カテゴリー別アーカイブ: DTI SIM

DTI SIMの解説です。

DTI SIM その9 10分以内定額の「おとくコール10」はプレフィックス方式

MVNOにおける通話定額のスタンダードは、それまでの5分以内から10分以内へとシフトしつつあります。多くのMVNOが他社との比較で負けないように、10分以内の通話なら定額の新プランを出してきつつあり、今回紹介するDTI SIMについても例外ではなかったようです。

DTI SIMの新通話オプションは「おとくコール10」という名前で、相手の電話番号の前に「0063」を付けて掛けるプレフィックス方式の電話サービスになります。スマホ用に自動的に4ケタの番号を付けてくれる専用アプリ「おとくコール アプリ」も用意され、月額無料でこのアプリを使って電話をした場合、電話料金がNTT回線で掛ける時の半分という30秒10円で利用できるようになっています。

ここまで書くと他社と同水準にDTI SIMもなったかという感じがしますが、以前のDTI SIMが行なっていた電話かけ放題には大きな特徴がありました。「DTI SIM 電話かけ放題」は5分以内の通話をオプションの定額料金のみで利用できたのですが、その通話時間は5分でした。これだけだと他社と同じですが、この「DTI SIM 電話かけ放題」での通話定額はプレフィックス方式ではなく、専用アプリやプレフィックス番号を相手の番号の前に付けなくても5分以内定額で掛けられたので、それなりにニーズはあったと思います。

ただ残念ですが、この「DTI SIM 電話かけ放題」の新規申込については停止されているとのことです。通話時間は5分以内でも十分なので、ガラケーやガラホにDTM SIMのSIMカードを入れて主に通話用として使いたいと思っていた人にとっては、新たに契約できなくなっているというのは残念です。すでに「DTI SIM 電話かけ放題」を契約して使っている人が、新たに「おとくコール10」や「おとくコール アプリ」を使ったプレフィックス方式の電話サービスを従来のサービスと併用するのは可能なようですが、しばらく併用して、専用アプリからの発信に問題がないようなら、DTI SIMとしては「おとくコール10」の方に移ってほしいというのが本音ではないでしょうか。

今回のDTI SIMの発表で、MVNO全体において通話定額を実現するためには、番号の前に特定の番号を入力してから電話番号を入力する、プレフィックス方式の電話サービスが必須になったということが言えるでしょう。もしガラケー・ガラホなどで専用アプリのインストールが難しく、ハードの設定でいちいちプレフィックス番号を呼び出してから電話するのが手間が掛かって良くないと思う場合は、大手キャリアに移る必要が出てきます。ただ、スマホでアプリからの発信ならば、一度設定をして電話を掛ける前に必ず専用アプリから掛けることが徹底できれば、安くいろんなオプションのプランを選ぶことができます。

実際問題として、DTI SIMではさすがに5分以内の通話定額だけで良ければそのままプレフィックス方式ではないやり方でも提供が可能だと思っていたのかも知れませんが、10分定額を行なうMVNOが増え、楽天モバイルで無制限のオプションが出たり、OCN モバイル ONEで通話料金のトップ3番号への課金を0円にする新たなオプションが出たということで、今後同じようなサービスを提供する場合にはプレフィックス方式を採用しないと無理だと思ったのかも知れません。

すでにプレフィックス方式でない5分定額を楽しんでいる皆さんは、安易に「おとくコール10」に移行する手もありますが、あえて今までのプレフィックス方式でない定額プランを使い続けるという手も有りだと個人的には思います。

今回のDTI SIMの通話オプションのプレフィックス方式化というのは、これからの大手キャリアとMVNOとの間でどんな競争が行なわれてくるのかということも含め、選ぶ方としてはわかりやすくなったということが言えるでしょう。昔のガラケーにSIMを入れて通話専用にするなら大手キャリアの通話定額プランの方が簡単に扱えていいでしょうし、ずっとスマホを使う中で定額が使えればいいと思うなら、結局のところどのアプリから発信するかで変わるだけですので、安くて自分にあったプランのあるMVNOの方が使いやすいと思う方もいるでしょう。

