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BIGLOBEの解説です。

BIGLOBE SIM その9 au回線の使える「タイプA」取扱い開始

今まではMVNOで扱える回線と言えば、NTTdocomoの回線というのがほとんどでしたが、最近ではau回線を使えるところも増えてきました。ソフトバンクについてはまだ制限がありますが、auの4G端末ならSIMロックを外さなくてもそのまま差し替えて使えるため、au回線からとりあえず安いMVNOに移りたい場合、今使っているスマホやタブレットをそのまま使うことができるということで、乗り替えにおける費用が少なくて済むau回線の扱えるMVNOには一定のニーズが有ると言えるでしょう。

今回、新たにBIGLOBE SIMが「タイプA」としてau回線を利用できるようになりました。基本的にはau回線には最初からSMSが利用できるようになっているので、データ通信のみの場合は今までのドコモ回線の「タイプD」の中でもSMS付プランの料金と同じで、音声通話付プランについては料金は変わりません。

BIGLOBEがau回線の使える「タイプA」を用意したことは、今まで他社でau回線とauの端末を使っていた人にとって、今使っている端末を変えることなく「エンタメフリーオプション」を使えるようになるという点で画期的だと言えるでしょう。数あるMVNOの中でもサービスの数が限定されているとは言え、数々の動画サービスを端末でフリーに利用できる「エンタメフリーオプション」というのは、外でも自由に動画を見たいという方にとっては今のところ唯一無二のサービスであるので、今までは契約をBIGLOBEに変えるだけでなく回線までドコモに変えなければなりませんでしたが、これからは端末はそのままで契約だけをBIGLOBEに変えればいいわけです。

今後、他のMVNOに真似出来ないサービスを行なっているところを中心に、利用回線のマルチ化というものが起こってくるのかも知れません。端末にドコモもauも両方使えるSIMフリーのものを使っている方は関係ありませんが、まだ多くの方がau限定でしか使えない端末を使っているケースが少なくないと思います。今後を見すえて、BIGLOBEもキャリアが変わるのでサービス自体も乗り替えという風にしなくても対応可能になったので、今後のユーザーの動向にも注目が集まります。

これから中古でiPhoneの白ロムを購入しようと思っている場合、目あてが「エンタメフリーオプション」であってもこれからはソフトバンク以外の2つのキャリアのものを狙えるので、あくまで中古価格を気にしてiPhoneを手に入れたいという方は参考になさってみて下さい。

BIGLOBEモバイル


BIGLOBE SIM その8 エンタメフリープランで「U-NEXT」利用可能に

動画メインのMVNO SIMを考える時、一つの考え方としてBIGLOBEのエンタメフリーオプションが対応しているサービスを使うというものがあります。自宅の光インターネットで見るより画質は劣るものの、ちょっとした時間に見ることもできますし、旅行の際に暇つぶしには最高ということにもなります。

今回、新たな「エンタメフリーオプション」の対応サービスに「U-NEXT」が追加されました。すでに入っている人にとっては朗報ではないでしょうか。ここでは改めて「U-NEXT」のサービスについて紹介しながら、改めての「エンタメフリープラン」の魅力について考えてみたいと思います。

まず、大いに気になるところだろうと思いますが、利用するための料金をまず紹介します。月額1,990円(税別 以下の表記も同じ)ということで、他の有料動画コンテンツを提供するサービスと比べて倍くらいの料金設定になっています。

さらに、配信本数120,000本以上の中での追加料金なしで見られる動画の数というのは50,000本以上となっており、半数以上さらに追加料金のかかる有料コンテンツ(最新作のレンタルが主)ということになります。

これは、できるだけお金を掛けてまでエンタメ作品を見るつもりはないという人には厳しい内容になっていますが、実は基本料金の中には、およそ70,000本以上ある有料コンテンツを利用するためのポイントが1200ポイント含まれており、テレビ番組のオンデマンドを早く見たい方や、見放題といっても古い作品しかないと嘆いている方にとっては有難い仕様になっています。ちなみに、有料作品が一本あたりどのくらいのポイントで見られるかということで、参考までに他サイトから仕入れてきたジャンルによる一本あたりの使用ポイントを紹介します。

