カテゴリー別アーカイブ: IIJmio

IIJmioの解説です。

「IIJmio」その10 大容量が欲しい人に嬉しいオプションプラン

IIJmioは日本でも老舗のネット接続業者を母体にしているMVNOですが、今まで一つ弱い点というと、20GB/月以上の大容量プランがないことでした。他社では特定のサービスのみをカウントフリーで提供するプランもありますが、それでは全てのサービスを網羅することはできないため、大容量プランへの加入もユーザーのニーズとしてはかなり期待されている中での登場です。

IIJmioの独特な点は、20GB・30GB/月の2つのコースが設定されているのですが、これらは基本プランの一つではなく、基本プランに付けられるオプションであるということです。IIJmioには以下のような基本プランがあります。

・ミニマムスタートプラン(3GB)
・ライトスタートプラン(6GB)
・ファミリーシェアプラン(10GB)

大容量オプションはこれらのプランに付けるので、例えば20GBのオプションを付けると、実際に毎月使える高速オプションの総量は23GB・26GB・30GBが基本プラン+3,100円(30GBなら月額5,000円 金額は全て税抜価格)で付けられるということになります。さらに、一つのオプションだけでは足りないくらい利用する場合には、何と20GBと30GBのオプションを2つ同時に付けることも可能になっているので、実質的には20GB・30GB・50GBという3つの高容量オプションが新たにできたということが言えるでしょう。ただし同じ容量のプラン2つを組み合わせて加入することはできませんので、月40GBや60GBを使いたいという場合には基本プランを月10GBのファミリーシェアプランにしてオプションで組み合わせましょう。

月の途中で加入する場合は、オプションの料金・容量とも日割りが適用されます。月半ばで加入した場合は料金は半額になりますが使える高速クーポンも半額になるわけです。申し込めば即日利用可能になりますが、最低利用期間は翌月末までとなりますのでその点は注意が必要です。

そして、気になるのがこのオプション容量を使い切れなかった場合にどうなるのかということがありますが、こちらの容量についても基本容量と同じで翌月末までの繰り越しが可能です。ただ、大容量を大量に余らせるような使い方をするとオプション料金を無駄にしてしまう可能性もあるので、今回のIIJmioの発表を機に、基本プランの見直しに着手してみるのもいいかも知れません。

例えば、今までライトスタートプランの6GB/月で加入していて、あまり使わずに翌月くりこしをしていた分と合わせて10GBくらいになっていたものを使わないまま終わることが多かったような方なら、ミニマムスタートプランにプラン変更し、くりこし分と合わせて足りなくなりそうな時にオプションプランの追加でまかなうようにするのも手です。基本料金の安いプランに変更すれば毎月の通信費用も抑えられますし、来月は旅行でモバイル通信を使いそうだなと思ったら、前の月の月末にオプションに入っておけば、翌月末のお好きな日(日割でデータ量と料金が決まるので翌月の利用量を考えて追加日を決めるのがおすすめ)にオプションを外すつもりで加入し、翌月まで1ヶ月と少しだけ大容量を使うようにもできます。

IIJmioは高速クーポンをあえて切って使わないようにしておくこともできますので、かなりきめ細かく高速クーポンを使用することもできるようになっています。またIIJmioの通信の安定性が気に入っている方であれば、例えば自宅のインターネットが使用できなくなった場合の緊急避難としてこのオプションを使うこともいざという時には考えることができますので、そういったもしもの時も考えている方にとっては今回の高容量オプションというのは興味を引かれる方も多いのではないでしょうか。


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「IIJmio」その9 通話定額オプションが最大5分から10分へ

MVNO各社の通話定額のデフォルトは、楽天モバイルが最初に開始した時の5分間までの通話でしたが、MVNOの雄であるOCN モバイル ONEが10分までの定額を本サービスとして行なっていて他に追随する所はなかったのですが、MVNOのもう一つの雄「IIJmio」がついに動きました。