今後はこのページでそうした新プランの共演をMVNO別に紹介することができるようになればうれしいです。

DTI SIM

(追記)

現在DTI SIMの「DTI SIMでんわかけ放題」「でんわ定額」(プレフィックス電話でない5分以内定額オプション)を契約している場合、とりあえずはそのまま使えるのですが、今回新しい情報として入ってきたものがあるのでここで紹介します。

上記のサービスはずっと続くのではなく、2018年8月末でサービスを終了し、以降は通話定額オプションが自動的に解約になるということです。おそらく、DTI SIMの方で負担する通話料が結構な金額になっていたのかもしれません。

契約中のユーザーにとってはまさに寝耳に水という話ではありますが、急にサービス内容が変更されるというのはよくあることなので、納得が行かないなら解約する他ありませんが、もし新しい「おとくコール10」にオプションの変更を希望するなら、それなりにお得なキャンペーンが既契約者対象で行われるようです。

2017年10月25日までに「おとくコール10」に乗り換え申し込みをして乗り換えをすると、オプション料金がDTI SIMを解約するまでずっと税抜500円で利用できるようになるということです。

既存のユーザーはぎりぎりまで今のプレフィックスでない通話オプションを続けるか、早めに他社並の10分以内定額を格安でできるように変更するか考えどころでしょう。


DTI SIM その8「DTI 見放題 SIM」でYouTubeとTwitterが使い放題

最近ではLINE モバイルやBiglobeで行なわれているものが注目されている「カウントフリー」オプション付きのプランですが、DTI SIMでは過去にポケモンGOのみのカウントフリーサービスはあったものの、今回出てきた「DTI 見放題 SIM」プランで新たに参入してきました。ここではその内容について紹介しようと思います。

このプランは他社と違ってデータ通信専用のSIMカードでのみ利用可能で、音声通話SIMでの設定はありません。すでにガラケーとスマホの2台持ちを考えておられる方には最適なプランです。

まず料金から最初に紹介しますが、SIMのみの契約と、DTI SIMが用意したモバイルルーターとのセット契約があります。すでに何らかの端末を持っている方にとってはSIMカードのみの契約がおすすめです。

・SIMカードのみ 2,480円(税抜・以下の表記も同様)
・モバイルルータセット 3,696円(FREETEL ARIA2 ルータ保証サービス込)

基本的な仕様については、高速クーポン7GBで、SIMの大きさは「標準」「micro」「nano」の3種類を用意(モバイルルーターセット同梱のSIMは「標準SIM」)、カウントフリーの対照は「YouTube」と「twitter」で、公式サイトやアプリからの利用分については高速クーポンを消費しません。ただこうしたサービス全般に言えることですが、自分が大丈夫だと思っていても何かの拍子でサービス外の通信を行なっている可能性は0ではないので、まず契約したら行なって欲しいのは、きちんとカウントフリーの状態で2つのサービスが使えているかの確認です。DTI SIMではマイページから高速クーポンの消費量の確認が可能ですので、特に月初に一気に高速クーポンを消費することのないように、自分のスマホの使い方でカウントフリーサービスがうまく使えているかしっかり確認しましょう。なお、高速クーポンを使い切ったらスビードは最大200kbpsに制限されます。

また、YouTubeについてはスマホで見ることを前提にしており、360p(640×360ドット)くらいの画質に最初から制限されるようです。当然、テザリングによる複数台の端末での動画視聴についてはさらなる画質の低下が予想されます。ですから、この契約では一つのスマホに絞って外で動画やtwitterを思い切り楽しむために使うようにするというのがセオリーのような気がします。

今後、さらにカウントフリーで使えるサービスを増やす予定にしているとのことですが、その内容によってこちらにするかBiglobeのエンタメフリーオプションにするかを考えるようになるでしょう。現状ではBiglobeの方はデータ専用SIMにオプションを付ける場合、月額980円(音声通話SIMでは月480円)と高く、オプションの付けられる6GBプランの月額1,450円と合わせると月額2,430円との比較になります。

