楽天モバイル その5 「コミコミプラン」はY!mobileキラーか?

テレビコマーシャルを使って「1980」という数字を意識させるY!mobileのスマホユーザーに対する戦略ですが、他のMVNOも手をこまねいてばかりもいられないだろうと思っていたところ、ある意味ライバル企業である楽天モバイルからまたまたスマホセットの「データ通信が2GBから4GBまでのプラン」「楽天でんわによる5分定額」「スマホ代金(分割購入の場合。一括購入の場合は通信料のみの負担)」がセットになった新プラン「コミコミプラン」が出てきました。

このプランは3種類のスマホのうちどのスマホを選ぶかで「プランS」「プランM」「プランL」というプランが決まってしまいます。それでも、最安の「プランS」では1年間は1,880円でスマホを持てるというY!mobileやUQ mobileと比べても月100円戦略的に安くしたプランがひときわ目立ちます。

さらに、Y!mobileやUQ mobileと違う点は、24ヶ月の継続契約が基本ではあるものの、24ヶ月終了後に契約が自動更新しないことです。これは、2年契約を続ければ後は続けても移ってもいいということで、更新月云々を考えずに済みますので個人的には評価してもいいのではないでしょうか。

そして料金的なことでいうと、最安月1,880円からの端末の分割購入のプランに注目が集まりますが、端末の一括購入した場合の料金プランを見た方がこの「コミコミプラン」がどんなプランなのかわかりやすいと思いますので、ここではあえて先に端末を一括購入した場合の料金の変化がどうなるか紹介しましょう(表示金額は全て税抜です)。

・プランS(ZTE BLADE E01 一括購入価格12,800円 高速クーポン2GB)
1年目 1,346円 2年目から2,480円 2年間の通信料 45,912円

・プランM(HUAWEI P9 Lite 一括購入価格29,977円 高速クーポン2GB)
1年目 1,230円 2年目から2,230円 2年間の通信料 41,520円

・プランL(富士通 Arrows M03 一括購入価際32,800円 高速クーポン4GB)
1年目 1,613円 2年目から2,613円 2年間の通信料 50,712円

こう比べてみると、通信料だけで比べるとプランMの方が安いことがわかります。HUAWEI P9 Liteは評価の高い端末ですし、端末は機能で選びたいという場合はプランMの方がいい場合もあるということです。ただ共通していることは、1年目の値引額が12,000円あり、実質的に端末代の値引きを行なっていて、値引きの条件というのがこのプランを2年続けることだということです。2年間の通信料が上記の金額と同じか高いような場合はお得になり、逆に通信料が上記より安い契約で使っている人にとっては、単体でスマホを購入した方が安い方があるということですので、その点は十分考えた上でこのプランに入るかどうかを決めるようにしましょう。

今回のプランを見ていてちょっと残念なのが、プラン分けが端末の種類で分けているので、防水・ワンセグ・おサイフケータイ付きの富士通 Arrows M03を選びたい場合、高速クーポン2GBの安いプランを選べないということです。今後、Arrows M03がどのくらいの価格で売られるかにもよりますが、毎月4GBは十分使うなら一押しなのがArrows M03をこのプランで手に入れてしまうのもいいかも知れません。この端末はドコモのSIMだけでなくauやソフトバンクのSIMを入れても使えるものであるだけに、契約期間中でも他のSIMフリー端末を購入したものに楽天モバイルのSIMカードを使い、M03の方はauやソフトバンクで面白そうな格安SIMが出てくれば入れ替えて使っても面白そうです。契約を終了した2年後でも3社どのSIMでも使えるというのは、かなりつぶしが利く端末になることは確かです。

今後、通話定額を含めたMVNOの新サービスがどうなっていくかによって、このような2年継続が必要なプランの評価は変わってくることが予想されますが、通常の音声通話付プランでも12ヶ月の最低利用期間が付いているところがほとんどなので、気にならなければいいという方も多いでしょう。そういう意味ではY!mobileの1,980円プランと真向からぶつかるキラープランとして積極的に比較対象にするべきプランであると言えるでしょう。




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