カテゴリー別アーカイブ: シニア向け

主にデジタル機器に慣れないシニア層が使えるSIMカードやハードについて考えていきます。

シニアにスマホを使わせるためのキラーコンテンツは?

世の中には積極的に新しいものを使おうと自分からスマホを使おうとする人がいる反面、かなくなに新しいものを拒否し、スマホの使い方を全く覚えようともしないシニア層が存在します。もちろん、ガラケーで通話もメールも写メールもできるのですが、最近ではMVNOにした方が安くなる場合も多く、さらに特定のアプリの導入で別に料金を掛けることなく家族間の位置情報を共有することのできるアプリもあり、いざという時にも安心できる場合があります。そういう理由で家族が自分の両親について、ガラケーからスマホにして欲しいと思われる場合もあるかと思います。

そんな時、どういう口説き文句でスマホを持ってもらうかを考えた場合、孫とのコミュニケーションをスマホを通じて取ってもらうために、このエントリーを書いている時点では旬のゲームアプリ「ポケモンGO」を使ってみない? という口説き文句はいかがでしょう。

このゲームは実際の地図上を歩いていくものであり、このゲームが使いこなせれば各種マップアプリも使えるようになるでしょう。さらに、ポケモンを捕まえる際にはボールをスワイプして投げる動作が必要になりますので、知らないうちにスマホ独特のアクションを覚えることができます。

そして何よりも、ゲーム自体が多くの仲間だけでなくお孫さんとの話題の種になりますから、単にゲームを楽しむというよりも人との交流を楽しむことができます。ポケモンGOをインストールして渡しただけで、今までは電話しか使わなかったシニアの方が自分からゲームの遊び方を若い人に聞きに来るというケースもあるといいます。その方はまだ細かい作業はできないので、近所のポケスポットを回ってアイテムをゲットしておき、孫と遊ぶ場合に備え、とにかくモンスターボールを含むアイテムを集めるのが当面の日課になっているそうです(^^)。

さて、そこで問題になるのがポケモンGOがどのスマホで使えるのかということです。iPhoneならはiPhone5以降で、アンドロイドスマホの場合はAndroid4.4以降になります。中古スマホではバージョンがAndroid4.2のものが安くお買い得な面はあるのですが、ポケモンGOを使いたい場合は多少購入金額が高くなったとしてもAndroid4.4以降のもの(Android5や6でももちろんOK)を選ぶようにしましょう。

ここで紹介しているポケモンGOは一過性のものに過ぎないかも知れませんが、このような多くの人を巻き込んで遊べるゲームというのは今後も出てくることは間違いありません。そんな時に、これは子供の遊ぶものだから……というように最初から参加しないのではなく、積極的に導入して遊んでみることが生活そのものを楽しくします。シニア世代の方々にスマホを勧める場合、まずはこうしたゲームをとっかかりにして、ゲーム以外にもこれだけ面白いことができるという風にレクチャーしていくことによってスマホの使い方も上達していくことになるでしょう。


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格安スマホを使いこなせば「暴走シニア」から「尊敬シニア」へ?

いわゆる「シニア世代」による理不尽な事件のニュースを目にすることが多くなりました。何かをきっかけに「キレる」のはすでに若者の行為というよりはシニア世代の引き起こす行動としても広く認知されつつあります。

シニア世代が突然キレる原因として様々な説があるのですが、脳自体の老化にその原因を求める考えがあり、人によっては仕事をリタイヤした後の環境の変化に対応できなかったり、社会に対するストレスが重なってパニック状態になってしまうということは十分考えられることです。

こうした人たちの事を「暴走シニア」と呼ぶことがあり、その対応にはなかなか苦慮するところなのですが、実際にシニアと呼ばれる年齢になっている人でもそうでない人でも、自分が人から将来的に「暴走シニア」と見られるか、決してキレることなく周りとのコミュニケーションもそつなくこなせる「尊敬シニア」と見られるかは、その人の考え方、心掛け次第で変わってくることは間違いないでしょう。

では、具体的にどうすればいいかと考えた時、まずは時代の流れというのは確実にあるということを認めて、社会的には認知されたシステムに個人的に抗うことよりも、今までとは変わった新しいシステムに順応することを考える方が、社会といちいち衝突せずに済みます。

