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b-mobileの解説です。

ソフトバンク版iPhone用格安SIMの上限が15GBまでに

ここまで紹介してきました日本通信のソフトバンク回線用SIMで、iPhoneに入れるSIMの通信プランについて、改定が発表されたのを機会に改めてまとめて紹介しようかと「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」と前回紹介した「b-mobile S スマホ電話SIM」の内容変更について紹介させていただこうかと思います。まず、このブログでは初めての紹介になる「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」は全くデータ通信を使わず、電話は待ち受けだけなら月額990円(税抜価格 以下の表記も同じ)から使える安さが魅力です。

基本的にデータ通信だけでなく電話題号を大手キャリアから引き継げる電話サービスが付いていて安いというのがポイントですが、利用するデータ量によって毎月の料金は変わってきます。

その前に、通話に関するサービスとオプションについて先に説明しておきますと、そのまま発信すると30秒20円になりますが、日本通信が提供する専用アプリ「b-mobile電話」から発信をすることで半額の30秒10円で通話することができます。さらにオプション料金を月額500円払うことによって、同じくアプリを使っての発信であれば5分までの通話についてオプション料金だけで済ますことができます(超過時間によって30秒10円の通話料金がかかります)。具体的な料金については以下の通りで、別に通話料がプラスされるようになっています。

1GBまで 990円
2GBまで 1,490円
3GBまで 1,990円
4GBまで 2,490円
5GBまで 2,990円
——————————————————————————–
6GBまで 3,490円
7GBまで 3,990円
8GBまで 4,490円
9GBまで 4,990円
10GBまで 5,490円
11GBまで 5,840円
12GBまで 6,190円
13GBまで 6,540円
14GBまで 6,890円
15GBまで 7,240円

「5GB」と「6GB」の間に線を入れていますが、これは初期設定で最大のデータ使用量を5GB~15GBの間で自由に上限の設定をすることができるということで、とにかく安く使う中で最大利用料が高速クーポン5GBをまるまる使い切ったところで月末まで制限がかかるようにして利用料を最大2,990円に抑えることができるというわけです。

この利用上限はMy b-mobileから変更可能なので、5GB使い切った後に、どうしても高速通信をしたいような場合に上限を切り替えることで高速で使える容量が増える(その分料金も増えますが)ようにもできるわけです。

次に「b-mobile S スマホ電話SIM」ですが、「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」の場合にはオプション扱いだった5分までの「b-mobile電話」アプリから掛けられる通話定額のサービスが最初から付いているプランと考えていただければいいでしょう。詳しい料金は以下の通りです。

1GBまで 2,450円
2GBまで 2,800円
3GBまで 3,150円
4GBまで 3,500円
5GBまで 3,850円
——————————————————————————–
6GBまで 4,200円
7GBまで 4,550円
8GBまで 4,900円
9GBまで 5,250円
10GBまで 5,600円
11GBまで 5,950円
12GBまで 6,300円
13GBまで 6,650円
14GBまで 7,000円
15GBまで 7,350円

こちらでも同じく5GB~15GBの間で月間の高速クーポンの上限を決めることができるので、一番少ない5GBの所で直線を引いてみました。二つのプランの差は5分定額を付けるか付けないかということですが、あえて「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」に通話5分まで定額オプションを付けた方が「b-mobile S スマホ電話SIM」より安く使えるケースがありますが、うまくそのデータ量で月ごとの利用を終われない可能性もあるので、どちらに加入するか悩むところでしょう。

基本的には必要なものは後付け可能で使わない場合の基本料金が安い「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」か、最初から5分以内の通話定額が必要な場合の「b-mobile S スマホ電話SIM」ということになるかも知れませんが、今から入るならプランを自由に設計していざという時には「寝かし」の待ち受け利用も可能な「b-mobile S 990 ジャストフィットSIM」の方をおすすめしておきます。

b-mobile


ソフトバンク版 スマホ電話SIM for iPhone の特徴

前回紹介してから少し間が空きましたが、ようやくソフトバンクでiPhoneを使っていたユーザーがSMSと通話も含めてできるMVNOのプランが日本通信から出てきました。2017年8月16日から発売開始というプランについて、ここではその内容について紹介します。

