ぷららモバイルLTE その2 終了のお知らせと代替業者

2017年5月に入り、一時期は他のMVNOに先がけて高速通信の「無制限」プランを開始したことでも知られる「ぷららモバイルLTE」が、同年5月2日で新規申込を終了するとともに、11月30日付けでサービスを終了することを発表しました。MVNO業者が数多く営業する中、競争に敗れるような形で撤退するところは出てきて当然だと思っていましたが、NTTグループとして知られているぷららが撤退するとはと思われた方も少なくないのではないでしょうか。

ユーザーへの対応策としては、同じグループのMVNOであるOCN モバイル ONEにお得な条件で乗りかえられるキャンペーンを開催予定ということですが、現在もぷららに加入している方の中では売りである「定額無制限プラン」に加入されていた方も多いのではないかと思います。そこで、今後はどうすればいいのかという点について考えてみることにします。

ぷららの方で乗り替えを推奨するOCN モバイル ONEには定額無制限プランはありません。今回のぷららの撤退を機に新たな無制限プランが出てくるというのなら注目に値しますが、そうした新プランの発表がない場合は、既存のプランから選ぶということになるでしょう。具体的に挙げるとすると以下のようなプランになるのではないでしょうか。

・U-mobile LTE使い放題 データ専用月額2,480円(税別・以下の表示も同じ)
・ワイヤレスゲートFonプレミアムプラン データ専用月額1,556円(最大3Mbps)
・Wonderlink F-使い放題700プラン データ専用月額1,580円(1GB使用後最大700kbps)

ただし、昨今におけるMVNOに対しての速度についての広告表示について、実態にそぐわない事が問題になっているので、今まで通信無制限プランのあった日本通信が無制限プランを止めて20GB以上の高速クーポンを増やしたように、高速クーポンを増やしたプランや、特定のサービスを高速のまま利用できるようにする「カウントフリー」プランの方に人は移りつつあります。

今回のぷららの決断も、通信無制限を謳い文句にユーザーを集めたとしても、利用者集中により思ったほどスピードが出なくなり、その噂がネットで広まってしまうと、多少回線の増強をしたくらいでは追い付かないほどのネガティブな意見がネットで回ってしまうという悪循環にはまっていた部分もあったように思えます。そうした理由だけで撤退ということになるなら大変残念ですが、現在も利用者集中によるスピードの低下に対しては確かな対策というものはないので、利用者側がどこで我慢して使い続けるかということに、他社も含めた「通信無制限プラン」の今後がかかってくるのだろうと思います。

とりあえず、今ぷららの無制限を使っている方は、自分の利用しているデータ通信は何をする時に使うのかということをまずは考えることで、どのMVNOのどのプランに乗り替えたらいいのかということがはっきりしてくると思われます。

YouTubeやAbemaTVという風に具体的に見るサイトが決まっているのなら、Biglobeの高速クーポンが6GBのプランに「エンタメフリーオプション」を付ける方が同じ無制限プランを契約するよりも便利になる可能性があります。カウントフリー系のオプションの中に自分が使っているサービスが入っていない場合や、ルーターをパソコンにつないでWindows UpdateのようなものまでLTEでやりたいという場合は、無制限プランというよりも20GB以上の自分の毎月のデータ通信利用に合った高速クーポンの付いたプランを選ぶ方がいい場合もあります。

こうして、ぷららLTE定額無制限プランについて考察していくと、改めて純粋な意味での無制限使い放題という有線によるインターネットと同じ環境をLTEで作り出すのは大変難しいということがわかってきます。そんな中、最初にこうしたサービスを行なったぷららLTEの英断というのは、不幸にも失敗したとは言え、LTEを私たちがどう使うかという点について深く考えさせてくれた点については感謝しなければならないのかも知れません。

今後も、SIMカードを使ったLTE通信については必ずしも制限なしの高速で常に使えるわけではないということを十分に理解しながら、新たなプランを期待しつつ、多くの人が使いやすいプランを紹介していこうと思っています。


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