例えば、少し前まではお店でコーヒーを飲むということは喫茶店に入り注文を取ってもらって自分からは席を立たずに楽しむものだと考える人が多数を占めていました。しかし、スターバックスコーヒーのようなお店を使う場合、自分からカウンターまで出向いて注文するのですが、それ以前に複雑なメニューを読み解き、さらにサイズについても自分で決めるなど、単にコーヒーを飲みに行くだけなのに覚えることがたくさん出てくるようになってしまいました。さらにコーヒーが出来るまでそのまま待ち、自分で席に持って行くということが当り前になっています。

こうした事を「なぜこんな苦労をして注文し、セルフサービスを受け入れなければならないのか」と思ってキレるのか、「新しい経験は楽しいから色々注文してみよう」と肯定的に捉えるかによってお店で切れまくって周りから白い目で見られることもなくなります。

このように、シニアと呼ばれる年代になっても好奇心旺盛に色々なものを知ろうとするためには、情報の集収手段も時代に合ったものに変えていくことが大切だと言えます。ガラケーを持つシニア世代は多いですが、そこからあえてスマホに変えて、さらに自分の力だけで使いこなせるよう使い方を覚えようとし、自分がわからない事については子供や孫、回りにいる若い人に謙虚に聞くという行動そのものがその人に対する周りの目を変えるきっかけにもなります。

ただ、このブログではもう一歩進んで、自ら自分でスマホを選び、プランも自分で選び、無駄な通信費を取られることなく逆にお得なアプリを活用して生活の中での負担を減らしていくというところまで進んでいけるシニアの方々が増えるようになって欲しいと思っています。多くのシニアの方が年金とわずかな収入でやりくりする中で、一番節約できるのは通信費であることは明らかです。このブログで紹介している中で、データ通信専用の格安SIMの中でも一番安いのは、月額298円(税抜価格)という低速ではありますが基本的にそれ以上制限のないロケットモバイルのプランです。格安SIMの事を知らない人にとっては信じられない価格ではないでしょうか。

もちろんこのプランでは音声通話ができないわけですが、例えば今ガラケーを持っているシニア世代の方が自分もスマホを使ってみたいと思った時、二つのやり方があるということを覚えておいていただきたいと思います。一つ目はガラケーから通話もできるスマホ一台に機種変更するという普通の方法ですが、もう一つの方法は、ガラケーの契約はそのまま残しておき、新たにスマホかタブレット端末を購入して格安SIMを入れて使うという方法です。通話はガラケーで同じようにし、その他の情報収集や、子や孫への連絡はLINEで行なうこともできるので、そのやり方さえ覚えてしまえばかえって親子間のコミュニケーションは増えるかも知れません。さらにはSNSで広く同好の士を募る中で、年代を問わない新しい出会いが生まれ、新たな生きがいを作ることもできるかも知れません。

さらに、振り込め詐欺の電話が掛かって来ないように音声通話がセットされないデータ専用のSIMを安く購入し、子供や親戚・友人との通話はLINEの音声およびテレビ電話を使って行なうこともできます。「LINE MOBILE」に加入すると、LINEに関係する通信は常に高速でできるようになりますので、最安のデータ通信SIMだけでも十分コミュニケーションは取れますし、加入を考えてもいいのではないでしょうか。

LINEモバイル

大切なのは、自分の世界を広げることができる環境がすでに用意されているにも関わらず、自らその可能性を閉じてしまわないように一歩を踏み出すことです。少なくとも自分だけの力でスマホやタブレットを使いこなして活用できるようになれば、今まで「暴走シニア」的な感じて見られていたような方でも、「尊敬シニア」への転身が計れるのではないかと思うのですが。今後、多くの方にはもっと気軽に格安SIMという扉を開いてスマホを便利にそれほどの金銭的な負担がなく使えるようになって欲しいものだと思っています。


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シニアが使いやすいスマホとそのサービス その6 シニアだからこそ通話定額を