利用料金は090や080、そして070から始まる電話番号が付き、さらにIP電話でプレフィックス番号を付けて通話するタイプの「b-mobile電話」を使えば5分までの通話が定額になった上での価格で(5分超過後の追加料金は10円/30秒です)、もちろんSMSの送受信も可能です(国内送信は有料)。通話オプション込みということと、今から紹介するもの以外選べないプラン契約ではありますが、本家のソフトバンクを離れても同じソフトバンク回線が使え、さらに通話を定額であるという点で興味を持たれる方も少なくないと思います。

利用できる端末はiPhoneだけというのはデータ専用SIMの時と同じで、プロファイルの設定が必要になりますがSIMロック解除は必要ないので、中古ショップやオークションなどで安価に入手したソフトバンクのiPhoneを流用することができます。使えるiPhoneの機種は以下の通りです。ちなみに用意されるSIMカードのサイズは「nanoSIM」です。

・iPhone 7 iPhone 7 Plus
・iPhone SE
・iPhone 6s iPhone 6s Plus  iPhone 6 iPhone 6 Plus
・iPhone 5c iPhone 5s iPhone 5

ただ残念なことにテザリングは利用できませんので、パソコンやタブレットと一緒にモバイルルーターとして使いたいと思われている方はご注意下さい。それと、MVNOのSIMであることから、ソフトバンクが独自に提供しているサービスもこのSIMでは利用できなくなりますので、特にソフトバンクの更新月を機にこのサービスに切り替えようとしている方はキャリアメールが使えなくなることも同時に注意しつつ、電話番号をそのまま引き継ぎできたら、SMSでメール変更の連絡をされる事をおすすめします。

さて、このプランの料金については速度無制限のデータ通信の利用量によって月額が変わるという方式になっています。高速として毎月使える容量は5GB/月までで、月の中で容量を越えた場合は最大200kbpsに制限を受けます。さらにユーザー同士の公平性を保つため、低速制限された後に連続する3日間でデータ通信量が360MBを越えてしまった場合には更なる制限がかかるということなので、radikoや音楽ストリーミングサービスを使い続けていると影響が出てくるかも知れません。料金の具体的な内容は以下の通りです(以下の価格は全て税抜き価格です)。

・1GBまで 2,450円
・2GBまで 2,800円
・3GBまで 3,150円
・4GBまで 3,500円
・5GBまで 3,850円

データ通信を使った分だけ料金が上がり、この額に通話料が上乗せされるという仕組みです。一応このデータ通信は速度制限は「なし」とされていますが、MVNOの場合はその中でも条件がありますので、その点も見落しがないようにしましょう。

公式ベージでは「ファイル交換(P2P)アプリケーション等」を利用される場合に制限をかける可能性や、大容量のダウンロード・ストリーミングでの連続通信については、時間帯によって制限がかかるということなので、radikoのようなアプリは高速通信中でも時間によって聞けなくなるかも知れませんので、使い方に工夫が必要でしょう。

個人的に思うのは、主にiPhoneを使った電話をこのSIMで行ない、毎月のデータ通信利用量はできる限り1GB未満に抑えて、データ通信を使いたい場合にはドコモやau回線のMVNOの中から好きなSIMを契約し、それをタブレットの中にでも入れて通常のデータ通信はそちらに任せるというのも一つの手だということです。

このプランには最初から5分定額の利用料が入っているということで、データ通信用に使うというよりも、通話にもそこそこ使いたいという方が選ぶ可能性が高いと思います。さらにテザリングができないということもあるので、このプランの最安値である月1GBまでの利用料に月千円前後の低速通信時に無制限で使えるSIMを合わせ、iPhoneでのネット利用はWeb閲覧やSNS程度にとどめ、2枚のSIMを契約し月3,500円前後でiPhoneと実用的なAndroidタブレットの組み合わせで使うというもありでしょう。