・映画全般 432~540
・ドラマ全般 324
・アニメ 216

現代はテレビのネットの関係で地方には興味あるテレビ東京系のドラマなどがリアルタイムで見られないというような不満もあったり、最新映画がレンタル開始になってもなかなかショップに行けないとか返すのが面倒くさいとかいう方も少なくないと思いますが、U-NEXTに限らずこうした動画視聴のサービスというのはその隙間をうまくついたサービスだと思います。

すでにDVDショップをかなりの頻度で利用していて、上記ジャンルのレンタル回数が月間合計で1,200ポイント前後で収まりそうなら、あくまで自分のお好みの作品が無料有料の中に網羅されているかという点も問題になりますが、ご自身の用途にピッタリハマる方もいるのではないでしょうか。

他のU-NEXTについての情報としては雑誌読み放題や電子書籍の扱いがある(一部ポイント制)ことと、アカウントは本アカウントと別に3つまで(合計4つ)取れるので、大型テレビ(Chromecast)にパソコン、スマホとタブレットというようにアカウントを分けても同時視聴が可能という点もあります。

ちなみに、他の動画サービスと同じように初めての申し込みでは31日間の無料トライアルの制度があるため、すでにBiglobeのSIMでエンタメフリープランに入っている方は、試すだけ試してみるというのも良いのではないかと思います。

今後の動画コンテンツを提供するサービスは、こうして見ていくとやはり「エンタメフリープラン」への対応があるかないかで利用者の獲得という意味でも変わってくるのではないかという気がします。今まではスピードの早い自宅のインターネットを使ってダウンロードをしたものを外出先で見るという形で提案していたものが、外出先でもダウンロード入らずですぐ見られるということになると、ダウンロードのための手間が無くなるわけですから、U-NEXTを含めたエンタメフリープランに対応したサービスと、そうでないサービスとの間で契約者の移動が起こるのかどうか、興味深く今後も状況を追っていきたいと思っています。

U-NEXT



BIGLOBE SIM その7「3GBプラン」でもエンタメフリー・シェアSIM可能に

先日、DTI SIMが「エンタメフリーオプション」に対抗したプランを発表したばかりですが、2017年6月1日からBiglobeでは「エンタメフリーオプション」や、SIMを同契約で最大4枚まで増やせる「シェアSIM」が付けられるプランを、今までの「6GBプラン」からより安い「3GBプラン」から付けられるように変更しました。

このオプション自体、スマホを持てばとにかくYouTubeを見なければ気の済まないお子さんがいるご家庭にはおすすめなものでした。例えば、本契約を親がして子供用にシェアSIMを使ってプランの高速クーポンをシェアしつつ、エンタメを楽しみたいSIMごとにエンタメフリーオプションを付ければ、動画を見る人見ない人でうまく複数入手したSIMを使い分けることができます。

今までは最低が6GBだったのでほとんど動画しか見ないという場合には高速クーポンが毎月余るような使い方をしている人にとっては実質的な値下げになるということで、興味を持たれる方も多いのではないかと思います。ただし、Biglobeのもう一つの6GBプランのメリットであった「Biglobe Wi-Fi」のライセンスは3GBプランには付きませんので、今までWi-Fiを使って外でのネット接続を楽しんできた人には微妙かも知れません。

それでは、具体的に料金についてみていきましょう(価格は全て税枝です)。

・3GBプラン
データSIMのみ 900円/月
SMS付1,020円/月
音声通話1,600円/月

・6GBプラン
データSIMのみ1,450円/月
SMS付1,570円/月
音声通話2,150円/月

2つのプランの差額は550円ですが、Biglobe Wi-Fiの1ライセンスが250円/月ですので、Wi-Fiをよく利用される方はこの点も考慮に入れるべきではあります。

次に、シェアSIMについてですが、1枚増やすごとに手数料の3,000円とSIMカード準備料の394円がかかります。その上での毎月の利用料金は

・データ通信のみSIMカード 200円/月
・SMSオプション付     320円/月
・音声通話付       900円/月

となっています。なお、「音声通話付き」のSIMを増やす場合には、親回線も音声通話付きの契約でなければなりません。その点に気を付けると、例えば親はメールとLINE、そしてニュースをウェブで見るくらいで、とにかく子供が動画を見まくるので安いプランを探しているような場合は、あえて音声通話を使わず、動画閲覧のみを主目的にしたタブレットに入れるSIMとして考えた場合、タブレットならSMSオプションもいらないと思いますので、増やした分の毎月の利用料は200円+980円=1,180円と他社の月3GBコースに加入するくらいの費用でエンタメフリーなタブレットを活用できることになります。