シニア向けのスマホというのは、何もスマホだけシニア用にするということだけでは実際に使っている方の不満を解消できない事も起こるでしょう。果たしてスマホ初心者のシニアの方々におすすめの契約パターンは何かと考える中で、まずはデータ通信をどうすればいいのかということがまずは考えられます。

一般に、ビギナーが使う道具を選ぶ時、安いものから選んだ方がいいのか、何も考えなくても使えてしまうくらいのクオリティの高いものを最初から与えた方がいいのかということは議論が分かれるところでしょう。人間の欲望というのは限りがないものですから、最初から高速で無制限に使える環境を得てしまうと、それが普通と思ってしまいます。格安SIMが格安SIMである意味というのは、高速通話を限定的に使い、低速になることも理解して使うところが前提なところがあります。もし自宅のWi-FIによる高速通話が当り前だと思ったら、なかなか低速環境には戻れないということもあるかも知れません。

そういう意味では最初から全く高速通信の無いプランをシニアにすすめると、少しばかりウェブページが開くのを待つこと自体が苦痛になってしまい、それ以降使ってくれなくなることも考えられます。ネットを使う頻度は少なくても、高速クーポンが1GBから3GBと、データ通信の料金が月額1,000円でお釣りが来るような感じにまとめておき、どうしてもそれ以上の高速制限なしのものが欲しいという場合に中速でも高速でも月2,000円前後で無制限のものを使うのもいいでしょう。逆にほとんどデータ通信を使う機会もなく、電話の方を主に使うケースが多くなる場合であれば、低速固定のデータ通信でもメールやLINEだけは普通にできますので、安いものでもいいでしょう。

シニアがスマホを使う上でも通話定額の方がデータ通信より重要だという場合もあります。というのも、スマホの小さな画面では字が読めないため、自分で細かい事をいちいち調べるよりも詳しい人に直接電話を掛けて聞いた方がいいと思っている方もいます。これは確かに、ネットでやったこともない作業をするよりも人に電話で聞いた方が確実にわかるわけですし、電話の優位性というのは年令に関係なくあります。ということで、ここでは通話のできないプランは除外して、2つの5分間の通話定額のあるプランについて見ていくことにします。

まず一つ目は楽天モバイルの通話プランに5分かけ放題オプションを付けた音声プランです。最安の「ベーシックプラン」は高速クーポンが付かない低速固定のデータ通信ですが、ネットやメール、LINE程度なら十分ですし、自宅にWi-Fiがあればアプリの更新などで滞る心配もありません。「ベーシックプラン」を付けた音声通話プランに5分掛け放題を付けるとユニバーサルサービス料を除いた税抜価格で2,100円で維持できます。

なお、楽天モバイルの電話プランは電話番号の前に特定の番号を付けてダイヤルし、NTTdocomoの回線とは別の半額で通話が行なえる回線を使う形式のため、5分を超過しても本家NTTdocomoと比べても格安に通話できます。ついつい電話が長くなる場合には有難い内容です。ただし、楽天モバイルのアプリからの発信となり、フリーダイヤルや110番119番などの緊急番号の発信はできず、別アプリからの発信になりますのでご注意を。

さらに、楽天モバイルの場合は数多くの携末とセット販売がされていますので、自分の好みに合う端末を一括でも分割でも自由に購入して、さらにオプション料金を払えばもし利用途中に落下や水没をして壊してしまっても保証プランでの対応が可能になります。データも通話も携末もセットで契約できて使えるという点では楽天モバイルは実にシニア向けのMVNOと言えるかも知れません。



もう一つは、SIMカード単体での契約になりますが、同じく5分かけ放題を実現させたDTI SIMのプランです。こちらも5分間かけ放題は同じなのですが、こちらはNTTdocomoと同じ回線を使った使い放題なので、5分超過分の料金は30秒20円と通常の料金になりますが、そのままでフリーダイヤルも緊急番号も通話できるので、電話を掛ける事に関してはいちいち気を遣うこともありません。

また、セットされるデータ通信の中にはデータ通信無制限のプランもあるので、データも通話も定額(通話のみ5分以内)という選択も可能です。フルセットでも月額3,680円(税別 ユニバーサルサービス料別 以下同じ)とかなり安いですし、最安の高速1GBプランの場合は月額1,980円で使うことができます。

