「OCN モバイル ONE」その5 低速時には有難い「バースト転送機能」が実現

OCN モバイル ONEでは2016年6月16日から低速接続時に有難い「バースト転送機能」の提供を始めるというアナウンスを出しました。MVNOに限らず規定の高速クーポンを使い切った場合や、アプリなどであえて高速クーポンを使わない設定にしていると、普通は最大でも200kbpsに制限されるのが当り前なのですが、この「バースト転送機能」があると何が違うのでしょうか。

普通200kbps程度のスピードでインターネットに接続した場合、大きな写真が掲載されているページなどは、表示するまでに少し時間がかかることがあります。これは、ページ全体の容量が多いためある意味しょうがないことでして、解決法はなく多少のストレスを感じながらも待つしかないわけですが、MVNOの中にはこのストレスをいくらかは解消できる手段として「バースト転送機能」を提供しているところがあります。

この仕組みというのは、データの転送を開始した最初だけ、LTEのフルスピードで接続できるというもので、すぐに低速になってしまうのですが最初の段階である程度のページの読み込みができてしまえば重いページでも比較的早く開くようになり、ストレスが軽減できる可能性が高いサービスなのです。

この仕組みというのは実はOCN モバイル ONEと同様に老舗のMVNOであるIIJmioが当初からサービスしてきたもので、IIJmioの回線を借りてサービスを提供しているDMMmobileなどでも使えるようになっています。今まではバースト転送機能が付くもののデータ量の3日間制限のあるIIJmio系か、低速無制限ながらバースト転送機能のないOCN モバイル ONEかというところで悩んでいた方もいたかも知れません。

しかし今回のOCN モバイル ONEの発表で、月3GBないし1日110MBの高速クーポンが翌月ないし翌日の繰越があり、専用アプリで高速と低速の切り替えが可能で、Wi-Fiスポットも試験的ではありますが利用可能の上、バースト転送機能も使えるとなってはMVNO回線のスペックだけを見ると、月額千円前後のデータ通信業者の中では、OCN モバイル ONEが一歩抜きん出た感じがするのは私だけではないでしょう。

もちろん、こうしたスペックだけを見ても、実際にある程度のスピードが出て使えるMVNOでなければ意味がありませんが、データSIMを選ぶとしたらまずは候補の一つとして挙げられることは間違いありません。

ここまでサービスが整備されてきたOCN モバイル ONEに対抗するところが出てくるのかどうかという事も興味深いですが、データ通信専用SIMなら解約料はなく契約事務手数料さえ出せばいつでも乗り換えることができますので、常に最高のものを持ちたいと考えている方は乗り換えを考える際の参考になるでしょう。




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