さらに今回エンタメフリーオプションが3GBからになったことで、親回線もデータ通信のみのプランで運用すれば、2回線合わせても900円+1,180円となり2,080円で利用できます。3GBプランに単体でエンタメフリーオプションに加入する場合の最安値が1,880円なので、SIM追加にかかる手数料はかかるものの、個人の所有でもあえて2回線契約し、普段持ちのスマホでは最低限の事しかせず、エンタメ系は全て2台持ちのタブレットで行なうという方法も考えられます。

その際、親回線を音声通話プランにした場合は、エンタメフリーオプションはデータ専用SIMより安い480円/月で付けられますので、3GBプランでSIMを増やすことで2枚のSIMともにエンタメフリーオプションを付けてもそれほど負担は増えないというメリットもあります。

こうなると、今後Biglobeの方でエンタメフリーオプションの対象となるサービスが更に増えてきた場合には、料金からするとかなりお得な状況が見えてきます。もちろんまだ対応していないエンタメサービスも多くあるので、他の選択肢も多いとは思いますが、特に今後子供に外でもYouTubeが見たいと泣きつかれたらどうしようと思われているお父さんお母さんは、今使っているメインのスマホの契約からBiglobe LTE 3GBへの変更を考えてみてもいいのではないでしょうか。




BIGLOBE SIM その6 「エンタメフリー・オプション」でradikoが聞き放題

Biglobeの行なう「エンタメフリー」のオプションというのは、実質的にまだ他のMVNOは追随していない状況で、いわばBiglobeの一人勝ちになっている感じもします。LINEモバイルの場合、自社のLINE MUSICを定額で利用できるプランはあるものの、基本的にはSNS使い放題というイメージが強く、今回紹介するBiglobeのレベルまでエンタメ系サービスを使えるようにするのかはわかりません。

今回新たにBiglobeが発表したのは、ついにというか民放のラジオ放送をパソコンやスマホで聞けるradikoのサービスをエンタメフリー・オプションで利用可能にしたことです。radikoのサービスには無料と有料がありますが、無料の場合は利用者の現在地で聞けるエリアの放送局だけを聞けるものですが、有料のプランに入ると全国のradikoに加入している民放のラジオを日本中どこにいても聞くことができるようになります。

つまり、radikoの有料プランに入っている人だったらこれからは様々な動画や音楽配信のサービス以外にもラジオを聞き放題になるということです。それまでも低速無制限のSIMではradikoは実質無制限に聞くことのできましたが、今回のBiglobeがすごいのは、YouTubeやAbemaTVが無制限で見られるSIMを使ってラジオも聞き放題になるということです。

今まで、radikoのためにあえて低速無制限のSIMを契約していた人からすると、NHKも聞きたいという人は別ですが、radikoだけでいいならSIMを一枚にまとめることができるようになります。スマホでの利用なら広告を開くことで音楽を楽しめるSpotifyも無料で楽しめますので、データ専用のSIMにエンタメフリー・オプションを付けると月額2,500円前後といった金額になることに納得し、Biglobeのエンタメフリー・オプションで使えるサービスを主に使っているという方ならさらに利便性が増したと言えるでしょう。

特にradikoを聞くために貴重な6GBの高速オプションを消費してしまうと考えていた人にとっては願ったりかなったりではないでしょうか。ただ、できればNHKのらじる★らじるの利用もエンタメフリーオプションで使えればいいと思っている人は多いでしょうし、今のところオプションが使えるサービスについて、ビデオ利用を考えている方はDAZNやHulu、netflixやdTV、Amazonプライム用のサービスなども気になるでしょう。

しかし、ここまでも段々と使えるサービスを増やしてきているだけに、Biglobeの企業努力には拍手を送りたいですし今後への期待もいやがおうにも高まります。今後も新しい情報が入りましたら、ここで紹介をさせていただきますので、エンタメ関連の利用が多い方はBiglobeには注目しておくことをおすすめします。




BIGLOBE SIM その5「エンタメフリー・オプション」に「Spotify」も対応

動画や音楽を思い切り楽しみたいというユーザーにはその動向が注目されているBIGLOBEの「エンタメフリー・オプション」ですが、新たに音楽ストリーミングサービスの「Spotify」にも対応することになりました。これで、カウントフリーで利用できるサービスは以下のようになりました。