実際はこれに自前で用意したスマホと、設定する手間を掛けなければなりませんが、もし自分の親にスマホを持たせたいと思って使い古しのスマホや、中古市場で安く買えるシニア向けのスマホ、新品でも格安でそこそこの機能のあるスマホと組み合わせることによって使い方の幅は広くなるでしょう。

またDTI SIMのプランの方はNTTdocomoの回線をそのまま使うということになるので、もしスマホを使ってみてやはりガラケーの方がいいなどという事を言い出された場合も(^^;)、ガラケーにそのままSIMカードを入れても通話定額は使えますので、最安プランで十分NTTのガラケープランと戦えます。もし今後、ガラケータイプでMVNOのSIMが使えるガラホがNTTdocomoでも出てきたら、そのまま差して使えばメール(Gmail)もネットもLINEもできるようになるでしょう。

DTI SIM

もしスマートフォンのような形状自体を使いこなせないと思っている方には、ガラケーのような形をしたAndroid端末であるFREETELの「MUSASHI」というものが本体のみでも新品で購入できるようになっているので、あえてネット関連は無視してガラケーとしてMUSASHIを使いながら、Androidスマホの使い方を教えて行くのもありかも知れません。


シニアが使いやすいスマホとそのサービス その5 オールインワンのTONEモバイル

ここまでは、格安SIMとスマホを別々に購入(セット契約という方法もありますが)することを前提に紹介してきましたが、このブログで紹介しているMVNOの中には最初からシニア層の加入を目指してサービスを展開しているところもあります。それが、以前紹介したTONEモバイルです。

TONEモバイルはSIMカードだけの契約はできずスマホと一緒の契約になります。契約期間についても、いつでも解約はできず、2年間は解約には解約金を払わなければなりません。それでも月の利用のための基本料は1,000円で、IP電話を使ったアフターサービスも充実しています。

スマホからIP電話をカスタマーセンターに掛けるには追加料金はかかりませんので、自分一人で悩まないで疑問点があったらすぐに電話し、スマホの操作については電話口で電話を受けているスタッフがリモートコントロールで自分のスマホを動かしながら教えてくれるという手厚いサービスも利用できます。

端末はLTE対応のm15にするのが歩数計も使えて無難ですが、基本的なものだけなら3Gのみ対応のm14はm15より一万円安いため、お使いの状況によって選べばいいでしょう。

アプリもm15で使える歩数計アプリを使うと、規定の運動量をこなすとTポイントが1日1ポイントたまるようになるなど、スマホを持つことによって今までの生活パターンも変えられる可能性を秘めています。画面のメニューもらくらくスマートフォンのようなわかりやすいメニューが標準で用意されているので、設定の方法がどうしてもわからなければ、カスタマーセンターに電話して変更の方法を教えてもらえます。

ただし、基本プランでの電話は050から始まるIP電話なので、普通の友人やお店に掛ける場合は通話料は安くはなるものの、普通の電話と比べて通話品質が落ちるという問題があります。また、フラットパックオプションを付ける事で、高速クーポンが使え、IP電話の通話料金も一定時間までならオプション料金のみで利用できるようになります。

さらに、時間帯や場所によってはデータ通信のスピードが遅くなることがあるというのは他のMVNOと変わりませんので、そういうディメリットも考えつつ家族みんなで持つならいい選択であることには変わりないでしょう。090 080 070から始まる電話番号も持てますが、そちらを使う場合は一律30秒20円になりますし、IP電話とどちらを使うのか混乱する恐れもありますので、よくわからないで使っていると思わぬ通話料金を請求される可能性がありますのでご注意下さい。

そうは言っても、もし頼るお子さんや友人も見当たらず、自分の力だけではスマホを使いこなすのが不安だという方がいる場合は、このトーンモバイルはおすすめの選択になるでしょう。全くスマホの操作に自信がないような場合は、まず2年間は勉強のつもりで使ってみるのも悪くないでしょう。