あと、このプランの最大の特徴は2017年8月現在での公式ページの表記によると、

「最低利用期間と解約金はございません。」

とのことです。音声通話が付いて、さらにソフトバンク回線ということを考えると、ソフトバンクでiPhoneを契約していて、更新月が来た時にこのプランで利用しつつ、新たにドコモやauへ移ろうかどうしようか迷っているような場合には最適なプランであるとも言えるでしょう。

iPhoneでb-mobile


ソフトバンク回線を使った日本通信の「b-mobile S 開幕SIM」の概要

2017年3月22日から提供が開始されるとしながらもなかなかその内容が発表されなかったソフトバンク回線を利用したプラン「b-mobile S 開幕SIM」の概要がようやく発表されました。ここでは、その内容をここで紹介します。(これから紹介するプランは、U-mobileの「U-mobile S」およびヤマダ電機の「ヤマダファミリーモバイル」が提供するソフトバンク回線のパッケージと同じものであると思われます)

まず、大切な事ですが今回発売されるSIMはiPhone専用のデータ通信SIMで、Android機やその他のハードには対応しないということです。この点はソフトバンクがiPhoneとその他のハードでSIMの内容を変えているということがあるので、あくまでソフトバンクのiPhoneを使っていた方がSIMロックを外さずに格安SIMで運用できるものとして評価すべきだろうと思います。ちなみに利用可能なハードは以下の通りです。

・iPhone 5以降、
・iPad Pro、iPad Air以降、
・iPad mini以降、iPad、iPad 2、iPad(第3世代)、iPad(第4世代)

次に、月間の高速クーポン量の違いによるプランは以下の通りとなっています。

・1GB/880円(税抜価格 以下同じ)
・3GB/1580円
・7GB/2980円
・30GB/4980円

データ利用における規制については3日300万パケット(360MB相当)の制限はあるようです。その場合と高速クーポンを使い切った場合に最大200kbpsに制限されるようになるそうです。

販売は税抜き3,000円のパッケージになり、利用するハードによってnanoSIMとmicroSIMがありますので、SIMの大きさを間違えて発注しないように気を付けて下さい。また、iPhone用のSIMとiPad用のSIMを入れ替えて使うことはできないようです。

なお、この内容は日本通信の発表および各種ネットニュースをニュースソースで書いていますが、そのどこを探してもSMSオプションについての表記はないため、このSIM自体にSMS機能が付いていないようですのでSMS利用を考えている方はご注意下さい。当然音声通話もできませんので、今のところは古いソフトバンクのiPhoneやiPadを有効活用するために出されたものであると現状では理解しています。ただその際、iPhoneやiPadでのテザリングはできないようですので、あくまで単体での利用に限られることになると思われます。

今後は他2社に比べると安いソフトバンク販売の白ロムの販売価格が高くなる傾向が出てくるかも知れませんので、とにかくiPhoneやiPadを安く使いたいと思っている方は、まずは通信パッケージよりもハードの方を先に購入することをおすすめしておきます。

(2017年3月22日 追記)

販売サイトで具体的にSMSオプションは提供されないとの確認が取れましたので、その点も明らかにするとともに、日本通信と同じサービスを提供するU-mobileとヤマダ電機の「ヤマダファミリーモバイル」の名前についても記載しました。以上3社の他に「スマモバ」もソフトバンク回線のMVNOを行なうという発表がありましたが、サービス開始時にいたってもウェブページの更新が見られないので、確認ができ次第ここか新たに項目を設けて解説をする予定にしています。

b-mobile


「b-mobile日本通信」その6ガラホでも使える?b-mobile電話アプリの仕組み

MVNO各社が横並びで5分以内の通話定額オプションを設定してきている中、ちょっと変わった方式で3分まで月50回の通話定額オプション(オプションを付けない場合や、3分定額を付けた場合の超過分もドコモの半額の30秒10円)を月500円(税抜価格 以下も同じ)で提供しているのが日本通信b-mobileです。

iPhoneでは他社と同様に専用アプリからの発信になりますが、Androidスマホで利用する場合は専用アプリに発信機能は付いていません。初期設定で日本通信の提供する電話サービス「b-mobile電話」を利用するための特定番号をAndroid標準の電話アプリでダイヤルすると自動的に付けてくれる役割のみをこのアプリはするので、他社のサービスのように、違うアプリを使ったのでドコモの半額での利用や5分定額が使えなかったというようなトラブルを回避することができます。