・YouTube(動画視聴)
・AbemaTV(動画ストリーミングで放送する新しい放送メディア)
・Google Play Music(音楽ストリーミングサービス)
・Apple Music(同上)
・Spotify(同上)

動画や音楽を目一杯楽しむためには高速クーポン自体が20GB/月以上あるプランの選択や、時間単位での高速無制限を提供するプランのような選択肢はありますが、今回紹介する「エンタメフリー・オプション」については、常に利用している動画や音楽のサービスがあるかどうかというのが問題になります。まっさらの状態でこれから動画や音楽で使うサービスを決めるならこのBIGLOBEのプランに乗っかるような形で楽しめばいいので、これから新たにスマホを持つ学生にとってもおすすめになるでしょう。

今回改めてこのブログで紹介させていただくのは、今まで音楽ストリーミングサービスを楽しむ場合、Google Play MusicもApple Musicもそれ自身を楽しむためには別途料金がかかるサービスであり、無料で使えるYouTubeやAbemaTVとは違って敷居が高いと感じていた人も少なくなかったろうと思います。ただ今回新たにサービスが利用できるSpotifyも基本的には別途料金がかかるのですが、スマホにSIMを入れて利用する場合には無料で利用できる範囲のサービスが充実しており、途中で広告が入ったり、強制的にランダムに再生されるなど制約はあるものの、その点さえ納得すればBIGLOBEにかかる費用だけでも音楽を楽しめるというメリットが有るのです。

ただ、タブレットに入れてSpotifyのサービスを使う場合には月ごとの時間による制限(30日間で15時間まで)があるので、無料版を使いまくりたい場合はスマホに入れて使うことが前提になります。その点さえ気を付ければ、最安のデータ通信SIMの場合、月額2,500円前後、音声通話付きでも2,600円台で動画も音楽も楽しんだ上で、月に6GBある高速クーポンはそれ以外の用途で使えるようになります。

個人的には音楽ストリーミングサービスのようにずっと連続して利用することの多いradikoやらじる★らじる、動画視聴サービスの新しい型であるスポーツ中継に特化した動画サービスなども対象になってくれば、スマホと大き目のモバイルバッテリーをセットにして持ち運ぶようにして、旅先でのエンターテイメントは全てこのSIMの入ったスマホに一本化するようなこともできます。動画閲覧メインなら、6インチクラスのスマホを動画を見るために導入するのも手でしょう。

今後他社から動画を見まくるヘビーユーザーを意識したプランが出てくるかも知れませんが、BIGLOBEの場合は高速クーポンを増やしたりしなくてもカウントフリーで使えるサービスを増やせるかどうかが契約者を伸ばせるかどうかのカギとなっていきます。とはいっても一日中暇があったらYouTubeを見まくるような人なら、現状のプランでも何ら問題はないわけです。さらに今回Spotifyに対応したことで、動画の閲覧に疲れたら自分のお気に入りのアーティストの曲をランダムに流し続けても定額の範囲内で行なえるということは結構インパクトがあるのではないかと思います。すでにSpotifyの無料版を利用されている方は、今使っているMVNOと比べてみるのもいいかも知れません。




BIGLOBE SIM その4 利用サービスが合えば「エンタメフリー・オプション」は面白い

現在のMVNOでは、データ通信を思う存分使いたいという人に合わせて、おおまかに言って3つのプランを用意しています。一つは「データ無制限」のプランですが、無線通信自体に制限がかかるので、無制限と言いつつも制限があるという、看板に偽りありという事を十分理解して使わないと、こんなはずではなかったとなってしまいかねません。

次の一つは高速クーポンを20GB以上/月用意しているプランで、その範囲にデータ通信を抑えられるならば使えるプランとして出てきています。しかし、最初から制限があるということで、思い切り使えないという側面は出てきてしまいます。

今回紹介するBIGLOBE SIMではちょっと変わった方法で、ネットのヘビユーザーのネット利用を制限なく使ってもらえるようなオプションを提供しています。それが、「エンタメフリー・オプション」です。

この仕組みというのは、以前から他のMVNOでも行なわれていた仕組みなのですが、特定のアプリを利用する場合には、毎月ある高速クーポンを減らさずに利用できるというものです。例えば、ポケモンGOや、LINE Twitter Facebookでネット接続する場合のみ高速通信しても制限なく使えるMVNOのプランがあったことで広く一般にも認識されているのではないかと思います。

