カテゴリー別アーカイブ: Y!mobile

Y!mobileの解説です。

Y!mobile データ通信専用SIM 月1GBがずっと月500円で使えるキャンペーン

2016年8月1日~10月31日にかけてのY!mobileのキャンペーンが発表されました。Y!mobileは純粋な意味でのMVNOではありませんが、今回、通話利用不可のデータ通信専用のSIMが出ることになりましたのでその点も含めて紹介していこうと思います。

まず、Y!mobileで出るデータ専用プランは「データSIMプラン(SMS対応)」というもので、高速クーポンが1GB付いて月額980円(税抜価格 以下も同じ)で提供されます。これだけ見るとMVNOのプランと比べて割高に感じますが、10月31日までのキャンペーンをうまく利用すると半額の500円で使えるようになります。ただし、この金額で使い続けるには一定の条件がありますので、その点には注意が必要です。

・購入はキャンペーン期間(2016年8月1日~10月31日)のみ
・Yahoo!携帯ショップからの購入が必要
(参考リンク)http://smartphone.yahoo.co.jp/ymobile/
・SIMスターターキット(3,000円)を購入する
・SIM開通時に「Yahoo!プレミアム」会員であることが必要(会費462円/月)

「Yahoo!携帯ショップ」からの購入というのはこのページを見に来ていただいている方からすれば問題ないと思いますが、問題は「Yahoo!プレミアム」会員であるかどうかということでしょう。ただ、ネットオークションとしての「ヤフオク」を利用していたり、Tポイントを主にためている人にとっては「Yahoo!プレミアム」会員であることのメリットは多いので、すでに「Yahoo!プレミアム」会員であるならこのプランは検討する価値があるでしょう。

高速クーポンが1GBと少ないものの、MVNOとは一味違う回線の安定性が見込めるなら高速クーポンを使い切ったとしても使えるSIMとして利用できるという期待は広まります。さらに、現在の時点でソフトバンク回線を使った月額500円以下の格安回線というのは他にないため、ソフトバンクのエリアを安い値段で確保しておきたいという方にとっても魅力的なプランになるのではないでしょうか。

なお、月額500円という価格はキャンペーンが終了してもずっと同じ金額で利用できますが、途中で「Yahoo!プレミアム」会員を解約してしまうとデータSIM利用料は980円に変更されますのでご注意下さい。お金を掛けずに携帯大手3社の格安SIMを全て同時平行的に使いたいと思われている方は、ぜひこのキャンペーンを活用して格安SIMをゲットしてみてください。


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スマホを1,980円/月で使える!「ワンキュッパ割」の詳しい内容

テレビコマーシャルの話を書くと、書いた時にはいいのですがすぐ放送されなくなると忘れ去られて、数年後に読んだ人は何を書いたのかすらわからなくなるということはしばしば起こります。今回紹介するY!mobileのスマホを月々1,980円(税抜価格で、以降の金額も同じです)で持てる「ワンキュッパ割」のテレビコマーシャルがかなりテレビで流れている頃にこの文章を書いているのですが、通話とデータ通信がセットで1,980円というのは、現時点ではMVNOの楽天モバイルの5分定額にベーシックプランを付けた同様のプランの月々2,100円よりも安く、DTI SIMの同じく5分間の通話定額の付いたセットプランと同額になっています。

楽天モバイルとDTI SIMはどちらもドコモのMVNOで、Y!mobileはソフトバンクの回線を使っていますし、通話定額の内容にも違いがあるので全く同じように比較することはできませんが、テレビコマーシャルの力というのはすさまじく、月々1,980円でスマホが持て、さらに通話も定額、データ通信もできるということで興味を持つ方も周辺には多いでしょう。

もしかしたら、MVNOよりもY!mobileの方が実店鋪もあるし、安いからいいのではと思う方も多くいると思いますので、実際この1,980円のプランは本当のところどうなのかということを今回は解説してみたいと思います。なお、この1,980円というのはあくまでプランの金額なので、スマホの代金については実質0円という端末が手に入ればいいですが、そうでない場合は別途端末の料金を別に用意する必要があります。まずはその点にご注意下さい。