この変更は2017年5月1日から改定され、利用が可能になります。今回の改定でよりメリットを受けるのは、IIJmioが用意しているプランの中でもauの回線を利用している「タイプA」のプランの方でしょう。他に同様のプランを用意しているmineoの場合は5分間までの通話定額プランしかありませんから、10分間の定額をau回線のスマホで実現したい場合は便利なサービスになりますので、今後かなり注目されるプランになるのではないかと思います。

また、これでMVNOの通話定額は5分から10分がデフォルトになるのではないかというような流れになるのかなという点にも興味が出てきます。MVNOの大手2社が値上げをしないで通話時間を5分から倍の10分に増やしたということの意味は大きいのではないかと私は思います。この流れに他社が追随するか、電話サービス自体を自社でやらないでOCN モバイル ONEやIIJmioの電話サービスを使って行なうようになっていくのかという点も今後のMVNOの勢力図を見ていく中でどうなっていくのかという見方も出てくるでしょう。

ただ、MVNOが通話定額の時間を倍にしたと言っても、こみあった話になってしまったら5分でも10分でも収まるわけはなく、30分くらいの電話になってしまうこともあります。そう考えると、家族同士の通話に限り30分までの定額を実現しているIIJmioは家族みんなで入る場合にはより便利に使える可能性があります。できるだけオプション料金より高い通話料を払いたくないと思っている方は、指定の時間を経過すると自動的に通話が切れる仕組みを持つアプリもありますので、急に切れても失礼にならない方との電話がほとんどだったら、事前にアプリをインストールして併用するような事を考えてもいいのではないでしょうか。


「IIJmio」その8 au回線で端末同時購入限定「モバイルプラスサービス」

データ通信の無制限プランというのは、利用する人にとっていくら使っても当初払うと約束した金額以上にならない安心感がある反面、改めて自分が毎月利用したデータ量と照らし合わせて考えてみると、実はもっと安いプランにした方が料金がかからないということもあります。

さらに現在はあえて無制限プランにはせず、20GB前後の大量のデータ通信を行なうと仮定して料金が高めのプランに入るケースもあるかも知れませんが、これも毎月大量に使うかどうかはわからないので、結局のところプランを作って販売するMVNO業者の方が得をするケースが多くなることが予想されます。

たとえ翌月にデータ量が繰越されるにしても、無駄に動画を見るような形で消費するだけならあまり得をした感じにはなりませんし、何とかして毎月の料金は安く、さらに使いたい時には思い切り使えるプランはないかと思う方も少なくないと言えます。そんなプランがIIJmioで発表されたと聞き、改めて調べてみました。

それは「モバイルプラスサービス」と言い、IIJmioの契約の中でau回線を使ったプランで、さらにスマホ端末とのセット契約が必要になります。ただ、必要十分な端末は揃っているので、このプランで購入して問題ないでしょう。

このプランの特徴は、一応2つのプランには毎月の料金が決まっているのですが、データ通信を使わなかった分料金を割引いてくれるということがあります。これは、2つのプラン(3GBまでのエコプランミニマム900月/月と7GBまでのエコプランスタンダード1,700円/月 どちらも税込き価格 以下同様)ごとに説明してもかえって複雑になってしまい、どちらのプランを選んでも使った量によって同じ金額を請求されるだけなので、シンプルに説明します。

まず、データ専用プランにはau回線の場合は無料でSMSオプションが付いてきて、月のデータ使用料が1GBまでに収まれば、最低利用料金は500円/月となります(音声通話を付けると1,200円です)。この金額を基本にして以降500MBデータ通信を使うごとに100円の通信料が加算されます。毎月それほど使わない方は月3GBまで上限900円のエコプランミニマムに加入すればいいでしょうし、恐らく毎月の利用量が3GBを超えてしまうという場合にはエコプラススタンダードにしておけば、1GB以上7GB以下の間で使った分に応じての料金が請求され無駄が出ません。