BIGLOBEの「エンタメフリー・オプション」に加入すると、以下のサービスを利用しての動画および音楽の再生については元からある高速クーポンは減らずに利用できます(楽曲や番組の検索などにかかるデータ通信は対象外となります)。

・AbemaTV(近日対応予定)
・YouTube
・Google Play Music
・Apple Music

上の2つは無料で使えますが、下の音楽サービスについては、別に加入申込と毎月の料金が別にかかりますので注意は必要ですが、上記のサービスのみを使って音楽と動画、テレビ放送を利用している方なら相当インパクトがあるオプションになっていると思います。ただ、このオプションを使って見られる動画のサイズは360p程度という制限がありますので、タブレットやテザリングをしてパソコンで拡大して見る場合には画質の劣化があります。あくまでスマホでそこそこ見られる程度の制限なしプランと考えた方が良さそうです。

では、このオプションはどのくらいの月料金で利用できるかと言いますと、データ専用SIMと音声通話SIMとでは月料金が違います。また、このオプションが付けられるプランにも制限があります(料金表示は全て税抜価格)。

・オプション追加可能プラン ライトSプラン 12ギガプラン
・オプション月料金 データプラン(SMSオプション付含む)980円 音声通話プラン480円

ここでは、具体的に最安プランになり得る「ライトSプラン」との組み合わせを考えてみますがライトSプランと言っても月々利用できる高速クーポンは6GBもあるので、ネット使いの中心が動画や音楽中心になる人なら、ライトSプランでも十分でしょう。

・データプラン 2,430円/月
・データプランSMSオプション付 2,550円/月
・音声通話プラン 2,630円/月

こう並べてみると、やはり音声通話プランを付けた場合の安さが際立っており、他社のデータ通信25GB/月が利用できるプランと比べてもほぼ同じになります。データ専用プランと音声通話付きプランとの間の価格差もそれほどないので、オプションに加入することを目的にBIGLOBEへの加入を考えている方は、音声通話プランに入った方が何かと便利かも知れません。ただ、このオプションで利用できるサービスを日常的にすでに使っていたり、近日中に利用可能になるというAbemaTVを外でも見たいと思っている人でないと厳しい場面もあるということはあるでしょう。

それでも、このように新たな考え方で動画や音楽をスマホで十分に楽しめるプランの出現はありがたいものです。今後のBIGLOBEで他の音楽・動画配信サービスにも対応してくるということになれば、さらに注目度も増します。お子さんがYouTubeばかり見て困るという悩みを抱えているご家庭にも一つの選択肢になるのではないかと思います。




MVNOでも通話定額 その4 安く通話定額が使える「BIGLOBEでんわ」

前回までは主にデータ用のインターネット回線を使って音声通話を実現するプランについて紹介しましたが、これからは専用の電話回線を使って定額プランを提供しているMVNOについて紹介しようと思います。

MVNOの行なっている音声プランのほとんどは、貸主のNTTdocomoと同じ30秒20円でサービスを行なっています。これは、契約者の支払う通話料をそっくりそのままドコモに渡すような感じでしか音声通話サービスを提供できないからだと言えるでしょう。しかしこれではMVNO自体がいくら頑張って契約者を集めてもかなりの金額をかすめ取られてしまうわけで、何とか音声通話でも利益を上げるために何らかの工夫が必要になってきます。

そのために考えられたのが、通常の電話番号の前に契約した事業者個有の番号を入力することによって通話回線をNTTdocomoから借りたものでない回線を使える「プレフィックス通話式」の電話サービスでした。これはインターネット回線を使ったものでなく、あくまでドコモとは別に引かれた専用の電話回線に番号で指定することによって掛けられるもので、良くも悪くも普通の携帯電話と同じような品質の回線を提供しています。

まだ携帯電話の料金が高かった頃、通話料金を安くするためにこうしたサービスを行なっている通信会社と契約し安く通話できるだけでなく、電話料金を仕事用と私用とに分けてるために使っている人もいました。このサービスをどのMVNOが行なっているか判断するには、その通話料金を見ていけばわかりやすいでしょう。現在MVNOでは基本的に通常30秒20円一律で通話料が決まっているところ、半額の30秒10円で使えるという電話のサービスはこのサービスと思って間違いないでしょう。