シニアが使いやすいスマホとそのサービス その4 シニア向けのホームアプリ

今までガラケーしか使ったことのないシニアの方がスマホの画面を見て、どこからどう触ったらいいかわからないという感想を持つ方もいるかも知れません。ある程度慣れた人なら、まずアプリを起動させて電話を含む様々な機能を使うのが当り前にできてしまうのですが、元々黒電話の時代から電話を使ってきたシニア世代としては、まず電話らしい画面でないと使えないという風に思ってしまう人もいるでしょう。

そうした人のためにシニア向けと銘打った製品である「らくらくスマートフォン」では独自のメニューがあるわけですが、そのメニューをアプリで実現してしまう試みについて今回は紹介します。基本的には電話とメール、ある程度絞ったアプリだけを画面から起動できるようにしておき、操作を単純化させるアプリについて紹介しましょう。

「ラクホンFree(有償版は480円)」は無料でもそこそこ使えるということと、Android、iPhone用のアプリが用意されているという点でとりあえず試してみるにはいいアプリだと思います。

rakuphonefree

画面は白黒で、時間表示の他には「電話」「メール」(SMSと必要とするメールアプリの2つを選べるようになっています)「写真」「SOS」(緊急の電話番号を登録して使います)「緊急メール」(同様に緊急時のメールアドレスを登録できます)「アプリ」「緊急ブザー」のボタンと、電池残量のグラフが表示されます。

はっきり言ってガラケーから乗り換えたばかりでは電話が扱えるということと、スマホの大きな画面を利用して写真が撮れることができれば最低限何とかなるのではないかという気もします。後は例えば写真を送りたいという場合は後からわかる人に教えてもらってもいいわけですし、ゆっくりとスマホの扱い方を覚えながら、それでもとりあえず使うには十分のホームアプリだと思います。

普通のスマホにまずはこのような簡単操作のできるホームアプリを入れ、次第に個別のLINEのようなアプリを使いたいという事になったら、普通のホームに必要なアプリをまとめるような形で使う方法も模索していき、最後的には基本的なスマホの使い方をマスターできるところまで行ければ最高でしょう。でもスマホの機能を全て使いこなせるという人はそうそういないわけですし、このホームアプリ経由からでもかなり色々なことはできます。

新たにスマホを用意する前にこのアプリを自分のスマホに入れてみて、その使い勝手を試してみるのもいいでしょう。事前に試してもらえるならこのアプリを実際に使ってもらって、とてもアプリの方まで使いこなせなさそうなら(^^;)、型落ちや安価で売られているスマホを選んでもスペック的に十分ということにもなりますので、シニア用のスマホを用意する前にこのアプリを使ってもらうのも一つの手ではあります。


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シニアが使いやすいスマホとそのサービス その3 スマホのスペックについて

この文章を書くために他のブロガーの方がどのようにしてシニア向けのスマホを選んでいるか調べているのですが、中にはiPhoneこそシニア用のスマホとしておすすめというような事を書いている方もいます。

ある意味それは正しいと言えるかも知れません。シニアの方が困るのが、ボタンや画面を変にいじってしまって収集がつかなくなってしまった場合にどうすればいいかという事があると思います。Androidのスマホの場合、自由に設計ができ多くのメーカーが作っているためか、ボタンが物理的に押せるボタンだけでなく画面に表われたり消えたりするマークの上をタップするものだったりするわけで、わけがさらにわからなくなる感じもあります。基本的には「家」の形のホームボタンと、一つ画面を戻すことのできる矢印のボタン操作さえ覚えておけばAndroidでも大丈夫かとは思うのですが。

しかしながら、やはりOSを作っているメーカーが全てのハードを販売するAppleだけに、iPhoneには電源と音量ボタンの他にはホームボタンしかなくより単純です。最初に戻るにはまずホームボタンを押すという事だけを覚えておけば、まず混乱することはないでしょう。iPhone用に作られたシニア用のホームアプリもありますので、ある意味シニア用のスマホとして考えても悪くありません。画面と性能の違いにより数々の種類はありますが、基本的なところは変わりませんので、iPhone特有の防水なしワンセグおサイフケータイなしという事に納得できれば、おすすめできる端末であると言えます。

