カテゴリー別アーカイブ: 目的別MVNO選び

どんな事をやりたいかによって選ぶ目的別MVNOの紹介をします。

「OCN モバイル ONE」その11 新しい通話定額の形?「トップ3かけ放題」

MVNOが大手キャリアから選んでもらうために、以前はとにかく「安く」というキーワードで宣伝していたように思いますが、時間帯によってほとんどスピードが出なくなったりすることで、一部のMVNOでは「安かろう悪かろう」という評判が立ち、それが最近出てきた大手キャリアや準キャリアの格安プランのヒットを生み出したということもあるかも知れず、MVNO各社は「次の手」をいろいろ考えて商品開発をしているのが現在の状況ではないかという気がします。

そんな中で、多くのMVNOが行なっているのが品質の差がほとんど出ないと思われる音声通話に関する様々なオプションサービスを充実させることで、基本的に5分以内定額か24時間フル定額を選ぶことになる大手キャリアとの差別化をはかっています。

そんな中、新たな通話定額として通話オプションを出してきたのが「OCN モバイル ONE」です。この系列の「OCNでんわ」においては、先日「OCNでんわキャリアフリー」という、旧イーモバイルで音声通話を使っている方以外なら、大手キャリアでもMVNOでも月額千円(税抜価格 以下の表示も同じ)で10分定額を付けられるサービスを開始したばかりですが、そうしたサービスとは差別化をはかるためか、「OCN モバイル ONE」のユーザー向けに9月2つの通話オプションを出してきました。

まず一つ目は、「トップ3かけ放題」と言いまして、月額850円を払うと当月「OCNでんわ」アプリから掛けた全ての電話の中で通話料が多かった電話番号あての通話料が3番目まで無料になるというものです。この「トップ3」については事前に申告する必要はなく、前月の締めの段階で計算して、通話料の多かった(つまり、話した時間が長かった)上位3番号に掛けた分の通話料を無料にし、四位以下の通話料だけを請求するというものです。

仕事で幅広く多くの番号に10分以上の電話をする人には向きませんが、友人や恋人、家族など長電話する相手が決まっていて、さらにそれが3人以内であるなら、このオプションを付ける意味が出てきます。

また、「トップ3かけ放題」と「10分以内定額」の両方が使えるようになり、4位以下の相手でも通話時間が10分以内だったら無料、10分を超える通話については30秒ごとに10円が加算される「かけ放題ダブル」は月額1,300円で提供されます(キャンペーン価格で11月末までは1,000円)。

MVNOの中で今まで時間無制限のかけ放題のサービスを行なっているのは楽天モバイルだけで、こちらは「楽天でんわ」アプリからの通話が時間に関わらず全て定額となる「かけ放題」が月額2,380円というものです。OCN モバイル ONEの「かけ放題ダブル」と比べると約1,000円高となりますが、どんな相手でも無制限に掛けられるというメリットはあります。ここではOCN モバイル ONEと楽天モバイルについて、利用シーンごとのベストな通話オプションを考えてみます。

・全ての電話が10分以内で済みそう…OCN モバイル ONE「10分かけ放題」

・10分以上頻繁に掛ける相手がいる…OCN モバイル ONE「トップ3かけ放題」

・「トップ3かけ放題」で通話料が450円以上…「かけ放題ダブル」

・「かけ放題ダブル」で通話料が1,080円以上…楽天モバイル「かけ放題」

ここでは毎月の通話に関する料金で比べてみましたが、他に比べる場合は大手キャリアでケータイ専用の「かけ放題」サービスをネット無しで2,200円出して利用している方についても、2台持ちでなくスマホに一本化したいと思うなら、紹介したMVNOの電話かけ放題のサービスを検討してみると恐らく金額的にはMVNOのかけ放題にした方が安くなる場合が多いと思います。様々な理由で2台に分けて使いたいとか、キャリアの契約を失くしたくないとか思っている方には余計なお世話としか言えない話ではありますが、このようなMVNOの新しい通話プランの登場というのは、完全に大手キャリアのしがらみから解き放たれる可能性を今後感じるものなので、今後も音声に関するMVNOが出してくるであろう新たなプランについては注目していきたいと思っています。

BIGLOBE SIM/スマホ

楽天モバイル


動画・音楽利用は「エンタメフリー」か「大容量高速クーポン」か

ぷららの無制限LTEのプランが終了するという中で、スマホやタブレットで動画や音楽を心ゆくまで楽しむためには30GB以上の高速クーポンの多いプランを契約するというのが、普通に考えればセオリーかと思います。ただ、今現在かなり注目されているのが、特定のサービスを利用する場合に高速クーポンが減らない(高速クーポンを使い切っていても高速で使える)オプションの付いたBIGLOBE LTEの「エンタメフリーオプション」です。ここでは改めてこうした2つのプランを比べてみて、どちらを選んだらいいのかというのを考えてみたいと思います。

まず、スマホやタブレットで動画を見るということは、どのくらい見るとデータをどのくらい使うのかということを調べてみました。まず、ネット放送局として多くの人に見られていると思われるAbemaTVです。画質は5段階で選べ、データ消費も画質によって変わってきます。自宅の回線で見るなら最高画質でも大丈夫ですが、外で見るならできるだけ低画質で行ないたいものです。Abemaテレビのサイトやアプリの設定画面で記載のあった、データ容量と視聴時間との関係は以下のようになっています。

・最低画質 1GBあたり約5時間
・低画質 1GBあたり約4時間
・中画質 1GBあたり約3時間
・高画質 1GBあたり約1.5時間
・最高画質 1GBあたり約1時間

こうしてみると、一日あたり5時間毎日見るようなケースでも最低画質にしておけば月30GBの契約でも可能だということです。ただしそこまで使わず、1日3時間くらい動画を見る程度だったら中画質くらいに上げても月30GBくらいのクーポンで十分なのかも知れません。

