複数枚のSIMカードを効率良く使う方法 その6 低中高無制限プランの組合せ

とりあえずこのカテゴリーでの話はここで打ち止めとしますが、今回は3枚のSIMカードを状況によって3人で入れ換えながら使うことも考えてみます。というのも、ここで紹介しようと思っているのが、MVNOの高速・中速・低速での無制限プランをそれぞれ契約する方法だからです。速度の違いこそあれ無制限に使えるということで、細かなデータ通信量の管理は必要ありませんし、途中から使う人が変わっても何の問題もありません。

まず高速無制限を選ぶにあたって、どこがいいかということですが、ここが一番困ります。というのも、純粋な意味での無制限というのは存在しないからです。時間や地域によって速度低下が起こるのは仕方ないとあきらめ、いちいち高速クーポンの残りを気にしないという方は、b-mobile、U-mobileの無制限のプランか、ぷららモバイルとワイヤレスゲートの3Mbps無制限あたりから選ぶことになると思います。

また、毎月の利用料を計算できる方なら30GB以上の高速クーポンがあるプランを選んだ方がいい場合もありますが、ここはあえて無制限のプランの中から選んでみましょう。

中速については、データ通信専用のSIMで良ければWonderLinkの最大700kbpsのプランか、利用者が少なく速度がカタログ値より上がることが期待されるUQmobileの最大500kbpsのプランあたりがいいでしょう。同じく中速のTONEモバイルについては、端末とのセット購入が必須でさらに2年間の契約期間前に解約すると解約金が別にかかるため、お試しで入ってうまく中速でのインターネットができなかったら乗り換えということができないのがきついですね。同じ500kbpsではocn モバイル oneのプランは10GBで無制限ではないのが残念です。

低速については、基本的にはこのブログでは何回も紹介してきましたFREETELを低速固定にして使う方法や、近くにWi-Fiスポットがあればワイヤレスゲートの480円プラン、5分間通話の定額に興味があるなら楽天モバイルのベーシックコースに通話とオプションをセットするという方法もあります。料金のサービスのバランスが取れた良いプランがそろっている感じですが、高速通信が使えないことがネックになるような方は低速無制限を選ぶメリットはないと思います。

こうして高速・中速・低速の3プランを並行して使っていくと、恐らく高速といってもそれほと速くていつでも動画が見られるクオリティに欠けるとか、低速だと莫迦にしていた速度が、言うほどひどすぎるわけでもないということがわかっていただけるのではないでしょうか。

あえて高速中速低速無制限を揃えて契約した後の利用方法としては、例えばお子さんに高速プランを最初に使わせておいてその実効速度の違いを感じさせながら、低速でもいろんなコンテンツが使えるということに気付かせ、結局は中速のまんべんなくスピードが出る妥協プランの良さに気付かせることもできるかも知れません。

だいたいここまで紹介したプランの合計は、データ通信だけなら充分1万円以内で収まりますし、一通り料金とスピードの違いを感じた後で、ここまで紹介してきた別のプランに変更することももちろんできます。初めてMVNOを使う人の反応も見ながら一番最初にこの組み合わせを導入して、果たしてどのプランが自分の使い方に一番合っているのかということを考えるとっかかりにもなるでしょう。そういう意味では、この高中低速無制限を全て網羅した3枚持ちというのは、今の格安SIMの実力を見るにはいい組み合わせだと思うのですが。

ここまで長々と書かせていただきましたが、一番最初に書かせていただいた通り3枚のSIMカードを契約する場合は一つのプランにSIMを追加することをまずは考えがちになりますが、そうではない独立したプラン契約を3つすると考え方を変えるだけでその組み合わせは無限に出てきます。こちらの想定していない場合にはもっといい組み合わせが出てくるかも知れませんので、ぜひ皆さんにとってベストな組み合わせを探してみて下さい。


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