DTI SIM その3 高速クーポン繰り越しは無くても、アラートメールは便利

「DTI SIM」は安さという点で言えばそれなりにインパクトがありますが、注意すべきこともあります。前回のエントリーで紹介した各プランごとの制限もありますが、特に他の業者から移ってくる場合に考えなければいけないのは、高速クーポンの翌月繰り越し制度がないことです。つまり、毎月使える高速クーポンはその月のうちに使い切らなければならず、残った分はそのまま没収という形になります。

それでも、普通に使っていれば1GBや3GBならほぼ毎月使い切れる量ですし、それ以上の多くの高速クーポンを契約する方はそれだけ使うことが多い人だと思うので、迷ったら使い切れるだけの量のプランを選ぶ方向で行くのがいいでしょう。

こうした高速クーポン付きの契約の場合、一気に一月分を使い切ってしまう心配というよりも、利用日の前後3日間におけるデータ通信量で規制される場合について、なかなか把握しずらいのが問題です。「DTI SIM」の場合は、1GBプランで3日366MB、3GB・5GB・10GBの各プランで3日1GBとなります。特に月間の高速クーポンが多いプランを使っている人にとっては、ちょっと多く使ったくらいでも規制されてしまうかも知れないレベルのものです。ただしその際、「DTI SIM」では他社にはない画期的な使い過ぎ防止サービスを用意しています。

というのも、3日間の制限を受けそうな、規定の3日間におけるデータ使用量が規制される量の7割に達した時に、入会時に登録したメールアドレスの方に規制間近という風にメールで知らせてくれるのです。このメールを規制前に見ることができれば、データ通信の利用をセーブするなどの対策ができます。ひとたび低速からさらに低速に規制されてしまうと、かなりのストレスを感じながらネット接続することを覚悟しなければなりませんので、こうしたシステムは有難いものです。

このようなサービスはどこのMVNOでもやれそうなものですが、大手でやっているのは「DTI SIM」くらいです。そもそも、連続する3日間のデータ通信量で規制される事があることを知らずにMVNOサービスに加入されている人もいるかも知れませんので、そうした人にも3日間での規制が行なわれているということを知らしめ、自然と大量のデータ通信をセーブさせるという効果もあるでしょう。ユーザー側だけでなく事業者側にもメリットがあると思われるこうした試みは、もっと多くのMVNOでも真似をして欲しいものですが。

リニューアルした「DTI SIM」は新規加入者をキャンペーンを通して多数獲得し、単に業界最安値を追求するMVNOから、全てのプランでも最安値を目指す新たな格安MVNO業者としての再スタートを切りました。今後は安さと同時に公称のスピードが実際にも出るかどうか、ここまで説明してきた様々な規制とからめてスピードの保持はできるのかということがカギになってくると思われます。これからの「DTI SIM」の展開に期待しましょう

(2016.4.29追記)

「DTI SIM」から発表があり、本日から今までできなかった使い切れなかったデータ量の翌月繰り越しが可能になりました。2016年5月からはMy DTIから確認が可能になりますので、より魅力が増したプランとなっています。

DTI SIM


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