まず、最初にお知らせしなければならない事は、この1,980円というのはずっと1,980円ではなくて期間限定になっているということです。さらにソフトバンクや同じY!mobileからの乗り換えでは1,980円という料金の適用自体ができません。新規かドコモ・auからの乗り換えの方への割引プランだという認識でいいでしょう。ソフトバンクからY!mobileに乗リ変えたいと思っても、月々1,980円から始めることができませんので、自分が契約する場合に月々1,980円で始められるかしっかりと確認しましょう。

さらに、この1,980円のプランは、Y!mobileの「スマホプランS」2,980円の契約が基本になっています。現在は特定の条件をクリアして契約すると1年間だけは1,000円引きの恩恵が得られるというわけです。「スマホプランS」の内容については過去にも紹介しましたが、基本的には2年契約のプランで、以下のような内容になっています。

・通話は10分以内なら月300回まで追加料金なし(超過分は30秒20円)
・データ通信は1GBの高速クーポン付
・高速クーポンを使い切ると最大128kbpsの低速に制限

ちなみに、「ワンキュッパ割」で契約すると特典として2年間は高速クーポンを2GBまで利用することができます。

そんなわけで、2年契約のうち半分だけ1,980円で使えるものの、それ以降は2,980円かかるという事をまずは十分理解しましょう。それでも通話定額の内容が合えば十分安いと思いますし、2年使ってみてもっと安いプランが出ていたら転出するという選択肢も取れるでしょう。

MVNOと比べて少し気になるのは、低速通信が最大200kbpsではなく、128kbpsとなっていることもあります。radikoの利用は低速制限時でも大丈夫だとは思いますが、音楽ストリーミングの場合はもしかしたら200~250kbpsくらい出るMVNOと比べると少し心配になるところがあります。ただ、この128kbpsというのはドコモでもauでも同じスピードなので既に携帯大手3社をスピード制限を経験している方にはほとんど違和感はないと思います。

最後に、ソフトバンクグループであるY!mobileでもサービスのあるオプションについて説明しておきます。店頭での説明をよく聞いていないと知らないまま使ってしまい、結果的に月々1,980円にならないケースが出てくるかも知れませんので、実際に契約に行く前にはこれから説明するオプションについて十分ご確認の上で利用するようにしましょう。

そのオプションというのは「快適モード」というものです。高速クーポンを使い切ってしまった場合、最大128kbpsの低速に制限されてしまうのは先に説明した通りですが、それではストレスがたまるという人に向けたオプションで、1回500MBの高速クーポンを自動的に追加してくれるというものです。

1回分の料金は500円ですが、1,980円のプランでこのオプションを利用した場合、その時点で月々1,980円ではなくなってしまいます。月ごとに発動する回数はご自身で決められるということですが、もし「無制限」を選んでしまっていると、それこそ使った分だけ青天井にデータ通信料金が請求されることになってしまいます。

この「快適モード」については上限回数の設定ができ、1回から10回までと無制限という風に選べますが、1回使っても+500円で、10回使うと5,000円となるので1,980円に加えて請求額は6,980円で7GBと、携帯大手のスマホプランと変わらなくなってしまう事も起こります。ですから、店頭でこの「快適モード」の説明があった時は、ここまで説明した事をよく考えて加入するかどうか決めるようにしましょう。

この他にスマホの料金がかかりますので、実際の料金はもう少しかかりますが、スマホ代がかかるのはMVNOの契約でも同じで、さらにY!mobileの場合は新品を店頭で購入でき、さらに一定の条件の元で端末代が安くなるケースがあります。具体的には時期によって料金が変わってくることもありますので、ネットや店頭での情報収集をしながら安く維持できるキャンペーンを狙ってみるのもいいでしょう。Y!mobileではiPhone5Sもプラン対応端末になっていますので、月々の負担が少なくiPhoneを使いたい方は、上記の内容に注意しながら調べてみてはいかがでしょうか。


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Y!mobile その3 ガラケーでもスマホでも契約できる「スマホプランS/M/L」

「Y!mobile」がテレビコマーシャルで一押しなのが「スマホプラン」のうちの「S」プランです。新規契約から2年間は月額2,980円(税抜き価格 ソフトバンクからの転入は除く)で通話については一回10分以内の通話なら月間300回が定額ででき、データ通信は高速クーポン1GB利用可(使用後のスピードは128kbpsに制限されます)という全てが安値でセット化されたプランです。

