「mineo」その2 ドコモとは違うauのSIMおよび端末・サービスの特色

前回のエントリーで、「mineo」のau回線のMVNOでは3Gの電波を拾えず、LTE通信しか使えないということを書かせていただきましたが、ドコモのMVNOと比べたディメリットはそれくらいで、実はドコモのSIMや端末と比べて優れていることも数多くあります。新たにMVNOの購入を考える際にも大事な事だと思いますので、今回はその話を主にしていきたいと思います。

NTTdocomoのMVNOによるSIMカード自体の一番大きな特徴は、SMS機能を使うためには追加料金がかかる別パッケージを用意しなければならないということです。さらに、SMSオプションを付けると毎月の料金が150円くらいとはいえ上がってしまうので、とにかく安く格安SIMカードを使いたいと思っている人にとっては悩むところです。

これに対して「mineo」のau回線を使うAプランでは、データ通信専用SIMであってもSMSオプションを無料で申し込むことができます。カードの交換もいらずにSMS機能を利用することができます。ドコモの端末やSIMフリーの端末にドコモMVNOのデータ通信用SIMカードを入れて運用する場合、もしその端末がセルスタンバイ問題を抱えていたら電池の急な減りを我慢して使うか、SMSオプションの付いたSIMに交換する必要が生じます(通常はカードの交換は手数料を取られます)。

一般的にauの端末はSMSオプションを付けなくてもセルスタンバイ問題は発生しないと言われていますが、気になる場合には無料にてSMSオプションを申し込めば、どの端末でもセルスタンバイ問題に関する心配をしないで使えるというのはauのMVNOを使う上での大きなメリットでしょう。

また、SMS機能自体のメリットとしては、LINEのようなアプリでの認証に使えることや、メールアドレスを持たないガラケー所有者に対して、送信料一通が3円(税抜き)かかるものの直接メールを送ることができる点などがあります。

なお、「mineo」では自社でセット販売している端末の他に、auで販売している端末が使えるかどうか検証の結果をホームページにアップしています。au版iPhoneについては、OSのバージョンによって使えたり使えなかったりすることもありますので、そのリストをプリントアウトするなどして、中古ショップ巡りをする際にはその内容を確認の上行かれることをおすすめします。

また、au端末の特徴として、本体でのネット利用だけでなく、テザリング機能がほぼどの端末でも使えるということも大きなメリットです。ドコモのスマホの場合、本来はできるテザリング機能をドコモと直接契約したSIMカードでないと許可しない仕様になっている端末が少なからず存在します。そうした端末ではMVNOのSIMを使っていたらデフォルトの状態ではテザリングができないケースが有ります。

しかし、auの場合は、「mineo」のSIMでもテザリング機能がそのまま使える端末がほとんどです。これは、スマートフォン本体だけでなく、通信を共有してパソコンやタブレット端末、ゲーム機などでもインターネットを楽しみたい場合には嬉しい機能です。端末購入前に念のため、端末ごとのテザリング機能が使えるかの確認は必要になるかと思いますが、これも「mineo」のホームベージから確認できます。

あとこれは、「mineo」のサービス上の特色なのですが、「mineo」のサービスを行なっているケイ・オプティコムが提供しているIP電話「LaLa Call」が基本料金無料でデータ通信プランの一番安いコースでも使えるようになっています(月額100円のサービスです)。「OCN モバイル ONE」の音声対応SIMに無料で提供される「050 plus」と比べると利用者の数も少ないですが、格安で050番号の付いたスマートフォンを使えるようになるという点ではメリットがあるでしょう。

同じアプリ間ではLINEのような写真やスタンプも使った無料でのコミュニケーションも可能です。もちろん同じサービスや提携する固定IP電話間の通話は無料で行なうことができ、海外からの利用も可能なので、このメリットを生かして一枚持ってみるというのもあながち間違った選択ではないように思えます。

最後に、もう一つ指摘しておきたいことがあります。普段の生活の中ではあまり考えることはないかも知れませんが、特定の携帯電話会社において回線のトラブルが起き、データ通信ができなくなるような場合も考えることができます。そのような場合、LTEだけとはいえauの回線を利用することのできる「mineo」のサービスを持っておけば、別にドコモのメイン回線を持っている人であっても、ドコモの回線が使えなくなった場合のバックアップとして使える可能性があります。

また、お昼や夜間に利用者集中による速度低下が起きた場合に、違った会社で利用者も少ない「mineo」が使えるようであれば、これからお伝えしようと思っているプラン選択をうまくやりながら、ドコモ系MVNOの弱点をうまくカバーするものとして生かすことは可能です。そんな観点からもauのMVNOである「mineo」をとらえてみるのはいかがでしょうか。




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