と、ここまでの話は以前にもこのブログの中で紹介させていただきましたが、今回はこのb-mobileのSIMをOSにAndroidが入っている2つ折りタイプの「ガラホ」に入れて使う方法について紹介しようと思います。

SIMカードを入れるガラホは、ドコモで売られているガラホの中古白ロムを購入するか、新たに出たSIMフリーのガラホSH-N01を利用するかということになります。ドコモの白ロムとSIMフリーのガラホで違う点は、

・ドコモ白ロム……本体を親機としてのテザリングができない
・SH-N01……おサイフケータイ ワンセグ 背面液晶ともなし テザリングは可

となっていますが、ガラホ単体のみでデータ通信を使う場合にはドコモの白ロムの方がおサイフケータイもMVNOで使えて便利でしょうし、それだけではなくテザリングの親機としてモバイルルーターの代わりにもしたい場合はSIMフリーのSH-N01に大容量高速クーポンの付いたSIMを入れるようにすれば端末の魅力をうまく使いながら通話も通常より安く使えるようになるでしょう。

まず、どちらの端末を利用するにしても、b-mobileが提供する、電話番号の前に特定の電話番号を付けてから電話をするタイプの電話サービス「b-mobile電話」を使えるようにしておきましょう。ガラホの仕様としてGoogle Playを使うことはできないので、いったん別の端末にダウンロードしたアプリのファイルをガラホに転送する必要があります。

一番簡単なのは、もう一台Androidスマホに「ESエクスプローラー」というファイラーアプリをインストールし、アプリを開いたらガラホに送りたいアプリを選択してBluetooth経由で送信することです(事前に、Bluetoothでのペアリングを行なって下さい)。そうすれば、少なくとも日本通信が提供する「b-mobile電話」アプリは転送してインストールできるようになると思います。詳しいアプリインストールのやり方や利用できるアプリについては、最初にガラホという名前で製品を出したauのSHFシリーズについて、アプリ導入を解説しているサイトは多くありますので、そちらの方の記述を参照して下さい。

こうして、「b-mobile電話」アプリを入れた後、アプリの方でタッチキーによる電話発信をする場合や、電話帳を利用した発信の前に特定番号がきちんと付いているかどうかを確認して下さい。長い電話番号になっているようならアプリは正常に動いているので、何も申し込まなくても普通に電話した際の料金は通常の30秒20円でなく、半額の30秒10円で発信できるはずです。

最安の価格で利用したい場合は、「ライトプラン音声付(高速クーポン3GB)」1,980円/月のみでも通話料は基本的に30秒10円で使えますので、それほど通話しないという方ならこれをガラホに入れれば月間3千円以内で通話もネットも利用できるでしょう。3分以内の通話を月50回以内の頻度でする方ならオプション料金の月500円を追加することにはなりますが、うまく電話を使えば月額料金を2,480円でキープすることも可能になるでしょう。

また、大容量通信を必要とする方のために、日本通信では月間の高速クーポンを何と25GBも用意するプラン「b-mobile25GB定額」が音声付プラン3,180円/月て用意されています。3分定額のオプションを付けても3,680円/月の負担で通話・ネット・ルーターの一台3役で使えるようになりますので、基本的には以上のような組み合わせで使うことを考えながら利用する端末を決めていけばいいのではないでしょうか。


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「b-mobile 日本通信」その5 「25GB定額SIM」を発表

月間最大7GBでは月の途中でデータ通信の高速クーポンを使い切ってしまうという人のために、携帯大手3社はそれぞれ月間20GBまで高速で使えるプランのコマーシャルをこれでもかというくらい出していますが、先日はその流れに対抗して出してきたと思われるU-mobileの月間25GB利用可能なプランを紹介しました。

以前にもさらに高速クーポンが使えるプランはあったのですが、当然のことながら高速クーポンが多ければ多いほど料金がかさむということがあり、格安SIMとうたいながら安くない(実際は費用対効果を考えるとそれでも十分安いのですが)と思われてしまうこともしばしばでした。今回U-mobileの出した格安の25GB利用プランに続き、データ通信についてはU-mobileと同額で日本通信のb-mobileが同じ月25GBまでの高速クーポンを使える「25GB定額SIM」のパッケージを出してきたというのは、MVNO全体のイメージにとっても重要な戦略であると言えます。とにかく同じかそれ以上のスペックを持つサービスを大手より安くやろうという意気込みが感じられますね。具体的な料金については以下の通りです。