次に、YouTubeについて検証したいと思うのですが、その際、BIGLOBE LTEのエンタメフリーオプションでYouTubeを見る場合の画質については360p(普通画質・スマホの画面できれいに見えるくらい)くらいと言われていることに注目します。YouTubeの画質設定はAbemaTVより多く6段階ありますが、実際にスマホやタブレットで見る場合にはせいぜいが高画質までだと思いますのでその数値も紹介しておきます。

・最低画質(144p) 1GB 12.6時間
・低画質(240p) 1GBで8.4時間
・普通画質(360p) 1GBで4.3時間
・高画質(480p) 1GBで2.8時間

この2つのサービスの数値を比較すると、前述のエンタメフリーオプションを付けてストレスなく見られるAbemaTVの画質は、低画質から中画質くらいのクオリティであることが想像されます。ただ、この仕様は途中で止まらずにそこそこの画質で見られるという点において、大容量高速クーポンが付いた格安SIMでも同じくらいの画質で楽しむことを前提にするのがおすすめでしょう。

また、AbemaTVやYouTubeの他にBIGLOBE LTEのエンタメフリーオプションに加入すれば自由に見たり聞いたりできるサービスについては2017年6月現在では以下のサービスが対象になっています。

Google Play Music・Apple Music・Spotify・AWA・radiko.jp
今のところ動画サービスについてはAbemaTVとYouTubeのみで、後は音楽ストリーミングサービスやインターネットラジオという、もし低速でも200kbpsが安定して出るSIMカードなら、何のオプションを付けなくても普通に聴けてしまうレベルのサービスだけです。

低速でも安定して200kbps付近が出るMVNOとしては一つにはデータ専用なら千円を切る価格のOCN モバイル ONEの1日110MBプランがあります。このプランなら、YouTubeも最低画質の144pならば、何とか連続して動画を見られるくらいのクオリティがありますので、エンタメフリーオプションよりも安く利用できるというの点では意外と盲点になるかも知れません。

ここまでの内容を簡単にまとめると以下のようになるでしょう。

・30GB以上の高容量プラン

動画を見る時間によって容量を決める。音楽やラジオについては、高速と低速を切り替えられるスイッチの付いたMVNOを選び、音楽は極力低速の状態で利用すれば動画を見られる時間は増える。エンタメフリープランの使えないニコニコ動画やDAZNなども利用する場合に選ぶのが良い。

・BIGLOBE LTE エンタメフリープラン

とにかくYouTubeとAbemaTVをよく見る人にはおすすめのプラン。radikoや各種音楽ストリーミングサービスも、対応しているサービスを使っているなら利用もあり。ただし対応外のサービスを使うと高速クーポンが減るので、その使い方によって3GBプランにするのか6GBや12GBのプランにするのかを選ぶ必要があり。なお、高速と低速を切り替えることはできません。

・OCN モバイル ONE 1日110MBプラン

低速中心に使う場合、動画でもYouTubeの最低画質(144p)なら何とか止まらずに見られるので、音楽・ラジオなどのストリーミングサービスおよびYouTubeだけを見るならこのプランの利用もあり。なお、このプランには無料のWi-Fi利用が可能なので、コンビニなどで利用可能なスポットがあれば、自由にどんな動画も利用可能。

あと、その隙間を埋めるようなプランとしてUQモバイルの最大500kbps「データ無制限プラン」(3日で6GBを超えると制限される場合あり)や、WonderLinkの最大700kbpsのプラン(1日1GBで制限される場合あり)も考える余地はありそうです。しかし、このどちらのプランもいわゆる高速通信はできないので、購入した後で悔やまないためにも、十分に考えた上で選ばれるのがいいでしょう。このブログでは各社のプランについてカテゴリー別に紹介しておりますので、もう少し細かいプランについての内容をお知りになりたい場合にはカテゴリ別の内容からどうかご確認下さい。


LINEモバイル利用料をコンビニ払いにする

クレジットカードを使わないで格安SIMを使う方法の1つとして、Line mobileの利用料をLine Payカードで支払うことで、銀行口座からLine Payカードに自動チャージを行なうことで変則的ながら支払う方法を先日お知らせしました。

今回はあえて銀行から自動チャージの設定にしておきながら、Line Payの残高をスマホで確認しながら、自ら毎月あるいは隔月に銀行から自動チャージされる前に自分でコンビニに出向きチャージすることで銀行からも利用料金を落とさないようにするという試みです。

まず、LINE mobileの料金の仕組みとして、初回の利用料金は無料で、初月にかかる費用は初期契約事務手数料の3,000円および、SIM発行手数料が400円かかります。もちろん消費税分もかかりますので余裕を持って申込み前にローソンなどのコンビニで5,000円くらいをチャージしてLine Payカードを購入した後にLINEモバイルに申し込めば銀行口座へチャージされることはとりあえずありません。

その後、毎月の利用料のかかる4日より前の段階で、スマホからLine Payの残高を確認し、利用料が引き落とされた後で常にLine Pay内に千円以上残るようにして毎月のLINEモバイル利用料の百円単位を切り上げて千円単位でチャージを繰り返すようにすれば、クレジットも銀行口座も使わないでLINEモバイルの利用料をコンビニ支払いできるというわけです。

個人的におすすめなのは、プランを一番安い「LINEフリープラン」にしておくことです。そうすれば、毎月の支払いは500円から600円台(SMSオプション追加の場合)で済みますので、Line Payの口座が二千円以上あれば、とりあえず翌月はチャージをしなくても大丈夫です。残高が1,500円台から1,600円台の時には、以下数十円の残高によっては千円分のチャージが必要な場合があります。チャージをコンビニで行なう場合は(セブンイレブンではできないので注意)、専用端末からチケットを打ち出して支払うコンビニよりも、レジにお金を出せばその場ですぐチャージしてくれるローソンがおすすめですが、旅先などでどうしてもローソンが見付からないような場合に備えて、専用端末を使ったチャージの方法も覚えておきましょう。公式ブログに記載がありますので、その内容をリンクしておきます。

http://official-blog.line.me/ja/archives/58557321.html

毎月振替で様々な料金を払っている方には面倒くさい方法に思えるかも知れませんが、今の時代でも現金をお店に出して決済できるというのはいざという時には心強いものです。もし大きな災害が起き、銀行口座の現金を当座の生活資金に使っているうちに残高が足りなくなったような場合、通信費以外にも様々な費用が引き落としになっていると、どの費用が落ちてどれが落ちないかは運もありますが、それによりLINEが出来なくなってしまうと困るケースもあるでしょう。しかし、この方式なら銀行口座からのチャージができない場合でも直接コンビニから入金してLINEモバイルだけのためにお金を使うことができます。