ただ、iPhoneの場合は中古の白ロムであってもお値段が高めということと、電池交換に対しても一旦修理扱いになるとめんどくさいという事で、とにかく安くスマホを維持したいという風に考えるとなかなか難しいかも知れません。Androidの中には新品でも1万円を切る安いものもありますが、ピンからキリまであるAndroidスマホの中でどういったものを選べばいいのか、次に考えてみます。

ここでの考え方として、まず今のスマホの流れを考えると3G専用のものは避け、LTE対応のスマホにしておけばネット接続時のストレスが軽減されることはあると思います。さらに、iPhoneの時に考えたようにあえて高性能でサクサク動くものを使わせるという方法もあると思いますが、この点についてはあくまで使う人がどこまでスマホを活用するかという事にも関わってくるような気がします。

確かにiPhoneや高性能Android機を余裕を持って使うというのはメモリ不足でフリーズする可能性も少なくなり、できればそうしたいいものを使ってもいいのですが、ほとんど電話と少しのことしかしない(できない)ような場合は、あえて必要十分に機能を抑えた安いものでも何とかなる場合もあるでしょう。

つまり、近所のお店に買い物に行くのに大きな高級車を出せば事故の被害に遭って怪我をするリスクは少ないですが、気軽に使える自転車や軽自動車でも十分であれば十分で、大事なことは本人がどう思うかによります。

物理的にどうしても防水機能が欲しいという風になった場合には、シニア用の専用端末ではないドコモの白ロムの中で評価の固まったものを選ぶという方法もあります。どちらにしても最初のうちは使うアプリというものは限らせてきますので、本体ROMが少ないものでもアプリを入れない状態でキビキビ動くなら比較対象にしてもいいのではないでしょうか。

とりあえずスマホを使わせてはみるものの、すぐにガラケーに戻ってしまうか、スマホでいろんな事をやる気になるかわからない状態では、高いものをあえて使ってもらうよりも、安く買える機種をまず使ってもらってその結果次の端末をどうするか考えてもいいでしょう。どのくらいが安価かという風に思う方もいると思いますが、新品なら本体2万円前後、(ZenFone Goならそのくらいで購入できます)中古の白ロムなら1万5千円から2万円くらいまでの間(一つの例としてドコモ白ロムならソニーのSO-04E、SIMフリーなら富士通 Arrows M01あたりなら探せば入手可能)で物色されるのがとりあえずはいいと思います。


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シニアが使いやすいスマホとそのサービス その2 ドコモ専用端末は使えるが……

携帯電話会社にはガラケーと同じように「シニア用」を前面に打ち出した機種なり専用プランが存在します。最初に考えるのは、こうしたシニア用のスマホをそのままMVNOで流用できないかということでしょう。

ただ、これを実行するためには2つの前提が要ります。まず、MVNOで専用端末を使う場合、意外なところで制約されるところがあるためです。具体的にはMVNOというとNTTdocomoから借りている回線がほとんどだと思いますのでドコモが出している「らくらくスマートフォン」について見ていきますが、アプリは使えるものの肝心のGoogle Playからアプリをダウンロード出来ないようになっているのがまずはネックです。

これは、無茶してアプリを入れ過ぎて不具合が出ないように考えられた結果なのでしょうが、基本的に携帯電話会社に決められたアプリしか使えないということになると、いわゆるかゆいところに手が届くようなアプリを使うことは絶望的になります。ただ、パソコンを使ってアプリの仕組みとスマートフォンの設定に詳しい人が回りにいれば、メールやデータ転送などでアプリ自体をスマホに転送した上でインストールすることはできないことはありません。

ただそれもやり過ぎると、設定を変えることで不具合が出た時の対処法についても何かあったら困るので、常に身近に本人だけでなくスマホの事まできちんとフォローできる人がいないと、シニアの方だけで何とかするというのは難しそうな気もします。

また、「らくらくスマートフォン」のホーム画面があくまでドコモのサービスが使いやすいようにセットアップされていることも、MVNOの格安SIMを使おうとする場合には問題になります。いわゆるドコモのサービスについてはspメールはもちろんですが、他のサービスでも使えないものが多いとなれば、画面のボタンの大半が表示されていても押して活用できないということになってしまいます。