・データ通信専用SIM 2,380円(税抜価格 以下同じ)
・SMS付データ通信SIM 2,510円
・音声通話付SIM 3,180円

なお、音声通話付きの契約には、オプションとして1日50回3分までのb-mobile電話を使っての通話を定額にする「通話3分定額オプション(月額500円)」も併用できます。以前にも書きましたが、b-mobile電話はAndroidスマホで使う場合は、アプリをインストールしておけば、スマホ標準の電話アプリから電話しても利用することができるので他の定額サービスを行なっているMVNOと比べても、気軽に使うことができます。もちろん、音声通話付きの契約をしてアプリを入れておけば、オプションを付けなくても通話料が半額で利用できますのでデータ通信専用のSIMで使わなくてもメインで使う事も想定されていると思います。

ただ、ここで気になるのは本当に25GBまでは高速でインターネットが使えるのかということです。料金はほぼ半額でも回線品質が半額以下では携帯大手キャリアの方に世間は向いてしまうわけですから、今後のb-mobileが高速通信をどこまでこの価格で多くのユーザーの評価を受けるくらいの速度で提供できるかにかかっていると言っても過言ではないでしょう。

ただし、利用するユーザーの側としてもあまり一喜一憂せず、当初は暖かく見守るような形で付き合っていく方がいいだろうと思います。どちらにしても、無制限と言われながらも一定の使い方を超えたところで思い切り制限が入るMVNOの無制限よりはいい数字が出てくるのではないかと思います。

一応日本通信側がアナウンスしているのは、ファイル交換(P2P)アプリケーション等に制限を掛ける可能性があることと、25GB使い切った後の低速通信(最大200kbps)で3日間300万パケット以上使うとさらなる低速に制限されるということだけです。気になる方は、これからしばらく実際に申し込んで利用した方の生の声をネット上でウォッチして、様子を見て大丈夫そうだった契約してみるというのも一つの方法です。ただその場合、音声通信付きのプランを申し込む場合は最低5ヶ月は途中解約の場合、8,000円の解約金が発生しますので、その点にはご注意下さい。


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「b-mobile 日本通信」その4 通話3分定額オプションとAndroidスマホ

MVNOの音声付きデータSIMを扱っているところは、いかに通話料金を安くなるようにするかということを考えながら新たなプランを投入してきます。携帯大手3社が5分以内の通話が定額の割安な通話プランを出したことにより、楽天モバイルをはじめとして電話番号の前に特定の番号を付けることによって5分以内の通話定額を実現したプランが出てきている中、5分まで長く話はしないので安くして欲しいというニーズも当然ながら存在します。

もし友人同士だけならLINE電話をはじめとしていくらでもお互いの通話無料というアプリは存在しますが、070・080・090から始まる電話番号から掛けたり掛かってきた電話を受けたりすることは、主に友人関係とは違ったコミニュケーションを構築したり、旅行中にお店の予約を入れたり問い合わせをしたりするような場合、やはり短い時間であっても通話料金を気にしないで電話が掛けられる状況にあれば、状況は違ってきます。

今では制度そのものがなくなってしまいましたが、かつて公衆電話から掛けられるコレクトコールというものがありました。手持ちのお金が10円しかなくても公衆電話から100番に掛けるとオペレーターが出て、通話したい相手の電話番号を言うと、相手が電話料金を払ってくれる確認ができたところで相手に繋いでくれ、いざという時に家族や友人と連絡を取ることができました。現在は携帯電話の普及とともにこの制度は消えてしまいましたが、たとえ5分でも3分でも追加料金を払わずに無料通話ができれば、その旨を相手に伝えて数回に分けて掛けても、電話番号を伝えて折り返し掛けてもらってもいいですし、やはり通話料の定額があるとないとでは、いざという時の対応も違ってくる可能性があります。