そういう意味では災害が長期化した場合のために、あえてLINEモバイルの支払いをLine Payにしておくのもいいですし、クレジットカードが作れない学生が自分のおこずかいのみで利用するために使ったり、年配の方でクレジットカードをあえて持ちたくないと思っている人にとってもこうした支払い方があるということはもっと多くの人に知っておいてもらいたいと思います。

LINEモバイル


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LINEモバイルの利用料を銀行口座から引き落とす方法

大手キャリアでないMVNOの泣き所の一つとして、支払い方法に銀行口座からの引き落としが使えないということがあります。普通にクレジットカードを使っている人にとってみるとどうでもいい事かも知れませんが、世の中にはどうしてもクレジットカードを持ちたくないが格安SIMを使いたいという方もいるかも知れません。

そして当然ですがクレジットカードを持てない年齢層もおり、自分で毎月の利用料は払えるのに本人名義のクレジットカードが作れないのでMVNOの契約を諦めている人もいるかも知れません。
さらに、世の中どんな曲がり角があるかわからないところもあります。現在は生活に全く不安がない人であっても他人の借金の保証人になったことで自己破産にまで追い込まれたとしたら、確実にクレジットカードは使えなくなります。

そんな人たちのために銀行口座からの引き落としが可能なMVNOというのは数が限られます。今回はその中でもSMSの付かない最安プランながらLINEの利用が高速で可能な「LINEフリープラン」なら月額500円(税抜価格 以下同じ)で利用可能なLINEモバイルについて、口座引き落としをする方法について紹介していきましょう。

今回紹介する口座引き落としの方法は、LINEが運営するプリペイドカード「LINE Pay カード」を利用する方法です。その方法とは、チャージ(入金)したお金を使い切ってしまった場合に自動的に銀行口座から自分で設定した金額がチャージされる「オートチャージ」の仕組みを利用します。ですから、「LINE Pay カード」でオートチャージが使える銀行口座が利用できるかがまずはハードルとなるでしょう。ちなみに、2017年3月現在でオートチャージ可能な銀行は以下の通りです。

・ゆうちょ銀行
・みずほ銀行
・三井住友銀行
・三菱東京UFJ銀行
・りそな銀行
・埼玉りそな銀行
・横浜銀行
・伊予銀行
・滋賀銀行
・百五銀行
・福岡銀行
・親和銀行
・秋田銀行
・十六銀行
・熊本銀行
・千葉銀行
・北洋銀行
・八十二銀行
・鳥取銀行
・北海道銀行
・足利銀行
・常陽銀行
・北陸銀行
・静岡銀行
・百十四銀行
・愛媛銀行

主要な都市銀行だけでなく地方銀行の数も増え、全国共通で使えるゆうちょ銀行をカバーしたことにより上記銀行でない銀行をメインバンクにしている場合は新たに口座を開く必要はあるものの、まずLINE Pay カード利用には問題はないでしょう。

すでにLINEモバイルを利用していてクレジットカードから決済している場合はマイページから支払い方法の変更を行ない、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、スリーエフ、そしてポプラというコンビニ店頭で購入できるLINE Pay カードを手に入れ、登録をし、さらにオートチャージに使う銀行口座を登録したのち、LINE Pay カードを使えるように設定します。

その際、「クレジットカード/LINE Payカード」および「LINE Pay カード」という2つの選択肢が出てきて戸惑うことになるかも知れませんが、ここではカード番号だけではなく有効期限や裏面の数字3ケタのセキュリティコードまで入力する「クレジットカード/LINE Payカード」を選んで必要事項を入力して下さい。その際、名前をローマ字で入力する画面がありますが、LINE Pay カードではその部分が「LINE MEMBER」となっています。ただ、カードを登録する際は自分の名前をサインして使うことになるので、ご自分の名前をローマ字表記にして記入すればいいと思います。

新たにLINEモバイルと契約する時も、支払い方法で選ぶカードを「クレジットカード/LINE Payカード」にします。そのまま手続きをしてSIMカードの到着を待つことになるのですが、その前に事務手数料として支払う料金が不足にならないように特に注意して下さい。

ちなみにLINEモバイルの初期費用は登録事務手数料3,000円(税抜)とSIMカード発行手数料400円(税抜)で、携末を別途購入した場合はその料金になります。毎月の利用料は初月は無料ですので、携末購入をされない場合は3,400円+消費税になりますので、利用開始月の翌月5日(5日が土日休日の場合は翌営業日)までにカードの残高がこの金額より少なくならないように初回だけは注意しましょう。

その後は毎月の請求になるのですが、データ通信を追加して使ったり、通話料金がかさむなど毎月の利用額に変動がある場合も注意が必要です。オートチャージはカードの残額が一定以下になった時に、いくらを自動でチャージするか決めることができるのですが、千円以上の変動が毎月ある場合は、常にカード残高を気にすることになってしまうのであまりおすすめすることはできません。できれば、一定額が安定して請求されるようなプランで利用するのが理想的ではないかと思います。

データ通信専用で最安の「LINEフリープラン」の場合、SMS付きで月額620円(税抜)SMSが付かないと最安の月額500円となり、千円を下回ります。LINEだけでなくtwitterやfacebook、Instagramなども高速で利用できる「コミュニケーションフリープラン」の場合、SMSが付いて月額3GBまでの高速クーポン利用可の場合は月額1,110円と月額千円を超えてしまいます。