非カウントフリーの高速オプションはDTI SIMの方が1GB多いですが、現状で利用できるエンタメ系サービスはBiglobeの方が多くなります。しかし、Biglobeの方ではtwitterの画像や動画閲覧をカウントフリーでは使えないので、どちらがいいのかは使う人がどちらのサービスを多く使うのかという所にも関わってくるでしょう。

カウントフリーで使えるサービスがあるプランというのはこれからどんどん注目が集まってくると思いますので、早めにサービスを開始することでユーザーを集められるということにもなります。今回紹介したDTI SIMの見放題SIMは、データSIMのみの場合はいつ解約しても解約金はかかりませんので、動画もtwitterも思い切り使いたいという方はぜひその内容を確認してみることをおすすめします。

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DTI SIM その7 「Pokemon GO」が無制限に遊べる? 「DTI SIM ノーカウント」

最近のスマホに関するニュースで、アメリカで配信の始まったスマホ用のゲーム「Pokemon GO」一色と言ってもいいでしょう。スマホのカメラを通して景色を見ながらモンスターを探し、ポイントを獲得していくという「Pokemon GO」は、アメリカで流行りに流行っていて、いつ日本でアプリがダウンロードできるのかカウントダウン状態になっています。そんな中、まず最初に出てきたのが「Pokemon GO」の利用者を想定したDTIのプランです。

このプランは高速クーポンが5GB分ありますが、一日中歩き回ってゲームに興じている人からすると、すぐに高速クーポンを使い切り、その後は規制された低速でゲームを行なう事になるため、ゲーム画面上でのキャラクターの動きが遅くなり、結果ストレスがたまってゲームを楽しめないという事が危惧されてもいます。

そこで、DTIが2016年7月19日から予約を開始した「DTI SIM ノーカウント」では、「Pokemon GO」アプリを使ってゲームをしている時には高速クーポンを消費しないまま高速での通信ができるようになっているというのです。もちろん、MVNOで帯域の問題もあるので時間や接続している人数により速度が落ちる可能性は否定できませんが、それでもゲームに使う分は低速ではない高速のまま使えるという事は心強いものです。

この「Pokemon GO」に関しての規制解除は、サービスが開始されてから1年間有効ということです。普通こうした期間限定のサービスの場合はあまりメリットを感じないこともありますが、どんな面白いゲームでもやり過ぎれば飽きてしまうということも考えると(^^;)、1年間という期間はちょっと話題のゲームをやってみたいという人にとっては十分でしょうし、子供さんの方がこういうものは飽きるのも早いので、親子さんにとっても魅力あるものではないでしょうか。ちなみに、料金は以下の通りです。

・データプラン 1,220円
・SMSオプション付 1,370円
・音声通話付 1,920円

データプランなら解約金もかかりませんし、音声通話プランでも「Pokemon GO」の規制解除期間と同じ1年間が解約金発生となりますので、1年間使って十分にDTI SIMの内容について評価した上で続けるかどうかの判断ができるというのも嬉しい内容になっています。

「Pokemon GO」が晴れて発表された後で様々な検証が行なわれると思いますが、個人的には200kbps以下でどのくらいストレスなくゲームが使えるかというのがこうしたプランに移るかどうかのカギになると思っていました。しかし、こうした「Pokemon GO」のユーザーをターゲットにしたプランが出てきたことで、安定してゲームをしたい方にはかなり魅力あるプランに仕上がっている気がします。こうした盛り上がりを機会にして「Pokemon GO」をやるためにスマホを使いたいと思う方には最適のプランなのではないでしょうか。

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DTI SIM その6 専用アプリもプレフィックス番号もいらない5分かけ放題の衝撃

MVNOは携帯大手三社からデータ専用回線を借り受けて安く提供することはできても、通話回線自体を安く借りるというのは難しいという話を聞いたことがありました。そのおかげで携帯大手三社が横並びで実施している24時間通話定額および5分以内の通話定額についてMVNOがそのままの形で行なうことは不可能だと思っていたのですが、5分以内の通話に限ってはDTI SIMの「でんわかけ放題」オプションが登場し、その図式は崩れました。