現状では5分定額の追加料金は800円/月前後が相場という感じです。3分定額を既に行なっているIIJmioのオプション料金は600円で、1分定額のあるFREETELは399円という感じに決まっています。そうした内容を踏まえて、今回新たに3分以内の通話についての新プランを出して来た日本通信の「通話3分定額オプション」について見ていきましょう(表示する金額は断りがない場合を除き全て税抜価格です)。

実のところ、日本通信の3分定額は無制限ではない条件があります。それが、国内通話に限るということと、一日の利用回数の制限50回があることです。一日に3分以内の電話を50回も掛ける人がいるかというのは、例えば仕事に使ったり、連絡網で多くの人に掛ける可能性があったりする場合には向きませんが、普通に電話を使っている人であればさすがに一日50回以上掛けないという人がほとんどでしょう。しかし、今までの自分の行動を考えてみて、年に数回でもそういう状況が起こり得ると思い当たった場合は、このプランは避けた方が無難でしょう。

ちなみに3分定額の仕組みは、他のMVNOと同じように日本通信の提供する電話サービス「b-mobile電話」を使って相手先の電話番号の前に特定のプレフィックス番号を付けて発信する仕組みになっています。面白いのはこの「b-mobile電話」に申し込まなくても、専用アプリをスマホにダウンロードし起動すればすぐに通常の半額である30秒10円の料金で「b-mobile電話」が使えるようになることです。ただ、3分定額オプションを使いたい場合は別途申込みが必要です。料金は回数無制限ではないということもあり、オプション料金も月額500円と安めに設定されています。

また、通話の方法についてはiPhoneとAndroid搭載のスマートフォンで違います。iPhoneの場合はデフォルトの電話アプリで電話すると通常料金になるので専用アプリを使っての発信となりますが、Android搭載スマートフォンの場合は、専用アプリをインストールした状態であれば、OS標準の電話アプリを使ってもプレフィックス番号が付いた状態で発信できるので、今までの電話帳を使った電話環境がそのまま使えるようになります。この点も他のMVNOにはない特徴でしょう。なお、日本通信でこの「通話3分定額オプション」が付けられるプランは以下の通りです。

・おかわりSIM 音声付
・b-mobile SIM高速定額 音声付
・VAIO phone高速定額 音声付
・スマホ電話SIM フリー Data
・スマホ電話SIM for LTE

日本通信の方でモデルケースとしているのは、一番上の「おかわりSIM 音声付」にこのオプションを付ける場合です。音声付プランの場合の最低料金は1,300円ですが、これに通話定額オプションを付けると月額1,800円になります。これでデータ通信は1GBまで高速で使えますが、最大5GBまで1GBごとに250円ずつ上がっていきます。上限は5GBまでなので、最大でも月額2,800円で通話もデータも(データ通信が5GBを超えた場合は最大200kbpsに制限されます)利用できるということになります。

もちろんデータ無制限のb-mobile SIM高速定額(月額2,780円)でも選べますので、この金額に500円をプラスして一応の定額利用を付けておくのも有りでしょう。この種のプランの場合、通話品質うんぬんよりもその業者の持つデータ回線の品質によって状況が変わってくることも予想されます。ただ、途中でも書きましたが、Androidスマホの場合は利用者がそれと意識しなくても常に標準の電話アプリで3分定額でかつ超過した場合でも30秒10円という安い価格で通話することができるので、お子さんやシニア向けに安い通話定額付きデータ通信付きのSIMを探しているような場合には、Androidスマホ限定ではありますが、意外と合うような気がします。


「b-mobile 日本通信」その3 「b-mobile SIM 高速定額」無制限では最安、その実力は?

「おかわりSIM」とともに、もう一つある「b-mobile」のプランが、「b-mobile SIM 高速定額」プランです。このプランには2通りありますが、その内容は以下の通りです。

・ライトプラン(月3GBまで制限なし) 音声付き1,980円 データのみ1,180円
・高速定額プラン(通信速度制限なし) 音声付き2,780円 データのみ1,980円

前のエントリーで「おかわりSIM」を紹介しましたが、こうしてみると3GBまでのライトプランの存在意義がないようにも思えます。しかし、「おかわりSIM」ではつい最大の5GBまで高速クーポンを使ってしまって結局高くつくという方の場合には上限の金額が低いこのプランも選択肢の中に入ってくるでしょう。