さらに、7GBでは足りない時があるという方については、どちらのプランにでもいいのですが、3GBないし7GBを超えても自動的に高速クーポンが使えるバンドルクーポンを20GBまで設定することができます。もし最大の20GBまでのバンドルクーポンを設定した場合、全く使わない場合は月500円から最大使っても4,300円/月(音声通話付の場合は5,000円/月)で収まることになるので、およそ考えられる中でも多くの場合について、使った分だけで無駄の少ない請求で利用できることになります。

現状ではIIJmioは同じプランをdocomo回線で行なう考えはないとのことですが、くりこして残った分を無駄に捨ててしまう事に憤りを覚えている人にとってはなかなか興味あるプランになるでしょうし、Wi-Fiなどを使って4Gのデータ通信料をどのくらい節約できるのかチャレンジするのも面白いのではないかと思います。


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【IIJmio】秋の0円でSIMサイズ変更キャンペーン

MVNOを選ぶ場合、特徴的なプランや安い価格にのみ注目されている方もいるかも知れませんが、既に加入されているユーザーにもキャンペーンを行なってくれているMVNOに注目してみるというのも手です。そんな中、定額的に同じようなキャンペーンをやっている印象があり、既契約者の事もしっかり考えてくれるということで評価が高いのがIIJmioです。

キャンペーン期間は2016年11月1日から17日の二週間あまりとなりますので、すでにIIJmioに加入されている方はご注目下さい。今回のキャンペーンのポイントは、通常は2,000円(税抜価格 以下も同じ)もかかるSIM交換手数料が無料になることです。IIJmioのホームページでは、以下の場合のSIM交換手数料が無料になるとされています。

・SIMカードサイズ変更の手数料 (2,000円(税抜))
・SIMカード交換 (データ通信専用 / SMS機能付き / 音声通話機能付きSIM) の手数料 (2,000円(税抜))
・SIMカード再発行の手数料 (2,000円(税抜))
・SIMカードタイプ変更 (タイプA⇔タイプD) の手数料 (2,000円(税抜))

IIJmioでは、単なるカードサイズの変更(標準・micro・nano)だけでなく後になってSMSオプションを付けたくなったとか、SIMを壊してしまって再発行したい場合にも利用可能になるそうです。もう一点、先日から始まったドコモとは違うauのLTEが使えるSIMカードを使ってみたい場合に、ドコモ回線からau回線、逆にau回線を使ったもののエリアの関係でドコモ回線に戻したく後悔しているような場合にも無料で交換をしていただけるようです。

IIJmioではこうしたキャンペーンを季節ごとに行なっていることが多いので、とりあえずプランとカードの大きさを決めつつも、キャンペーンの時期をうまく使えば、他のMVNOならば一回変えるごとに結構な手数料がかかってしまうところ、0円でできる場合があるというのは、ある意味毎月の通信利用料が一番安くなくても、トータルで安く済む可能性も出てきます。

ただ、無料になるか手数料の割引きに留まるかは時期やキャンペーンの内容によって違ってきますので、こうしたキャンペーンはうまく利用して自分の利用方法に合ったSIMカードに積極的に変えるということも、MVNOをうまく使いこなすためには必要だということも確かでしょう。

そうした安心感を持ちつつ使い続けられるというのも老舗であるIIJmioの魅力ではないでしょうか。


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「IIJmio」その7 2016年10月1日よりau 4G LTE回線を使えるプラン提供開始

今まではMVNOと言えばドコモの回線を使っているところがほとんどで、auやソフトバンクが使えるMVNOというのはあくまで例外的に行なっているものという認識があった方もいるかも知れません。

しかしMVNO大手のIIJmioが2016年10月1日からサービスを始めるのが、「IIJmioモバイルサービス タイプA」で、auの4G LTE回線が使えるSIMカードを今までのドコモ回線を使ったものと併売することになりました。

内容的には、既にauのMVNOを提供してきたUQモバイルやmineoと同じですが、低速時の制限についてはIIJmioが提供しているドコモ回線の制限である3日間で366MB以上使った場合にさらにスピード制限はそのままau回線でも適用されますのでご注意下さい。