今までも楽天モバイルやFREETELで5分定額ないし1分定額のかけ放題が行なわれていましたが、これらのサービスは目的の番号に掛けるためには電話番号の前に特定の番号を付けて掛けなければなりませんでした。これを「プレフィックス方式」の電話サービスといい、電話について専用線を用意し、NTTdocomo回線を使うよりも安く電話できることを利用して5分間の定額も行なわれていました。

ただ、こうしたNTTdocomo回線とは別の回線を使ったサービスを使うためには、専用アプリを使って発信しなければなりません。電話番号の前に本来は手動で入力しなければならない特定の番号をアプリが自動で入力してくれるからです。普通の通話については基本的に専用アプリを使っていればいいのですが、110番や119番、フリーダイヤルの0120など、専用アプリでは発信できない番号は存在します。実際につながらない場合には本来のNTT回線を使って掛けることのできるアプリから掛ければいいのですが、こういう使い分けというのは人によってはどちらのアプリを使った方がいいのかと混乱することがあります。

また、「楽天でんわ」では問題ないのですが、FREETELや他のプレフィックス方式の電話回線を使う場合、固定電話に番号が通知されないという問題が指摘されています。一般家庭によっては迷惑電話に対応するため、番号通知のない電話については着信しないような設定がされている場合があります。仕事などで電話をする場合は、番号通信されない電話から電話しても繋がらない場合があるというのはその仕事自体に支障を生じる恐れがあります。

そういう意味では今まではMVNOで5分定額の付いたサービスを選ぶ場合には楽天モバイル一択だったわけですが、今回出てきたDTI SIMの場合はNTTdocomo回線をそのまま使って5分定額を実現しているようなので、デフォルトの電話アプリだけでなく、いざとなればガラケーにSIMを入れてから直接掛けても5分定額の実現ができたり、緊急電話と通常電話も同じように発信できるということで、特に細かいことのわからないシニアに向けてはかなりニーズがあるオプションプランだと言えます。

ちなみに、高速クーポンの量の違いによる基本料金にオプション料金を合わせることで5分定額が実現できるのですのが、その内容は以下の通りです(価格は全て税別)。

・1GBプラン 1,200円(1,980円 定額オプション付 以下同じ)
・3GBプラン 1,490円(2,270円)
・5GBプラン 1,920円(2,700円)
・ネットつかい放題 2,900円(3,680円)

ちなみに、DTI SIMでは2016年6月30日までに3GBプランの契約をすると半年間基本料金が0円に、ネットつかい放題の契約では半年間980円引きの料金で試用できるキャンペーンを行なっています。キャンペーン期間に間に合う方はとりあえず3GBプランで契約しておけばオプションの780円(税抜)とユニバーサルサービス料のみで最大半年間試用できます(なお、音声通話プランは1年の契約期間前に解約すると解除料が発生するのでご注意下さい)。

携帯大手3社では横並びで5分以内の通話定額の基本料金は1,700円ですが、これにデータ通信料を加算すると高くなる仕組みになっています。しかし、DTI SIMの場合はキャリアメールこそ引き継げませんが、Gmailを使えばスマホで撮った写真をメールで送ることもできますし、LINEも普通にできます。

また、慣れてきてLINE通話を使えるようになれば友人や家族と長電話をしたい場合にはLINE電話を使い、仕事などの電話は5分以内に収まるように使い分ければ、消費税を含めても1GBプランで月2千円そこそこで使えるというのはすごい事です。主に電話を中心にコミュニケーションを取りたい方は多少先走っても使ってみるのが正解なのではないかという感じもします。また、この発表を受けてどこかのMVNOが追随するプランを出してくるのかということにも注目したいと思います。

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DTI SIM その5 「ネットつかい放題」プランの概要

2016年5月26日より、DTI SIMで10GBプランを使っていた方が、この「ネットつかい放題」プランに自動的に変更になるというアナウンスがありました。同時に新規での募集も行なわれるようななったのですが、新たな高速無制限のプランは5月25日より受付可能になっています。