今になってこうしたサービスが流行ってきた背景には、ガラケーからスマホへ移行する人が多くなったことと関係があります。ガラケーからスマホになって劇的に変わったのは、スマホでこうしたサービスを使うと、専用アプリが使え、アプリの方で自動的に利用するサービスで使う「プレフィックス番号」を付けてくれるので、電話の発信を専用アプリから行なうことにすれば全く違和感なしに目的の電話番号を入力する(電話帳から選ぶ)だけで格安の電話サービスを使えるという点です。

こうした電話サービスを使って定額プランを提供しているMVNOをこれから紹介していこうと思います。同様のサービスに月800円のオプション料金で60分間の定額通話ができるU-mobileの「でんわパック60」がありますが、ここでは同様のサービスで更に安くなる、契約時に音声通話プランのSIMを選んだ方が、「通話パック60」という月額650円定額支払すると最大60分、1,200円課金されるまで定額で電話サービスが使えるBIGLOBEの「BIGLOBEでんわ」について紹介します。

定額というと5分間定額とか24時間通話の定額が思い浮かびますが、これは実際に通話する頻度がどのくらいあるかによって、そのサービスが本当に使う人に合っているのかが違ってきます。MVNOの中には「みおふぉん」のIIJmioのように通話定額のない半額電話のサービスもありますが、毎月の電話料金が常に650円以下であればあえてこれから紹介するような通話定額のサービスに入る必要もないでしょう。

この「BIGLOBEでんわ」について言えば、通話半額の電話サービスで1,200円の課金まで月額650円ということになると、半額サービスのない30秒20円の電話を使っていると思えば、月額2,400円までの通話料を使えることになります。たまにしか自分から掛けないものの、5分以上の電話についなってしまうような方は5分定額のオプション料金より安い「BIGLOBEでんわ」の方が有利な場合があります。

携帯大手からMVNOに変え、通話料金も安くしたいと思う方は多いと思いますが、この場合過去の通話料金の変遷を十分に確認した上でどのMVNOに移行するのか決めるのがいいでしょう。その際、ポイントになるのが上で紹介した通話料が2,400円を超えるかどうかということで、それ以上になるならあえて通話についてはMVNOに移行せずガラケーの24時間通話定額のみを2,200円で使い、MVNOはデータ通信SIMのみにするという形も取れます。

すでに5分定額を使っていて定額料金を超えないくらいで料金が推移している場合も、細かなデータを取り、FREETELや楽天モバイル、DTI SIMが提供している5分定額の方がいいのか、何回か5分以上電話してしまう事が今後もありそうなら、かえってBIGLOBEの方がいいかなという判断もできるでしょう。

音声通話プランがからむ契約をMVNOでした場合、大手ほどではないにしろ契約後1年間は中途解約時に解約料金の請求がありますので(イオンモバイルは除く)この辺は十分考えた上で移行するようにしたいものです。




BIGLOBE その3 無料で使えるオプションを確認する

主契約とともに細かなオプションが充実しているのも「BIGLOBE」の特徴です。ここでは無料(一部条件付きのものも含む)のものを紹介していくことにしましょう。無料オプションの種類としては以下のような形になっています。

(無料オプション)
・BIGLOBEメールの利用
(ライトSプラン12ギガプランのみ無料)
・BIGLOBE Wi-Fi(1アカウントまで)
(音声通話プランのみ無料)
・BIGLOBEでんわ基本利用料(通話料別途)

メールについて、メールアドレスの中に「BIGLOBE」という文字が入ったメールアドレスが一つ支給され、スマートフォンだけでなくパソコンのメールソフトやWebメールで送受信できます。メールボックスは5GBあるので、まず不自由はないでしょう。時間の経過とともに別のMVNOへ移ろうと考えている場合はあまり意味のないサービスかも知れませんが、このメールアドレスならいわゆるフリーメールとは格が違いますので、フリーメールだけではウェブ上のサービスに申込めないなど、フリーメールだけでは都合が悪い場合は重宝する場合もあります。もしサービスを解約する場合でもメールは使い続けたい場合は月額200円の「ベーシックコース」を続ければメールアドレスだけは保持できますので、こうしたことも覚えておくと後で役に立つかも知れません。

