOでスマートフォンを使うのを機に、今までメールで連絡を取っていたのをLINEに変えてしまえば、もし今までガラケーでメールやWebを使っていたとしても、そうしたサービスは必要なくなります。ガラケーの契約に付けていたメールやパケット通信用のサービスを一切やめてしまっても、場合によっては便利になりこそすれ不都合はないということになるかも知れません。もっと言いますと、LINEというアプリは、友人同士の音声通話も無料でできるようになっています。仕事でない家族や友人同士の会話に使うなら何とか使えるレベルです。安定してLINE通話ができるクオリティを持つMVNOのデータ通信契約を行なえば、既存契約の毎月の利用料すら抑えられるかも知れません。

かく言う私自身も、ガラケーの契約は通話専用にし、ダイレクトメールをのぞくメールやインターネット接続ができないようにして毎月の利用料を安くすることができました。ガラケーやスマートフォン一台ですべて済ましたいと思われる方には向きませんが、ちょっと安いデータ通信を試したいという場合には、今あるガラケーをどうにかするという前に、別に安いMVNOサービスを使ってみていやだったらやめるというのがいいだろうと思います。


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