このプランはその名の通りスマホ用に用意されたプランであるのですが、前回も書かせていただいたように一部のガラケー「DIGNOケータイ」「AQUOSケータイ」での契約も可能です。特に「DIGNOケータイ」ではVoLTEによる高音質の通話ができますし、高速クーポン1GBでもガラケーの画面でメールやLINEなどの基本的な作業をするだけなら十分で、料金も相当安く使えるので、個人的にはスマホでなくあえてガラケーでの契約も、その用途によってはおすすめしたいですが、「Y!mobile」が出しているガラケーではおサイフケータイ機能がないのがネックです。今後おサイフケータイ機能の付いた端末が出てくれば本当におすすめのガラケーになるでしょう。

そして、スマホでのプラン契約でおすすめなのが、こちらにもおサイフケータイ機能はないものの、2016年3月から販売を開始するというiPhoneの旧機種である「iPhone 5s」とのセット販売です。今さらiPhoneに関しての話などしなくても誰もが知っている有名なスマホですが、あえて型落ちの「iPhone 5s」を出してくるあたり、安くてお得というイメージを多くの人に与えられるのではないかと思います。もちろん、用途に応じて防水機能やフルセグ、おサイフケータイ機能の付いた製品も選べますので、携帯大手キャリアとの差を感じることもないでしょう。

さらに、スマホを使おうと思われている方について、月間に1GBしか高速クーポンがないというのはすぐ高速分を使い切ってしまって大変ではないかと思う方も少なくないかも知れません。その場合には同じ「スマホプラン」でも、用意された高速クーポンの量が多い「M」(3GB 3,980円)および「L」(7GB 5,980円)プランを選ぶ選択もあります。

そんな中、あえて月間1GBでやりくりしたいと思う方のために嬉しいのが、「スマホプラン」加入のユーザーに与えられる、MVNO利用者とは違うメリットです。それが「ソフトバンクWi-Fiスポット」が自由に利用できることです。

基本的にマクドナルドで使える「B.Bモバイルポイント」と、白戸家のお父さん犬のステッカーがある所で使える「ソフトバンクWi-Fiスポット」という公衆無線LANを自由に利用できるので、Wi-Fiエリア内でスマホを使うなら高速クーポンを消費することなくインターネットができます。この利用可能場所の多さはMVNOを使っていると羨ましい部分の一つで、あえてMVNOを差しおいて「Y!mobile」を選ぶ理由の一つになってくるかも知れません。残念ながらガラケータイプの端末ではハードの仕様上Wi-Fiが使えないので、このサービスは使えません。ガラケーをこのプランで使おうと思っている方はその点は注意しましょう。ガラケーの場合はスマホと比べてデータ通信量をそこまで消費せず、低速でもそこそこ使えるというメリットもあるので、Wi-Fiを使う機会がほとんどないならあえて選ぶのもいいでしょう。

どちらにしても、「Y!mobile」はMVNOではなく、第4の携帯電話通信会社であるということなので、2年縛りの契約自動更新になってしまう点は他の会社と変わりません。その点について納得の上で契約する分には安く使えもしますので、ここまでの説明で納得できる点が多くあるなら、新規での契約および、auかドコモからのMNPでの乗り換えで加入するのもありでしょう。元の契約がソフトバンクで、「Y!mobile」に変えたいという場合は、毎月の利用額が高くなる(同グループ同士の割引を行なっていないため)ので、いったんドコモ系のMVNOに移ってから改めて「Y!mobile」に移るという裏技もあります。その際でおすすめなのは、音声通話プランでも解約金を設定していない(その代わり番号そのままで移行する際の手数料が高くなります)「イオンモバイル」へいったん移ってから改めての移行が金額的には安く上がります。ただ、その場合にはしばらくの間は通話料は掛けただけ払うことになり、通話の多さによってはかえって高くつく場合も起き得ますので注意しましょう。


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Y!mobile その2 2種類の通話定額が選べる「ケータイプランSS」

これから、「Y!mobile」の主要なプランを紹介していきますが、改めてお読みになる方に注意していただきたいことがあります。というのも、「Y!mobile」はMVNOの業者ではなくドコモauソフトバンクと同じ自前の通信設備を持つ事業者であり、これから紹介するプランは全て2年間の継続契約を約束した上での金額であり、さらにこの金額に端末料金が上のせされることをご理解下さい。