プラン選択は個人の自由ですが、銀行から少ない金額でオートチャージを利用しようと思う場合には、「LINEフリープラン」で加入しておけば、オートチャージの設定を「残高が1,000円を下回る場合」にし、その際のオートチャージ金額を最低の1,000円に設定しておけば、通常の買い物で残高が少なくなっても常にカード内の残高は千円以上をキープしていますので毎月の料金支払いも安心です。もしデータ専用の「コミュニケーションフリープラン」以上のものか、通話付きプランにする場合は、毎月の利用金額に余裕を持たす形での設定が必要になりますので、月初のカード残高には十分に注意しながら設定を行なって下さい。

単純な口座引き落とし手続きとは違って、LINE Pay カードによる決済を使うと100円につき2ポイントいう2%のポイント還元があります。お使いのクレジットカードでの還元率とも比較してみる必要があるかも知れませんが、LINEモバイルの支払いだけでなく日々の買い物の支払いにもこのカードを利用することによって、実質的なLINEモバイルの利用料を0円にするだけのポイントを貯めるような利用方法も見えてきます。普通の家庭の食料品や日用品の支出をこのカードで必要な分だけ手動で入金していくようにするだけでも、最安の540~669ポイント/月(SMSなしとSMS付きの8%税込み価格の場合です)という条件はクリアできる可能性は高いのではないでしょうか。

ただし人によっては、カードの使用自体に慣れていなかったり、オートチャージできるということでついつい現金だけで決済している時よりお金をカード払いで使い過ぎてしまうという事もあるかも知れません。しかしカードの使い過ぎが心配な場合は日々持ち歩かないようにしてカードはLINEモバイルの支払い専用にするような方法も取れますし、いざという時のために、クレジットカード以外の支払い方法もキープしておきたかったり、高校生が自分で通信料を自分の口座から払いたいというような場合はこのLINEモバイル+LINE Pay カードとの組み合わせはいろいろおすすめです。

LINEモバイルの場合、データ専用のプランであっても広告を見ることによって無料で一般電話・携帯電話に掛けられる「LINE OUT FREE」という機能があり、LINE専用ということだけでないポテンシャルがあるので、学生が自分の力だけで持つSIMとしても(単体でこれしか使わない場合はSMSオプションは付けた方がいいかも知れません)大いにおすすめしておきます。

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格安or使用済のスマホをカーナビとして使う その2 スマホとSIMの組み合わせ

前回紹介しましたスタンドと電源回りのグッズを揃えれば、スマホをカーナビにする準備は完了と言っていいと思います。まず、スマホを買い換えたことによって余ったスマホをカーナビ用に流用する場合については、これから説明するカーナビとして使う機種を搭載していない場合もあるかも知れませんが、GPSが付いていればカーナビとしての利用は可能になるので、まずは車にセットして使ってみることが大事です。

この文章を書いている現在、MVNOが安い料金で使えるキャリアというのはドコモかauで、ドコモの方が選択肢は多くあります。auの場合は、UQmobileの全て、mineo、IIJmioのau回線用プランが主なMVNOの業者だと考えて間違いありません。ドコモについてはカーナビ以外に全く使わないならロケットモバイルの低速無制限データ専用プランである「神プラン」(月額298円 税抜・以下の表記も全て税抜です)で十分だと思います。au用のプランは安くてもロケットモバイルの倍以上かかりますし、LTEの電波しか受信できないので、スマホを流用するなら山間部に強いFOMAプラスエリアの使えるドコモの白ロムかSIMフリーとして日本で売られているものでFOMAプラスエリアに対応するモデルが好ましいと言えます。

そこで、格安なSIMフリー端末を選ぶ場合ですが、元から持っている場合はいいとしても、新たに買い足す場合iPhoneは購入できないと思うのでそれは除外するとして、もう一つ注意したいことがあります。格安のSIMフリースマホの中には、OSにAndroidでなく「Windows Mobile」を使っているものがあります。OSの違いからアプリをインストールするのに手間がかかることも想像されますので、できればAndroid OSが入ったスマホの中から選びましょう。

さらに、GPSに加えてもう一つあった方がいい機能について紹介しますと、「加速度センサー」というものの存在があります。GPSは外出先での自分の位置を一発で表示してくれる便利なものですが、建物の中やトンネル内ではスマホの中にあるアンテナが衛星を捕獲できないので、正しい位置を表示してくれない問題があります。特に長いトンネルに入ってしまうと、入ったところから現在位置表示が動かなくなってしまうのです。
そうした衛星からの電波が取れない場合に自分の位置を確認するための補完として動作するのが「加速度センサー」なのです。車にスマホを載せていると、スマホは車と一緒に動きますので、センサーがその速度を判定して地図の中の自分の位置を動かしてくれるのです。

無料で利用できるカーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」にはスマホの加速度センサーを使ってトンネル内でも自車位置を表示したり、トンネル分岐での案内もしてくれる機能が付いています。このアプリでそうした機能を使うためには加速度センサーが使えるスマホを使う必要があります。これについても、自分のお古のスマホでカーナビを使ってみて、トンネル内で自車表示が止まった場合には買い換えを検討するというような感じでいいと思います。

具体的には加速度センサー搭載だけなら「FREETEL Priori3 LTE」など、新品がこれを書いている時点で1万円そこそこで買えるものもありますが、「ジャイロセンサー」搭載でやろうと思えばポケモンGOでも遊べるようなSIMフリースマホの中からFREETEL REIかPriori4あたりならこの文章を書いている時点で2万円を切る価格で新品が購入できますし、いざという時にはメインスマホの予備としても使えるのでカタログを見た限りでは個人的にはおすすめだと思います。

