「OCN モバイル ONE」その10「OCNでんわ」利用の通話定額が「10分間無制限」に

以前このブログで「OCN モバイル ONE」はドコモの半額で電話番号の前に特定番号を入力することによって使える5分定額を出したことを紹介しました。その後、一時的なキャンペーンとして2016年10月から5分間という時間を10分間と倍に伸ばすサービスを行なっていたのですが、その後のプレスリリースでオプション料の850円は変えずに、そのまま2017年2月1日から「10分かけ放題オプション」として引き継がれることになりました。キャンペーンは自動的に1月31日で終了となります。

まだ、大きなニュースにはなっていない気もしますが、このインパクトというのは相当大きく、今までの5分間の定額ではつい時間をオーバーしてしまうという人にとっては、解約料を取られない時期になったらOCN モバイル ONEにMNPをした方が得になることは確かです。

現状で一番安いプランは「一日110MBコース」で月額1,600円(税抜価格 以降も同じ)なのでこのプランに「10分かけ放題オプション」の850円を付けると2,450円/月になります。大手キャリアの5分定額の基本料金が1,700円なので、通話専用で使いたいという場合には確かに厳しいかも知れません。ただ「OCN モバイル ONE」の「一日110MBコース」は十分データ通信も利用でき、低速にアプリで切り替えてもLINE通話(音声)は低速の範囲でも十分できますので、通話時間によって併用することで友人と時間を気にせず話したければLINE電話を使い、仕事やちょっとした連絡を不特定多数とする場合には「OCNでんわ」の10分間の定額を利用するというように分けて使うこともできます。

そして高速に切り替えれば動画も見られるクオリティが得られます。この発表は他に5分定額のサービスを大体同じような料金で提供している他のMVNOは追随できるのかどうかということも気になりますが、規模が小さく無理をしてこのサービスを行なっているようなMVNOがもしあったとしたらかなり苦しいのではないでしょうか。

そもそも、この日本で通話定額というサービスを全国規模で一番最初に始めたのは携帯電話のキャリアではなく、2010年12月サービス開始のPHSのウィルコムが行なった「だれとでも定額」でした。月500回までの制限があって980円/月かかりました。通話プランと組み合わせると今回のOCN モバイル ONEと同じくらいの月額になりますが、こちらの方はメール無制限でもネットを使うには別料金でした。

その後、こうした通話定額に活路を見い出そうとしたウィルコムを狙い撃ちするような形で大手キャリア3社が相次いで横並びの通話定額サービスをぶち上げたわけで、この10分という長さというのは、お金のないウィルコムが多くのユーザーに満足する形で通話定額を使ってもらうためには5分ではなく10分でないとだめだということで10分に決めたということもあるので、今回のOCN モバイル ONEはかなり戦略的に他のMVNOに戦いを挑んできたと言えるでしょう。

個人的にはこうした流れを受けて、MVNOでも24時間無制限の定額サービスを行なうかということもあるのですが、とりあえず10分間はお金がかからず電話できることに魅力を感じた方は新規契約や番号そのままでMNPをするタイミングは早ければ早いにこしたことはないと思います。なぜなら、同じ10分定額にしてくるMVNOはあっても、さらに長時間の定額通話を出してくる所が出てくるまですぐというわけにはいかないと思えるからです。そうして契約した後、できるだけ早い時間で(MVNOの音声通話SIMの場合は1年間の契約継続がないと解約料がかかるようになっています)次の展望を見ながらOCN モバイル ONEを継続する選択肢も残しながら利用を続けられるというメリットを得るためには早く契約して使った方がいいというわけです。

スマートフォンで利用する場合は専用の「OCNでんわアプリ」から発信すればアプリ経由での通話は定額対象になりますが、標準の電話アプリでの発信はドコモの通話料と同額となり、30秒20円の通話料がかかりますので、くれぐれも注意しましょう。




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