一定の条件の元(ソフトバンクを除くドコモ・auからのMNPなど)で端末料金が0円になるようなキャンペーンがあればいいですが、政府の勧告によってそうした手法による契約者集めが出来なくなってしまう恐れがあるので、実際の端末代金については店頭でお聞きになるかオンラインストアの料金表示をご確認下さい。

というわけで、まずはガラケー用のプランについて紹介しましょう。このプランは契約できる端末が決まっています。2016年2月現在では以下の2機種です。

・「AQUOSケータイ」通話と通信は3Gのみ

・「DIGNOケータイ」3Gだけでなく4G(LTE)を使っての「VoLTE」による通話が可能

同じ価格なら「DIGNOケータイ」の方が「VoLTE」を使えるのでおすすめです。「VoLTE」というのは同じ会社の同じ端末を使って通話するなら今までの携帯電話の音質よりもクリアに聞こえるだけの通話品質を実現する仕組みで、今後「Y!mobile」が出すスマホはもちろん、ガラケーを出す場合にもほぼ間違いなく「VoLTE」は付くと思いますので、極端に購入価格が違わなければ「DIGNOケータイ」を選ぶのが無難です。

そうして、購入する端末が決まったら次は加入するプランを決めることになるのですが、データ通信はいらないし、スマホプランより更に安く通話の用途だけでガラケーを持ちたいという場合、通話専用の「ケータイプランSS」があります。

その場合の月額は934円で、時間限定での通話定額が付きます。といってもソフトバンクの「ホワイトプラン」とほぼ同じもので、「Y!mobile」だけでなくソフトバンクやディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクの端末にも午前1時から午後9時までの電話発信が無料になります。家族や友人がソフトバンクを使っていたり、新たに「Y!mobile」に加入するような場合、人によっては通話専用として持つならこのプランだけでも十分でしょう。

さらに、他社への通話も全て定額にしたい場合は、オプションの「スーパー誰とでも定額」(オプション料金1,000円)を追加すれば、現状(2016年2月現在)では携帯電話による24時間掛け放題の最安値となります。あえてこうした通話専用の掛け放題プランを「Y!mobile」で契約し、データ通信をMVNOで加入して使い分けるというのも毎月の通信料金を安く上げるためにはありでしょう。

それでもガラケー自体でメールや簡単なウェブサイトアクセス、LINEなどのSNSを同時に行ないたいと思う方もいるかと思います。その場合、「ケータイプランSS」に300円のベーシックパックを付けた上、従量制プランである「パケット定額サービス」を付けて運用するというパターンも有ります。ただ、このプランは最大2.5GB使うとパケット料金だけで4,500円もかかってしまいますので、知らずに大きな写真をメールしたり、重い画像の入ったページを見ただけでもパケット代がかかってしまうこともあり、よくわからないで使うのは危険な部分もあります。

ガラケーでもパケット代を気にしないで使いたいということなら、おすすめしたいのが、ガラケーでも「Y!mobile」がスマホ用に提供している「スマホプランS」(2年縛りも10分間までの通話が月300回までの定額と1GBの高速クーポンがセットになって2,980円。この価格は税別で以降の表示価格も同様です)です。次回は、その「スマホプラン」について紹介させていただきます。


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Y!mobile その1 取り扱う2つの回線の違いについて

このブログでは主にMVNO業者をどう選ぶかという観点からさまざまな所を紹介しているのですが、印象的なテレビコマーシャルで、携帯大手3社と言われるドコモauソフトバンクとは違った安さを強調する「Y!mobile」という会社は格安SIMを提供する会社なのかどうなのか、にわかにはわからないという方も少なくないのではないでしょうか。

その答えは、これから説明する会社の歴史をひもといていけばおのずと明らかになってきます。イメージとしては携帯大手3社に準じ、自前の回線を持っているいわゆる「第四の通信会社」であると言えるでしょう。格安SIMを提供するMVNOは回線をドコモやauから借りている立場なので、貸主が許可しないことを自由に行なうことはできないという制約があります。まあその分、MVNO業者には回線を管理する費用を出さなくてもいいので料金を安くできるということはあるのですが、回線を全て管理できるということは速度規制面での有利さはあるでしょう。