こういう形でカーナビ専用のスマホを考えてみましたが、毎月のMVNO通信による費用はかかるものの、常に新たな地図を利用でき、さらに渋滞情報もリアルタイムで利用できるので、高価なカーナビを更新して使うよりもリーズナブルで、スタンドと電源部を取り外せば複数の車をまたいで利用することもできるので、そのニーズによってはメリットも出てきます。中古スマホをそのまま使う場合、ワンセグやフルセグのテレビを車内で見るためにも使えますが、カーナビの画面も含めて画面を運転中に注視することは事故の危険がありますので十分注意してスマホによるカーナビを利用されるようお願いします。


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格安or使用済のスマホをカーナビとして使う その1 スマホ以外の準備

2017年となり最初の更新となります。今年も様々なMVNOに関する情報を発信していくつもりですので、どうぞよろしくお願いします。

さて、新年となると気分を新たにしてスマホの買い換えをされる方も少なくないと思いますが、今まで使っていたスマホを下取りに出さずに、そのままにしておられる方がいましたら、そのスマホに第二の使い道を探してあげるのもいいのではないでしょうか。その際、基本的にはMVNOの格安SIMを入れて使い回せるようにしたいということから、主にドコモかSIMフリーのスマホか、auのスマホを過去に使っていた人の方が転用はしやすいと思います。

マシンパワーがないスマホや高速クーポンのない格安SIMでも十分動くものに「カーナビ」としての利用があります。この場合のカーナビとは、地図をスマホ内にダウンロードせず、常時ネットに接続することで地図をその都度ダウンロードしながら使う「GoogleMap」や「Yahoo!カーナビ」などの無料で使えるカーナビアプリの利用を想定しています。私自身がこうしたナビアプリを使ってみて、最大200kbpsのスピードの出る低速専用の格安SIMでも問題なく動くので、カーナビ専用に回線を増やしてもそれほど経済的な負担は生じません。

地図をスマホ内にダウンロードし、ネット接続がなくてもGPSだけで現在地と地図を表示できるアプリの中で、評価の高いアプリに「ナビエリート」があり、私も一時期利用したことがありましたが毎年一回課金される有料アプリであり、地図更新などのためどうしてもネット接続が必要になる場合もありますので、格安のデータSIMを契約して無料のカーナビアプリを使う方法の方をおすすめとしてここでは紹介させていただきたいと思います。

スマホや格安SIMの選択については後ほどにして、まずは車内で安定してスマホを使えるようにするための準備についてここでは紹介させていただきます。通常のカーナビでは標準キットに入っているような内容ですが、スマホをカーナビとして使うためにはこうした細かなものの調達も自分で行なわなければなりません。ですがちゃんとしたものを一度購入してしまえば、他の用途で使いたい場合や、スマホ自体が変わった時であってもその都度買い替えは必要なくなります。

まずは基本の電源についてです。多くの車はフロントにあるシガーソケットから電源を取りますが、車内で使うものが増えてくるとシガーソケットも一つでは足りなくなります。例えばカーナビを使いながらドライブレコーダーを使いたいような場合もあり、さらにライトや空気入れなど、非常時に使うものもスマートに使えるように、シガーソケットを増やすプラグを用意して下さい。

写真は3つ口のものですが、普通なら2口、心配なら3口のものであれば大丈夫でしょう。全国のカー用品店で簡単に手に入るものですので、まずは一つ確保しておきましょう。

次にそのシガーソケットに接続してスマホに電力を供給するUSB出力のアダプターです。これについては100円ショップでも売っていますが、できるだけ大出力の出るものを選んだ方が無難です。というのも、カーナビとしてスマホを使う場合、常にライトは付きっぱなしで稼働しますので、出力の小さいアダプターですとスマホに繋いでいても内蔵電池の残りが減ってしまうケースも生じます。ここでキーワードとなるのは出力電流の表示で、過去のガラケー専用のものは5V 0.5A(500mAという書き方の場合もあります)というものが多く、このタイプのものではスマホをカーナビとして使うには十分ではありません。できればiPadなどのタブレットにも対応する5V 2Aとか2.4Aという出力を持つものを利用するようにしたいものです。

さらに注意したいことに、こうしたUSBアダプターの中にはUSB出力を複数持つものもあります。スマホを充電しながら他のものを充電するにも使えて便利ではあるのですが、カタログ値で5V 2Aとなっていても、2つあるUSBを両方使っていると出力が5V 1Aに落ちてしまうということが説明書に書かれているものもあります。この事を知らずに2つのソケットを両方使い続けていると、いつの間にかカーナビ用のスマホの電池が切れてしまうようなトラブルも起こりかねませんので、複数の出力のあるUSBアダプタを使うのは構わないのですが、カーナビとして使う場合は極力スマホ一つだけでアダプタを使うようにしましょう。なお、アダプタとスマホを繋ぐケーブルはスマホ購入時に付いてきたもので十分だと思いますが、あまり安いものを使うとうまく充電しない場合もあります。もし充電できないトラブルが起きた場合は、アダプタに異常がなかった場合にはケーブルも疑ってみましょう。

電源回りの用意ができたところで、後はスマホをダッシュボードに固定する方法についてです。これは、お使いの車のダッシュボードがどうなっているかによって違ってきます。

基本的につるつるの場合は吸盤で固定するもので十分だと思います。多少のざらつきがあっても吸盤タイプの固定機具で利用可能で、多少のガタツキにも耐えうるとは思いますが、ボコボコのダッシュボードの場合は難しいと思います。その時には粘着テープで固定するものを選ぶのがいいでしょう。機具についてはネットで検索すると限りなく出てくると思いますが、売れすじのものを選んで問題はないと思います。ただし、一点気を付けなければならない点があります。

カーナビにしたいスマホを電源に繋ぐ場合、ケーブルを差す穴がどこにあるかということについてはぜひ確認してから固定機具を購入することをおすすめします。本体下にあるのか左右にあるのか上にあるのかで、固定機具によっては充電端子を塞ぐような形でスマホを固定するようになってしまう可能性があります。普通のスマホは下(底面)にあるものが多いと思いますので、写真のように横にした状態でケーブル接続の邪魔にならないタイプのものがおすすめです。ご自身の持っているスマホを縦や横にした時にケーブルが接続できるかどうかを考えながら固定機具を選ばれるのがいいでしょう。