さらにauの4G LTE回線を使う場合の料金の特徴として、ドコモ回線の場合にSMSを利用したい場合には月額を増やしてSMSオプション付きのプランに入らなければなりませんが、auの場合は単なるデータ通信のみのカードでもオプション料金がかからずにSMSが使える仕様になっていますので、安くSMSを使いたい場合には有利な面があります。

ただ、音声通話の場合にはVoLTE対応のスマホでないと音声通話ができません(データ通信プランなら従来の4Gスマホは使えます)。最近ではauの電波でも使えるSIMフリーのスマホもありますが、auのスマホやガラホをMVNOで使う場合にはauでSIMロック解除の手続きが必要になりますので、その点も理解の上加入を検討するべきでしょう。

また、4G LTE対応とうたっているように、3Gでの通信はできませんので、現状でのエリアの関係で使えない所が出てくる可能性があります。もっとも、auの方針としては将来的には全ての通信を4Gで行なうことを目指しているという話も伝え聞こえており、普通に使う分にはそれほど問題は起きていないので、どうしても3Gも使いたいと思うのでなければ十分に使えるのではないでしょうか。

先行するUQモバイルやmineoに対するアドバンテージについては、先に発表した3分ないし5分以内の通話を定額にするオプション契約がこのプランでも使えるので、プレフィックス電話にはなりますが、auの回線やスマホを使ってMVNOから通話定額ができる唯一のMVNOということになります。そしてもう一つのポイントが、IIJmioのホームページに書かれている以下の内容についてです。

同一プラン内で複数のSIMを利用する場合に、タイプD/タイプAを混在させたり、両タイプ間で高速データ通信量をシェアすることも可能になります。

例えば、一番安いミニマムスタートプランの場合、高速クーポンが3GBまでのデータ専用プランが900円(税抜 以下同じ)、音声プランが1,600円になりますが、追加でもう一枚SIMカードを一枚月額400円で増やせます。データプラン2枚の場合1,300円でドコモとauのキャリアが違ったSIMを持て、さらに高速クーポンもキャリアが違ってもその3GBの中でシェアして使うことができるようになります。

たまたま家族で持っていたスマホがドコモとauの違うキャリアだった場合でもそれらの端末を生かす形でスムーズに使えるようになりますし、一人で使う場合でも一つのキャリアでなく複数のキャリアのSIMカードを持つことによってエリアの穴を減らしたいと思っている方には、より安い価格で両方のSIMカードを持つことができるので、メリットは有ります。

最近では複数のキャリアに対応し、さらに2枚のSIMカードを切り替えて使えるモバイルルーターMR04LNもありますので、IIJmioで契約したキャリアの違うSIMカードを切り替えながら使うというのも面白いかも知れません。

もっと言うと、ドコモ回線をガラケーの中に入れて通話専用にし3分ないし5分以内の通話を定額にし(その場合、プレフィックス番号を登録して発信する都度確認する必要は出てきますが)、auの回線はデータ専用プランにしてスマホやモバイルルーターに入れて使っても料金は2枚別々のSIMカードを契約するよりかからず、高速クーポンはスマホだけで使えるようになり、2台で用途を分けることができます。まさかのMVNOのみによるガラケーとスマホの2台持ちというパターンも作ることができるのです。

このように、同プランの複数枚SIMの中でキャリアを変えられる事により、さらなるMVNO活用の可能性が広がることが考えられます。今のところソフトバンクのMVNOについてはこのような形で自由に使えるようにはなっていないのが残念ですが、今後は3つのキャリアを全て網羅するMVNOが現れて、プランをまとめることでユーザーを囲い込むことも起こってくるのかも知れません。今後のIIJmioの動向には要注目ではないでしょうか。


「IIJmio」その6 「みおふぉんダイヤル」の通話定額オプション

まるで先に発表されていたOCN モバイル ONEに対抗するようにIIJmioでも5分間以内なら定額になるオプションを発表しました。2016年9月1日から開始の予定ですが、事前予約は8月3日から開始されるとのことです。