無制限にネットができると言っても光回線のようにいつでもどこでも安定した速度で何でもできるわけではありません。最初は高速で使えていても、多くの人が契約することによって速度や使い勝手が変わってくることも十分考えられます。今後どう変化していくかについてははっきりとした事は言えないものの、基本的な規制が予想される点は、「動画再生」「アプリのダウンロード」「ファイル交換ソフト(P2P)」についての規制です。

ファイル交換ソフトはさすがに自重すべきでしょうが、大きめのアプリをダウンロードする場合に規制がかかるということになると、WindowsUpdateへの対応は難しそうです。同じように動画などをダウンロードする場合も自宅のWi-Fiでダウンロードした方が時間もかからずストレスもたまりません。ストリーミングで動画を見られるかどうかは、時間の場所の関係で、スピードが落ちることは最初から考えておいた方がいいでしょう。

もう一つ、DTI SIMにある規制が連続する3日間のデータ総量についての規制です。事前に設定しておけば規制に達する前にメールで知らせてくれるので無茶な運用は控えられますが、今後のDTIの意向としては現在の3日間3GBという規制の目安のデータ量を多少は緩和する可能性についてDTIが言及しています。これがどのくらいになるかというのは、事前に登録して警告メールをもらうようにしておけば、だいたい一日にどのくらいが使い放題と言われている中での制限なのかがわかると思いますので、実際に使われた方の口コミなども参考にしながらあせらずに確認していくのがいいかと思います。

今回紹介する「ネットつかい放題」の料金は以下の通りです。

・データ通信専用 2,200円
・SMSオプション付 2,350円
・音声通話プラン 2,900円(以上全て税抜)

なお、次回紹介する予定のプレフィックス通話による電話サービスを使わないタイプの5分以内の通話定額オプション780円を音声通話プランには付けられます。これによって他のMVNOでは実現していない5分定額とデータ無制限を合わせて一台のスマホで使うことができるわけで、これはそれなりにインパクトのあるプランになるのではないかと思います。

これを書いている時点では6月30日までに上記プランを契約すると、全て月980円引きを半年間行なうというキャンペーンが行なわれています。キャンペーンをうまく使って格安でDTI SIMのデータ定額はどんなものか試してみるのもいいのではないでしょうか。

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DTI SIM その4 2016年4月29日からの変更点

この文章をアップしている段階ではすでに変わっていますが、プレスリリースで「DTI SIM」の利用における変更点が発表されましたので、今回はその内容について紹介します。過去の記載内容と違ってくる点もありますので、今後格安SIMの乗り換えを考えておられる方は参考にしてみてください。

まず、他のMVNOでもある3日間におけるデータ量によって速度が規制される量が変更になります。具体的にはプランごとに量が変わっていますので以下の内容をご確認下さい。

・1GB 366MBから700MB
・3GB 1GBから2GB
・5GB/10GB 1GBから3GB

次に、別のMVNOから乗り換えを考える時に障がいになっていたと思われる、当月中に使い切れなかったデータ量の翌月繰り越しが実現したということです。申込は必要なく自動的に適用され、4月中に使い切れなかったデータ量は5月からくりこしされるようになります。利用可能なデータ量は、専用ページにアクセすることで確認することができます。現在、データ専用プランの3GBコースは840円/月と他社と比べて安いので、今回の発表でさらに魅力が出てくるのではないでしょうか。

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DTI SIM その3 高速クーポン繰り越しは無くても、アラートメールは便利

「DTI SIM」は安さという点で言えばそれなりにインパクトがありますが、注意すべきこともあります。前回のエントリーで紹介した各プランごとの制限もありますが、特に他の業者から移ってくる場合に考えなければいけないのは、高速クーポンの翌月繰り越し制度がないことです。つまり、毎月使える高速クーポンはその月のうちに使い切らなければならず、残った分はそのまま没収という形になります。

それでも、普通に使っていれば1GBや3GBならほぼ毎月使い切れる量ですし、それ以上の多くの高速クーポンを契約する方はそれだけ使うことが多い人だと思うので、迷ったら使い切れるだけの量のプランを選ぶ方向で行くのがいいでしょう。

