格安SIMで人生が変わる? その3 格安SIMを使い始めるためのスキル

現状で全くスマホに関する知識がなく、今までは大手のお店の担当の人に任せっきりにしていた方でも格安SIMと格安スマホを使って毎月の支払いを安くすることは、MVNOによっては可能です。前回少し書きましたが直営のお店を持っているMVNOが地域によっては充実していますので、そういう所でお店の人の話を聞きながら契約プランとスマホの購入について決めてもらうこともできるでしょう。

しかし、ここではあくまで自分のスキルを上げることによってお店の人の言いなりにならないような知識を持つことがまずは重要だと考えます。本来は安いプランで済むところをあえて高いプランを紹介されたので言うまま(ネット購入の場合はおすすめのプランそのまま)に入ってしまったり、使わない機能が多く入っていて高いスマホを分割で買わされて後でしまったと思うことはMVNOとの契約でもないとは言えません。

ここではまず、2通りの状況について考えます。今まで全くスマホを持ったことがないような人がMVNOに移るとともにスマホデビューするパターンか、すでにスマホを大手会社で契約していたものの、毎月の料金が高いため安く済むMVNOへ移るパターンです。ただしここで一つ重要な点が一つあります。後者のすでにスマホを使っている場合のことですが、携帯大手には3社があり、そのうちドコモとauのスマホならMVNOのSIMカードと入れ替えて使うことができますが、ソフトバンクやY!mobileのスマホはこれから紹介するMVNOの出しているデータ通信カードでは使えません。残念ですが、ソフトバンクのスマホを持っている方は新たにMVNOで使えるスマホを買う必要が出てきます。

まず、既にスマホを持っている人がカードをMVNOの提供するカードに入れ替えて使う場合ですが、元契約のスマホがauの場合は契約できるMVNOが限られることを覚えておきましょう。auのSIMを格安で扱っているのは「mineo Aプラン」「UQ mobile」「Fiimo Aプラン」というような限られたMVNOしか使えません。他のMVNOについてはドコモのスマホがほぼそのまま使えるようになりますので、既にドコモのスマホを持っている人の方が多くのMVNOの違いを考えなから業者を選ぶことができます。ただ、ドコモやauのSIMの設定と新たに使うMVNOの設定項目は全て違うので、SIMのパッケージが届いたら、その中をよく読んで自分の力で通信ができるように設定をする必要があります。その点だけは自分でやってスキルを上げましょう。

次に、スマホを持ってない方の場合です。この場合の選択肢は2つあります。まずはドコモなりauなりの中古スマホを購入する方法です。ただこの方法は全く持つのが初めてという方にはおすすめできません。というのも、スマホの中古は「白ロム」という文字が書き加えられているものが普通ですが、中古で購入する場合、購入したスマホが急に使えなくなる「赤ロム」が混ざっいる可能性を拭い切れないからです。

中古品を売るお店には携帯電話やスマホ専門店でなくても製品一式が現金に換わるということで多くのいろんな人がやってきます。買い取りを行なっているお店では事前に身分証明書の提出を求めるところも多いですが、きわめて悪意のある人は身分をごまかしてでもいわく付きの物品を買い取らせようとするかも知れません。携帯電話会社からスマホを買買った人の中には、まだスマホの代金を全て支払っていないのに解約して手に入れた端末を買い取ってもらったり、そもそも契約もない素の状態のスマホをお店から盗み出すような場合もあります。多くの窃盗品の場合は直接海外に流れることがほとんどですが、途中で解約になった端末が持ち込まれると、外観だけでは未払い分が残ったスマホなのかそうではないのかはわかりません。

携帯電話会社にはその関係性を示す資料があるため、料金未払いのスマホで通信ができないように規制をかけるということが行なわれるとアンテナの部分が赤くなることから、その端末を「赤ロム」と呼びます。赤ロム状態ではMVNOのSIMカードを入れても通信はできず、端末として使いものにならなくなるので、多くの中古業者では「赤ロム補償」と言って、そのお店で購入したスマホで突然アンテナマークが赤くなって使えなくなったら購入料金を返金したりするところもあります。しかし、ネットオークションで中古スマホを購入したような場合はそうした補償を受け付けてくれない場合もあるので、中古スマホを購入する場合は信頼のおける実店舗で購入する方が安心です。ただし、中古購入の場合は新品のもののようにメーカーによる保証の対象外になりますので、その点でも初めてのスマホとして使うのはどうかと思うところもあります。

もう一つの購入の仕方は、MVNOのSIMが使えるようになっている「SIMフリースマホ」を新品で購入するという方法です。ここで言うSIMフリーとは、場合によってはauのSIMカードが使えないものも混じっていますので、基本的にはドコモの回線を借りて提供しているMVNOで使われるのが無難でしょう。

SIMフリースマホには本当にピンからキリまでありますが、最近では国産メーカーが出しているSIMフリースマホも多くありますので、そちらの方から選ばれるのが初心者にとってはいいでしょう。MVNOによってはSIMフリースマホとのセット販売を行なっている所もありますので、セットで申し込めば細々した事を考えずに送られてきたSIMカードをスマホにセットすればすぐに使えるようになります。

スマホとSIMカードを別々のところから購入する場合には、SIMカードの大きさにまずは注意しましょう。SIMカードにはその大きさ順に「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3つがあります。ちなみに、iPhoneで使えるのは一番小さい「nanoSIM」です。

スマホとSIMカードが揃ったところで、スマホの説明書を見ながらSIMカードを正しく挿入するとアンテナ表示が出ると思いますが、そのままでは通信はできません。各MVNOには別々のインターネットに接続するための設定が必要になります。設定の方法はAndroidとiPhoneでは違いますが、MVNOから送られてくるSIMに同梱されている説明書きを見ながら設定を行なえばさほど難しいことはありません。それと同時に自宅でWi-Fiが使える場合はスマホでもWi-Fiが使えるようにセッティングを行なうところまで同時にやっておいた方がいいでしょう。そうすれば自宅ではWi-Fiを使った高速通信が自宅回線の料金の枠の中でできるようになります。

ここまで説明してきたことを自分でやれるようになれば、今後別のスマホを購入して使うような場合でもまず問題なく自分で全てのことができるようになると思います。各々の機種に伴う設定の仕方まではここでは書けませんが、この一連の事をうまくこなせるようになれば、今後は機種変更してもスムーズに使い始められるようになるでしょう。

ここまで長く書いてきましたが、大切なことは人に頼るのではなく、自分で本を買ったりインターネットで調べたりしながら全てを自分の手で行なうということです。今後、様々なアプリを入れてスマホを使いこなしていくためにも、この一連の手続きを全部自分でやりこなすことを目標にしてみましょう。


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