すでにIIJmioでは「みおふぉんダイヤル」という専用アプリをスマホにインストールして利用するプレフィックスタイプの電話サービスを提供していますが、今回出たのはこの「みおふぉんダイヤル」のオプション契約となります。

今回IIJmioが出した通話定額オプションは少し他のサービスとは違いがあります。一番大きな違いは、他のMVNOと同じような5分以内の通話を定額にするオプションだけでなく、もう少しオプション料金を安く設定した3分以内の通話定額オプションも用意されているということです。電話自体そんなにしないので5分も長く電話しないという方には魅力があるオプションであると言えます。

また、IIJmioでは家族間の通話についてもこれらオプションにお互いで入った場合、他のMVNOと比べると優遇されているということがあります。家族の中で誰か一人が代表者となり、IIJmioに登録するmioIDで管理された利用者同士の通話の場合、5分以内定額のオプションを付けている場合は連続通話時間の制限が30分に拡大され、3分以内定額のコースでも10分以内なら通話を続けても追加料金はかからないようになっています。

そうした内容をそのままオプションのコース名にしているのが以下のプランで、それぞれの月額料金は以下の通りになります。

・誰とでも3分 家族と10分 月額600円(税抜価格 以下の表記も同様)
・誰とでも5分 家族と30分 月額830円

24時間定額でないなら3分でも5分でも同じだと考えるなら、月額600円のオプションを選ぶことで毎月の利用料金を更に安くすることができます。ただ、家族との連続無料通話時間を増やしたいような場合はあえて月額830円のオプションに加入する手もあります。この830円という価格は他のMVNOがあらかた月額850円で5分以内定額のサービスを行なっているので、月額20円だけだと言っても安いというメリットにはなります。

また、IIJmioの提供している「みおふぉんダイヤル」ですが、プレフィックスのサービスを行なっている業者の中では固定電話への番号通知ができないサービスが少なくない中、携帯電話はもちろん。NTT東日本および西日本のナンバーディスプレイには番号通知が可能になっているので、仕事で電話を使う方でも安心して利用することができます。

詐欺の電話の撃退方法の一つとして、非通知設定の電話を最初から繋がないようにしている方もいます。そうなると、どうしても連絡を付けたい連絡先がこうした設定になっていたら、自分から通知できるような電話からでないとその人と連絡自体が取れなくなってしまうわけです。そういう意味では、携帯電話・固定電話問わず番号通知ができるプレフィックス電話のサービスは貴重だという風にも言えるのです。

IIJmioは低速のデータ通信で3日間366MB使うとさらなる速度制限がかかる可能性がありますが、「みおふぉんダイヤル」自体はインターネット電話ではないので、データ通信が低速制限されても通話自体には全く影響がありません。また、こうした制限をすること自体、多くの人が平等にデータ通信を使うための規制と考えれば、それほどヘビーにデータ通信を使わない方ならかえって快適に利用できる見込みが大きいと言えます。こうしたIIJmio独自の内容をよく理解した上で、自分に合った通話定額プランを選ばれるのがいいでしょう。


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「IIJmio」その5 ライトスタートプラン バンドルクーポン増量など

2016年7月1日より、今までは月ごとの高速クーポンが5GBだった「ライトスタートプラン」において、クーポンを1GB増やし6GBになるプラン内容の変更が行なわれることをIIJmioが発表しています。

さらに、同年7月7日より、月3GBまでのミニマムスタートプランとライトスタートプランでも複数SIMが使えるようになり、2枚目のSIM追加が可能になります。料金は追加SIMが月400円で、SIM追加の手数料は2,000円となります。この変更を受けて7月31日までキャンペーンとして2,000円かかるSIM追加が1,000円でできるようになっているので、すでにIIJmioに入っている方がSIMを増やしたい場合に利用しやすくなっています。

少し前には一契約で3枚のSIMが持てるとは言っても、欲しいのは2枚だけとかいうケースもあり、今回の少額プランで最大2枚までSIMカードが持てるようになるというのは、ちょうどいいSIMカードの増やし方ではないかと思えます。特に今回増量になるライトスタートプランにSIM1枚を増やせば、2枚で6GBとなりバランス良く使えばかなり使いでがあるのではないでしょうか。