こうした高速クーポン付きの契約の場合、一気に一月分を使い切ってしまう心配というよりも、利用日の前後3日間におけるデータ通信量で規制される場合について、なかなか把握しずらいのが問題です。「DTI SIM」の場合は、1GBプランで3日366MB、3GB・5GB・10GBの各プランで3日1GBとなります。特に月間の高速クーポンが多いプランを使っている人にとっては、ちょっと多く使ったくらいでも規制されてしまうかも知れないレベルのものです。ただしその際、「DTI SIM」では他社にはない画期的な使い過ぎ防止サービスを用意しています。

というのも、3日間の制限を受けそうな、規定の3日間におけるデータ使用量が規制される量の7割に達した時に、入会時に登録したメールアドレスの方に規制間近という風にメールで知らせてくれるのです。このメールを規制前に見ることができれば、データ通信の利用をセーブするなどの対策ができます。ひとたび低速からさらに低速に規制されてしまうと、かなりのストレスを感じながらネット接続することを覚悟しなければなりませんので、こうしたシステムは有難いものです。

このようなサービスはどこのMVNOでもやれそうなものですが、大手でやっているのは「DTI SIM」くらいです。そもそも、連続する3日間のデータ通信量で規制される事があることを知らずにMVNOサービスに加入されている人もいるかも知れませんので、そうした人にも3日間での規制が行なわれているということを知らしめ、自然と大量のデータ通信をセーブさせるという効果もあるでしょう。ユーザー側だけでなく事業者側にもメリットがあると思われるこうした試みは、もっと多くのMVNOでも真似をして欲しいものですが。

リニューアルした「DTI SIM」は新規加入者をキャンペーンを通して多数獲得し、単に業界最安値を追求するMVNOから、全てのプランでも最安値を目指す新たな格安MVNO業者としての再スタートを切りました。今後は安さと同時に公称のスピードが実際にも出るかどうか、ここまで説明してきた様々な規制とからめてスピードの保持はできるのかということがカギになってくると思われます。これからの「DTI SIM」の展開に期待しましょう

(2016.4.29追記)

「DTI SIM」から発表があり、本日から今までできなかった使い切れなかったデータ量の翌月繰り越しが可能になりました。2016年5月からはMy DTIから確認が可能になりますので、より魅力が増したプランとなっています。

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DTI SIM その2 プランによる通信制限の違い

「DTI SIM」のプランと料金説明のページを見て思うのは、安いという内容を全面に出すことについては見やすいものの、高速クーポンを使い切ったり、その他の場合で通信速度を制限する内容について、具体的な表記がなかなか見付けられないということです。特にいろんなMVNOを使ってきた方には、「DTI SIM」はどんな時に速度制限をするのかという疑問が解決されないうちは安心できないところがあるでしょうし。

まず、高速クーポンを使い切った場合の制限については、他社と同じように「200kbps以下」の制限と説明されています。さらに、高速と低速を切り替える仕組みはないので、単純に高速クーポンを使い切ったところで200kbps以下に制限され、そのままにしていた場合翌月に復活するという風に考えればいいということです。

また、他の速度制限について「DTI SIM」が言及しているのは「動画再生」「アプリのダウンロード」「ファイル交換ソフト(P2P)」の使用で速度を制限する場合があるとのことです。全てのことを格安SIMでやろうとはせずに、自宅のインターネットや公衆無線LANと併用しながら使った方がいいという事のようです。

さらに心配なのは、利用日の前後3日間で使ったデータ容量によって制限があるのかということです。これは低速制限を受けていても関わってくることなので、その点についても知っておくことが大事です。

結論から言うと3日間制限はあります。ただ、プランによってその量について差があります。「1GBプラン」では3日366MBという他社でも多く行なわれている制限ですが、残りの「3GBプラン」「5GBプラン」「10GBプラン」では3日間これ以上使うと制限を受けるという容量が1GBに増えています。前回のエントリーで私が「DTI SIM」のプランの中で「3GBプラン」を推したのは、実はここに理由があります。

