TONE モバイル その8 富士通製の新機種「m17」で魅力もアップ

TONE モバイルというMVNOは他の事業者と比べると少々営業形態が違い、TONE モバイル専用にチューンアップされたスマホとの同時購入が必須になります。こうした事はなるべく安く、さらに既に持っているスマホにSIMカードだけ差して使いたいという方には適しませんが、基本料金が1,000円/月と安く、さらにお子さんやお年寄りに使いやすいスマホを提供しているという点は、全く何もない状態からスマホを始めたいという方にとっては有難く、アフターサービスも充実しています。

そんな中、iPhoneでなくても、スマホに防水やワンセグ機能が欲しいという場合には、サービスに興味はあってもTONE モバイルは契約できないと思って敬遠していた方も少なくないと思うのですが、2017年8月1日新発売される新しい専用スマホ「m17」は国内メーカーの富士通のスマホで、既に出ている同社のSIMフリースマホ「Arrows M04」のようにおサイフケータイ・ワンセグ・防水でハンドソープで洗えるという過去最高のスペックを誇ります。
さらに耐衝撃性も売りにしており、落としても割れにくいガラスや背面塗装で衝撃に強い本体を実現しているとのことです。もちろんTONE モバイル自体のサービスも使えますから、今後家族で持ち続けるにしてもしばらくはこれ一つで普通に使うなら不自由を感じることはないでしょう。

なお、端末の価格は税抜価格で34,800円と、「Arrows M04」と同じくらいですが、こちらは専売のスマホなので価格のディスカウントはさらに新たなスマホの販売がTONE モバイルからなければ、定価のままで購入ということになると思います。ということは、何らかのキャンペーンがらみで狙うのでなければ、早めに購入して使い込むような形がいいのではないかと思います。

最初にも書きましたがこのTONE モバイルのサービスは独特です。標準で音声通話の番号は取れない代わりに(オプションで090から始まる番号を取得できます)050から始まるIP電話の番号がもらえ、サービスセンターへの問い合わせや他の人との通話はIP電話を使って行ないます。

また、データ通信速度は基本料金が月額1,000円の格安にも関わらず、500kbpsから600kbpsの中速での通信が可能です。同じような速度のWonderlinkのSIMを使っている私の実感からすると、ネットラジオを始めとする音楽ストリーミングのサービスを流し続けても途切れることなく聴けるレベルです。

ただ、YouTubeやAbema TVのような動画配信サービスについては、ネット検索をすると低画質では使えるという記載のあるページを見付けることができますが、TONEモバイルの発表では、スピードは確保されていても動画視聴やアプリのダウンロードをするためには標準コースのままではできず、有料にて高速クーポンを購入しないとできないという風に発表されているという記載もあり、情報が錯綜しています。元々TONEモバイルはハードに動画を見ようという方が使うようなところではないので、あまり心配しなくてもいいかも知れませんが、動画を本格的に見たいというような場合は他のMVNOを検討した方がいいように思います。

今までも安く中速のデータSIMを持つならTONE モバイルという流れはあったように思いますが、動画を見るような使い方をしないなら十分にキビキビ動く中速を確保しているため、今回の新機種の発表で改めてTONE モバイルのポテンシャルの高さを感じる人が出てくるのではないでしょうか。

してみると、ガラケーとの2台持ちで持てば使い方によってはデータ回りの事は全てこのスマホだけで済んでしまうでしょうし、一台のみでも何とかなるレベルになるでしょう。特におサイフケータイをTONE モバイルで使いたかったという人にとっては朗報です。TONE モバイルのターゲットである小さなお子さんやシニア層の方だけでなく、広く中速で色々使えるスマホとデータ通信サービスを利用したい方は検討に値する一台だと思います。




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