シニア用の簡単なメニューを持ったホームアプリはGoogle Playから有償無償に関係なく色々入手できますので、ドコモのサービスを使っている方なら「らくらくスマートフォン」を選ぶのもいいでしょうが、MVNOを選んだ人がシニア用にスマホをセットアップする場合は、普通のスマホに色々なアプリを入れたりすることでシニア用にカスタマイズした方が便利に使え、シニアの満足度が高くなることが期待できます。

ドコモの専用機を使う場合、念のためネットサイトに使おうと思っている機種名を入れ、その機種がMVNOで接続先を設定できるかどうか確認して使えるようなら一通り使うことはできます。ただ、通話とネット、写真を撮る程度の事しかしないならそれでも十分でしょう。らくらくスマートフォンの場合、防水機能があったり充電台も用意されている場合も多いですし、知り合いがドコモの同機種を使っていれば使い方を友人に教えてもらうこともできるでしょう。

そういう意味ではMVNOによるドコモ専用端末の利用を完全に否定するつもりはありませんが、中古の白ロムを嫌う方もいるでしょうし、専用端末が全てではないということも念頭に置きながら広い視野で使うスマホについて更に考えいきます。


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シニアが使いやすいスマホとそのサービス その1 電池回りの取り扱いにこだわる

それまでガラケーを使っていた人がスマホに変えてしまったと思う事には、やはり充電に関するやり方と電池持ちの差があります。というのも、ガラケーでは通話とメール、たまにアプリを使うぐらいの使い方なのに対し、スマホではアプリを使う事の方が主になり、どうしても画面を点灯させている時間が長くなりがちなので、長時間使えるだけのスタミナを持ったバッテリーを搭載しているか、そうでなくても省電力の仕組みによってそこそこ電池が持ち最低でも丸一日電池が持つがまずは大事になります。

それでも、ガラケーよりも電池が持たないと嘆く方もいるかも知れませんが、最近では3日間充電しなくても電池が持つというような謳い文句のスマホも出てきています。ただ、シニアの方々の使い方で同様な電池の持ちが期待できるかというと、なかなか難しい問題があります。

というのも、老眼になっている人が多いということもありますが、現代のスマホは同じ5インチであっても表示領域が広いため、ガラケーと比べると文字が小さく表示されます。さらに、全体的に画面が暗い中で小さい文字を見ようとすればまだシニア未満の人であっても文字が見にくくなるケースはあるでしょう。ですから、本体の設定では自分が快適に文字を読めるくらいまでは画面照度を上げる必要に迫られます。

何と言ってもスマホを使っていて一番電池を消耗させる原因は画面を長い間光らせることなので、普通に使っていてぎりぎり一日持つような電池では、スマホにはまっていざ使いこなそうとした場合に心配になることは確かでしょう。

さらに、充電をする場合にガラケーを長年使い続けてきた方は、充電台にのせて充電する習慣が付いていると、コードを直結させるような充電の仕方だとどうもなじめないという風に思う方もいるでしょう。特に、国産スマホの場合は防水機能もあるので、カバーを開けてコードを直結させる方法で充電を繰り返しているうちにカバーの部分が壊れてしまい、折角の防水機能が台無しになることも考えられます。

特にSIMフリーのスマホの場合、オプションとしても充電台の設定がない場合が多いので、この点をどう考えるかが一つスマホを選ぶ時の判断基準になるかも知れません。もちろん、アクセサリーの充実した白ロムの中古を手に入れるという考えも出てくるでしょうが、使う本人が中古は嫌だという気持ちが強ければ、自ずと他のところで悪い条件を飲まざるを得なくなります。

SIMフリーのスマホで探すと、本体に防水機能があるもので充電台がありさらに製品購入時に付いてくるものというのは、国産のSIMフリースマホの中には少ないですが存在します。現行機では富士通のarrows M02には充電台が付属しています。

このように、スマホを購入した後、充電の仕方から使い方、電池の持ちについてまでどう変化し、その変化に対応できるのかということをまずは考える必要があるのではないでしょうか。


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