また、どちらのタイプもうまく取り付けられないという場合には、ドリンクホルダーに設置できるタイプのものや、エアコンの吹き出し口に付けられるものをありますので、よく調べた上で最良のスマホスタンドを選ばれるのがいいでしょう。あまり安価で華奢なものを使うと、破損したりダート走行の時に飛んだりして事故の原因にもなりますので、甘く考えずに自分にとって最良なものを選びましょう。

ここまででも、今持っているスマホをすぐにカーナビとして使うことができるようになるのですが、次回は今使っているスマホではなく昔使っていたスマホや、格安のスマホをカーナビ専用に購入する場合の注意点や、カーナビ専用として使えるMVNOのプランについて紹介させていただこうかと思っています。


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「mineo」その6 10分かけ放題サービスが月額850円据え置きで登場

mineoの通話サービスは、これまで5分までの定額とすでに月間30分までは定額という「通話定額30」(840円/月 税別金額 以下も同じ)とその倍である60分の定額通話が可能な「通話定額60」(1,680円/月)がすでに存在していました。

これでも十分だという人がいる反面、やはり他社と同様の10分以内なら何度掛けても定額という通話プランを利用したい人の声が多かったのでしょうか、ついにmineoでも10分定額オプションが選べるようになりました。正式名は「10分かけ放題サービス」で、2017年10月1日よりサービスが開始されました。月額は今までの5分定額と同じ金額の850円です。

このサービスと以前から行なわれている通話定額プランとは何が違うのか、気にかかる方もいると思われますが、一番違うのは通話料金です。「通話定額 30/60」では通話料は一般的な30秒20円で計算され、30分なり60分の時間を過ぎても計算される通話料金はそのままです。

しかし、「10分かけ放題サービス」では多くの同業者と同じように専用アプリからの発信とすることで10分を超えた通話については30秒10円で利用できるので、これでようやく他社並みかそれ以上のサービスになったと感じる方もいるかも知れません。

また、プレスリリースを見ると番号通知には携帯電話の番号がそのまま通知されるということなので、どうしても相手先に番号を通知することが必要な方でも問題なく使えるサービスだと言えるでしょう。

mineoはドコモだけでなくau回線でも使えるマルチキャリアなので、すでに大手キャリアのうちドコモとauからMNPしようという場合に、それまで使っているスマホをそのまま使って、キャリアメールだけは使えないながらも安い金額で契約を維持することのできる範囲が広がるわけですから、メリットがありそうです。大手でも大手キャリアの5分定額のサービスから更に長く通話できる10分定額のプランが揃ってきたということは今後もこの流れは変わらず、データだけでなく通話についてもサービス合戦が行なわれそうな今回のmineoの方針転換でした。




BIGLOBE SIM その4 利用サービスが合えば「エンタメフリー・オプション」は面白い

現在のMVNOでは、データ通信を思う存分使いたいという人に合わせて、おおまかに言って3つのプランを用意しています。一つは「データ無制限」のプランですが、無線通信自体に制限がかかるので、無制限と言いつつも制限があるという、看板に偽りありという事を十分理解して使わないと、こんなはずではなかったとなってしまいかねません。

次の一つは高速クーポンを20GB以上/月用意しているプランで、その範囲にデータ通信を抑えられるならば使えるプランとして出てきています。しかし、最初から制限があるということで、思い切り使えないという側面は出てきてしまいます。

今回紹介するBIGLOBE SIMではちょっと変わった方法で、ネットのヘビユーザーのネット利用を制限なく使ってもらえるようなオプションを提供しています。それが、「エンタメフリー・オプション」です。

この仕組みというのは、以前から他のMVNOでも行なわれていた仕組みなのですが、特定のアプリを利用する場合には、毎月ある高速クーポンを減らさずに利用できるというものです。例えば、ポケモンGOや、LINE Twitter Facebookでネット接続する場合のみ高速通信しても制限なく使えるMVNOのプランがあったことで広く一般にも認識されているのではないかと思います。

BIGLOBEの「エンタメフリー・オプション」に加入すると、以下のサービスを利用しての動画および音楽の再生については元からある高速クーポンは減らずに利用できます(楽曲や番組の検索などにかかるデータ通信は対象外となります)。

・AbemaTV(近日対応予定)
・YouTube
・Google Play Music
・Apple Music

上の2つは無料で使えますが、下の音楽サービスについては、別に加入申込と毎月の料金が別にかかりますので注意は必要ですが、上記のサービスのみを使って音楽と動画、テレビ放送を利用している方なら相当インパクトがあるオプションになっていると思います。ただ、このオプションを使って見られる動画のサイズは360p程度という制限がありますので、タブレットやテザリングをしてパソコンで拡大して見る場合には画質の劣化があります。あくまでスマホでそこそこ見られる程度の制限なしプランと考えた方が良さそうです。

では、このオプションはどのくらいの月料金で利用できるかと言いますと、データ専用SIMと音声通話SIMとでは月料金が違います。また、このオプションが付けられるプランにも制限があります(料金表示は全て税抜価格)。

・オプション追加可能プラン ライトSプラン 12ギガプラン
・オプション月料金 データプラン(SMSオプション付含む)980円 音声通話プラン480円

ここでは、具体的に最安プランになり得る「ライトSプラン」との組み合わせを考えてみますがライトSプランと言っても月々利用できる高速クーポンは6GBもあるので、ネット使いの中心が動画や音楽中心になる人なら、ライトSプランでも十分でしょう。

・データプラン 2,430円/月
・データプランSMSオプション付 2,550円/月
・音声通話プラン 2,630円/月

こう並べてみると、やはり音声通話プランを付けた場合の安さが際立っており、他社のデータ通信25GB/月が利用できるプランと比べてもほぼ同じになります。データ専用プランと音声通話付きプランとの間の価格差もそれほどないので、オプションに加入することを目的にBIGLOBEへの加入を考えている方は、音声通話プランに入った方が何かと便利かも知れません。ただ、このオプションで利用できるサービスを日常的にすでに使っていたり、近日中に利用可能になるというAbemaTVを外でも見たいと思っている人でないと厳しい場面もあるということはあるでしょう。

