UQ mobile その2 月2,980円「ぴったりプラン」Y!mobile「スマホプランS」との比較

前回のエントリーでプラン名だけ紹介して無料通話付・データ通信・端末がセットになって月額2,980円(税抜)の「ぴったりプラン」について今回は紹介します。ここまで紹介したMVNOの音声通話付プランの中で、初めて通話に関して「無料通話」を付けたプランということで実に画期的なプランだと言えます。

 

ここで、ちょっと面白い比較をしてみたいと思います。MVNOではありませんが、第四の通信会社と言われる「Y!mobile」ではテレビコマーシャルで一押しのプランとして、ソフトバンクからのMNPを除けば、同じ月額2,980円(税抜)で2年間通話もネットも使える「スマホプランS」というものがあります。さらに、今までは2年の契約期間が終了すると、翌月から3,980円と千円分高くなるという決まりがあったのが、「UQ mobile」の「ぴったりプラン」の発表を受けてのものであるからなのかわかりませんが、常に2,980円で契約を続けられるよう、「Y!mobile」の規約が変更されました。

 

この「ぴったりプラン」「スマホプランS」の2つのプランは2年契約が前提になっています。「UQ mobile」はMVNOとして様々なプランを販売していますが、この「ぴったりプラン」だけは端末をセットにして売り、2年縛りを行なうことによってこの金額を実現しています。そういう意味で同じ2年縛りの「スマホプランS」と比較する意味があるのではないかと思います。では、お互いのプランの利用シチュエーション別にその違いを見ていきましょう。なお、どちらのプランにもある別料金の様々なオプションについてはここでは加味していません。

 

(通話明細について)
まず、違いに気を付けたい点は「UQ mobile」は通話定額ではなく「無料通話付き」タイプの通話プランになることです。基本料金は30秒20円ですが、毎月無料通話分が1,200円分(通話時間換算約30分)付いていて、その分を超える分は実費として加算されます。対して「Y!mobile」も30秒20円の基本料金は同じですが、一回10分以内の通話なら月300回まで定額になっています。時間や回数をオーバーした場合にはそれ以降基本料金が加算されます。

 

(データ通信について)
高速クーポンの量についてはどちらのプランでも1GBとなっています。エリアや時間帯によるスピードの違いはここでは考えないことにして、低速になった時の違いがあります。「UQ mobile」の方は低速でも通常規制される200kbpsでなく、最大300kbpsまでスピードが出るので、早めに高速クーポンを使い切った場合でもサイト閲覧やSNS利用について考えられている印象です。また、低速通信でも3日3GBのデータ通信を行なうと、auからの規制がかかると言われています。「Y!mobile」の方は、低速時には最大128kbpsまで絞られます。

 

(端末について)
端末についてはau回線を使う「UQ mobile」と、自回線(ソフトバンク網に接続)ということで個別に比較するには無理がありますが、「UQ mobile」の場合は端末の購入代金が入っての金額であるのに対し、「Y!mobile」では割引はあるものの端末は別途購入する必要があるので、最新の端末だと高く、古い端末だとかなり安く使えるという差が出てくる場合があります。そのため、2年間の契約終了後にも違いが出てきます。

 

「UQ mobile」は全ての料金が入っている関係から、分割の端末代金を払い終えた後は以降の月額が1,000円引きとなり、同じ端末を使い続ける限りは毎月1,980円で維持することができるようになります。ただし、2年縛りの自動継続契約であることは変わらないので、この点は注意が必要です。「Y!mobile」の場合は、端末料金が入っていないということもあり、2年間の契約をさらに継続する場合は2,980円という金額はその後も変わりません。ただ、通話部分の差はかなり大きいので、実勢価格からすれば千円高でもまだ安いという気もします。

 

(その他)
「UQ mobile」では「ぴったりプラン」に自動付帯するサービスとして「ぴったりアプリパック」を提供しています。

「スマートフォンセキュリティ」
「超便利ツールズ」
「超ブルーライト削減」
「乗換案内Plus」
「Fujisan Reader」
「おしゃべり翻訳機」
「地図マピオン」
「万能カメラ」
「ジョルテ」
「驚速メモリ」

 

以上の10のアプリが無償で使えるので、日常的なスマホの利用に十分役に立つでしょう。また「Y!mobile」には、「Yahoo!Japan」のサービスを使ってランクを上げるほど、利用できる高速クーポンを増やすという「パケットマイレージ」の仕組みがあります。すでに「Yahoo!Japan」のサービスを使っている方は、サービス利用頻度に応じて高速クーポンの量をを増やすことができます。

 

ここまで2社のプランの差を見てきましたが、総合的な安さの点でいえば「UQ mobile」の方に分があると言えるでしょう。ただ、通話に重きを置いて選ぶ場合はその結果が違ってくることもあるでしょう。このような比較をしてみて思ったのが、「UQ mobile」は三大キャリアや「Y!mobile」のプランをよく研究した上で満を持して出してきた意欲的なプランであると言えるでしょう。月額2,980円というのはauやau系MVNOからの転入ではこの金額で契約できないものの、端末が入っての価格なので、それほど自分から電話を掛けないようなケースでしたら十分魅力があるプランだと思います。現在auやau系の会社で電話を使っている場合は、一旦解除料の発生しない「イオンモバイル」に転出後改めて転入するという方法なら2,980円で維持できますので、興味がある方はそんなことも考えてみるのもいいのではないでしょうか。今後、さらに利用できるスマホの種類が増えてきたりするかも知れませんので、今後の展開にも期待したいところです。



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