しかし、何といっても魅力的なのが、月額1,980円で高速通信無制限をうたう「高速定額プラン」であるのは間違いありません。LTEの最高速である数百Mbps以上のスピードが常に出れば言うことありませんが、さすがにそれは客観的に考えて無理なところがあります。どうしてもアクセスする人が集中する時間があり、またアクセスする人自体が多い地域では時間帯による効果が相まって更にスピードが落ちてしまう傾向にあるからです。

さらに、このプランにおける制限事項の中に以下のようなくだりがあります。

『ファイル交換(P2P)アプリケーション等に制限を設ける場合があります。また、大容量のダウンロード及びストリーミングでの連続通信については、時間帯によって制限をかける場合があります』(「b-mobile」ホームページ中の記載から引用)

ですから、時間帯や人口集中という原因だけではなく、特定のアプリを利用する場合や、Windowsアップデート、長時間の動画視聴のような用途によっては高速といえるだけの速度が出ないこともあるものの、あえてこのプランを選ばれる場合には他社の無制限プランと比べて最安であることを生かし、まず試してみるような形がいいと思います。

実際に使う中で、ご自身が主にモバイル環境で使われる時間帯が混み合う時間を外れているような場合や、地域的にモバイル通信のヘビーユーザーがいないということならば、このプランはそこそこの速度を保てることが期待されます。他社の高速無制限プランもありますが、どのプランも無条件で使えるものではありません。利用状況によっては月間10GBあたりの高速クーポンが付いたプランの方が快適に使えるケースも存在します。

そんな中、なぜ高速無制限プランにするかというのは、動画を見るのにもいちいちハラハラしながら見るよりも、最初に一定額払っておけばいいという安心感があるからに他なりません。幸いにもこの「b-mobile」の高速定額プランは、それほど毎月の負担も高くないので気軽に試すことが可能です。

地方への出張が多いとか、昼夜逆転した生活をしているような場合はむしろこのプランがはまり、一日の利用時間の多くを高速で使えるケースも出てくるでしょう。大都市でのお昼や夜間の混雑する時間帯のスピード低下については納得の上使わなければいけない事は間違いありませんが、スピードが出る時間帯出ない時間帯についてはインターネット上でも頻繁に報告があります。お住まいの地域によって当然その事情も違ってはきますが、そうした情報も活用しながら導入の決断をされるのがいいでしょう。



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「b-mobile 日本通信」その2 「おかわりSIM」は月ごとの利用頻度によっては便利

前回のエントリーを読んでいただけた方は、「b-mobile」を運営する日本通信が日本の格安SIM黎明期から関わっているだけに、ユーザーのニーズに寄り沿ったプランを出してきていることがおわかりではないかと思います。今回は、そんなプランの中で気軽に入ることができる「おかわりSIM」についての紹介をします。

料金プランについては、以下のような3つのプランを選ぶことから始まります。(価格は全て税抜き)

・音声通話付プラン 月額1,300円から
・SMSオプション付 月額630円から
・データ通信プラン 月額500円から

つまり、SIMカードを選ぶ際に考えることは、「音声通話は必要か」「使う端末にセルスタンバイ問題は発生しないか」(セルスタンバイ問題が発生する端末の場合にはSMSオプションが必要)ということだけ考えればいいということになります。ただ、この内容を見ると、どのプランも下限はあるものの上限が書かれていないことに気付くでしょう。この点についても、1つのことだけ覚えていれば大丈夫です。

各々のプランの最低限度で使える高速クーポンは1GBまでで、料金上の上限は5GBまでです。使った高速クーポンが1GB増えるごとに250円ずつ上乗せされ、最大の5GB使った場合、その月の料金は500円+(250円×4)となり、請求金額は1,500円となります。

これ以上の高速クーポンを使いたい場合は自動ではなく「Turbo Charge」という別申込みが必要になりますが、高速クーポンを使い切った場合には上下とも低速200kbpsに制限されるだけなので、メールなどの基本的な通信については使い続けることができます。ただし、低速でも前後3日間におけるデータ通信量が300万パケットを超えた場合にはさらに速度制限をされる場合がありますので注意しましょう。