次に、音声プラン契約をされている方には、専用アプリをダウンロードすることで携帯電話の通話料が半額になる「BIGLOBEでんわ」が利用できます。これは、通常の電話番号の前に4ケタの番号を付けて発信する「楽天でんわ」と同じ仕組みのものです。さらに、有料になりますが、月額650円を払うことによって、この「BIGLOBEでんわ」の通話料が一月1,200円分の通話(最大60分)が定額で利用することができるようになります。通話プランに何も付けないで、「BIGLOBEでんわ」からの発信でも通話料が650円を越えてしまうような方はこの追加オプションを申し込んだ方がお得になりますので、毎月の通話料についてきちんと把握した上で申込むかどうか判断すればいいでしょう。

そして、6GB以上のデータプランに入っていれば使える公衆無線LANサービスの「BIGLOBE Wi-Fi」についてです。このサービスで使えるWi-Fiスポットは「BBモバイルポイント」「DoSPOT」「Secured Wi-Fi」のステッカーがあるところなのですが、目安としてほしいのが、スマホなどでWi-fi設定する時に出てくるアクセスポイント名が以下のものなら2016年2月現在接続して使えるようになっているようですので参考にしてみてください。

(BBモバイルポイント)
「mobilepoint」,「mobilepoint1」,「mobilepoint2」
(DsPOT)
「NTTWEST-SPOT」
(Secured Wi-Fi)
「0001_Secured_Wi-Fi」

「BIGLOBE Wi-Fi」を利用する場合、スマホ用の専用アプリ「オートコネクト」が用意されています。そのアプリを導入すれば上記のアクセスポイントを見付けると自動的にWi-Fi接続に切り替えてくれる機能がありますので、限られた高速クーポンを大事に使うためには活用してみたいものです。無料で加入できる6GB以上のプランに決めた方はぜひWi-Fiの利用も検討してみて下さい。

最後に、蛇足かも知れませんが、「BIGLOBE」の有償オプションとして、以前「U-mobile」を紹介した際に少し触れました音楽配信サービスの「スマホでUSEN」を「BIGLOBE」の方から申込むことができます。月額490円は変わりませんが、申込月の使用料が無料になるようです。




BIGLOBE その2 高速クーポン6GBを境に変わる使い勝手

昔からのプロバイダの遺産を引き継ぐ「BIGLOBE」ならではの特徴について前回はお話ししましたが、改めて現在の「BIGLOBE」の出している格安SIMのサービスについて見ていきたいと思います。音声プランの中で、他社より安い高速クーポン1GBプランがあったり、他社のデータプランが3GB、5GB、10GBというパターンが多い中、3GBは同じでもそれより大容量のプランは6GB、12GBと少し多いので、その点では多少お得になっています。

・音声プラン
1GB 1,400円 3GB 2,150円 6GB 2,150円 12GB 3,400円
・データプラン
3GB 900円 6GB 1,450円 12GB 2,700円
(「エントリープラン」が3GB、「ライトSプラン」が6GBまで高速利用可のプランです)

データプランにおいて他社との違いというのは、5GBでなく6GB、10GBでなく12GBのプランがあるということの他にもあります。データ量の翌月くりこしはありますが、他社では当り前の、アプリによる高速クーポンの切り替え機能がなく、低速に制限される条件もプランによって変わっています。具体的にはプラン別に以下のような規制がありますのでプランを選ぶ際の参考にしてみて下さい。

・1GBプラン 3日間で合計200MB以上の利用で制限
・3GBプラン 3日間で合計600MB以上の利用で制限
・6GBプラン 3日間での制限なし
・12GBプラン 3日間での制限なし

もちろん、高速クーポンを使い切ってしまった場合には低速(200kbps)に制限されます。高速低速の切り替えがないのは、特に高速クーポンが少ないプランではすぐに消費してしまって大変だという感じを持つ方もいるかも知れません。そう考えると「BIGLOBE」がデータのみの基本料が1,000円を超える6GB以上のプランを優遇しているようにも思えてきます。2016年2月1日より新たな公衆無線LANサービスにおいても、6GB以上のプランについては利用料金がかかりませんが、3GB以下のプランでWi-Fiを使いたい場合は有料になるのもそうした傾向の表われなのかも知れません。

さらに、「BIGLOBE」では6GB以上のプランを契約した場合、同一契約で6GBプランで2枚まで(合計3枚)、12GBプランなら4枚まで(合計5枚)SIMカードを増やすことのできる独自のシェアプランです。SIMカードの追加料金は、

・音声通話SIM(元契約が音声通話プランである必要あり) 900円/枚
・SMSオプション付きデータ通信SIM 320円/枚
・データ通信SIM 200円/枚

となっています。家族でまとめて一契約にしてもいいですし、個人で使う端末ごとにSIMカードを増やすケースも対応可能です。カードの大きさも指定できますので、「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」を混ぜて持つこともできます。