他社のキャンペーンを比べた場合、それほどインパクトがないと感じられる方もおられるかも知れませんが、その点はIIJmioという会社にとっても耳の痛い話ではないかと思います。以前からこのブログでも書いていた通り、MVNOの回線品質というものはなかなか具体的に数値化することができず、以前から使っていてその回線の安定性を感じている人以外はなかなか回線の良さという点をわかりずらいということはあるでしょう。

他のMVNOの中には低速に切り替えるとデータを大量に使ったとしてもそれ自体による制限は受けないのに対し、IIJmioでは3日間で366MBを超えると、最大200kbpsよりさらに規制されます。ただ、こうして全体のデータ通信量を規制することによって、同じ回線なら無制限に低速通信を許可しているMVNOよりも安定した回線運用が保たれるという側面もあります。

他社のデータ通信は思うようにスピードが出ないと不満を持っている方にとっては、頼りになるMVNOである事は間違いありません。高品質のデータSIMを使いたいと思っている方は検討してみてはいかがでしょうか。


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「IIJmio」その4 音声通話付プラン「みおふぉん」のファミリーシェアプラン

「IIJmio」のプランの中には音声付きだけでなくデータ通信サービスも有りますが、高速クーポンが10GB付いているものを「ファミリーシェアプラン」というのですが、これは一つの契約において手数料を掛けずに最大3枚のSIMカードを発行してもらい、同時に使うことも可能になります。データ通信プランでこの「ファミリーシェアプラン」を利用する場合、例えば家族3人で別々の端末に入れて10GBのクーポンをシェアして使ったり、一名でも複数の端末に入れて使い分けることもできる便利なプランです。SIMカードの大きさは全て同じものでなくても良く、データ通信用SIMの場合SMSの付け外しも可能ですが、契約と同時に3枚までなら発行手数料は無料になりますが、後になって追加で発行するSIMカードごとには発行手数料2,000円がかかりますのでその点は注意して下さい。

この「ファミリーシェアプラン」を「みおふぉん」の契約として音声付きで使う場合、それぞれに音声発信のできるスマートフォンでの利用が基本になるでしょう。その場合の基本料金は、例えば3枚のSIMを契約と同時に発行する場合、3GBまでのミニマムスタートプランを3回線契約するよりも若干お得になります。

・ミニマムスタートプラン3つ 1,600円×3=4,800円(税抜き)
・ファミリーシェアプラン 3,260円+700+700=4,660円(税抜き)

高速クーポンの容量にも違いがあって安いだけでなく、家族でシェアすることによるもう一つのポイントが上の例の場合で言うと3回線ともMNPが可能ということでしょう。実質的には主回線以外の追加回線は月額が700円で維持できるということで、あなたがもし家庭のお父さんお母さんだとしたら月10GBまでのデータ通信を負担するようにしても、今までの携帯電話会社で使っていたスマートフォンの基本料金より安く上がります。さらに、家族同士の通話についてもこのプランで同一名儀の契約だと安くなる仕組みがあります。

ファミリーシェアプランで使われている回線同士の通話について(つまりは、1つのIIJmio IDでまとめているということです)20%の割引きとなり、アプリ「みおふぉんダイヤル」で半額になっている場合でも最大60%の割引になります。家族同士ならLINEのメッセージやLINE電話でも普段はいいわけですが、通話割引になるのは音声通話の料金なので、通話の品質が高く、さらに安いというポイントがあります。

さらに、2016年から、新たに追加できるSIMの総数が3枚までから最大10枚までということに変更になりました。ただし、新規契約の場合でも四枚目以降の場合は一枚追加するごとに2,000円の手数料がかかることに加え、毎月の利用料は3枚目までなら今まで通りなものの、4枚目以降については一枚ごとに400円が追加されます。また、音声通話機能付きのSIMカードについては最大10枚にあっても一名の契約では5回線分に制限されます。つまり、音声通話回線5回線以下で、残りのSIMカードをデータ通信専用SIM(SMSオプション付きは更に140円/枚)で増やすということになります。枚数が多ければ多いほど一枚あたりの利用料は下がりますので、自分のケースに合わせて検討してみる価値はありそうです。