それでも、このように新たな考え方で動画や音楽をスマホで十分に楽しめるプランの出現はありがたいものです。今後のBIGLOBEで他の音楽・動画配信サービスにも対応してくるということになれば、さらに注目度も増します。お子さんがYouTubeばかり見て困るという悩みを抱えているご家庭にも一つの選択肢になるのではないかと思います。




おすすめの2台持ちプランはどれか? その9 ドコモVoLTE対応ガラホとの組み合わせ

2016年の秋冬モデルということで携帯大手3社の新製品が出てきましたが、その中で2台持ちを画策する人に注目を集めたのが、NTTdocomoの新しいフィーチャーホン(以下ガラケー)において、ついにというかLTE回線を使ったVoLTEでの通話が可能なモデルが出てきたのです。

さらにそのガラケーは従来のようにiモードしか使えない閉じられたタイプのものではなく、OSにAndroidを使用していて、ドコモの提供するアクセスポイント以外にもMVNOのアクセスポイントを入れて使う、白ロムのスマホのような使い方もできます。さらに、新しい端末はWi-Fiを使ったネット接続にも対応しつつ、ワンセグ・防水・おサイフケータイという機能を有しているので、ドコモの契約を解約した後でも音声通話付きの格安データSIM(3G通信専用のSIMカードは使えません)を入れれば簡単に再利用できます。

アプリの導入には制限はあるものの、LINEアプリは使えるようになっているので、あえてこうした新端末にLINE MOBILEのデータ通信SIMを入れて、ダイレクトメッセージだけでなく音声通話もできるLINE専用のガラケー型ネット端末として生かすこともできます。LINE MOBILEのSIMならSMSオプションを付けなくてもID検索ができる特別仕様になっていますので、月500円(税抜価格 以下同じ)で電話番号による通話はできなくてもLINEを介してのメッセージのやり取りや音声通話もハイスピードでできるので(LINEを利用している間のみハイスピードでの利用が月500円のプランでも可能になっているのです)、お子さんに持たせる端末としてもおすすめです。また、おサイフケータイ機能があることから、お小遣いの一部を電子マネー化して入れておけば、いざという時にも役立ちます。

さらに、今回の新端末発表の中で、ガラケーでもVoLTE対応機なら5分定額での料金プランが新たにできたことが新聞では大きく紹介されていますが、5分定額ならプレフィックス番号を付けずに利用できるDTI SIMをはじめとしてデータ通信とのセットでも高速データクーポンが3GB付いても月額2,000円を少し超えるくらいで利用できるプランをMVNOが持っていますので、そちらを使った方が幸せになれるでしょう。ドコモや他の2社が打ち出した5分定額1,200円/月という一見安そうなプランでも、同時にデータ通信も契約するとドコモの場合はSPモード300円/月、パケット2GBまで300円~4,200円というような料金になっているので(他の2社は0円から4,200円 最大2.5GBまで)、普通にデータを使うだけで5,000円を超えてしまいます。

そんな中、あえて紹介したいのは、まだMVNOではサービスを行なっていない通話無制限のカケホーダイプランとの組み合わせです。ガラケーでのかけ放題は、スマホ利用の場合より500円安い月額2,200円で単体でも利用可能ですが、端末を安く購入できる「月々サポート」の適用のためにはパケット定額プランに入る必要があるので、最低でも、

・カケホーダイプラン 2,200円/月
・SPモード 300円/月
・ケータイパック 300円~4,200円/月(2GBまで)

この3つを同時に利用する必要があります。単体で利用する場合はケータイパックの最高額を加算することになると思うので月額6,700円もかかってしまいますが、MVNOのSIMカードを入れた端末を追加した2台持ちにすることによって、データ通信はこの端末で使わないことにすれば、月額は2,800円で済みます。

これで2年間は端末代金分の割引があって実質の負担は0円になりますし、端末購入時にdocomo Wi-Fiが永年無料で使えるキャンペーンがありますので(通常は月300円)、ドコモが提供するWi-Fiサービスをこの端末だけでなくパソコンやゲーム機を含む他の端末でも利用できるようになります。また、SPモードの契約をしておけばドコモのキャリアメールをいざという時に利用できるので、携帯メールしか受信できないような設定にしている人とメールで連絡を取るのに重宝します。

ただ、通話のみに使いパケット漏れがないようにするということは、購入したガラホで使えるおサイフケータイをはじめとした様々なネット利用に関わる機能が使えないことになりますが、ここでもう一台用意したMVNOの格安SIMを生かすことになります。

用意する端末は常に2台一緒に持ち歩きたいならスマホがいいですが、ガラホとスマホではそれほど画面の大きさが変わらないので、7~8インチのタブレット端末を使っても面白いでしょう。ただここで注意して欲しいのはSIMフリーの端末であってテザリングの親機になれるものを用意して欲しいということです。

この機能があれば、スマホ・タブレット自体でネット接続を楽しみながらも、それ自身でネット接続できない端末でもインターネットが利用できるようになります。つまり、あえてネット利用をつぶしたガラホでも2台目のスマホ・タブレット端末からテザリングによってネット接続ができるので、ガラホだけをポケットに入れておき、スマホやタブレットはカバンの中でもテザリングさえしておけばガラホ単体でネット利用をしたり、おサイフケータイの各種操作を外で行なうことができるようにもできるでしょう。