データプランに入るにあたり、何にどのくらいデータ容量を使うのかがカギになってきますが、月に10GBも使う予定で入る人と、月に3GBも使えばいいよという人の間にはかなり開きがあるでしょう。3日制限の1GBというのは「3GBプラン」を契約している方にとっては、月単位でのデータ通信の使い方を計画的にしていれば、まず超えてしまう恐れは無いと考えていいでしょう。逆に10GBプランの方は月に10GBを使い切ろうとすると、3日で1GBというのは簡単に超えてしまう量であることは確かです。

というわけで、毎月3GB程度の高速クーポンで十分な使い方をしている人にとっては、利用料が安い上に、多少の例外を除いては速度制限を受けずに毎月の利用が可能な「3GBプラン」がおすすめであるということですね。SMSオプションを付けた場合、税金分を加えると千円を超えてしまうものの、最安値でそこその使えるという意味でも魅力的なプランになっています。「DTI SIM」の契約を考えている方は、こうした内容も考えた上でプランを決めるのがいいのではないでしょうか。

(2016.4.29追記)

プレスリリースがあり、3日連続で使ったデータ量による規制の内容がさらに優遇されるようになりました。以下の通りにプランごとに使えるデータ量が増えていますので、その点も考慮の上で決められるのがいいと思います。

・1GB 366MBから700MB
・3GB 1GBから2GB
・5GB/10GB 1GBから3GB

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DTI SIM その1 新生DTI SIMの料金コース どのプランが一押しか?

「DTI SIM」は以前から固定回線だけでなくモバイル回線についても、様々なインターネット接続について安さを前面に出して営業展開をしてきたプロバイダで、以前は格安SIMで千円以下が最安だったところ、何とその半分の500円で、低速ではあるものの格安のデータ用SIMを使えるという画期的なサービスを提供したことでも知られています。

しかし、月額500円以下でサービスを提供する事業者が複数出てくることによって、以前ほど他の事業者に関する優位性を維持することは難しくなったように思います。そういった理由があるからかどうかはわかりませんが、2015年から内容を一新する形で、契約単価にこだわらない様々なプランを用意して新たに発足したのが現在の「DTI SIM」のサービスということになります。

前のサービスから続けてきた高速クーポンなしの激安プランについては用意せず、代わりに2016年現在、3GBのデータプラン契約者(SMSオプション付き契約も含む)に向けて、半年間料金を請求しない(つまり0円で使える)先着順のキャンペーンを行なったり(音声プランは2ヶ月無料)して、それなりのインパクトを与えることには成功しています。

このエントリーを見る時期によって、このようなキャンペーンは終了していまっている場合もあるので「DTI SIM」に関する印象が違う場合もあるかも知れませんが、元々「DTI SIM」は格安のSIMを売り出すことによって世間へ格安SIMのインパクトを発信してきた経緯がありますので、このキャンペーンが終了したとしても、次の一手が毎月の利用料について切り込んでいく可能性は少なくなく、今後に向けてどのように変わっていくかが楽しみです。それでは、具体的に「DTI SIM」の提供するプランおよび、毎月の利用料について見ていきましょう(以降の金額は全て税抜きの金額です)。

・高速1GB 600円(データプラン) 750円(SMS) 1,200円(音声)
・高速3GB 840円(データプラン) 990円(SMS) 1,490円(音声)
・高速5GB 1,220円(データプラン) 1,370円(SMS) 1,920円(音声)
・高速10GB 2,200円(データプラン) 2,350円(SMS) 2,900円(音声)

データ専用プランと音声対応のプランを用意し、全体的に他社と比較しても安い金額を出してきている印象です。この中で、一体どのプランがおすすめなのかというのは、実は私が今まで書いた中にすでに答えがあるのです。というのも、「DTI SIM」が大々的にキャンペーンをして半年0円でも入って欲しいと思っているプランはどのプランか、そこを考えるとどうしても「3GBプラン」に入って欲しいという意図を感じずにはいられません。

各プランの内容を冷静に見ていくと、やはり一番使いやすいのは3GBプランだろうという結論に私も達します。次回はなぜ3GBプランなのか、その理由について解説させていただこうと思っています。

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