では実際にどういう回線を持っているかということですが、「Y!mobile」という会社は以前存在した「DDIポケット」から名称変更した主にPHS業務を扱っていた「ウィルコム」と、携帯電話の電波の帯域の一部を使ってデータ通信専用の事業から始めた「イー・アクセス(イー・モバイル)」が一つになって、ソフトバンクが出資して再出発した会社です。したがって、かつて「イー・モバイル」が提供していた主にスマホで使われる携電電話(3Gや4G LTEとも言われます)の電波と、主にガラケー端末を使った通話中心のサービスを提供するPHS回線という2つの違った回線を取りあつかっているというちょっとユーザーにとってはわかりずらいところがあります。

そもそも、携帯電話の電波でないウィルコムという会社の持っていたPHS通信網とは何かという風に思われる方もいるでしょう。これは元々、以前から自宅の家用に使われていたコードレスホンの子機を外に出して外では独自網、家では自宅の固定電話というように微弱な電波を使って外でも家でも気軽に使える移動電話システムとして出てきた規格です。サービス開始時の基本料金も当時の携帯電話と比べると格安で、家の固定電話に付けるための親機や、子機をそのまま持ち出して外でも使えるホームテレホンタイプのものも同時に売られていて、新たな安く使える移動電話として期待されていました。

それに対して携帯電話の仕組みというのは、元々は自動車に乗せるための自動車電話として始まりました。当初から車による移動をしながらでも繋がるように、高出力の基地局一つで多くの地域を面でカバーするような形で進化していきました。このため、サービス開始時には多額の保証金を払って利用することが求められたのです。その後も携帯電話の基本料はそこそこ高かったのに対してPHSは基本料が比較的安価で、あくまで小出力の基地局を点在させることによって、かなり多くのアンテナが街中に立つなど、市街地から整備されていきましたが、限られた場所でしか使えず移動に弱いという事がネックになり、さらに携帯電話自体の維持費が安くなっていったことから、ほとんどのユーザーが携帯電話に吸収されていくことになるのです。

ただ、「ウィルコム」が携帯電話会社に比較して何とか魅力を出すようにと作られたものに「誰とでも定額」という通話オプション機能があります。10分間までなら月300回はオプション料金のみで通話できるというこの機能は、今では「Y!mobile」の売りの通話オプションとしても利用可能になっており、PHSでない携帯電話回線でもセットされたものが売られています。

という状況を見た上で今後のPHSに未来はあるのかということを考えると、魅力的なオプションそのものが携帯電話でも使えるようになってしまった今では、ほとんどの人が使う場合においてメリットが無いように思えます。しかし、テレビドラマで病院をテーマにしたものがあった場合に注目して欲しいのですが、お医者さんや看護師さんが使っている電話はほとんどがPHSです。これは、近くて小出力の基地局との通信ができればいいようにPHSが作られているため、電話機本体が出す電波も弱く、誤作動の恐れのある心臓のペースメーカーのそばでも問題なく利用できる端末が多いということがあります。この差というのはいかんともしがたい所があり、特別な用途ではまだ利用されるケースはあるでしょう。

ただ、一般ユーザーが使う場合PHSを新たに契約するケースというのは特別に何かない限り新たに契約することはないでしょう。ややこしいのですが、以前は「Y!mobile」が出している端末は「ケータイプラン」として出ているガラケーは全てPHS回線だったのですが、最近になってソフトバンク網が使える携帯電話(3GとLTE)の通話のみの新たなケータイプランも登場してきました。お店で契約する場合、あえてPHS回線をすすめられることはないとは思いますが、新たなケータイプランでないと「Y!mobile」のユーザーやソフトバンクユーザーとと午前1時から午後9時まで無料で電話したいというような場合は従来の「ケータイプラン」であるPHS回線では全て有料になってしまいますので注意しましょう(だれとでも定額を付けた場合を除く)。

ちなみに、ネットショップの品揃えでは「DIGNOケータイ」「AQUOSケータイ」の2機種が携帯電話の電波が使える端末になります(2016年2月現在)。改めてこれらケータイプランについては説明していく予定ですが、くれぐれもPHS電波しか使えない端末を間違って申し込まないようにまずは注意して下さい。


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