というわけで、新たな「BIGLOBE」が展開するサービスは、6GB以上のプランを中心に展開されていくと見るべきでしょう。既にスマートフォンでのインターネットを利用している方は、毎月の高速クーポン使用量が5GB前後で収まる方や、月間10GBでは足りないような方、家族で契約をまとめたい方などには興味ある格安SIMではないでしょうか。




BIGLOBE その1 老舗プロバイダとしての特徴と賢い入会の方法

現在は経営母体が変わってしまっていますが、「BIGLOBE」はその前身であるパソコン通信のPC-VANから続く老舗のプロバイダーで、日本電気(NEC)がそのサービス開始当初から大きく関わっていました。NECとは言わずと知れた日本におけるパーソナルコンピューターのメーカーとして多くのファンを持ち、昔から大きな影響を持っていましたが、パソコンというものが出た当初は、ワープロ専用機の代わりになるとかゲームを入れて遊ぶ程度のものという認識を持った人が多かったのではと思います。

NECは企業としての経営理念として「C&C」(Computer & Communication)を提唱し、コンピューターを通信でつなぐことの重要性を早くから打ち出していました。その中で生まれたサービスがPC-VANであり、その流れをくむ「BIGLOBE」が今も元気に多くのサービスを展開しているというのは素晴らしいことです。今でこそパソコンがネツトにつながっているのは当り前ですが、現在のようにスマホが常にインターネットに接続されているようになったのにはパソコン通信時代から続く、先人の苦労があったのだということは忘れたくないものです。

このように昔からのプロバイダとして様々なインターネット接続について事業を行なってきた「BIGLOBE」ですが、それだからこそ格安SIMだけしか扱っていないMVNOとは違う部分もあります。というのも、インターネットの接続方法ひとつひとつについて加入するプランが違うわけですから、それらを全て同じ「BIGLOBE」の会員として管理するためにいったん誰でも「BIGLOBE会員」になる必要があるのです。

格安SIMを使うために「BIGLOBE」に加入申込みをすると、例えばデータ通信の高速クーポンが3GBまで使える「ベーシックプラン」の月額は税別900円ですが、この中には「BIGLOBE」というプロバイダの「ベーシックコース」月額基本料200円が含まれています。この「ベーシックコース」に加入すると「BIGLOBE」の名前が入ったメールアドレスが持て、メールボックスの容量5GBまで使うことができたり、メール転送の設定も無料で行なえます。

それだけではなく、「BIGLOBE」が使っている各種サービスが利用できたり、ダイヤルアップ接続という通常の電話回線とパソコンに繋いだモデムを使ってインターネットにアクセスすることができるようになったりします。モバイル通信は格安SIMでする人がほとんどですが、今も細々残るグレーや緑の公衆電話を使ってモデムと繋いだパソコンをインターネットにつなぐこと(ベーシックコースでは1時間まで無料)も不可能ではありません。

まあ、電話線を使ってのインターネットなんて、あっても現在は使う人はいないでしょうが、新しいMVNOの場合は全てをセットにした金額になっているのに対し、昔からのプロバイダの料金体系を変えることができないため、「BIGLOBE」で格安SIMを使うためにプロバイダの「BIGLOBE」と契約するということが必要という前提があるということです。もしかしたらすでに自宅の光インターネットやADSLの契約先プロバイダがBIGLOBEである方もいるかもしれませんが、もしすでに「BIGLOBE」のインターネット接続サービスに入っている人はどうなるのでしょうか。その場合、格安SIMに加入する前にすでにプロバイダとしての「BIGLOBE」に入っているわけですから、新たに自宅インターネットと同一名義でデータ通信専用の「ベーシックプラン」に入る場合、その料金は900円ではなく900円から加入時の基本料とでも言うべき200円を引いた700円だけで済むことになるわけです。ですからすでに何らかの形でインターネットプロバイダーの「BIGLOBE」に入っている場合は毎月の使用料金が安くなるわけです。

月に200円というのはわずかな金額ではありますが、昔からのプロバイダで格安SIMのサービスを行なっているプロバイダの場合は、うまく自宅インターネットとモバイル通信のプロバイダを合わせることができれば、セット割りのようなメリットも受けられるということも覚えておいた方がいいでしょう。