今後、他社の様々な料金プランをこのサイトで紹介していくことになりますが、高速クーポンの月別容量でプランを変えているところがほとんどです。こうすると毎月の金額が一定になるというメリットは有りますが、よく使う月には追加で高速クーポンを利用するなり、事前にプラン変更をする手間がかかります。その点「b-mobile」の「おかわりSIM」なら、使わない月は最安のままで、使う月はその容量に応じたデータ通信量を追加して払うだけなので、何しろ手間がかりません。月ごとに良く使う月と使わない月との差が激しい方にとっては一年で比べると安上がりになる可能性はあります。

なお、このプランに限らず、音声通話付きの契約のみ最低利用期間が設定されていて、開通日から5ヶ月間のうちに解約した場合、このプランでは8,000円の解約料がかかることがうたわれています。初めてMVNOを使われる方は、大変基本的な事ですが自分で使うエリアでの電波の繋がりやスピードについて、事前に調べてから契約しましょう。ちなみに、データ通信専用プランではこういった解約料の設定はないのでいつでも解約できます。

エリアについては現在はそのほとんどがLTEが使えるエリアであるのでそこまで気にしなくてもいいのかも知れませんが、山の中などの場所では昔のアナログ携帯電話独自のエリアであるFOMAプラスエリアになっていて、そこではLTEが使えないため、スピードが思うように上がりませんが、これは「b-mobile」の仕様ではなく、NTTdocomo全体の仕様であることも覚えておきましょう。「b-mobile」のプランの中でどのプランがいいかということで言えば、スマートフォンでのインターネットが中心になるなら、まずはこのプランを選んでおくのが賢い選択になるでしょう。



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「b-mobile 日本通信」その1 日本でのMVNOの草分けとして

「b-mobile」としてブランド展開を行なう日本通信という会社は、以前から通信会社のインフラを利用して自社名義で売る事業を行なっていて、今はソフトバンク系列のY!mobileの中の一つになっているPHSによるデータ通信を時間単位で利用できる製品を出していることでも知られていました。

そんな「b-mobile」が日本で初めて行なったのが、NTTdocomoの回線を借り、SIMカードのみのパッケージと、小型のAndroid端末「IDEOS」とのセット販売でした。これが日本における格安SIMおよび格安スマホと言われるものの最初だったように思えます。その時のSIMの内容は200日間の有効期限があるパッケージ自体に値を付け、スピードは下りが最大300kbpsといった形でした。

期間限定の価格を月額に換算すると月2,300円前後といったところで、今買える格安SIMだと月額500円以下のSIMと同等くらいなのですが、当時からテザリングが問題なく使えるなど、出た当時はそれでも大きなインパクトが有りました。

その後、同じ「b-mobile」のSIMカードでスピードこそ下り最大100kbpsに抑えられていたものの、魅力的なパッケージを出してきました。さらに販売についてはネット通販ではなく、一般客も訪れる可能性のあるイオングループの店舗にある携帯電話売り場に限定し、月額980円という当時としては衝撃的なデータ通信用SIMを出したのも「b-mobile」でした。

この製品のおかげで、他社も月額千円前後のデータ通信用SIMカードを出さざるを得なくなり、その値段とともに店頭で直接買えるということになったことで、MVNOの注目度は一気に上がったと言えるでしょう。

こうした歴史を知らない方にとっては「b-mobile」も多くのMVNOの一つでしかないという印象しかないかも知れませんが、今後の事を考えた時、また業界全体をあっと言わせるようなプランを出してくるのではないかという期待は少なくありません。

さらに、他社が行なっていないサービスとして紹介しておきたいのが、いらなくなったガラケーに差して音声通話専用として使える「携帯電話SIM」の存在です。現状では、同社の音声スマホプランを含め、ことごとく無料通話なしの30秒20円(税抜き)という料金ですが、「携帯電話SIM」はくりこしこそありませんが毎月の無料通話・SMS利用料の付いた3つのプランが用意されています。

このような他社にないプランもある「b-mobile」日本通信のデータプランについては、他社のいいところを取りながら独自のサービスもあるので、その特徴をつかんでおけばご自身の利用形態に応じたプランとして合えば、使ってみる価値も出てくるかも知れません。



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