もちろんガラホでは通話のみ、スマホ・タブレットでネット接続をするという使い分けで使ってもいいのですが、紹介したようにガラホでもネットを十分に活用して使えるという点で、新しいドコモのガラホは利用する際の選択肢の幅が広くなっています。また、ガラホの契約で使えるようになったdocomo Wi-Fiをさらに活用するため、2台持ち用の端末にあえてタブレット端末を選ぶようにすれば、タブレットの中に入れるSIMは月額千円前後の高速クーポンが3GBのようなものであっても、Wi-Fiスポットを探して利用すれば、外でもネットを高速でクーポン残りの心配なく使えるようにもできます。

どちらにしても、ガラホでもデータ接続を行なって一台で通話もネットも済ますよりも、スマホなりタブレットなりを増やして2台持ちにすることによって月にかかる料金も安くできますし、2台でできることの可能性も広がることは間違いありません。単純に大手キャリアからMVNOに移るのではなく、キャリアの契約を維持したままMVNOも使うという2台持ちのメリットにも目を向けていただければ幸いです。


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「b-mobile 日本通信」その4 通話3分定額オプションとAndroidスマホ

MVNOの音声付きデータSIMを扱っているところは、いかに通話料金を安くなるようにするかということを考えながら新たなプランを投入してきます。携帯大手3社が5分以内の通話が定額の割安な通話プランを出したことにより、楽天モバイルをはじめとして電話番号の前に特定の番号を付けることによって5分以内の通話定額を実現したプランが出てきている中、5分まで長く話はしないので安くして欲しいというニーズも当然ながら存在します。

もし友人同士だけならLINE電話をはじめとしていくらでもお互いの通話無料というアプリは存在しますが、070・080・090から始まる電話番号から掛けたり掛かってきた電話を受けたりすることは、主に友人関係とは違ったコミニュケーションを構築したり、旅行中にお店の予約を入れたり問い合わせをしたりするような場合、やはり短い時間であっても通話料金を気にしないで電話が掛けられる状況にあれば、状況は違ってきます。

今では制度そのものがなくなってしまいましたが、かつて公衆電話から掛けられるコレクトコールというものがありました。手持ちのお金が10円しかなくても公衆電話から100番に掛けるとオペレーターが出て、通話したい相手の電話番号を言うと、相手が電話料金を払ってくれる確認ができたところで相手に繋いでくれ、いざという時に家族や友人と連絡を取ることができました。現在は携帯電話の普及とともにこの制度は消えてしまいましたが、たとえ5分でも3分でも追加料金を払わずに無料通話ができれば、その旨を相手に伝えて数回に分けて掛けても、電話番号を伝えて折り返し掛けてもらってもいいですし、やはり通話料の定額があるとないとでは、いざという時の対応も違ってくる可能性があります。

現状では5分定額の追加料金は800円/月前後が相場という感じです。3分定額を既に行なっているIIJmioのオプション料金は600円で、1分定額のあるFREETELは399円という感じに決まっています。そうした内容を踏まえて、今回新たに3分以内の通話についての新プランを出して来た日本通信の「通話3分定額オプション」について見ていきましょう(表示する金額は断りがない場合を除き全て税抜価格です)。

実のところ、日本通信の3分定額は無制限ではない条件があります。それが、国内通話に限るということと、一日の利用回数の制限50回があることです。一日に3分以内の電話を50回も掛ける人がいるかというのは、例えば仕事に使ったり、連絡網で多くの人に掛ける可能性があったりする場合には向きませんが、普通に電話を使っている人であればさすがに一日50回以上掛けないという人がほとんどでしょう。しかし、今までの自分の行動を考えてみて、年に数回でもそういう状況が起こり得ると思い当たった場合は、このプランは避けた方が無難でしょう。

ちなみに3分定額の仕組みは、他のMVNOと同じように日本通信の提供する電話サービス「b-mobile電話」を使って相手先の電話番号の前に特定のプレフィックス番号を付けて発信する仕組みになっています。面白いのはこの「b-mobile電話」に申し込まなくても、専用アプリをスマホにダウンロードし起動すればすぐに通常の半額である30秒10円の料金で「b-mobile電話」が使えるようになることです。ただ、3分定額オプションを使いたい場合は別途申込みが必要です。料金は回数無制限ではないということもあり、オプション料金も月額500円と安めに設定されています。

また、通話の方法についてはiPhoneとAndroid搭載のスマートフォンで違います。iPhoneの場合はデフォルトの電話アプリで電話すると通常料金になるので専用アプリを使っての発信となりますが、Android搭載スマートフォンの場合は、専用アプリをインストールした状態であれば、OS標準の電話アプリを使ってもプレフィックス番号が付いた状態で発信できるので、今までの電話帳を使った電話環境がそのまま使えるようになります。この点も他のMVNOにはない特徴でしょう。なお、日本通信でこの「通話3分定額オプション」が付けられるプランは以下の通りです。

・おかわりSIM 音声付
・b-mobile SIM高速定額 音声付
・VAIO phone高速定額 音声付
・スマホ電話SIM フリー Data
・スマホ電話SIM for LTE

日本通信の方でモデルケースとしているのは、一番上の「おかわりSIM 音声付」にこのオプションを付ける場合です。音声付プランの場合の最低料金は1,300円ですが、これに通話定額オプションを付けると月額1,800円になります。これでデータ通信は1GBまで高速で使えますが、最大5GBまで1GBごとに250円ずつ上がっていきます。上限は5GBまでなので、最大でも月額2,800円で通話もデータも(データ通信が5GBを超えた場合は最大200kbpsに制限されます)利用できるということになります。

もちろんデータ無制限のb-mobile SIM高速定額(月額2,780円)でも選べますので、この金額に500円をプラスして一応の定額利用を付けておくのも有りでしょう。この種のプランの場合、通話品質うんぬんよりもその業者の持つデータ回線の品質によって状況が変わってくることも予想されます。ただ、途中でも書きましたが、Androidスマホの場合は利用者がそれと意識しなくても常に標準の電話アプリで3分定額でかつ超過した場合でも30秒10円という安い価格で通話することができるので、お子さんやシニア向けに安い通話定額付きデータ通信付きのSIMを探しているような場合には、Androidスマホ限定ではありますが、意外と合うような気がします。