まだスマートフォンに慣れないお子さんに使わせる場合、高速クーボンのON OFFは親御さんの方で管理することもできますし、詳しい利用状況は主回線のIIJmi IDですべて管理できます。いざという時にはどこにでも電話できる音声通話が付いたファミリーシェアプランを賢く使って家計における通信費節約に役立ててみるのはいかがでしょうか。



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「IIJmio」その3 音声通話付プラン「みおふぉん」で使える「みおふぉんダイヤル」

「IIJmio」では音声付きSIMの愛称を「みおふぉん」として、様々なサービス展開を行なっています。ここでは、他社と同じ無料通話分なし通話料30秒20円(税抜き)という音声通話にデフォルトで付いている「みおふぉんダイヤル」について説明したいと思います。その前に「みおふぉん」の一通りの料金についてまとめておきましょう。

・ミニマムスタートプラン(3GB) 月額基本料1,600円
・ライトスタートプラン(5GB) 月額基本料2,220円
・ファミリーシェアプラン(10GB) 月額基本料3,260円~

これらのプランから発信する際の通話料30秒20円を半額にできるというスマートフォン用アプリが「みおふぉんダイヤル」です。これはインターネット回線を利用した最初に050の付くIP電話とは違い、自分の番号を相手に通知できる電話回線を使ったサービスです。何が普通の電話と違うかというと、NTTdocomoとは違う電話会社をアプリの方で指定して掛けることができるから安くなるということになります。もう少しわかりやすく具体的に書きますと、実はアプリ内の設定で目的の番号の前に「0037-691」という番号を自動的に付けて掛けるようになっているのです。こういう仕組みのものをプレフィックス型通話サービスといいます。

こうしたサービスで先行しているのが「楽天でんわ」や「G-Call」といったサービスで、古くはNTTが民営化された時にもありました。電話のところにステッカーが貼ってあり、ダイヤルボタンを押す前にこの番号を押せば料金が安くなるとうたって営業を掛けていた電話会社がありましたが、そうした人の作業に頼った方法というのはつい忘れると高い方の料金で掛けてしまうことになり、なかなか普及しませんでした。

多機能電話の中には「プレフィックス機能」と言って、手動で入れなくてもセットしておけば電話帳からの発信でも自動的に電話番号の前に特定の番号を付けて発信できる機能がありますが、これも設定は手動になるのがネックで、またあえて通常回線を使って掛けたいと思っても全て別会社からの発信になってしまうという問題があります。

それが、電話からスマートフォンに変わり、種々なアプリを入れる事が当り前になったことで、「IIJmio」の専用アプリという事で「みおふぉんダイヤル」をインストールし、デフォルトの電話画面と入れ替えて使っていさえすれば、通話料は必ず半額になるようにできるというわけです。NTTdocomoの回線でないと使えないサービスを使いたい場合は、デフォルトの電話を掛ける操作をすればいいわけで、どのアプリを使って電話を掛けるかだけで使う通信会社を選べる分、わかりやすくなったように思います。

同様のサービスを展開する会社と「みおふぉんダイヤル」を比べると、他のサービスの場合は当り前ですが電話番号を登録し、料金の決済について新たにクレジットカードを登録しなければいけないというような事がありますが、「みおふぉん」の場合は最初からセットになっているので、使う時はアプリをインストールして使うだけで、そのままデータ通信料と一緒に請求が来るだけなので手軽に始められます。

