とにかく安い契約内容を考える その2 音声通話付プラン

音声通話料付きのプランについて紹介していきますが、これから紹介するプランはあくまで全く発信をしない毎月の基本料であることをまずはお断りしておきます。いくら基本料が安くなったとしても、毎月の通話料が高くなると単純に基本料が安ければいいとはいい難い面があることも事実です。

その際、ぜひ検討していただきたいのは、スマホのアプリを使って電話番号の前に特定の番号を付けて掛ける「プレフィックス方式」の電話サービスです。このサービスは音声電話の番号をNTT以外の専用回線を介して通信するもので、通話料はおおむね半額に設定されています。このサービスは、MVNOの料金と同時に請求される業者独自のサービスとして提供される他に、どのMVNOであっても別に契約して利用できるものがあります。後者の場合は、電話番号が変わらないで他社に転出するような場合なら番号が変わらない限り同じように利用できますが、前者の場合はたとえ電話番号が同じであってもMVNOを乗り換える度に契約のやり直しが必要になります。

どちらのサービスを選ぶかというのは、実際にどのMVNOを選ぶかによって変わってきます。それでは基本料金別に具体的なMVNOを紹介していきましょう(金額表示は全て税抜き)。

1.So-net 「0 SIM」 月額700円から
2.@モバイルくん。 月額800円から
3.ロケットモバイル 月額948円から
4.FREETEL SIM 月額最低999円からの運用可
5,DMM mobile ライトプラン 月額1,140円から(高速クーポンなし)通話アプリ有り
6,イオンモバイル 月額1,180円からで高速クーポン500MB付
7,ワイヤレスゲート 月額1,204円からでWi-Fi付 低速250kbps
8.楽天モバイル 月額1,250円から(高速クーポンなし)通話アプリ有り

データ通信専用SIMと比べて2つの業者を増やし、8番目まで挙げてみましたが、データ通信専用プランとはちょっと変わっています。具体的には、以下の2点です。

・新たな業者が入ってきた(「@モバイルくん。」「楽天モバイル」)
・音声通話プランを付けると安くなる業者がある(「DMM mobile」「イオンモバイル」)

「DMM mobile」については音声通話プランをセットすることで安くなっているだけですが、「イオンモバイル」については、音声通話プラン専用で高速クーポンが500MBのかわりに安くなるプランを紹介していますので、全てデータ通信専用プランと同じではありませんのでご注意下さい。

そして、新たな業者として出てきた2つの業者のうち、「@モバイルくん。」は音声通話付きのSIMを考えながら低速でいいからデータ量を気にせずにネットを楽しみたい場合にはその安さは「0 SIM」にひけを取りません。ただ、ほとんどデータ通信は使わず、必要な時だけ少量(月500MB未満)使えればいいというのなら「0 SIM」の安さがダントツであることには変わりありません。

そして、今回あえてランクを広げてまで紹介するのが「楽天モバイル」の一番安い「ベーシックプラン」です。データ通信は低速(最大200kbps)固定ですが、「楽天でんわアプリ」からの発信なら通常の半額で発信できるだけでなく、月850円のオプションを付けて月額2,100円の支払いにすると、1回5分以内の通話を同時に利用する「楽天でんわアプリ」からの発信なら、全て5分以内の通話に収められればそれ以上の通話料はかからない定額通話が利用できるのです。

この、「楽天でんわアプリ」というのは「楽天モバイル」に加入しないと使えないわけではなく、このようなサービスを提供していないMVNOでも利用可能です。ただし、他のMVNOとの組み合わせでは1回5分以内の通話を定額にするオプションは使えません。待ち受け専用としてだけではなく発信も頻繁に行なう方が、できるだけ通話料がかからないよう安くしたいという場合、現状では「楽天モバイル」の音声通話付きの契約をして、状況に応じて定額オプションを付けるというのも一つの考え方です。

ただし、毎月の基本料と通話料との合計が2,100円を超えないのであれば、1から6までのMVNOで契約して、別に通話サービスの契約をした方が安くできるということもあります。いくら通話するまでなら安くなるかという点については、この月額2,100円というものがポイントになりますので、利用される場合はその金額を意識して使われるのがいいと思います。

「楽天モバイル」の他に通話専用アプリを提供しているのが「DMM mobile」の「DMMトーク」で、こちらも「DMM mobile」加入者でなくても無料で作れる自社アカウントがあれば加入が可能になっています。その他、どのMVNOでも加入できる「プレフィックス方式」のサービスでは「G-Call」もあり、こちらの通話料は同じ30秒10円でも非課税なので、通話の回数が多ければ多い程、通話料に差が出る可能性が出ますので、あくまでこうした料金の事を気にする場合には、選んでみても良いサービスではないかと思います。最後に、ここで紹介した電話サービスへのリンクを紹介しておきます。もちろん、他にも同様のサービスはあるのですが、細かいサービスの内容についてはリンク先からご確認下さい。

・DMMトーク
http://mvno.dmm.com/talk/
・G-Call
https://www.g-call.com/
・楽天でんわ
http://denwa.rakuten.co.jp/

(追記)
2016年3月25日から「FREETEL」が「楽天モバイル」を意識した通話定額パッケージを限定10万個売り出す事になったそうです。このプランは「5分定額」を月額840円で、さらに短い「1分定額」を月額399円のオプション料金で利用できるようになります。細かい通話サービスの違いはありますが、安く通話もデータも楽しみたい場合には現状でのベストチョイスと言えるかも知れません。


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