ワイヤレスゲート SIMサービス その2 FonプレミアムWi-Fiは 3Mbps無制限

MVNOの無制限プランとWi-Fiサービスの将来を見ていく中で、中々面白そうなプランがワイヤレスゲートから出てきました。個人的にワイヤレスゲートの印象といえば、今までは同じ無制限は無制限でも480円プランの低速(250kbps)のもの一択でしたが、今度は最高3Mbpsという「ぷららモバイル」と同じレベルの高速無制限のプラン「FonプレミアムWi-Fi」が出てきたのです。

 

今のところ際立った制限というのもなく(ファイル交換ソフトなど、著しい量のデータ通信が確認された場合には制限が入るそうですが)、他の無制限プランの中にはある3日で使ったデータ量に応じての規制もないということです。さすがに極端な使い方をするヘビーユーザーでなければそれほどあからさまに規制されることはないでしょうが、お昼の時間や夜から深夜にかけて、どの程度の速度の低下があるかというのは今後気になるところです。ただ、さらにびっくりするのはその料金の低さです。具体的に紹介しましょう。

 

・使い放題データ専用SIM 月額1,680円(税込)
・同プランSMSオプション付 月額1,880円
・同プラン音声通話プラン 月額2,980円

 

このようにこの中で最安のデータ専用SIMなら、いわゆる高速無制限プランでは業界最安で利用できます。「ぷららモバイル」の使い放題プランと比べて千円以上安く、さらにこれから説明するWi-Fiサービスが付くわけですから、かなりのお買い得のプランと言えます。

 

そして、今回の目玉のもう一つである、公衆Wi-FiサービスのFONについて簡単に説明します。このシステムは、よくあるWi-Fiスポットのように、事業者が設備を用意しているものでは基本的にはありません。一般ユーザーがFON専用のモバイルルーターを購入して自宅に設置し、あくまで個人レベルで、同じFONルーターを使っているユーザーに自宅のWi-Fiを使わせてあげるという、相互扶助のようなサービスです。自宅周辺までWi-Fiを使用させてあげる代わりに、他のFONユーザーが自宅やお店のWi-Fiを一部開放しているスポットを無料で使えるようになっています。FONユーザーは日本だけでなく海外にも多く、逆に私たちが海外旅行へ行った先でもアクセスポイントが開放されていれば、その場でインターネット接続を行なえるというシステムです。

 

日本では一時期、ソフトバンクがこのFONルーターを多くのユーザーに配り、多くのFONアクセスポイントがSOFTBANKモバイルポイントと並列して出現しましたが、ソフトバンクのFONアクセスポイントは従来のFONユーザーでは使えないというおかしなことになってしまい、一時期は「偽FON」と呼ばれもしました。その問題も、ソフトバンクが公衆無線LANの仕様を変更したことにより解決し、今はWi-Fi検索で見付けた「FON」のアクセスポイントから接続できるようになっています。

 

先述の通り、基本的には「FON」が販売する専用ルータを自宅のインターネットに接続し、アクセスポイント化されたスポットを使うというイメージです。ワイヤレスゲートの新しいSIMは、このアクセスボイントを利用できるようになっているのですが、商用のサービスと違って個人のネットワークに依存するため、住宅地にスポットがあったりするのが少々使いにくいかも知れません。ただ、最近では全国の道の駅にスポットがあったり、東京の浅草六区エリアで利用可能になるなど、アクセスポイントは増える傾向にあります。特に海外で「FON」を使っていて日本でもその流れで使いたいと思っている人は少なくないと思われます。今後2020年の東京オリンピックに向けて、意外にも化ける可能性のあるWi-Fiサービスかも知れないので、その推移を見る意味でもこのワイヤレスゲートのWi-Fiがどうなるのかというのは継続して見ていきたいと思っています。

 

ただ、繰り返しになりますがWi-Fiサービスがなくても十分魅力的なプランであることは確かで、常に3Mbps前後のスピードが出るのなら、動画や音楽、ゲームなどをWi-Fiにつながなくても利用できるくらいのクオリティーはあるでしょう。端末だけではなくChromecastを使えばテレビにネット画面や動画を出すこともできるようになるので、かなりモバイル通信の可能性が広がります。SMSや音声を付けると他社と比べて追加分が高いので、モバイルルーターやタブレット端末に入れて使うといいかも知れません。

格安SIM・スマホ ブログランキングへ


スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。