ただ、このサービスは「IIJmio」の「みおふぉん」加入者のみへのサービスなので、他社へ移ってしまったら使い続けることができません。それでも、いったんアプリを入れてしまえば深く考えなくても安い通話料で掛けられつつも普通の電話と同じ使い勝手を保つことができ、特別な申し込みがいらないという点において、こうしたサービスのない他社と比べれば「IIJmio」の「みおふぉん」を選ぶ理由にはなるでしょう。現在、無料通話のついた大手3社のスマホプランに入っているような場合でも、毎月の通話料を比較していてみて、無料通話分を使い切っていなければこちらの方が安くなる場合もありますので毎月の通話料データを取り寄せて比較してみることも大切かも知れません。



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「IIJmio」その2 データプランの低速時の実力

「IIJmio」のプランについては、他のMVNOと同じく音声付きかデータ通信のみかで変わってきます。ここでは主にデータプランについて述べますが、後述する音声通話付プランでもデータ通信の内容は同じです。具体的には月ごとに使える(括弧の中の数字)高速クーポンの量によって三つのプランが有ります。(価格は全て税別)

・ミニマムスタートプラン(3GB) 900円
・ライトスタートプラン(5GB) 1,520円
・ファミリーシェアプラン(10GB) 2,560円

この金額にSMSオプションを付けると、それぞれSIM一枚につき140円がプラスされます。用意された高速クーポンを使い切ってしまい、我慢できない場合は、100MBごとに200円で高速クーポンをチャージできます。

普通に使っているだけなら、動画を見まくったりネットラジオを流しっぱなしにでもしていなければ「ミニマムスタートプラン」でも大丈夫な方がほとんどでしょう。前回のエントリーでも説明した通り、このスペックだけ見ても他社とそう違いはないように思える方が多いと思いますが、他社と比べてのスピード感については比較的多くのユーザーが満足しているものと思われます。

どのプランを選ぶにしても、ほとんどの方は常に高速で月ごとのクーポンを使い切る方向で運用する事で十分だと思いますが、旅行の時などいざという時のためにまとめて高速クーポンを蓄えたいと思われる方は、専用アプリの「IIJmioクーポンスイッチ」で常に高速クーポンをOFFにして運用することも一つの運用法だと言えます。

月900円のミニマムスタートプランであっても安定して使えそうな高速クーポンが3GB分あり、これを全く使わなかった場合、翌月まで繰り越しができるので、例えば旅行の前の月にあえて低速だけで使うようにしていれば、旅行に行く月に使える高速クーポンを6GB分取っておけます。

ただ、最大200kbpsという速度はどうなのかと考えた時、メールや文字を中心としたメッセージについては十分な速度であるものの、ウェブページを開くような場合に大きな写真が多数入っているような場合は、一般的に言って普通の200kbpsのスピードではページが開くまで待たされることが増えてしまいます。

しかし、「IIJmio」ではそうした低速利用の場合でも、スムーズにウェブページを開けるような仕組みをユーザーに向けて提供しています。それが「バースト転送」という機能なのです。

これは、低速であっても最初の数秒だけは200kbps以上で高速のスピードが出るという機能で、この数秒出ている高速スピードでページの重さの原因となるコンテンツを先にダウンロードできてしまえば、その後200kbpsにスピードが下がってもページはスムーズに開くことができる場合が多いとのこと。

これは小さなことですが、この「バースト転送」の仕組みでストレスを感じないならば、あえて日常的に高速クーポンを常用しなくても済むわけで、いざという時に使える高速クーポンが増え、メリットは広がります。

ここまで説明してきましたが、「IIJmio」はあくまで外でスマートフォンを使って通信する際の使い勝手について十分考えたサービスを行なっているという事がおわかりでしょうか。多くの方は自宅に帰れば家庭に引いてあるADSLや光回線をWi-Fiで使うことにより動画視聴やアプリのダウンロードなど重たい作業をやり、外ではあくまでサイト閲覧やちょっとした作業に留めることに割り切って使えば満足度は高いのではないかと思います。

そういうわけで、動画を外でもどうしても見たいとか、通勤時にインターネットラジオ長時間聴きたいというような事がないなら、月間3GBのミニマムスタートプランでも十分使えるサービスになるでしょう。



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